46 / 145
まさかイズミちゃんが中二病?!
しおりを挟む
12月も半ばを過ぎ、クリスマス直前、僕の高校では定期試験が始まった・・
「今日から試験期間が始まる、これを乗り越えれば冬休みか・・」
そう、冬休みになれば、フェルーナのバイトをマルマル一日できることになるし、冬休みの間、オーナーの娘さんもバイトに来る予定になっている、これで店の中もちょっと雰囲気が変わるかもしれないと、僕はひそかに期待していた。
>定期試験後・・・
「やっと終わった~! よし! 今日からまたフェルーナのバイトに集中するぞッ!」
僕は試験後、フェルーナに直行してバイトに入った。
>フェルーナ厨房
「おはようございま~す」
「あぁ、おはよう! どうだった試験のほうは?」
イズミちゃんは当然のように僕の試験の手ごたえを聞いてきた。
「あぁ、今回はイズミちゃん達のお陰で今まででいちばん手ごたえを感じることができる試験だったよ、アハハ~」
僕がイイ感じだったと言うと、イズミちゃんは・・・
「ふ~ん、それじゃあ、お礼のほうもわがまま言ってもイイ感じかしら?」
「お礼のほうの我がまま?」
「えぇ、ユウト君とのデートっていうのもイイんだけど~、ホントはもっと欲しいモノがあるの~」
「もっと欲しいモノ?」
「えぇ、何だと思う? わたしの欲しいモノって・・・」
「イズミちゃんが欲しいモノかぁ・・何だろう?」
「それはねぇ~、ユウト君、キミの心よ、全部とは言わないわ、半分でいいの、半分わたし達にちょうだい、ウフッ」
「こ、こころ?・・半分?・・え、え~とぉ~」
イズミちゃんの欲しいモノが僕の心、その半分、急に心がほしいなんて言われて僕の頭はちょっとしたパニック状態に陥っていた。
「急にこんなこと言われてもなんだか分からないわよね、ゴメンナサイ、でもキミの心の半分が欲しいのは本心よ」
僕は突然気づいてしまった、
(もしかしてイズミちゃんって中二病? でも大学生だしな・・もしかして中学生からずっと中二病のままだったとか?)
僕がイズミちゃんが中二病かもって固まってるとイズミちゃんは僕の様子を不思議に思ったのか・・
「あら? どうしちゃったのかしらユウトくん?」
イズミちゃんの声を聞いて、僕はちょっといじわるっぽく聞いてみた。
「イズミちゃん、まさかとは思うけど、キミって中二病だったりするのかな?」
するとイズミちゃんは中二病という言葉自体知らなかったらしく・・
「チュウニ病? なにそれ? 初めて聞く言葉ね」
「あぁ、いや、何でもないよ、忘れて」
僕はイズミちゃんの普通の反応を見て『イズミちゃんは真面目に言ってる、オカシイ訳じゃない』って確信した、しかし、それなら『心を半分欲しい』というのはどういうことだろうって疑問が残ってしまう。
「イズミちゃん、さっきの心の半分が欲しいってどういう意味かな? 冗談だよね、アハハ」
僕のこの質問にイズミちゃんは動揺しつつ、ちょっと考えて・・・
「あぁ、ま、まぁいいわ、この話はまた今度、みんなの考えもあると思うから、また改めてってことにさせてもらうわ、それまでユウト君も忘れてくれていいわ、ウフッ」
と、言いながらフロアのほうへ行ってしまった。
この最後のイズミちゃんの態度、僕は初めて見る感じだった。
「なんだろう? 今の心半分が欲しいって?・・・」
僕はいろいろ考えてしまった、これがゲームやアニメがスキっていう女子の言葉ならあり得ることと思えるけど、いつも真面目に店の経営のことを仕切ってるイズミちゃんとは相容れない言葉に思えるんだ。
(それにみんなの考えもあるって言ってたから、他の4人にも関係があることみたいだし、怖さえ感じるくらいの謎だな・・)
「今日から試験期間が始まる、これを乗り越えれば冬休みか・・」
そう、冬休みになれば、フェルーナのバイトをマルマル一日できることになるし、冬休みの間、オーナーの娘さんもバイトに来る予定になっている、これで店の中もちょっと雰囲気が変わるかもしれないと、僕はひそかに期待していた。
>定期試験後・・・
「やっと終わった~! よし! 今日からまたフェルーナのバイトに集中するぞッ!」
僕は試験後、フェルーナに直行してバイトに入った。
>フェルーナ厨房
「おはようございま~す」
「あぁ、おはよう! どうだった試験のほうは?」
イズミちゃんは当然のように僕の試験の手ごたえを聞いてきた。
「あぁ、今回はイズミちゃん達のお陰で今まででいちばん手ごたえを感じることができる試験だったよ、アハハ~」
僕がイイ感じだったと言うと、イズミちゃんは・・・
「ふ~ん、それじゃあ、お礼のほうもわがまま言ってもイイ感じかしら?」
「お礼のほうの我がまま?」
「えぇ、ユウト君とのデートっていうのもイイんだけど~、ホントはもっと欲しいモノがあるの~」
「もっと欲しいモノ?」
「えぇ、何だと思う? わたしの欲しいモノって・・・」
「イズミちゃんが欲しいモノかぁ・・何だろう?」
「それはねぇ~、ユウト君、キミの心よ、全部とは言わないわ、半分でいいの、半分わたし達にちょうだい、ウフッ」
「こ、こころ?・・半分?・・え、え~とぉ~」
イズミちゃんの欲しいモノが僕の心、その半分、急に心がほしいなんて言われて僕の頭はちょっとしたパニック状態に陥っていた。
「急にこんなこと言われてもなんだか分からないわよね、ゴメンナサイ、でもキミの心の半分が欲しいのは本心よ」
僕は突然気づいてしまった、
(もしかしてイズミちゃんって中二病? でも大学生だしな・・もしかして中学生からずっと中二病のままだったとか?)
僕がイズミちゃんが中二病かもって固まってるとイズミちゃんは僕の様子を不思議に思ったのか・・
「あら? どうしちゃったのかしらユウトくん?」
イズミちゃんの声を聞いて、僕はちょっといじわるっぽく聞いてみた。
「イズミちゃん、まさかとは思うけど、キミって中二病だったりするのかな?」
するとイズミちゃんは中二病という言葉自体知らなかったらしく・・
「チュウニ病? なにそれ? 初めて聞く言葉ね」
「あぁ、いや、何でもないよ、忘れて」
僕はイズミちゃんの普通の反応を見て『イズミちゃんは真面目に言ってる、オカシイ訳じゃない』って確信した、しかし、それなら『心を半分欲しい』というのはどういうことだろうって疑問が残ってしまう。
「イズミちゃん、さっきの心の半分が欲しいってどういう意味かな? 冗談だよね、アハハ」
僕のこの質問にイズミちゃんは動揺しつつ、ちょっと考えて・・・
「あぁ、ま、まぁいいわ、この話はまた今度、みんなの考えもあると思うから、また改めてってことにさせてもらうわ、それまでユウト君も忘れてくれていいわ、ウフッ」
と、言いながらフロアのほうへ行ってしまった。
この最後のイズミちゃんの態度、僕は初めて見る感じだった。
「なんだろう? 今の心半分が欲しいって?・・・」
僕はいろいろ考えてしまった、これがゲームやアニメがスキっていう女子の言葉ならあり得ることと思えるけど、いつも真面目に店の経営のことを仕切ってるイズミちゃんとは相容れない言葉に思えるんだ。
(それにみんなの考えもあるって言ってたから、他の4人にも関係があることみたいだし、怖さえ感じるくらいの謎だな・・)
1
あなたにおすすめの小説
友達の妹が、入浴してる。
つきのはい
恋愛
「交換してみない?」
冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。
それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。
鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。
冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。
そんなラブコメディです。
昔好きだったお姉さんが不倫されたので落としに行ったら後輩からも好かれていた
九戸政景
恋愛
高校三年生の柴代大和は、小学校一年生の頃からの付き合いである秋田泰希の姉である夕希に恋心を抱いていたが、夕希の結婚をきっかけに恋心を諦めていた。
そして小学生の頃の夢を見た日、泰希から大和は夕希の離婚を伝えられ、それと同時にある頼みをされる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
学園の美人三姉妹に告白して断られたけど、わたしが義妹になったら溺愛してくるようになった
白藍まこと
恋愛
主人公の花野明莉は、学園のアイドル 月森三姉妹を崇拝していた。
クールな長女の月森千夜、おっとり系な二女の月森日和、ポジティブ三女の月森華凛。
明莉は遠くからその姿を見守ることが出来れば満足だった。
しかし、その情熱を恋愛感情と捉えられたクラスメイトによって、明莉は月森三姉妹に告白を強いられてしまう。結果フラれて、クラスの居場所すらも失うことに。
そんな絶望に拍車をかけるように、親の再婚により明莉は月森三姉妹と一つ屋根の下で暮らす事になってしまう。義妹としてスタートした新生活は最悪な展開になると思われたが、徐々に明莉は三姉妹との距離を縮めていく。
三姉妹に溺愛されていく共同生活が始まろうとしていた。
※他サイトでも掲載中です。
バイト先の先輩ギャルが実はクラスメイトで、しかも推しが一緒だった件
沢田美
恋愛
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」
高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。
そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。
見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。
意外な共通点から意気投合する二人。
だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは――
> 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」
一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。
……翌日、学校で再会するまでは。
実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!?
オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。
距離を置きたい女子たちを助けてしまった結果、正体バレして迫られる
歩く魚
恋愛
かつて、命を懸けて誰かを助けた日があった。
だがその記憶は、頭を打った衝撃とともに、綺麗さっぱり失われていた。
それは気にしてない。俺は深入りする気はない。
人間は好きだ。けれど、近づきすぎると嫌いになる。
だがそんな俺に、思いもよらぬ刺客が現れる。
――あの日、俺が助けたのは、できれば関わりたくなかった――距離を置きたい女子たちだったらしい。
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる