投資についていろいろ(日本株・外国株・投信・金・不動産、メインは株主優待)

かき氷はイチゴ味が一番

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2024年8月28日以降

よく聞く分散投資とは?

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 今年から始まった新NISAをきっかけに投資を始めた人は多いだろう。
 特に新NISAのなかでも「積み立て枠」というのは長期的な資産形成をするな
かでパワーワードと言っても良い「分散投資」に大きな貢献をすることになる。
 今回はこの「分散投資」について私流の説明をしたいと思う。
 分散投資は主に「三つ」の分散をしている必要がある。

①時間の分散
 積み立て投資枠のなかには確か投信の中でも「毎月分配型」は外されている
(私は積み立て投資枠を使ってないのだが、NISAの理念からすれば当然そうな
るはず)。
 投信は株と違って、投資家が「(一応名目上は)投資の専門家」に信託し、
その専門家(ファンドマネジャーと呼ばれるその専門家と彼・彼女の率いる
グループ)は顧客から集めた資金で様々な金融商品を彼らの判断で買い上げて
そこから得られたキャピタルゲインやインカムゲインを更に再投資してその
時点で買いと判断した株やら債券やら不動産やら又は他の投信やらを買って
更に成績を上げようとする。
 結果、一つの銘柄に集中投資するわけでないから短期的には個別銘柄投資と
違って投信で大儲けするのは大変厳しいが、長期的にはタイプによるが毎年
平均3~8%程度位の成長を見せることで20年、30年と続けることによって
投じた資産を2~4倍程度には上昇させる期待が見込める。
 しかしこれを「毎月分配型」にしてしまうとその都度投信側は再投資して
さらに利益を上げる機会が失われ、顧客には「今の小さな利益」を受け取れる
が長期的にはほとんど利益を生まず(もしくは元本を目減りさせてしまい)、
資産を形成しにくくなる。
 つまりだ、積み立て投信と言うのは時間を分けて毎月同額を淡々と投じる
ことで株価が暴落するなど値下がりしているときは大きく口数を買えて、株価
が高いときは買い過ぎることなく小口で抑えることになり、結果として平均成
績が良くなりやすくなる「ドルコスト平均法」を取ることになるのだ。
 個人投資家にありがちな「主観による相場観」や「感情」を一切除外して、
淡々と時間をかけながら2024年9月も、2025年2月も、2026年6月も、いつで
も淡々と5万円なら5万円を毎月積み立てる時間を分散して機械的に投資する
ことで収益を上げていく考え、これが「時間の分散」である

②投資先の分散
 投資というとまずは「株」が思い浮かぶが他にもいろいろある。債券と呼ば
れるもの(これも自国の国債から都道府県や市町村、又は民間企業が発行する
公社債と呼ばれるものや欧米や豪州などが発行する先進国債券、人気のメキシコ
や南アフリカやブラジル、インド、インドネシアなどが発行する新興国債券ま
である)、通称「REAT」と呼ばれる不動産に投資するものもあるしそれらも
日本のREATや先進国REAT、新興国のREATも規模は大きくないがあるにはある。
 他にも金を始めとする鉱物や鉱物を事業とする会社に投じる「金投資」とか
「金鉱株投資」、原油など現物商品に投じる「コモディティー」などがあげられ
る。
 なおここでは暗号資産やFXは考えないものとする。
 古来、株と債券は相対関係にあると言われている(ここ20年を見るとそうも
いえないけど)ので株価が下がりやすいときは債券価格が上がり、また逆も
しかりと言われる。
 つまり投資先も「株だけ」「債券だけ」「不動産だけ」ではなく分散して株が
不調の時は他の資産でカバーして全体をバランス取れというのがこの「投資先
も分散しておけ」という「分散投資」だ。
 だから上記で挙げたもののうち、「金(銀・銅・プラチナなど)や現物投資」
はそれ自体、配当金や金利があって増えるものでないが、価額の上昇を狙って
キャピタルゲインが見込めるので、よく
「ポートフォリオの1割をめどに金などを買うとよい」
と言われるのはまさに資産の分散と言うわけである。

③「通貨の分散」
 日本人はとかく保守的で自国通貨である円を無意識に信奉している。
 自国内の殆どの商業施設で自国の通貨しか使えない国というのは世界でそれ
ほど多いというわけでもない。
 先進国はまあそうだが、新興国や発展途上国だと自国の通貨の方が信用できず
先進国の通貨、特にドルの方が使えるところも多く、中には自国の通貨を持たず
そのままドルを自国の通貨として採用するところもあるくらいだ(南米パラグ
アイなど)。
 日本の円はかつては世界で1割強の影響力を占めていたが現在はそれを欠けて
おり、世界の経済力の半分はやはりアメリカが占めているわけでアメリカのドルは
まだまだ「世界の基軸通貨」と暫くはなり続けるのは間違いない。
 中国が自国通貨の「元」をドルに代わる世界の基軸通貨として名乗りを上げよ
うと宣言してからもう10年以上たつが、あんな保護レート、元安歓迎の政策を
していては元が世界の基軸通貨になるにはまだまだ遠い時間がかかりそうだ。
 とは言っても100年前はドルなんかが世界の基軸通貨だったわけでない。
 その当時の基軸通貨はイギリスのポンドだ。
 日本の近現代史を学べばわかるが、日本を開国させ、武士政権を終わらせたきっ
かけはアメリカのペリーの黒船来襲だ。
 しかし日本が現代にも通じる近代国家作りをしていく過程の明治時代の初期から
終盤までの約30年ほど、日本の外交史からアメリカはすっぽり抜けて、主に
イギリスやフランス、ドイツやロシアの影響が強くなる。
 大雑把に明治の日露戦争から大正の第一次世界大戦勃発前の世界の国の強さを
相撲の番付風に言うなら
 東横綱 イギリス     西横綱 ロシア
 東大関 ドイツ      西大関 アメリカ
 東関脇 フランス     西関脇 オーストリア
 東小結 日本       西小結 イタリア
と言った感じであろうか。
 まあドイツはもともと西関脇くらいだったのがビスマルク首相時代に大きく勢力を
伸ばして列強の中でも上位を伺う位置に付けてきた感じである。
 でも産業革命をいち早く興し、いやスペインやオランダを駆逐し世界でフランスと
の植民地争いにもほぼ競り勝って、多くの植民地を有して、当時はアメリカは分国
みたいな弟扱いで、資本主義の思想的にも、政治的な民主主義の議会政治の在り方に
おいても世界の先端を行き、海軍は世界一を言われた「大英帝国」の通貨であるポン
ドこそが今のドルに匹敵する世界の信用度が最も高い通貨であった。
 そのポンドの位置づけは第一次世界大戦で欧州が疲弊し、貿易を通じて成りあがっ
たアメリカが一気に西の横綱くらいまで昇進すると、第二次世界大戦で一気に絶対的
な東の正横綱、そして西の横綱も両大関すら不在を感じさせる絶対的存在になって
戦後の世界の経済を引っ張っていくのである。
 だから50年後も世界の基軸通貨は今と同じ感じで「ドルが絶対か?」と言われれば
それはわからない。
 しかし皆さんの投資の成績に関係する20年や30年以内ならまあほぼ100%ドルが
世界一位の基軸通貨であるのは間違いない。
 で、だ。
 日本人は自分の金融資産を円で持ち過ぎの傾向が強い。
 最近はNISAで投資信託購入、特に「オルカン」とよばれるインデックス型の株式
投信でアメリカを中心に世界のほぼすべての主要国に投資する形になり、その時点で
外貨を購入しているようなものだから全てを円資産で持つ人は過去より確実に減って
はいるもののいまだに円で持つことに安心感を持つ人は多い。
 しかし起きて欲しくはないが、日本自体が「災害リスクが高い国」であり、いつ
立て続けに「東日本大震災級」の災害が起きて国力が大きく衰えることになるか
わからない。
 そんな中で自分の金融資産の8割や9割を銀行預金・日本株・日本債券や公社債で
持っていることは私はリスクだと思っている。
 世界の経済力の半分~6割をアメリカが占めて、2~3割を欧州で、1割を日本で
残りをブラジルやインド、韓国やメキシコ、シンガポールやマレーシア、タイ、南ア
フリカ、トルコやアルゼンチンなどといった新興国で占めていると考えれば、まあ
日本円資産を1割とは言わずとも、自分のポートフォリオをこれに準じて
「アメリカの株や不動産、債券で4割、欧州のそれで1割、日本円資産で3割、新興
国株や金などの現物投資で2割」
という投資は私は理想的だと思っている。
 自分の金融資産を単一の通貨で持たずに、通貨も世界の基軸のドルを中心で円を
サブのなかでは大きく中心にして欧州や新興国も加えていく。
 これが長期での資産形成に大きく寄与していくのでは、と考えています。

                                <完>
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