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先生
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しおりを挟む硬く反り返った牡を入り口にあてがわれただけで、葉人は達しそうになって唇を噛んだ。
ほぐれたアナを押し広げながら、熱の塊に満たされていく快感に舌舐めずりをする。
「ぅ…んっ、あっ!!」
ぴりっとした痛みに、昨日ついた傷を思い出して表情を曇らせる。
光彦がそれに気づき、動きを止めた。
「痛むな。止めておこうか」
体を離そうとした光彦にすがりつき、葉人は何度も首を振る。
「やだ!!」
「…小田切……」
光彦はテーブルに葉人を寝かし直すと足を大きく広げ、指にほぐされてひくりひくりとしているそこに舌を這わし始める。
じゅぷじゅぷと唾液を絡め、舌を差し入れてとろとろに溶かす。
「ん…ふぅ……」
「っ……も…小田切、悪い…」
額に汗を浮かべた光彦は苦しげにそう言うと、葉人の足を抱え上げた。
「やぁ…こわ……っ」
体重をかけて腰を押し進める光彦にすがりつく。
「んっ、おっ…き……」
完成された大人の男のモノは、今までの誰よりも質量でもって内蔵を押し分けてくる。
「は…ぁんっん、やぁ…動かないでぇ…」
「…ぅ……っいや……むり…っ」
突き立てたモノを更に奥へと誘うように、ねっとりと包み上げる粘膜の熱さに光彦は首を振った。
「あっ…あっ!!ん…っ!ぅんっやぁんっせんせぇっ!!」
あられもない声を張り上げ、葉人は光彦の腰に足を絡めて体をくねらせる。
「ぁっ…あ、あっ!!」
光彦の与えてくる律動に翻弄され、先走りを垂らしている芯を握られ、声をあげて葉人はイった。
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