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和樹を呼ぶ?
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彩香ちゃんからと思われるメッセージを見つけてから、僕は以前にも増して彩香ちゃんのことが気になってしまっていた、そしてどうしてもそのことについて何かしらの答えが欲しくてイズミちゃんに話を聞いてみることにした・・
>フェルーナ2階
「あのメッセージにはわたしも正直驚いたわ」
「驚いた? なんで?」
「前にも言ったけど、彩香ちゃんはわたし達とは真逆の『闇』と呼ばれてるモノたち側にいる人よ、その彩香ちゃんがあんな形でユウト君にゆさぶりを掛けてくるのは想定外だったのよ」
「『そっちに行ってはダメ』の『そっち』ってどっちのことか判る?」
僕はメッセージの中のいちばん気になっている部分のことを聞いてみた。
「あぁ、わたしも絶対とはいえないけど、あの『そっち』っていうのは『わたし達の側』って意味だと思うわ」
「イズミちゃん達の側・・」
「そう、彩香ちゃん側も、わたし達同様、ユウト君や他のキーとなる人をひとりでも多く味方につけたいって思ってるはずなの、だから今のユウト君の状況は彩香ちゃん側にとっては、非常に不利に写ってるはずなの」
「不利に写ってる? どうして?」
「どうしてって、今のあなたはアルバイトという形を取ってはいるものの、ほぼ毎日ずっとわたし達と接してるじゃない、向こうからすればこの状況はデンジャラス以外のなにものでもないはずよ」
「そうか・・」
「でも、力ずくでユウト君をこちらから引き剥がしても、ユウト君が心から向こうに付いてくれるわけないでしょ、だから面倒でも、あんなラブレターみたいなスタイルを使ってきたんじゃないかしら」
「ラブレターとは真逆だけどね」
「でも、これだけは言える、向こうはかなり焦ってきて、わたし達との決戦に備えてなりふり構わずって感じになってるっぽいってこと」
この瞬間、イズミちゃんの顔がキリっとしたように見えた。
「じゃ、じゃあ、僕はどうしたらいいかな?」
「最低限、ユウト君は向こうの誘惑に乗せられないように注意してほしいわ」
「誘惑?」
「えぇ、向こうはどんな手でユウト君を取り込もうとしてくるか判らない、だから今からは周囲に気を配って、できれば学校も休んでほしいくらいだけど、高校生のユウト君にそれはムリでしょうから」
「いや、意外にムリじゃないかな・・へへへ」
「ふざけないで!」
「ご、ゴメン・・」
ちょっと僕がふざけたことに意外にマジに怒っていたイズミちゃんだったけど、すぐに平常に戻ってくれた。
「まぁ、とにかく前にも話したように、あなたという存在がわたし達にとって最も大事なのよ、ここだけはよ~く肝に命じておいてほしいの、お願いね」
「わ、判ったよ」
「あぁ、それとユウト君のようにキーとなる人が他にもいるって話したと思うけど、あなたの周りにそれっぽい人っていないかしら? 例えば・・妙に波長が合うように感じられる人とか・・」
「波長が合うかぁ?・・和樹は・・・いやッ! アイツは違うな、絶対!」
「え? 和樹君って、先日のお友達?」
「あぁ、和樹のことは忘れていいよ、アイツはしょうもない不真面目ヤロ~だからさ、アハハ」
僕は速攻で和樹のことを否定したんだけどイズミちゃんは・・・
「う~ん、あまり期待はできないけど、ちょっと興味はあるわね、近いうちにフェルーナに連れてきてくれない?」
地磁気の反転というメチャスケールのデカい話が、どういうわけか超身近な和樹を呼ぶ話になっちゃった・・・
(う~ん、こんな展開は誰も想像してなかっただろうな・・・和樹なんて呼んじゃって、ホントに大丈夫か?)
僕はマジに不安でしかなかった・・・
>フェルーナ2階
「あのメッセージにはわたしも正直驚いたわ」
「驚いた? なんで?」
「前にも言ったけど、彩香ちゃんはわたし達とは真逆の『闇』と呼ばれてるモノたち側にいる人よ、その彩香ちゃんがあんな形でユウト君にゆさぶりを掛けてくるのは想定外だったのよ」
「『そっちに行ってはダメ』の『そっち』ってどっちのことか判る?」
僕はメッセージの中のいちばん気になっている部分のことを聞いてみた。
「あぁ、わたしも絶対とはいえないけど、あの『そっち』っていうのは『わたし達の側』って意味だと思うわ」
「イズミちゃん達の側・・」
「そう、彩香ちゃん側も、わたし達同様、ユウト君や他のキーとなる人をひとりでも多く味方につけたいって思ってるはずなの、だから今のユウト君の状況は彩香ちゃん側にとっては、非常に不利に写ってるはずなの」
「不利に写ってる? どうして?」
「どうしてって、今のあなたはアルバイトという形を取ってはいるものの、ほぼ毎日ずっとわたし達と接してるじゃない、向こうからすればこの状況はデンジャラス以外のなにものでもないはずよ」
「そうか・・」
「でも、力ずくでユウト君をこちらから引き剥がしても、ユウト君が心から向こうに付いてくれるわけないでしょ、だから面倒でも、あんなラブレターみたいなスタイルを使ってきたんじゃないかしら」
「ラブレターとは真逆だけどね」
「でも、これだけは言える、向こうはかなり焦ってきて、わたし達との決戦に備えてなりふり構わずって感じになってるっぽいってこと」
この瞬間、イズミちゃんの顔がキリっとしたように見えた。
「じゃ、じゃあ、僕はどうしたらいいかな?」
「最低限、ユウト君は向こうの誘惑に乗せられないように注意してほしいわ」
「誘惑?」
「えぇ、向こうはどんな手でユウト君を取り込もうとしてくるか判らない、だから今からは周囲に気を配って、できれば学校も休んでほしいくらいだけど、高校生のユウト君にそれはムリでしょうから」
「いや、意外にムリじゃないかな・・へへへ」
「ふざけないで!」
「ご、ゴメン・・」
ちょっと僕がふざけたことに意外にマジに怒っていたイズミちゃんだったけど、すぐに平常に戻ってくれた。
「まぁ、とにかく前にも話したように、あなたという存在がわたし達にとって最も大事なのよ、ここだけはよ~く肝に命じておいてほしいの、お願いね」
「わ、判ったよ」
「あぁ、それとユウト君のようにキーとなる人が他にもいるって話したと思うけど、あなたの周りにそれっぽい人っていないかしら? 例えば・・妙に波長が合うように感じられる人とか・・」
「波長が合うかぁ?・・和樹は・・・いやッ! アイツは違うな、絶対!」
「え? 和樹君って、先日のお友達?」
「あぁ、和樹のことは忘れていいよ、アイツはしょうもない不真面目ヤロ~だからさ、アハハ」
僕は速攻で和樹のことを否定したんだけどイズミちゃんは・・・
「う~ん、あまり期待はできないけど、ちょっと興味はあるわね、近いうちにフェルーナに連れてきてくれない?」
地磁気の反転というメチャスケールのデカい話が、どういうわけか超身近な和樹を呼ぶ話になっちゃった・・・
(う~ん、こんな展開は誰も想像してなかっただろうな・・・和樹なんて呼んじゃって、ホントに大丈夫か?)
僕はマジに不安でしかなかった・・・
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