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第311話 領主会議ーエルスタイン領編5
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リビングで話をした後、ナーナの要望で僕の部屋に来る事になりました。
「僕の部屋はみんなの部屋と違って大きくもないし何も無いよ」
「いいの、シャルルがどんなところで寝起きしているのかが知りたいのよ」
「そう…」
「私もシャルルの部屋に入るのは初めてだわ…」
「そうです。誘って下さらないから…」
「そういえばオーリエもユナも部屋に来たことは無かったよね」
「私は入ったことがありますよ。シャルルの部屋はすごいんだから…」
「エリシア何を言って…、本当に特に何も無いよ…」
「ここが僕の部屋だよ。じゃあ入って…」
ガチャ…。
「ここがシャルルの部屋ですか~」
「とっても綺麗な石が飾ってあるわ」
「いい匂いがするぅ」
扉を開けるとジェシカ達三人がなだれ込むように入って、部屋を見渡しながら感想を言っています。
「特に見るところは…ないでしょ…」
ガタッ…、ドサッ…。
「ど、どうしたのエリシア、オーリエ、ユナ…?」
扉の方を振り返ると、後から入って来ていたエリシアが膝を付き、オーリエがしゃがみこみ、ユナが内股を閉じてモジモジとしていました。
「えぇ、シャルルの匂いが濃くって…」
「なんだか力が入りません」
「急に下腹部がドクドクとしてきて…」
「え~っ、何を言っているの。ジェシカ達は普通にしているよ」
スーハー、スーハー。
「確かにシャルルの良い匂いがいっぱいしますね」
スンスン…。
「確かに匂いを嗅いでいるとフワ~っとした気分になるけれど…、エリシア様ほどには…」
「はい、じゃあ終了~!」
「メラニーも僕のベッドから出ようね~」
「え~っ、もう終わりですか?」
「メラニーさんだけずるいです」
「僕の部屋に大人数でいても座れないから…、そ、そうだ、庭でジェシカやナーナ達の魔法を見せてよ」
「あれからかなり上達したんでしょ?」
「シャルル~、私も大きな【水球】が作れるようになったのよ」
「メラニーもすごいね。じゃあ見せてもらおうかな」
ベッドから出てきたメラニーが僕の足元に抱き付きながらそう言ってくるのでした。
「うん!」
メイドのお姉ちゃん達も含めゾロゾロとみんなで庭に出てくると、早速メラニーが手のひらに【水球】を作りだしました。
「ほら、シャルル~、大きな【水球】が作れるようになったでしょ?」
「本当だね、すごいよ。水属性は他の属性と違って【治療】なども出来るようになるからこれからも頑張るんだよ」
「うん、分かったよ」
「次は私よ、シャルル…」
「私はね、砂で【造形】が出来るようになったのよ」
ナーナがそう言うと、砂で“りんこ”や“あくみ”を造って見せてくれました。
「す、すごいよ。前にフィルお姉さんが造ってくれたぐらい本物に見えるよ」
「頑張って練習したんだね」
「まだ、これぐらいの大きさの物しか造れないけれどね」
あ~、やっとシャルルに褒めてもらえました。
頑張って練習してきた甲斐があります。
「土属性は想像力が大切だからねぇ。なんだか絵を描くように造形が出来るって羨ましいよ…」
「「「シャルル…」」」
シャルルには“転移の祠”が使えるほど魔力があるのにどうして魔法が使えないのかしら…。
いいえ、きっといつか魔法も使えるはずです。
私が神様の子供と思っていたぐらいなのですから…。
「次はジェシカだね」
「はいっ」
ジェシカもカリーナお姉さんに教わって【火球】や【火矢】も出来るようになっていましたが、かつてのエリオンお姉ちゃんのように不安定な【火球】でした。
「ジェシカも3年でここまで出来るようになったんだ…」
「でも、【火球】は炎で球を作るようにしないと…ねっ」
「えっ!? シャルル…」
「シャルル、私もエリオンさんに教わってその【火球】が出来るようになりましたよ」
「そ、そうなの? オーリエも頑張っているんだね」
「はい、もちろん」
「じゃあ、ジェシカに見せてあげてくれるかな。きっと見れば分かると思うんだ」
「任せてください!」
「ジェシカ、今からオーリエが作る【火球】をよく見ててね」
僕がそう言うと、オーリエがジェシカの前で【火球】を発動させました。
以前、僕がエリオンお姉ちゃんに教えたように、炎が渦巻きながら球を作りだしています。
「す、すごいです。綺麗な球になっています…」
「手のひらに作った炎を球の形にするんじゃなくて、炎で球の形にするんだよ」
「こうすると【火球】は外からの影響を受けずに綺麗な球になるんだ」
「ありがとう、オーリエ。すごく上手だったよ」
「やったぁ~、褒められたわ」
「今のをシャルルが…」
「そうですよ。シャルルがエリオンさんというメイドの方に教えられたのを、私がその方から教わりました」
「シャルルは今は魔法が使えないけれど天才なんですから…」
「ジェシカも今のを見たのならきっと出来るようになるよ。練習頑張ってね」
「えぇ…」
ジェシカの後ろでカリーナお姉さんと、ミレーヌお姉さんが驚いた顔をしていたのでこの【火球】の作り方は考えていなかったのでしょう。
僕が初めてエリオンお姉ちゃんに説明した時は、傍にいたメルモアお姉ちゃんはすでに要領を得ていたようだったのでやっぱりさすがです。
「さて、もうしばらくすると晩餐会かな」
「今回はジェシカ達が来るって分かっていたから食後に特別なお菓子を用意しているからね!」
「「ま…まさか、“あかべりーシャルル”ですか~!?」」
「エリシア、オーリエも言っちゃダメじゃない…」
「「「“あかべりーシャルル”…?」」」
「え~っ、私も知らないですぅ」
「じゃあ、ユナも楽しみにしているといいよ」
XX XY
さて、私と一緒にお風呂に入りたいとおっしゃるなら仕方が無いですね。
シャルル様に綺麗にしていただいた身体を余すところ無く見ていただきましょうか。
「グレイス様、その先はバルコニーのようですが、こんなところにお風呂があるのですか?」
「ええ、シャルル様の考えられたお風呂は屋敷の裏にあって、岩風呂になっているのです。ご覧になられると驚きますよ」
「さぁ、この橋を渡りますよ」
バルコニーに出てそう言うと、後ろで三人が感嘆の声をだしています。
既に何度も入っていますので勝手知ったるというやつですね。
毎回シャルル様に付いてこの橋を渡る時は子宮がドクドクとしてきますよ。
「こ、こんなところに橋が…」
「屋根まで付いているだなんて…」
「シクスエス様、サリー様、この橋もシャルル様の考えられた形ですが、浴場はもっとすごいですよ。早く渡ってシャルル様の岩風呂に入りましょう!」
「「「は…い…」」」
グレイス様がスタスタと進んで行かれるので私達も付いて行きます。
脱衣場に入ると扉や床、更衣棚など木製部分以外は岩肌が見えていました。
「このお風呂は8人まで入ることが出来るそうです。適当な更衣棚を使ってくださいね」
グレイス様はそうおっしゃると早速服を脱ぎだされました。
(ゴクリ…)
いよいよグレイス様の裸を見ることが出来ます。
シクスエス様とサリー様も最初はグレイス様と一緒にお風呂に入るのは乗り気じゃなかったようですが、私がお願いした理由を理解されてきたようです。
ご自分達も服を脱ぎながらチラチラとグレイス様の方に目を向けられていました。
「……」
あ~、エバーミット様達が私の裸を見ようとされているのが良く分かります。
そんなにチラチラ見なくても見せて差し上げますのに…。
本当に後悔しても知りませんよ…。
私は躊躇なく服を脱ぎ、あえて皆さんの方に向き直って浴場へ促すのでした。
「「「なっ!?」」」
「グ…グレイス様…」
「「そんな…ことが…」」
分かってはいたのです、分かっては…。
まず目に入る大きな胸はとっても柔らかそうなのに支える必要が無いくらい持ち上がっており、薄いピンク色をした胸の突起部分は、まるで取れたての果実のように張りがあってピンッと上を向いています。
それに身体全体は白くて瑞々しい肌でムッチリと柔らかそうなのに余計なお肉が無いくらい引き締まっているのです。
特に腰回りとお尻は私達の年齢からは考えられないほどで、とてもエリシア様を産まれた身体とは思えません。
「さぁ早く浴場へ入りましょう」
グレイス様が浴場に入っていかれるのを見送ってから私達も急いで服を脱ぎ、お互いに身体を確認し合います。
「「ハハハ…、ハァ~」」
「……」
サリー様とシクスエス様はグレイス様と同い年でしたね…。
私はお二人より一つ若いのですがもはや体型もそう変わらず、グレイス様の身体を見た後では私達の身体はブヨブヨとして酷いものでした。
「「「ハァ~」」」
浴場に入ると、すでにグレイス様は湯船に浸かっておられました。
私達も浴場内を見渡しながら、かかり湯をし湯船に浸かります。
「あっ、浅く造られているのですね…」
「ゆっくり湯船に入っていられるようになっているそうです」
「こちらのお湯が出てくるところにもたれてみて下さい。そうすれば分かりますよ」
「す、すごい…、気持ち良いわ~」
グレイス様の勧められるところにもたれてみると、お湯が胸を撫でるように流れ入ってくるのです。
「本当~、こんな風にお風呂に入るのは初めてよ」
「確かに癒しのお風呂ですね…」
「まさか岩をくり抜いて造られているとは…、お湯も外に繋がっているのですね」
浅く造ってあるとはいえ贅沢な湯量です。
「もう少ししたら外に出てみましょう。景色がとっても綺麗ですよ…」
「グレイス様、本当に若返ったような身体をされていますね。羨ましい…、いえ、お綺麗で驚きました」
「本当に“誕生の儀”も出来そうですね…」
「ありがとうございます。エバーミット様」
「精子さえいただけましたらいつでも“誕生の儀”は出来ますよ」
「子宮も新しくなったように感じるのですから…」
「「「し…子宮ですか…!?」」」
「皆さん、お嬢様を産まれてから子宮の存在を感じられたことはありますか?」
「いえ…」
「そう言えば…」
「まぁ、育成容器のような器官ですし…」
「ルーシャ様もおっしゃっていますが、若々しくなるのは食べ物でも魔法でもありませんよ」
「そ、それなら一体何なのでしょうか…?」
「もしかしてグレイス様は子宮が影響しているとおっしゃりたいのですか?」
「可能性として子宮が活性することによって若々しくなるのではないかと思っています」
「「「……」」」
(子宮が活性化…?)
グレイス様は何かしらを私達に教えて下さっているようですが何のことやら…。
領主の私達にとっては受精卵を受け入れて育てるだけの器官がどう関係するのでしょう。
メラニーを産んだ時は流石にお腹が大きくなるわけですから子宮の存在は分かりましたが…。
(子宮ですか…?)
確かにジェシカを産んだ後に子宮の存在を感じたことはほとんどありません。
私達領主は出産で一度使いますが、そう言えば一般の女性領民にとっては卵巣さえあれば良いのでまったく必要の無い器官なのですよね…。
(子宮の存在ねぇ…)
子宮が活性化して若々しくなるというのなら、そもそもグレイス様はどうやって子宮を活性化されたのでしょう。
そうなると、ルーシャ様達は皆さん子宮が活性化しているという事になるのでしょうか?
「まぁまぁ皆さん、難しい顔をなさらずに外湯の方も楽しんで身体を癒してくださいね」
「「「……」」」
「僕の部屋はみんなの部屋と違って大きくもないし何も無いよ」
「いいの、シャルルがどんなところで寝起きしているのかが知りたいのよ」
「そう…」
「私もシャルルの部屋に入るのは初めてだわ…」
「そうです。誘って下さらないから…」
「そういえばオーリエもユナも部屋に来たことは無かったよね」
「私は入ったことがありますよ。シャルルの部屋はすごいんだから…」
「エリシア何を言って…、本当に特に何も無いよ…」
「ここが僕の部屋だよ。じゃあ入って…」
ガチャ…。
「ここがシャルルの部屋ですか~」
「とっても綺麗な石が飾ってあるわ」
「いい匂いがするぅ」
扉を開けるとジェシカ達三人がなだれ込むように入って、部屋を見渡しながら感想を言っています。
「特に見るところは…ないでしょ…」
ガタッ…、ドサッ…。
「ど、どうしたのエリシア、オーリエ、ユナ…?」
扉の方を振り返ると、後から入って来ていたエリシアが膝を付き、オーリエがしゃがみこみ、ユナが内股を閉じてモジモジとしていました。
「えぇ、シャルルの匂いが濃くって…」
「なんだか力が入りません」
「急に下腹部がドクドクとしてきて…」
「え~っ、何を言っているの。ジェシカ達は普通にしているよ」
スーハー、スーハー。
「確かにシャルルの良い匂いがいっぱいしますね」
スンスン…。
「確かに匂いを嗅いでいるとフワ~っとした気分になるけれど…、エリシア様ほどには…」
「はい、じゃあ終了~!」
「メラニーも僕のベッドから出ようね~」
「え~っ、もう終わりですか?」
「メラニーさんだけずるいです」
「僕の部屋に大人数でいても座れないから…、そ、そうだ、庭でジェシカやナーナ達の魔法を見せてよ」
「あれからかなり上達したんでしょ?」
「シャルル~、私も大きな【水球】が作れるようになったのよ」
「メラニーもすごいね。じゃあ見せてもらおうかな」
ベッドから出てきたメラニーが僕の足元に抱き付きながらそう言ってくるのでした。
「うん!」
メイドのお姉ちゃん達も含めゾロゾロとみんなで庭に出てくると、早速メラニーが手のひらに【水球】を作りだしました。
「ほら、シャルル~、大きな【水球】が作れるようになったでしょ?」
「本当だね、すごいよ。水属性は他の属性と違って【治療】なども出来るようになるからこれからも頑張るんだよ」
「うん、分かったよ」
「次は私よ、シャルル…」
「私はね、砂で【造形】が出来るようになったのよ」
ナーナがそう言うと、砂で“りんこ”や“あくみ”を造って見せてくれました。
「す、すごいよ。前にフィルお姉さんが造ってくれたぐらい本物に見えるよ」
「頑張って練習したんだね」
「まだ、これぐらいの大きさの物しか造れないけれどね」
あ~、やっとシャルルに褒めてもらえました。
頑張って練習してきた甲斐があります。
「土属性は想像力が大切だからねぇ。なんだか絵を描くように造形が出来るって羨ましいよ…」
「「「シャルル…」」」
シャルルには“転移の祠”が使えるほど魔力があるのにどうして魔法が使えないのかしら…。
いいえ、きっといつか魔法も使えるはずです。
私が神様の子供と思っていたぐらいなのですから…。
「次はジェシカだね」
「はいっ」
ジェシカもカリーナお姉さんに教わって【火球】や【火矢】も出来るようになっていましたが、かつてのエリオンお姉ちゃんのように不安定な【火球】でした。
「ジェシカも3年でここまで出来るようになったんだ…」
「でも、【火球】は炎で球を作るようにしないと…ねっ」
「えっ!? シャルル…」
「シャルル、私もエリオンさんに教わってその【火球】が出来るようになりましたよ」
「そ、そうなの? オーリエも頑張っているんだね」
「はい、もちろん」
「じゃあ、ジェシカに見せてあげてくれるかな。きっと見れば分かると思うんだ」
「任せてください!」
「ジェシカ、今からオーリエが作る【火球】をよく見ててね」
僕がそう言うと、オーリエがジェシカの前で【火球】を発動させました。
以前、僕がエリオンお姉ちゃんに教えたように、炎が渦巻きながら球を作りだしています。
「す、すごいです。綺麗な球になっています…」
「手のひらに作った炎を球の形にするんじゃなくて、炎で球の形にするんだよ」
「こうすると【火球】は外からの影響を受けずに綺麗な球になるんだ」
「ありがとう、オーリエ。すごく上手だったよ」
「やったぁ~、褒められたわ」
「今のをシャルルが…」
「そうですよ。シャルルがエリオンさんというメイドの方に教えられたのを、私がその方から教わりました」
「シャルルは今は魔法が使えないけれど天才なんですから…」
「ジェシカも今のを見たのならきっと出来るようになるよ。練習頑張ってね」
「えぇ…」
ジェシカの後ろでカリーナお姉さんと、ミレーヌお姉さんが驚いた顔をしていたのでこの【火球】の作り方は考えていなかったのでしょう。
僕が初めてエリオンお姉ちゃんに説明した時は、傍にいたメルモアお姉ちゃんはすでに要領を得ていたようだったのでやっぱりさすがです。
「さて、もうしばらくすると晩餐会かな」
「今回はジェシカ達が来るって分かっていたから食後に特別なお菓子を用意しているからね!」
「「ま…まさか、“あかべりーシャルル”ですか~!?」」
「エリシア、オーリエも言っちゃダメじゃない…」
「「「“あかべりーシャルル”…?」」」
「え~っ、私も知らないですぅ」
「じゃあ、ユナも楽しみにしているといいよ」
XX XY
さて、私と一緒にお風呂に入りたいとおっしゃるなら仕方が無いですね。
シャルル様に綺麗にしていただいた身体を余すところ無く見ていただきましょうか。
「グレイス様、その先はバルコニーのようですが、こんなところにお風呂があるのですか?」
「ええ、シャルル様の考えられたお風呂は屋敷の裏にあって、岩風呂になっているのです。ご覧になられると驚きますよ」
「さぁ、この橋を渡りますよ」
バルコニーに出てそう言うと、後ろで三人が感嘆の声をだしています。
既に何度も入っていますので勝手知ったるというやつですね。
毎回シャルル様に付いてこの橋を渡る時は子宮がドクドクとしてきますよ。
「こ、こんなところに橋が…」
「屋根まで付いているだなんて…」
「シクスエス様、サリー様、この橋もシャルル様の考えられた形ですが、浴場はもっとすごいですよ。早く渡ってシャルル様の岩風呂に入りましょう!」
「「「は…い…」」」
グレイス様がスタスタと進んで行かれるので私達も付いて行きます。
脱衣場に入ると扉や床、更衣棚など木製部分以外は岩肌が見えていました。
「このお風呂は8人まで入ることが出来るそうです。適当な更衣棚を使ってくださいね」
グレイス様はそうおっしゃると早速服を脱ぎだされました。
(ゴクリ…)
いよいよグレイス様の裸を見ることが出来ます。
シクスエス様とサリー様も最初はグレイス様と一緒にお風呂に入るのは乗り気じゃなかったようですが、私がお願いした理由を理解されてきたようです。
ご自分達も服を脱ぎながらチラチラとグレイス様の方に目を向けられていました。
「……」
あ~、エバーミット様達が私の裸を見ようとされているのが良く分かります。
そんなにチラチラ見なくても見せて差し上げますのに…。
本当に後悔しても知りませんよ…。
私は躊躇なく服を脱ぎ、あえて皆さんの方に向き直って浴場へ促すのでした。
「「「なっ!?」」」
「グ…グレイス様…」
「「そんな…ことが…」」
分かってはいたのです、分かっては…。
まず目に入る大きな胸はとっても柔らかそうなのに支える必要が無いくらい持ち上がっており、薄いピンク色をした胸の突起部分は、まるで取れたての果実のように張りがあってピンッと上を向いています。
それに身体全体は白くて瑞々しい肌でムッチリと柔らかそうなのに余計なお肉が無いくらい引き締まっているのです。
特に腰回りとお尻は私達の年齢からは考えられないほどで、とてもエリシア様を産まれた身体とは思えません。
「さぁ早く浴場へ入りましょう」
グレイス様が浴場に入っていかれるのを見送ってから私達も急いで服を脱ぎ、お互いに身体を確認し合います。
「「ハハハ…、ハァ~」」
「……」
サリー様とシクスエス様はグレイス様と同い年でしたね…。
私はお二人より一つ若いのですがもはや体型もそう変わらず、グレイス様の身体を見た後では私達の身体はブヨブヨとして酷いものでした。
「「「ハァ~」」」
浴場に入ると、すでにグレイス様は湯船に浸かっておられました。
私達も浴場内を見渡しながら、かかり湯をし湯船に浸かります。
「あっ、浅く造られているのですね…」
「ゆっくり湯船に入っていられるようになっているそうです」
「こちらのお湯が出てくるところにもたれてみて下さい。そうすれば分かりますよ」
「す、すごい…、気持ち良いわ~」
グレイス様の勧められるところにもたれてみると、お湯が胸を撫でるように流れ入ってくるのです。
「本当~、こんな風にお風呂に入るのは初めてよ」
「確かに癒しのお風呂ですね…」
「まさか岩をくり抜いて造られているとは…、お湯も外に繋がっているのですね」
浅く造ってあるとはいえ贅沢な湯量です。
「もう少ししたら外に出てみましょう。景色がとっても綺麗ですよ…」
「グレイス様、本当に若返ったような身体をされていますね。羨ましい…、いえ、お綺麗で驚きました」
「本当に“誕生の儀”も出来そうですね…」
「ありがとうございます。エバーミット様」
「精子さえいただけましたらいつでも“誕生の儀”は出来ますよ」
「子宮も新しくなったように感じるのですから…」
「「「し…子宮ですか…!?」」」
「皆さん、お嬢様を産まれてから子宮の存在を感じられたことはありますか?」
「いえ…」
「そう言えば…」
「まぁ、育成容器のような器官ですし…」
「ルーシャ様もおっしゃっていますが、若々しくなるのは食べ物でも魔法でもありませんよ」
「そ、それなら一体何なのでしょうか…?」
「もしかしてグレイス様は子宮が影響しているとおっしゃりたいのですか?」
「可能性として子宮が活性することによって若々しくなるのではないかと思っています」
「「「……」」」
(子宮が活性化…?)
グレイス様は何かしらを私達に教えて下さっているようですが何のことやら…。
領主の私達にとっては受精卵を受け入れて育てるだけの器官がどう関係するのでしょう。
メラニーを産んだ時は流石にお腹が大きくなるわけですから子宮の存在は分かりましたが…。
(子宮ですか…?)
確かにジェシカを産んだ後に子宮の存在を感じたことはほとんどありません。
私達領主は出産で一度使いますが、そう言えば一般の女性領民にとっては卵巣さえあれば良いのでまったく必要の無い器官なのですよね…。
(子宮の存在ねぇ…)
子宮が活性化して若々しくなるというのなら、そもそもグレイス様はどうやって子宮を活性化されたのでしょう。
そうなると、ルーシャ様達は皆さん子宮が活性化しているという事になるのでしょうか?
「まぁまぁ皆さん、難しい顔をなさらずに外湯の方も楽しんで身体を癒してくださいね」
「「「……」」」
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