蒼穹の裏方

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第3章 真珠湾からの帰投

3.1章 帰投後の鳩首協議

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 昭和16年12月23日にオアフ島を攻撃した機動部隊が柱島に帰ってきた。

 空母が帰港して補給や被害の修理が始まると、陸に上がった草鹿少将と加来大佐がさっそく空技廠にやってきた。

 会うやいなや、草鹿少将が話し出した。
「ハワイの戦いでは、君の意見が大いに参考になった。敵の空母の行動など、指摘がかなり当たっていたおかげで、我々は有利に戦いを進めることができた。大いに感謝する。しかも、これは極秘だが、わが軍の暗号電に対する君の意見も検証してみたところ、おおむね正しそうだということまでわかってきた」

 暗号が解読されていることが理解されてよかった。これからは、痛い目に合うことが減るのは間違いないだろう。
「私の情報が有効に活用されたのであれば、お役に立てて光栄です。暗号は漏れていると思ってください。この件は海軍全体の作戦に関わることですから、軍令部第四部とも相談してください」

 加来大佐が懐から何やら紙を取り出した。
「実はこの絵なんだが、君の意見をもらいたい」

 机の上に乗った紙には、あまりうまくない逆ガルの機体を前方と上方から見た絵が書かれていた。
「エンタープライズとの戦いで、零戦が対峙した機体だ。空戦した操縦員からは明らかに零戦よりもかなり性能が上回っていたとのことだ。実際、空戦でも追いつけずに取り逃がしている。しかし、今のところは配備されている機体は非常に数が少ないようだ。今回の戦いでは1機のみしか目撃されていない。いくら新型機で数が少ないといっても、単機だけで飛行していた理由はなぜかわからない」

 あまり上手な絵ではないが、明らかにその機体はF4Uコルセアだ。米国でこの機体が初飛行したのは1940年の中旬だったと記憶している。米国内には既に存在している機体だ。しかし、燃料タンクを拡大するために操縦席を後ろに下げたり、低速時の失速特性の悪癖を改修したり、まだ米本国で試験中のはずだ。それがエンタープライズに少なくとも1機は搭載されていたということだ。明らかに自分が知っている歴史とは整合しない。F4Uがこんなに早く、空母に搭載されている理由がわからない。それでもF4Uについて知っていることをまずは説明した。

「この戦闘機は2,000馬力のエンジンを搭載した新型機です。我々の機体で言えば、十六試艦戦に相当する機体です。速度は350ノット(648km/h)程度なので、零戦が相手をするのはかなり厳しいと思います。なぜこの時、1機だけだったのかは、私にもわかりません。空母への適合試験などの理由で1機だけが空母に搭載されていて、戦闘に巻き込まれたのかもしれません」

 加来大佐が質問する。
「うむ、次期戦闘機ということか。君はこの戦闘機が多数実戦配備されるまでに、どれ位時間がかかると思うかね?」

「正直なところ、半年なのか1年なのかわかりません。この先、米国は全力で工場を稼働させますよ。設計が固まれば複数のメーカの工場で同じ機体の生産が始まります。その結果、驚くほど短期間でたくさんの機体を揃えられるはずです。新型機がこれから続々と登場してくる始まりになりそうです。この機体も空母で試験しているとなると、航空機としての技術的な問題はかなり解決しているのでしょう。短期間で問題を解決して、すぐにでも生産が始まりますよ」

 草鹿少将が小さな声で答えた。
「この機体の開発時に発生した問題もすぐに解決したと考えられるのか。まるで君の仕事のようだな」

 この言葉がヒントになった。恐らく、米国のどこかに自分と同じ知識を有する人物がいるのだ。ハワイで現れたのがこの機体だけだとすると、その影響はまだ限定的のようだ。しかも陸軍の機体は従来のP-40やP-36が主力だったとのことなので、陸軍は史実からあまり変わっていないはずだ。恐らく、海軍につながりのある人物が影響を与えているのだろう。

「これから米軍の新型機や新兵器が登場してくると思います。それは、想定よりも早くなるでしょう。米軍側にかなりの知恵者がいると考えてください。この新型艦戦が早く登場したのもその影響と思われます」

 草鹿少将がため息交じりに答えた。
「我々にできることと言えば、自らの新型機や新兵器の配備を急ぐということか。こんな機体がたくさん出てくるのであれば、こちらも雷電や十六試艦戦でないと対抗できないだろうな」
 草鹿少将と加来大佐は少しうなだれて帰っていった。

……

 ほぼ同じころ、軍令部次長の伊藤少将が、わざわざ飛龍を訪れていた。真珠湾攻撃から帰投したばかりの山口少将と会談するために伊藤次長がやって来た。二航戦が日本に帰投して1週間も経過していない。レキシントンとの戦いの中で判明した海軍暗号が米国で解読されている可能性について、山口少将の知っていることを直接確かめに来たのだ。

 伊藤次長は、少将から話を聞いてから直ちに軍令部に戻ると、軍令部第三部と第四部の部長に対して山口少将の発言の裏付けの調査を指示した。同時に12月30日に、彼の主催で関係者が集まるよう極秘会議の開催を指示した。

……

 軍令部の会議に集まったのは、二航戦から山口少将と加来大佐、一航艦から草鹿少将、連合艦隊司令部から参謀長の宇垣少将、軍令部から伊藤次長と第三部長の前田少将、第四部長の金子少将だった。

 伊藤少将に促されて、まずは加来大佐が説明を始める。但し、空技廠の鈴木大尉からの情報から意図的に偽電を発したところは、山口少将と事前に調整した通り、連合艦隊司令部からのミッドウェー島への攻撃要求に対して、それに応諾することを海軍暗号にして回答したことで説明する。

「……以上説明したように、連合艦隊司令部からミッドウェー島攻撃の指示を受電しました。それに答えるため、北方から接近してミッドウェー島を空爆や艦砲射撃で攻撃する計画を連合艦隊司令部に暗号で返電しました。これは司令部からの要求に対する受諾の報告です。一方、報告の後にミッドウェー島へ駆逐艦が砲撃を行いましたが、敵艦爆の攻撃により被害を受けています。この艦載機の攻撃から、我々はレキシントンもしくはサラトガが活動している可能性が高いと判断しました。まあ、これは事実だったわけです。それで、我々は敵艦隊との鉢合わせを避けるために航路を若干計画から西寄りに変更して、敵艦隊の捜索を開始しました。敵空母を発見して以降の攻撃は戦闘報告の通りです」

 山口少将がここで説明を引き継ぐ。
「我々は戦闘後に救助した米海軍機の搭乗員から、重要な証言を得た。その偵察機の操縦員は、上官から日本軍はミッドウェー島の北側からやってくる可能性が強いから、そこを重点的に捜索せよとの命令を受けたとのことだ。更に、別の爆撃隊の航法員は飛行隊長から、日本軍はミッドウェー島を北方から爆撃するはずだから、その間に日本空母を攻撃できれば勝てる可能性があると言われたと証言した。以上を総合すると、我々の艦隊がミッドウェー島の北側から島内の基地をまず攻撃するという情報が事前に米空母に知られていたと考えられる。つまり我々が打電した暗号電が敵に解読されている可能性が大だということだ」

 伊藤少将に促されて、第四部長の金子少将が説明を始める。
「我々、第四部は米軍の暗号に対して解読に取り組んできています。これは極秘ですが、米海軍の暗号電解読に早くから取り組んできた結果、完全ではありませんが一部の暗号は解読できるようになっています。これは、偶然ですが、12月10日に解読した太平洋司令部から発せられたと想定される米軍の指令文を傍受しています。幸いにもこの文の一部は解読できました」

 手元のメモを見ながら説明を続ける。
「AAA基地が攻撃されるBBB。CCCはDDDから攻撃予定。というものです。残念ながらAからDの内容は、我々はまだ解読できていませんが、二航戦が発した文を解読して、日本軍の攻撃に対してミッドウェー島の基地と行動中の艦隊に注意を促すように、打電した文と考えるとつじつまが合います。あなたたちの意見を事前に聞いていましたので、確証を得るために、我々も偽電を打って真偽を確認することとしました。トラック環礁の艦隊で重油が不足しているので、至急補給を頼むとの偽の暗号文を発しました。この結果、アメリカ側からの電文を傍受することとしました。すると、EEEにおいてFFFが不足、との文章を解読できたのです。もはや疑いはありません。我々の暗号は解読されています。我々は米海軍暗号を一部しか解読できませんが、敵は大部分を解読していると考えられます」

 伊藤少将が発言した。
「山口さんの推測は当たっているということが、第四部十課の解読班でも証明できたということだ。開戦の時点で、このことに我々が気づけたのは、本当に良かった。まさに不幸中の幸いだ。二航戦は敵空母を撃沈した以上の大きな手柄をたてたのかもしれんな」

 情報戦を専門にする第三部長の前田少将が続ける。
「しばらくの間、我々はこの事実に気が付かないふりをします。つまり、暗号電が解読されているとは気が付いていない前提で行動をお願いします。草鹿さんも宇垣さんもそこのところよろしくお願いします。暗号が解読されていると知っているのは、この場の者以外には山本さんや、永野さんなど我々から直接説明する特定の人物の範囲内に留めていただきたい。みなさんからは絶対に口外しないでください」

 前田少将が見回すと、明らかに山口少将や草鹿少将は、理由を教えろという顔をしている。
「我々は、乾坤一擲というような重要な場面で偽電を打って、日本側の作戦がうまく行くように偽の情報で米軍を誘導することを考えています。たとえて言うならば、北から攻撃すると偽の暗号電を打っておいて、実際は南側から奇襲するという欺瞞作戦です。このため、しばらくはだまされているふりをしてください。また通常の作戦では、今までと同様に暗号電を使って作戦を実行してください。皆さんなら、それでも勝てるでしょう。我々が、自分たちが使用する暗号電が解読されていることに気づいていると敵に察知されたら、偽電による策略は使えなくなります。くれぐれも決戦の場でない限り知らないふりをしてください」

 草鹿少将がみんなが思っている疑問点を質問した。
「いつもと変わらないように振舞えという趣旨は理解する。しかし、敵に知られる前提の情報のみで作戦を実行したのでは、こちらの被害が増大する。本当に敵に知られたくない情報はどのように伝えるのか。それとも作戦側で工夫せよとのことなのか?」

 意外にも、これまで黙っていた宇垣参謀長が発言する。
「絶対に知られては困るような内容は、無線ではなく人や紙を介して直接伝えるしかないだろう。近距離ならば昔ながらの発光信号だ。遠方では航空機を伝令代わりに使って、情報を伝えることを真剣に考える必要がある。もう一つ、技研で超短波による通信機を開発してもらっている。これは電探と同じようにきわめて波長の短い電波を使って通信を行うものだ。この超短波という電波は100浬から200浬くらいで決まった方角しか届かない。まあ気休めかもしれないが、限られた範囲なら比較的簡単に通信ができるようになるということだ。また、二航戦のように直前になって、暗号電と実際の行動をちょっと変えてみるというのも有効だな。結果的に敵の行動の裏をかくことができる」

 この発言に対しては、山口少将と草鹿少将、それに宇垣少将が顔を見合わせてニヤリとする。

 伊藤次長が最後に発言する。
「暗号が漏れているのは、アメリカのみでなくイギリスなどの連合国にも知られていると考えるべきだろう。まあ米国と英国は密接だからツーカーだと思うが、その他の国についても当然用心は必要だ。この件に関しては私が当面のまとめ役をさせてもらう。進展があれば私から連絡させてもらう。皆さんから要望があれば私に上げてほしい。作戦上、敵をだますような暗号電を打って、本件を逆手にとりたいという要求はまずは私に相談してくれ。決戦時には偽電で敵に毒を飲ませるという方策をなるべく長く利用したい。敵をだますためには、普段は知らないふりが重要だ。当たり前だが、くれぐれも私への要望事項を暗号電で打たないでくれ」

 山口少将がにこりと笑いながら発言する。
「最後の言葉は、いつもまじめな伊藤さんにしては珍しいジョークだね。私から、さっそく要望を述べさせてもらう。第四部は敵の暗号を解読して、いい結果を出しているじゃないか。AやBが入っていても構わないから、解読した文については連合艦隊にも適宜教えてほしい。前線部隊にとっては、ちょっとしたことでも、作戦上、重要なヒントになることがあるのだ。兆しやヒントを教えてもらいたい。それと第四部をもっと拡大したらどうかね。海軍技術研究所がやっているように大学の博士を採用してもっと組織を大きくすれば、優秀な頭脳のおかげで、AやBをだんだん減らせるはずだ。アメリカは恐らく、大人数の専門家が解読をやっているのだろう。それに対して、早く手を打たないと情報の戦いで我々は負けてしまうぞ。これは新しい戦いだ。アメリカにも前田少将のようなことを考える人物は必ずいるはずだ。敵をだますつもりが、逆にだまされないように気を付けることだ」

 軍令部の組織に関する指摘には、伊藤次長が答えた。
「山口さんの要求に私も賛成だ。第四部の情報は山本さんのところに伝えよう。また第四部の人材強化については、軍令部総長の永野さんに相談してみよう。我々も米国並みに暗号を解読する必要がある。新しい戦いの理解ということには最も後ろ向きの人物と思えるが、彼も私の上官なんでね」
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