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第483話 【閑話】クーシアの納得
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私はクーシア。
領主会議のお供でエルスタイン領都から数日離れただけですが、自分の作業室が久しぶりに感じます。
昨年の領主会議はエルスタイン領都で行われたそうですが、それ以前は領主会議の為に片道で10日近くも掛かっていたそうです。
シャルル様の魔法で一瞬にして他領へ行けるようになったのは便利ですが、シャルル様とゆっくり旅が出来た頃も羨ましく思えます。
「さてと…」
カプランド領都でお願いされたべリンダさん達のメイド服を作っていかないと…。
それにシエラ先輩やメンテール先輩以外にもお腹が大きくなってくる皆さんの服も準備しておかないといけません。
(でもまずは…)
試着室に入り裸になると首輪に付けてある“三つの輪”を取り外します。
シャルル様から一人の時は装着しても良いと許可をいただいているので、試着室の鏡に全身を映すと胸から順番に輪を着けていきます。
「あんっ」
き…気持ち良い…。
トリス先輩に教えていただいた“女性器の観察”は夜しか出来ませんが“三つの輪”で日中も訓練が出来ます。
そして、くりとりす…。
「うっく…、あはぁ~」
輪をくりとりすにあてがい魔法を発動させると、小さくなるのと同時にくりとりすが【吸引】されキュッと締め付けてきます。
(あぁ~ん、シャルル様に啄ばまれている感じ…)
すぐに子宮がドクドクと反応し子宮に繋がる穴の奥が熱くなってくるのを感じます。
シャルル様に覚醒していただくとこんなに子宮の存在を感じるのね。
「私もいつかシャルル様の精子で受精出来るのかなぁ~」
鏡に映るお腹はぺたんこで今は想像も出来ませんが、子宮に繋がる穴から溢れるほどの精液を注がれた感覚を思い出すと期待は高まります。
「我慢できるかしら…(ボソッ)」
服を着ると少し動くだけで乳首とくりとりすが擦れて身体が勝手にビクビクと反応してしまいます。
クリスさん達はこの状態で運送の仕事をされているのよね…。
さっき皆さんに会いましたが出掛けられる前よりとても艶やかになっておられました。
私も早く皆さんに追いつかないと…。
夢だったシャルル様のメイドになれ、パートナーにまでしていただいたのです。
これからの目標はシャルル様に喜んでもらえるような身体になることですね。
XX XY
「クリス、アシュリ、フラネル、ロクサーヌお帰り…」
おやつの後、クリス達から報告を受ける為に部屋に呼びました。
「「「「シャルル様~」」」」
「ようやくお会い出来ましたよ~」
「皆ごめんね、色々と忙しくて…。そういえば今回は日数が掛かったみたいだね」
「はい…、ムーランさんのお手伝いもしてきましたので…」
クリスが代表して報告してくれています。
「そうなんだ、それはご苦労様」
ムーランの今年の仕事もほぼ終わりかな…。
【転移門】の魔道具を渡してあるので休暇になったら遊びに来ることでしょう。
少し前にチェスカを連れて来ていたようですが残念ながら会えていません。
「それで…、マイヤさんからシャルル様の発明料を運んで欲しいとお願いされたのですが、魔動力車には積めないほどあるそうなのです」
「えっ、そんなに!?」
昨年はエバーミットが領主会議に来る時に運んでくれたんだっけ…、そういえばどれだけのお金か確認もしていなかったよ…。
お金って皆へのお給金や魔道具製作所の設備投資以外ほとんど使ったことが無いんだよなぁ~。
あるに越したことはないけれど、もっと新しい事に使った方が良いのかな…。
『シャルル魔道具製作所』の方はミルキー達が管理してくれていることでしょう。
「……分かったよ。今度4人がケープノット領都に行く時までに考えておくよ」
僕が受け取りに行けば一瞬で終わる事なのですが、そろそろクリス達に【転移門】と【収納】の魔道具を持たせても良いかもしれません。
まてよ…、【接続】も使えばもっと便利になるかも…。
「それにしても4人ともしばらく見ていないうちに更に若々しく艶やかになった気がするよ」
「そう言っていただけると嬉しいです。私って意外と頑張り屋なんですよ」
仕事に出ている間はほとんど“三つの輪”を着けていましたからね。
「ハハ…、分かっているよ、アシュリ…」
この屋敷に来た時からそうだったものね。
「シャルル様~、キルシッカさんの両眼がシャルル様と同じ黒色に変わっているのはなぜなのですか~?」
以前から覚醒された皆さんの左眼がカラードのように黒色に変化しているのは気付いていましたが両眼共なんて…。
「え~っと、それはその…、今度フラネル達にも教えるよ」
フラネルはどうしても同じ薄褐色の肌のキルシッカが気になるようです。
「シャルル様、私達が仕事で出掛けている間に屋敷の皆さんの雰囲気が変わっているのです。シエラ先輩とメンテール先輩はメイド服まで変わっていましたし…、そういえばトリス先輩も左眼が黒色に変わっていましたよ」
フラン先輩達に何やら自慢されていましたからね…。
「ロクサーヌ、それにも理由があるんだよ…」
困ったなぁ~、さすがに誤魔化せなくなってきています。
「シャルル様、クーシアさんも艶やかになられていましたよ…、あれってまさか…」
「うん、クリスの予想通りクーシアも先日正式なメイドになったからね…」
「そ…そうでしたか…、急に大人っぽくなっていて驚きましたよ」
クーシアが僕のパートナーになっていると知ると驚くだろうなぁ。
女性器の観察も頑張っているみたいだからジェシカやカリーナより先にクリス達をパートナーにしてあげた方が良いかもしれません。
「それで…シャルル様…、私達もまたお願いしたいのですが…」
「ハハ…、そう言ってくると思っていたよ。近日中に観察の成果を見せてもらうからね」
「「「「はいっ!」」」」
XX XY
コンコン、コン。
「はっ…はい…!?」
ガチャ…。
「クーシア、今ちょっと良い?」
「シャ…シャルル様~、だ…大丈夫です。何かご用でしょうか?」
「うん、これからクリス達をシャルル島に案内しようと思うんだ。それでクーシアもこの機会に一度シャルル島に案内しておこうと思ってね」
「嬉しいです。ご一緒します」
シャルル様と屋敷の玄関に向かうとクリスさん達が待っておられました。
(そのまま着けてきちゃった…)
座っているだけでも感じるのに、気を抜くと身体が反応しちゃいそう…。
皆さんに気付かれるとシャルル様に怒られてしまうわよね。
なるべく目立たない位置に移動します。
「この“シャルルの扉”、気になっていたのです」
「アシュリも驚くと思うよ…」
「聞いていると思うけれど、自分の行ったことのある所へならこの扉を使って行けるけれど、行先に“シャルルの扉”が無ければ帰って来られなくなるからね」
そう説明しながら早速扉を開けます。
「何ですか!? 扉の中が黒く光っています…よ」
「フラネル、この中に入るからね。皆も僕の後について来てね」
「「「「「は…い…」」」」」
「えっ!? ここがシャ…ルル…島…?」
扉を潜ると一瞬で気候が変わっているのを肌で感じます。
足元は石畳と砂…、目の前には建物があり、所々に大きな木々が立ち並んでいるのが分かります。
「うん、あっちに見えるのが湖だよ…。この島は岩壁に囲まれていて外側は海なんだよ」
「「湖と海…ですか~!」」
「海は見た事がありません…」
「私も…です」
アシュリとフラネルはキラキラと輝く湖をみて驚き、ロクサーヌとクリスもそうつぶやいていました。
「大きい島だからまた探検してみると良いよ。あの一番高い岩壁に登ると島の周囲も見渡せるからね」
かつて島の内部に侵入した入口方向にある岩壁を指差し説明します。
その岩壁の向こう側には船着き場があり、以前エマ達が生活していたのです。
「ロクサーヌ、マイヤもまだここには来たことが無いんだよ。ムーランは連れて来たことがあるけれど…」
「そうなのですか、ちょっと嬉しいです!」
マイヤはいつも私より先ですからね。
先日、私がシャルル様の正式なメイドになってから初めてマイヤと会ったのですが、更に若々しく、なんだかとても艶めかしくなっていました。
マイヤも私を見て驚いていましたが、やっぱりまだ追いつけていないのです。
「……、それからこっちが中庭だよ」
ロクサーヌが喜んだと思えば何かを考えだしたようですが、そのままヴィラの玄関にある“シャルルの扉”を教えた後、ヴィラの中央にある中庭に案内します。
「「「「「えっ!?」」」」」
「「シャ…ルル(様)~」」
「あっ、ジェシカとカリーナも来ていたんだ…」
「ここでは裸でいられますからね~」
「こっちに帰って来られて良かったです~」
二人とも最初はあんなに恥ずかしがっていたのに…。
いや、この島に来るとみんな裸で過ごしているんだよね…。
デッキにある長椅子に横たわっているジェシカはお腹の所で手を組んでいて、カリーナは両腕を頭の後ろへ回し艶めかしい姿ですが、小さめの胸が更に薄くなっているように見えます。
乳首と確かクリは立派なんだよな…。
「クリスさん達にクーシアさんも来たのね」
「皆を案内しに来たんだよ。ジェシカ達だけなの?」
「エリシアさんとキルシッカさんも来ていますが、向こうで魔法の練習をされていると思います」
「そうなんだ…」
受精して属性に捉われなくなったからね…。
「シャ…、シャルル様、ど…どうしてお二人が裸で…」
「あっ…うん、それは…ね…」
「クリスさん、この島は岩壁に囲まれて外からは見えないようになっているのよ…」
「いえ、ジェシカ様そう言う意味では…」
「あぁ、もちろんここでお仕事をする場合は何かを着ていますよ。ほら、エプロンもここに…」
「カリーナさんも違いますよ~」
薄い胸が虚しく見えますが言わないでおきます。
「シャルル島では誰もが裸で過ごすのよ。一度この感覚を知るととっても開放的で気持ちが良いんだから…。でも一番の理由はシャルルに綺麗になっていく身体を見てもらう事だけれどね!」
「「「「あっ!」」」」
((((シャルル様に身体を見ていただくですって…))))
「なっ!?」
あぁ、そうだったんだわ…。
だから皆さん“ほぼ裸”のような紐水着を依頼されていたのね。ようやく分かりました。
私もシャルル様には身体の隅々まで見ていただきたいもの…。
「ぼ…僕は水着を着けているからね…」
皆の視線が僕に集まったので誤解が無いように先にそう言っておきます。
「アシュリ達も良かったら遊んでいったら? 湖には浮き輪や飛び込み場もあるからね」
「そ…そうですね…。シャルル様もご一緒ですか?」
「ごめんね、今日は止めておくよ。詳しいことはジェシカ達から教えてもらってね」
「わ…私も仕事の途中なので今日は止めておきます…」
今裸になると“三つの輪”が着いているのがばれてしまいます。
「……そう、クーシアも仕事で疲れたらいつでも来て良いからね」
「はいっ」
クリス達4人は残る事にしたようなので僕とクーシアは屋敷の玄関に戻ります。
「クーシアは“三つの輪”を着けていたんだね…」
「えっ、あの…、それは…、やっぱり分かりましたか?」
「一人の時は着けていても良いとおっしゃっていただいていましたので…。つい、そのまま…」
「ハハ…、後ろの方で目立たないようにしていたけれど、顔も少し赤いしモジモジしていたからね」
「“三つの輪”はどう?」
「はい、とっても気持ちが良いです…。あっ、く…訓練になります」
「でも首輪から外したり付けたりするのに時間が掛かちゃって…。それに座っていることが多いので恥ずかしながら愛液でメイド服が…」
まぁ、それは【乾燥】すれば良いだけなのですが…。
「そうなんだ…」
クーシアは手作業が多いと思って“三つの輪”をペンダントにしたけれど確かに少し面倒かな…。
「……じゃあ、“三つの輪”は止めよう…」
「そ…そんなつもりじゃ~、我儘を言ってすいません。シャルル様からいただいた大切な物なのでこのまま使わせてください!」
クーシアが一気に泣きそうな顔になってしまいました。
「ごめん、ごめん。そういうつもりじゃないよ。クーシアには“三つの輪”は合わないみたいだから代わりに別の魔道具にしてあげようと思ってね…」
「べ…別の魔道具ですか…?」
「うん、とりあえずクーシアの作業室に行こうか。そこで交換してあげるよ」
交換する物はもちろん“スライム”です。
あれなら“下着モード”で着けっぱなしも出来ますし、愛液で濡れる心配もありません。
それにクーシアなら自在に変形するスライムを使いこなしてくれる気もするのです。
領主会議のお供でエルスタイン領都から数日離れただけですが、自分の作業室が久しぶりに感じます。
昨年の領主会議はエルスタイン領都で行われたそうですが、それ以前は領主会議の為に片道で10日近くも掛かっていたそうです。
シャルル様の魔法で一瞬にして他領へ行けるようになったのは便利ですが、シャルル様とゆっくり旅が出来た頃も羨ましく思えます。
「さてと…」
カプランド領都でお願いされたべリンダさん達のメイド服を作っていかないと…。
それにシエラ先輩やメンテール先輩以外にもお腹が大きくなってくる皆さんの服も準備しておかないといけません。
(でもまずは…)
試着室に入り裸になると首輪に付けてある“三つの輪”を取り外します。
シャルル様から一人の時は装着しても良いと許可をいただいているので、試着室の鏡に全身を映すと胸から順番に輪を着けていきます。
「あんっ」
き…気持ち良い…。
トリス先輩に教えていただいた“女性器の観察”は夜しか出来ませんが“三つの輪”で日中も訓練が出来ます。
そして、くりとりす…。
「うっく…、あはぁ~」
輪をくりとりすにあてがい魔法を発動させると、小さくなるのと同時にくりとりすが【吸引】されキュッと締め付けてきます。
(あぁ~ん、シャルル様に啄ばまれている感じ…)
すぐに子宮がドクドクと反応し子宮に繋がる穴の奥が熱くなってくるのを感じます。
シャルル様に覚醒していただくとこんなに子宮の存在を感じるのね。
「私もいつかシャルル様の精子で受精出来るのかなぁ~」
鏡に映るお腹はぺたんこで今は想像も出来ませんが、子宮に繋がる穴から溢れるほどの精液を注がれた感覚を思い出すと期待は高まります。
「我慢できるかしら…(ボソッ)」
服を着ると少し動くだけで乳首とくりとりすが擦れて身体が勝手にビクビクと反応してしまいます。
クリスさん達はこの状態で運送の仕事をされているのよね…。
さっき皆さんに会いましたが出掛けられる前よりとても艶やかになっておられました。
私も早く皆さんに追いつかないと…。
夢だったシャルル様のメイドになれ、パートナーにまでしていただいたのです。
これからの目標はシャルル様に喜んでもらえるような身体になることですね。
XX XY
「クリス、アシュリ、フラネル、ロクサーヌお帰り…」
おやつの後、クリス達から報告を受ける為に部屋に呼びました。
「「「「シャルル様~」」」」
「ようやくお会い出来ましたよ~」
「皆ごめんね、色々と忙しくて…。そういえば今回は日数が掛かったみたいだね」
「はい…、ムーランさんのお手伝いもしてきましたので…」
クリスが代表して報告してくれています。
「そうなんだ、それはご苦労様」
ムーランの今年の仕事もほぼ終わりかな…。
【転移門】の魔道具を渡してあるので休暇になったら遊びに来ることでしょう。
少し前にチェスカを連れて来ていたようですが残念ながら会えていません。
「それで…、マイヤさんからシャルル様の発明料を運んで欲しいとお願いされたのですが、魔動力車には積めないほどあるそうなのです」
「えっ、そんなに!?」
昨年はエバーミットが領主会議に来る時に運んでくれたんだっけ…、そういえばどれだけのお金か確認もしていなかったよ…。
お金って皆へのお給金や魔道具製作所の設備投資以外ほとんど使ったことが無いんだよなぁ~。
あるに越したことはないけれど、もっと新しい事に使った方が良いのかな…。
『シャルル魔道具製作所』の方はミルキー達が管理してくれていることでしょう。
「……分かったよ。今度4人がケープノット領都に行く時までに考えておくよ」
僕が受け取りに行けば一瞬で終わる事なのですが、そろそろクリス達に【転移門】と【収納】の魔道具を持たせても良いかもしれません。
まてよ…、【接続】も使えばもっと便利になるかも…。
「それにしても4人ともしばらく見ていないうちに更に若々しく艶やかになった気がするよ」
「そう言っていただけると嬉しいです。私って意外と頑張り屋なんですよ」
仕事に出ている間はほとんど“三つの輪”を着けていましたからね。
「ハハ…、分かっているよ、アシュリ…」
この屋敷に来た時からそうだったものね。
「シャルル様~、キルシッカさんの両眼がシャルル様と同じ黒色に変わっているのはなぜなのですか~?」
以前から覚醒された皆さんの左眼がカラードのように黒色に変化しているのは気付いていましたが両眼共なんて…。
「え~っと、それはその…、今度フラネル達にも教えるよ」
フラネルはどうしても同じ薄褐色の肌のキルシッカが気になるようです。
「シャルル様、私達が仕事で出掛けている間に屋敷の皆さんの雰囲気が変わっているのです。シエラ先輩とメンテール先輩はメイド服まで変わっていましたし…、そういえばトリス先輩も左眼が黒色に変わっていましたよ」
フラン先輩達に何やら自慢されていましたからね…。
「ロクサーヌ、それにも理由があるんだよ…」
困ったなぁ~、さすがに誤魔化せなくなってきています。
「シャルル様、クーシアさんも艶やかになられていましたよ…、あれってまさか…」
「うん、クリスの予想通りクーシアも先日正式なメイドになったからね…」
「そ…そうでしたか…、急に大人っぽくなっていて驚きましたよ」
クーシアが僕のパートナーになっていると知ると驚くだろうなぁ。
女性器の観察も頑張っているみたいだからジェシカやカリーナより先にクリス達をパートナーにしてあげた方が良いかもしれません。
「それで…シャルル様…、私達もまたお願いしたいのですが…」
「ハハ…、そう言ってくると思っていたよ。近日中に観察の成果を見せてもらうからね」
「「「「はいっ!」」」」
XX XY
コンコン、コン。
「はっ…はい…!?」
ガチャ…。
「クーシア、今ちょっと良い?」
「シャ…シャルル様~、だ…大丈夫です。何かご用でしょうか?」
「うん、これからクリス達をシャルル島に案内しようと思うんだ。それでクーシアもこの機会に一度シャルル島に案内しておこうと思ってね」
「嬉しいです。ご一緒します」
シャルル様と屋敷の玄関に向かうとクリスさん達が待っておられました。
(そのまま着けてきちゃった…)
座っているだけでも感じるのに、気を抜くと身体が反応しちゃいそう…。
皆さんに気付かれるとシャルル様に怒られてしまうわよね。
なるべく目立たない位置に移動します。
「この“シャルルの扉”、気になっていたのです」
「アシュリも驚くと思うよ…」
「聞いていると思うけれど、自分の行ったことのある所へならこの扉を使って行けるけれど、行先に“シャルルの扉”が無ければ帰って来られなくなるからね」
そう説明しながら早速扉を開けます。
「何ですか!? 扉の中が黒く光っています…よ」
「フラネル、この中に入るからね。皆も僕の後について来てね」
「「「「「は…い…」」」」」
「えっ!? ここがシャ…ルル…島…?」
扉を潜ると一瞬で気候が変わっているのを肌で感じます。
足元は石畳と砂…、目の前には建物があり、所々に大きな木々が立ち並んでいるのが分かります。
「うん、あっちに見えるのが湖だよ…。この島は岩壁に囲まれていて外側は海なんだよ」
「「湖と海…ですか~!」」
「海は見た事がありません…」
「私も…です」
アシュリとフラネルはキラキラと輝く湖をみて驚き、ロクサーヌとクリスもそうつぶやいていました。
「大きい島だからまた探検してみると良いよ。あの一番高い岩壁に登ると島の周囲も見渡せるからね」
かつて島の内部に侵入した入口方向にある岩壁を指差し説明します。
その岩壁の向こう側には船着き場があり、以前エマ達が生活していたのです。
「ロクサーヌ、マイヤもまだここには来たことが無いんだよ。ムーランは連れて来たことがあるけれど…」
「そうなのですか、ちょっと嬉しいです!」
マイヤはいつも私より先ですからね。
先日、私がシャルル様の正式なメイドになってから初めてマイヤと会ったのですが、更に若々しく、なんだかとても艶めかしくなっていました。
マイヤも私を見て驚いていましたが、やっぱりまだ追いつけていないのです。
「……、それからこっちが中庭だよ」
ロクサーヌが喜んだと思えば何かを考えだしたようですが、そのままヴィラの玄関にある“シャルルの扉”を教えた後、ヴィラの中央にある中庭に案内します。
「「「「「えっ!?」」」」」
「「シャ…ルル(様)~」」
「あっ、ジェシカとカリーナも来ていたんだ…」
「ここでは裸でいられますからね~」
「こっちに帰って来られて良かったです~」
二人とも最初はあんなに恥ずかしがっていたのに…。
いや、この島に来るとみんな裸で過ごしているんだよね…。
デッキにある長椅子に横たわっているジェシカはお腹の所で手を組んでいて、カリーナは両腕を頭の後ろへ回し艶めかしい姿ですが、小さめの胸が更に薄くなっているように見えます。
乳首と確かクリは立派なんだよな…。
「クリスさん達にクーシアさんも来たのね」
「皆を案内しに来たんだよ。ジェシカ達だけなの?」
「エリシアさんとキルシッカさんも来ていますが、向こうで魔法の練習をされていると思います」
「そうなんだ…」
受精して属性に捉われなくなったからね…。
「シャ…、シャルル様、ど…どうしてお二人が裸で…」
「あっ…うん、それは…ね…」
「クリスさん、この島は岩壁に囲まれて外からは見えないようになっているのよ…」
「いえ、ジェシカ様そう言う意味では…」
「あぁ、もちろんここでお仕事をする場合は何かを着ていますよ。ほら、エプロンもここに…」
「カリーナさんも違いますよ~」
薄い胸が虚しく見えますが言わないでおきます。
「シャルル島では誰もが裸で過ごすのよ。一度この感覚を知るととっても開放的で気持ちが良いんだから…。でも一番の理由はシャルルに綺麗になっていく身体を見てもらう事だけれどね!」
「「「「あっ!」」」」
((((シャルル様に身体を見ていただくですって…))))
「なっ!?」
あぁ、そうだったんだわ…。
だから皆さん“ほぼ裸”のような紐水着を依頼されていたのね。ようやく分かりました。
私もシャルル様には身体の隅々まで見ていただきたいもの…。
「ぼ…僕は水着を着けているからね…」
皆の視線が僕に集まったので誤解が無いように先にそう言っておきます。
「アシュリ達も良かったら遊んでいったら? 湖には浮き輪や飛び込み場もあるからね」
「そ…そうですね…。シャルル様もご一緒ですか?」
「ごめんね、今日は止めておくよ。詳しいことはジェシカ達から教えてもらってね」
「わ…私も仕事の途中なので今日は止めておきます…」
今裸になると“三つの輪”が着いているのがばれてしまいます。
「……そう、クーシアも仕事で疲れたらいつでも来て良いからね」
「はいっ」
クリス達4人は残る事にしたようなので僕とクーシアは屋敷の玄関に戻ります。
「クーシアは“三つの輪”を着けていたんだね…」
「えっ、あの…、それは…、やっぱり分かりましたか?」
「一人の時は着けていても良いとおっしゃっていただいていましたので…。つい、そのまま…」
「ハハ…、後ろの方で目立たないようにしていたけれど、顔も少し赤いしモジモジしていたからね」
「“三つの輪”はどう?」
「はい、とっても気持ちが良いです…。あっ、く…訓練になります」
「でも首輪から外したり付けたりするのに時間が掛かちゃって…。それに座っていることが多いので恥ずかしながら愛液でメイド服が…」
まぁ、それは【乾燥】すれば良いだけなのですが…。
「そうなんだ…」
クーシアは手作業が多いと思って“三つの輪”をペンダントにしたけれど確かに少し面倒かな…。
「……じゃあ、“三つの輪”は止めよう…」
「そ…そんなつもりじゃ~、我儘を言ってすいません。シャルル様からいただいた大切な物なのでこのまま使わせてください!」
クーシアが一気に泣きそうな顔になってしまいました。
「ごめん、ごめん。そういうつもりじゃないよ。クーシアには“三つの輪”は合わないみたいだから代わりに別の魔道具にしてあげようと思ってね…」
「べ…別の魔道具ですか…?」
「うん、とりあえずクーシアの作業室に行こうか。そこで交換してあげるよ」
交換する物はもちろん“スライム”です。
あれなら“下着モード”で着けっぱなしも出来ますし、愛液で濡れる心配もありません。
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