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2024年7月27日以降
少し収まったように見えるが暫く波乱含みが多くなる
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8月5日の月曜日、日経平均が史上最大の下げを記録、ブラックマンデーを超
えるなどと盛んに言われました。
週末の金曜から恐怖指数(VIX)が20台を超え(この数値が20台を超えると
何かしらの懸念が世界の金融市場に起きていると投資家心理がナーバスになって
いるとされる)、金曜の夜の米国市場取引時には大きく跳ね上げてついに月曜日
には60台まで上げて日本市場に大きな雷撃が落ちたわけです。
日銀による利上げとそれに伴う海外円キャリー取引組や信用買いをしていた
投機筋が一斉に引き上げて売りがさらに個人投資家の恐怖心まで煽ってさらに
売りを呼んだ。これにアメリカの景気後退懸念、中東の緊張が高まったためと
説明されてますが、結局現段階でアメリカの景気後退入りを示す具体的根拠は
見つからず、タカ派発言の植田日銀総裁による次の利上げもなさそうだと見る
や、この二日間の取引は無難に自律反発で終えて恐怖指数も20台まで戻ってい
ます。
しかしここで収まるとは筆者は考えてません。
過去にこのレベルの大暴落が起きた時、わずか翌日に終息するなんていうの
は一切なかったからです。
なぜならばこのような大暴落はいくら金持ちでも一人や二人の力で起きるもの
ではなく(仮にアメリカ大統領が「我が国は景気後退に陥った。5年は市場が
パニックになろう。事態は深刻と言うレベルを超えている」などのフェイク発言
を行えば別だが、そんなバカげたことは先進国主要首脳で言う者はいない)、
逆に言えば個人レベルではどうにもならない根深い問題がどこかで潜在的に
進行中だからというのが何となく市場参加者の多くの者に共通懸念として一致
しているときしか起こらないからである。
だから今回も市場に参加する金融関係者や投資家はまだまだ心理的にピリピリ
している。
そもそも大暴落のあとで翌日に史上最大の値上がり幅が記録されるというのも
異常なのである。
引き続きアメリカの景気に関する懸念は続くし、中東の緊張は高まりこそすれ
収まる気配はない。
何か不穏なニュースや投資家心理を刺激する事件などが起きれば再び混乱して
規模の大きい暴落をする可能性はまだまだ高い状態である。
しかし、である。
株の暴落と言うのは平穏な時に突然起こることが多いのが常である。
だから一度暴落が起きると人々の心理は暫くは楽観ムードでいられなくなりこの
ような緊張感が続くのはある意味自然である。
例えば東日本大震災が起きた後に、誰が
「うちの地域であのようなことは起きない」
と胡坐をかいて安穏とできただろうか?誰もが「次はうちの地域で起きるかもしれ
ない」と不安になり急に大地震に対して怖がる、起きた時のために急に準備など
したのではないだろうか?
今の大暴落の直後の緊張状態をすぐ解け、というのは人間心理としては無理で
あるのが自然だ。
だから間違っても「パニックは一過性で終わった」と直ぐにまた余力で買いに
向かうのは好ましくない。
今回のを「一番底」とすれば暫く「二番底」、あるいは「三番底」を試すような
動きが起きる確率の方が高い。
勿論一番底が一番深い場合もあるが、概して二番底が一番深いことが多い。
今年の新NISAから始めた初心者投資家には暫く胃の痛いような日々が続く可能性
もあるが、これが海千山千の投資家や投機家がマネーゲームを行う世界の姿の一部
であると経験されるとよい。
そしてさらに人口が増える世界80億人もの人々がよりよい暮らしや便利な生活を
求めて働き、行動する限りは必ず株式市場は暗闇から抜け出し力強くまた上へ昇って
いくものである。
だからここまで淡々と行ってきた積み立ては絶対にやめないで継続すること、成
長枠を上半期で埋めてしまった場合はもうこのまま配当を受け取りながら気長に株価
が回復するのを待つのが最善だ。
そして二年目以降の成長枠には何を買えばいいかについてはまた機会があれば話を
したいが、別に日本株だけに拘らなくていい。折角の機会であるから色々勉強されて
金融リテラシーを上げることをお勧めする。
さて、日経先物は火曜日以降、昨晩の時点では常にマイナスから入っている。
まだ月曜日より信用買いの追証に追われている者や逃げ遅れてしまった円キャリー
トレード組などの売りが残っているはずだからそれらの処分のために売り圧力が強い
のが暫く残る。これが先ほども書いたような「二番底」を誘う大幅な下落に結び付き
やすい。
どれほどの「敗戦処理」が残っているかは定かでないが、「半分まだ残っている」
という説も聞こえている。
ただそういった「膿」を一度吐き出してしまえばしっかりリスタートできるといえ
よう。
我々にできることはしっかり日常を生きて働き、稼ぎ、自分や家族のために適切な
消費行動を行うことだけである。
ただし自民党や財務省の連中には言いたい。
「一時的な給付金などは要らない!はっきりした減税をせよ!給付金に回すならわか
りやすく単純に区分した一律にせよ!」
結局出し渋りながらその分の埋め合わせを引き締めでどこでするかケチなこと考えて
自分らだけ私腹を肥やしている姿勢が変わらないから国民にはケチで貧相で景気が
良くなっているように見えない時代が続くのだ。
一部の大企業の給与だけで判断するな、中小企業の給与の「中央値」で見てくれな
いと景気や景況は判断できないぞ。
なお地政学的リスクでイランがイスラエルに報復攻撃を行うのではないかと言う
懸念も株価に幾らか反映されている。
自国内でVIPを殺害されるというメンツを汚されたイランからすると何らかの落とし
前が必要だがイスラエルはすべて拒否するであろう。
そうなると振り上げた拳をあげたままではさらにメンツが立たないイランだが本音
は
(イスラエルと背後にいるアメリカとやりあいたくない)
である。憎き敵だがイスラエルの軍事力はイランも知っている。
私は八割型、複数理由がいろいろ重なり最悪事態は回避されると思う。
ただ怖いのはイスラエルの方がアメリカや他の国のなだめを振り切ってこの際決着
をつけてやろうとイランやハマスをさらに刺激して挑発し続けることである。
私はイスラエルもイランも賢明な判断に従ってくれることを期待している、とだけ
しかここでは書けないし祈るしかない。
<完>
えるなどと盛んに言われました。
週末の金曜から恐怖指数(VIX)が20台を超え(この数値が20台を超えると
何かしらの懸念が世界の金融市場に起きていると投資家心理がナーバスになって
いるとされる)、金曜の夜の米国市場取引時には大きく跳ね上げてついに月曜日
には60台まで上げて日本市場に大きな雷撃が落ちたわけです。
日銀による利上げとそれに伴う海外円キャリー取引組や信用買いをしていた
投機筋が一斉に引き上げて売りがさらに個人投資家の恐怖心まで煽ってさらに
売りを呼んだ。これにアメリカの景気後退懸念、中東の緊張が高まったためと
説明されてますが、結局現段階でアメリカの景気後退入りを示す具体的根拠は
見つからず、タカ派発言の植田日銀総裁による次の利上げもなさそうだと見る
や、この二日間の取引は無難に自律反発で終えて恐怖指数も20台まで戻ってい
ます。
しかしここで収まるとは筆者は考えてません。
過去にこのレベルの大暴落が起きた時、わずか翌日に終息するなんていうの
は一切なかったからです。
なぜならばこのような大暴落はいくら金持ちでも一人や二人の力で起きるもの
ではなく(仮にアメリカ大統領が「我が国は景気後退に陥った。5年は市場が
パニックになろう。事態は深刻と言うレベルを超えている」などのフェイク発言
を行えば別だが、そんなバカげたことは先進国主要首脳で言う者はいない)、
逆に言えば個人レベルではどうにもならない根深い問題がどこかで潜在的に
進行中だからというのが何となく市場参加者の多くの者に共通懸念として一致
しているときしか起こらないからである。
だから今回も市場に参加する金融関係者や投資家はまだまだ心理的にピリピリ
している。
そもそも大暴落のあとで翌日に史上最大の値上がり幅が記録されるというのも
異常なのである。
引き続きアメリカの景気に関する懸念は続くし、中東の緊張は高まりこそすれ
収まる気配はない。
何か不穏なニュースや投資家心理を刺激する事件などが起きれば再び混乱して
規模の大きい暴落をする可能性はまだまだ高い状態である。
しかし、である。
株の暴落と言うのは平穏な時に突然起こることが多いのが常である。
だから一度暴落が起きると人々の心理は暫くは楽観ムードでいられなくなりこの
ような緊張感が続くのはある意味自然である。
例えば東日本大震災が起きた後に、誰が
「うちの地域であのようなことは起きない」
と胡坐をかいて安穏とできただろうか?誰もが「次はうちの地域で起きるかもしれ
ない」と不安になり急に大地震に対して怖がる、起きた時のために急に準備など
したのではないだろうか?
今の大暴落の直後の緊張状態をすぐ解け、というのは人間心理としては無理で
あるのが自然だ。
だから間違っても「パニックは一過性で終わった」と直ぐにまた余力で買いに
向かうのは好ましくない。
今回のを「一番底」とすれば暫く「二番底」、あるいは「三番底」を試すような
動きが起きる確率の方が高い。
勿論一番底が一番深い場合もあるが、概して二番底が一番深いことが多い。
今年の新NISAから始めた初心者投資家には暫く胃の痛いような日々が続く可能性
もあるが、これが海千山千の投資家や投機家がマネーゲームを行う世界の姿の一部
であると経験されるとよい。
そしてさらに人口が増える世界80億人もの人々がよりよい暮らしや便利な生活を
求めて働き、行動する限りは必ず株式市場は暗闇から抜け出し力強くまた上へ昇って
いくものである。
だからここまで淡々と行ってきた積み立ては絶対にやめないで継続すること、成
長枠を上半期で埋めてしまった場合はもうこのまま配当を受け取りながら気長に株価
が回復するのを待つのが最善だ。
そして二年目以降の成長枠には何を買えばいいかについてはまた機会があれば話を
したいが、別に日本株だけに拘らなくていい。折角の機会であるから色々勉強されて
金融リテラシーを上げることをお勧めする。
さて、日経先物は火曜日以降、昨晩の時点では常にマイナスから入っている。
まだ月曜日より信用買いの追証に追われている者や逃げ遅れてしまった円キャリー
トレード組などの売りが残っているはずだからそれらの処分のために売り圧力が強い
のが暫く残る。これが先ほども書いたような「二番底」を誘う大幅な下落に結び付き
やすい。
どれほどの「敗戦処理」が残っているかは定かでないが、「半分まだ残っている」
という説も聞こえている。
ただそういった「膿」を一度吐き出してしまえばしっかりリスタートできるといえ
よう。
我々にできることはしっかり日常を生きて働き、稼ぎ、自分や家族のために適切な
消費行動を行うことだけである。
ただし自民党や財務省の連中には言いたい。
「一時的な給付金などは要らない!はっきりした減税をせよ!給付金に回すならわか
りやすく単純に区分した一律にせよ!」
結局出し渋りながらその分の埋め合わせを引き締めでどこでするかケチなこと考えて
自分らだけ私腹を肥やしている姿勢が変わらないから国民にはケチで貧相で景気が
良くなっているように見えない時代が続くのだ。
一部の大企業の給与だけで判断するな、中小企業の給与の「中央値」で見てくれな
いと景気や景況は判断できないぞ。
なお地政学的リスクでイランがイスラエルに報復攻撃を行うのではないかと言う
懸念も株価に幾らか反映されている。
自国内でVIPを殺害されるというメンツを汚されたイランからすると何らかの落とし
前が必要だがイスラエルはすべて拒否するであろう。
そうなると振り上げた拳をあげたままではさらにメンツが立たないイランだが本音
は
(イスラエルと背後にいるアメリカとやりあいたくない)
である。憎き敵だがイスラエルの軍事力はイランも知っている。
私は八割型、複数理由がいろいろ重なり最悪事態は回避されると思う。
ただ怖いのはイスラエルの方がアメリカや他の国のなだめを振り切ってこの際決着
をつけてやろうとイランやハマスをさらに刺激して挑発し続けることである。
私はイスラエルもイランも賢明な判断に従ってくれることを期待している、とだけ
しかここでは書けないし祈るしかない。
<完>
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