電子の帝国

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第15章 運河攻撃作戦

15.6章 迎撃戦2

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「榛名」の艦上では誘導弾の発射準備が完了していた。既に爆撃編隊の距離と方位は電探が探知している。誘導弾の最大射程には入っているが、友軍の戦闘機がまだ攻撃している。

 艦長の石井大佐が、緊張した顔つきで砲術長の方を向いた。砲術長の越野中佐は艦長の顔を見ただけで、聞きたいことがわかったので、短く報告した。
「4発の対空誘導弾を発射器に装填済み。誘導電波も照射を開始します」

 命令すれば、いつでも撃てるということだ。空母と連絡をとっていた通信長から艦橋に連絡が入った。

「二航戦から、烈風の退避が完了したとの報告が入りました。続いて、「赤城」の青木艦長からも誘導弾戦闘可能との連絡がきました。一航戦、二航戦共に、直衛機退避を確認!」

 じりじりと待っていた報告を聞いて、間髪をいれず、大きな声で石井艦長が叫んだ。
「誘導弾、全弾発射!」

 この時、「榛名」は既に回頭して、艦首を東に向けていた。艦尾のカタパルトから米編隊を狙いやすくするためだ。北北西を向いた発射機から次々と噴進弾が発射された。

 ……

 上空の爆撃機から、アレン大佐は、注意深く双眼鏡で水平線上に見えてきた戦艦と巡洋艦の様子を監視していた。昼間にもかかわらず、戦艦の後部が光って海上に煙が広がるのがわかった。

「ミサイルを発射してきたぞ。欺瞞弾を発射せよ。編隊全機に命令。欺瞞弾を発射せよ!」

 機首の爆撃手が発射ノブを操作した。胴体の両側に開口された発射口から、前方に向けて多数の円筒形の物体が打ち出された。ポン、ポンと戦場にしてはのんきな音を立てて前方に打ち出された物体は、放物線を描いて飛んでゆくと、次々と爆撃機の斜め前方で爆発した。円筒ケースに収められた金属箔が空中で飛散して雲のように広がった。続いて発射されたオレンジ色に輝く照明弾のような発光体が扇形に広がってゆく。マグネシウム化合物を含む薬剤が激しく燃えることにより赤外線を放ちながら爆撃編隊の前方に広がってゆく。燃焼している光体の一部は小型のパラシュートを広げてゆっくりと落ちてゆく。

 指揮官機からの命令で、他の爆撃機も一斉に金属箔と赤外線弾を打ち出していた。これらの欺瞞弾が発射されるのと同時に、バンクス大尉は、B-24の機首をわずかに持ち上げてゆるく上昇を始めた。自らが散布した金属箔と赤外線放射弾の雲の上を、距離を開けて飛び越えるためだ。

「榛名」が発射した噴進弾は爆撃機の下方に広がった金属箔の雲に向かっていった。さすがに誘導弾の電波受信部は、艦載の大型電探のように、空中を移動する目標と停止している目標を区別することはできない。誘導弾は、艦上から照射された電波を強く反射している金属箔の雲に突っ込んでいった。しかも誘導弾の電磁信管も金属に反応するから、ばらまかれたアルミ箔を目標と誤認して弾頭が爆発した。

 艦上からも、爆撃機よりも下方の雲に突っ込んだ誘導弾が爆発する閃光が見えた。
「あれじゃあ、誘導弾は、命中していないな」

 砲術長の越野中佐も、噴進弾が飛行してゆく様子を双眼鏡で注視していたので、異常にすぐに気がついた。
「爆撃機が機首から多数の物体を発射しています。一部は照明弾のように光っています。おそらく我々の誘導弾を欺瞞するために発射したのでしょう」

「なるほど、米軍の欺瞞対策というわけか」

 様子を見ていた通信長の喜多山中佐が説明を始めた。
「電波を反射する金属箔をばらまいて電波を反射させていると思われます。吊光弾のような光は、おそらく赤外線を放射しているのでしょう。我々の誘導手段が電波なのか赤外線なのか確定できなかったので、双方の手段を実行したのだと思います」

 海軍でも、アリューシャンの戦いの後に、金属箔により噴進弾の誘導電波を欺瞞する可能性については気づいていた。アメリカ軍は、既に何度もアルミ箔で電探を欺瞞しているのだ。誘導弾への欺瞞策としてこれを使ってくることは想定できた。石井大佐との会話の間にも、「愛宕」と「足柄」が発射した誘導弾が、金属箔の雲の中で連続して爆発していた。

「対応策は何かあるのか? 今のところ米軍の対策は極めて有効だぞ」

 砲術長は技術部隊で作成した書類を見たことがあったが、積極的な対策よりも、金属箔の雲から目標の機体が抜け出るのを待つように指示されていた。無駄弾を撃つよりも待てということだ。これでは有効な対応策がないというに等しい。

「金属箔の雲が晴れるまで、待っているという策以外はなさそうです」

 艦長の顔が苦虫をかみつぶしたようになった。
「そんな悠長な時間はないぞ。待っていれば、爆撃機は爆弾を投下するかもしれないんだぞ」

 ……

 前衛部隊の噴進弾による迎撃の状況は「衣笠」にも伝えられていた。「榛名」と「愛宕」の計算機が即時に状況を伝達してきたのだ。

 三和参謀が小沢長官に状況を説明していた。
「多量の金属箔による欺瞞策で誘導弾の狙いがそらされています。近接信管も金属箔の電磁反応で誤爆しています。誘導弾の受信部を改修すれば別ですが、有効な対応策は、今のところありません。艦上から照射する誘導電波を金属箔の雲をできる限り避けて、爆撃機に向けるように指示するくらいです」

「相手は大型爆撃機だ、爆弾搭載量を減らせば、多量の金属箔を搭載している可能性がある。待っていても、金属箔を追加して金属箔の雲を広げる可能性があるぞ」

 説明をしている間にも穴山大尉は赤軍の妨害策として、今の状況を計算機に入力していた。しばらくすると計算機の表示画面に青軍の対策が出てきた。

 吉岡少佐がそれを目ざとく見つけて、穴山大尉から出力された用紙を受け取った。
「積極策が出て来ました。多数の対空砲弾を金属箔の雲に向けて打ち上げる作戦です」

「そんなことをすれば、近接信管を備えた高射砲弾は金属箔の雲の中で爆発することになるぞ」

 そこまで言って吉岡少佐も気が付いた。
「なるほど。雲の中で爆発させるとなると、短時間で多数の砲弾を打ち出した方が有効だな」

 吉岡少佐は、いつの間にか後ろで聞いていた小沢中将と三和参謀に向き直った。
「前衛の艦艇に対空砲の全力射撃攻撃を命じます。よろしいですね」

「効果が証明されているわけではないが、これ以上状況が悪くなることはないだろう。対空射撃を許可する」

 ……

「足柄」が第三射として発射した誘導弾が、やっとのことで爆撃編隊の最も東側を飛行していたB-24を捉えて命中した。金属箔の雲から飛び出して飛行していたのだ。

「金属箔は日本軍の誘導弾に対して有効だ。それが無くなれば墜とされるぞ。続けて電波欺瞞弾を発射せよ」

 友軍機が撃墜されたのを見て、アレン大佐は、日本軍のミサイルは電波により誘導されていると看破した。爆弾搭載量を減らしてまで多量の欺瞞弾を搭載してきたが、効果があった。

「まだアルミ箔弾は残っているんだろうな」

 バンクス大尉が答えた。
「大佐、我々は五回分のアルミ箔を搭載していましたが、既に三回散布しています。残りの二回を上手く使えば、日本艦隊の上空まで侵入できるでしょう」

「わかった。アルミ箔の雲の状態をよく観察していてくれ。薄くなれば、追加のアルミ箔弾を発射するぞ。部隊の他の機体にも伝えてくれ」

 ……

「そろそろ主砲の射程に入ってくるな。射撃開始だ。砲弾が届くところまでやってきたら撃っていいぞ」

「秋月」艦長の古賀中佐にも「衣笠」からの命令が通知されていた。艦長は、金属箔の雲と爆撃機が映っている電探の表示管を見ながら砲術長に命令した。

 すぐに関根大尉が答えた。
「10cm砲弾の近接信管は金属に反応します。どうやら、誘導弾は空中の金属箔により早期爆発しているようです。我々の近接信管もあの金属箔の雲の中で爆発しますが、いいのですか?」

「爆発させるために射撃するんだよ。これは決して無駄弾にはならないから、全力で射撃してくれ」
 艦長は「衣笠」からの指示を砲術長に説明した。

 艦隊の最も北側に航行していた「秋月」の10cm砲による射撃が始まった。ほぼ同時に、並んで東側を進んでいた「照月」も撃ち始めた。続いて「榛名」も防空戦艦への改修で新たに搭載した10cm高角砲を撃ち始めた。

 九八式10cm高角砲は、毎分19発射撃できた。しかし、これは最大瞬間速度に近い。射撃を維持するとなると毎分15発程度になった。それでも、8門を搭載した2隻の駆逐艦と片舷6門の戦艦の砲火を合わせると合計22門だ。毎分300発以上の高角砲弾が発射されることになる。

 全力射撃が始まると、日本艦隊に接近してくる爆撃編隊は、あっという間に激しい弾幕に包まれた。しかし、ほとんどの砲弾は編隊よりわずかに下方の金属箔の雲中で爆発している。10cm砲弾は、砲弾の上下左右方向については約20m、砲弾の飛翔方向については18mを爆発による有効範囲としていた。

 連続する爆風が、どんどん金属箔を細かな小片に刻むと共に吹き飛ばしてゆく。金属箔の雲を抜けてきた1弾がB-24の近くで爆発した。尾翼が吹き飛んで墜ちてゆく。

 すぐに、アレン中佐は日本軍の考えていることに気がついた。
「これは日本軍の作戦だ。砲弾の爆風で、アルミ箔を吹き飛ばそうとしているぞ。残っている欺瞞弾を発射せよ」

 爆撃編隊から、電波妨害用の欺瞞弾が連続して発射された。一方、日本艦隊は、10cm砲に加えて、「愛宕」と「足柄」も88mm高角砲の射撃を開始した。

 しばらく後に、ある程度は無駄弾になるのを承知で噴進弾の射撃も再開した。金属箔の密度が薄くなれば、一定数は有効弾になるとの判断だ。2梯団に分かれて高空を飛行してきた50機以上のB-24は、烈風の要撃により既に40機程度まで減少していたが、誘導弾と高射砲弾に撃たれ続けた。しかも、補充の金属箔を撃ち尽くして、金属箔の雲が薄くなると誘導弾の命中率はどんどん向上していった。

 接近してきた爆撃編隊に対して、「榛名」「愛宕」「足柄」は噴進弾を全力で射撃していた。数分で40発以上の噴進弾が発射されて、16発が命中した。同時に打ち出された高射砲弾は、10cm砲弾と88mm砲弾を合わせて、約2,000発を射撃した。その結果、高角砲により13機を撃墜した。

 アレン中佐は、ある程度覚悟していたとはいえ、激しい対空砲火を受けて、防空艦を攻撃することに方針を変えた。このまま無理に空母まで前進すれば、全滅に等しい被害を受けるだろう。
「対空ミサイルを発射している巡洋艦と戦艦を攻撃する。たとえ撃沈できなくても、精密機器であるミサイルの誘導が不可能になればよい。そうなれば、後続の編隊が空母を攻撃できる確率が増すはずだ」

 中佐からの命令を聞いて、残っていた17機のB-24が、高空から爆撃態勢に入っていた。3隊に分かれて、防空巡洋艦と防空戦艦を狙った。各機が1発のVB-1誘導爆弾と5発の1,000lb(454kg)爆弾を搭載していた。

 VB-1(Vertical Bomb 1)は別名AZONとも呼ばれ、水平爆撃で投下する無線操縦の爆弾だ。爆撃時には他の通常爆弾と同様に、ノルデン爆撃照準器を利用して投下する。投下後は、リモートコントロール可能なジョイスティック型の送受装置で、母機から誘導電波を送信して落下コースを前後左右に変えて命中させる。但し、独自の推進器を有しているわけではないので、自由落下爆弾の着弾位置を一定の範囲内で修正する機能に留まっていた。

 VB-1の弾体には、米軍が使用していた1,000lb(454kg)爆弾をそのまま使用していた。爆弾の後方に直方体のバッテリーや無線、モーターなどを含む誘導部が取り付けられる。更に4枚の安定板の後部にそれぞれモーターで駆動される操縦翼が付いていた。爆弾の落下コースが上空からも視認できるように、尾部にフレアが取り付けられて発光するとともに煙跡が残るようになっていた。

 各機で誘導爆弾を1発しか搭載していないのは、誘導装置を1機あたり1式しか搭載していないからだ。

 8機のB-24が最も大きな「榛名」を狙った。

「榛名」の電探操作員が、自分の艦を狙って飛行してくる編隊に気がついた。重要拠点の攻撃でも、それを防衛している対空火器をまず制圧するのは、攻撃作戦として当たり前だ。艦長の石井大佐も防空艦がまず狙われる可能性を想定して、上空の爆撃機の飛行経路に十分注意するように指示していたのだ。

 電子機器室からの報告はすぐに艦橋に上がった。しかし、そんなこととは関係なく、近づく爆撃機は全て反撃するというような勢いで、対空射撃が始まっていた。
「砲術長、北北西320度を飛行している編隊が我々を狙っているぞ。爆撃機にとって、天敵になっているこの艦を先につぶすつもりのようだ」

 越野中佐が、周りの騒音に負けないように大声で答えた。
「わかりました。しかし、既にその編隊に向けて全力で射撃中です。我々がやることはあまり変わりません」

 しかし、艦長はやるべきことが違う。石井大佐は防空指揮所から自らの目で、爆撃機の編隊を確認した。

「榛名」が発射した対空誘導弾がするすると上空に向けて飛行してゆくと、爆撃照準をしていた編隊の中で爆発した。2機のB-24が黒い煙と炎を吐き出してきりもみで墜ちてゆく。

 その直後に、爆撃機からぽろぽろと黒いものが投下されるのが、石井大佐にも見えた。爆弾のシルエットは真円のままで、前後に長い楕円形に見えてこない。つまりこの艦に向かって落ちてきているということだ。石井艦長は回避を命令した。
「おもーかーじ、いっぱい。おもーかーじ」

「榛名」は、艦首の左側に渦を発生させながら、急速に右方向に回頭を始めた。

 高度8,000mから6発のVB-1と30発の1000lb爆弾が投下された。「榛名」は、回避している間も、10cm高角砲の射撃を続けていた。かなり照準が難しい回頭中にもかかわらず、1機に火を噴かせるのに成功した。

「なんだ、あの爆弾は? 落下方向が変わっているように見えるぞ」

 30ノットでの回避運動により、ほとんどの爆弾は全て「榛名」の左舷方向へと落下してゆくように見えた。しかし、数発の爆弾はこちらに向きを変えたように見える。石井大佐は、伝声管に向かって、今までの人生で最も大きな声で叫んでいた。

「爆弾が命中するぞ! 被弾に備えよ。爆弾の命中に備えろ!!」

 最後まで誘導された5発のVB-1無線誘導爆弾は、3発は「榛名」の左舷側に外れたが、2発が命中した。

 1発が後部煙突の左舷後方に命中した。最上甲板の38mm装甲と上甲板の25mm鋼板、更に中甲板の19mm装甲を破って機関室天井の76mm鋼板で爆発した。左舷の推進器が停止すると共に左舷の2基の連装高角砲が破壊されて、2基の37mm四連装機関銃が吹き飛んだ。煙突側壁に破孔が生じて、最上甲板が小山のように盛り上がった。最上甲板では火災が発生した。

 次の1発が船体前部に命中した。第1砲塔に命中したVB-1は砲塔天蓋の152mm装甲を貫通できずに砲塔上で爆発した。爆風を受けて羅針艦橋のガラスが割れて艦橋脇の37mm機銃が破壊されたが、最初の1弾に比べれば被害は小さい。

「愛宕」を狙ったのは、5機のB-24だった。爆弾投下前に対空砲火で1機が撃墜された。4発のVB-1と20発の爆弾が投下された。「愛宕」自身と右舷前方の「秋月」が全力で対空砲射撃を続けた結果、爆弾が落ちる前に更に2機が撃墜された。

 最後まで2発のVB-1が誘導されたが、34ノットの全速で回避する「愛宕」に命中することはなかった。もちろん無誘導の通常爆弾は「愛宕」からかなり離れた海上に落下した。

「足柄」には4機のB-24が向かった。「照月」と共同して、爆撃機編隊のうちの2機を墜としたため、2機が爆弾を投下してきた。高速で回頭する「足柄」は、全て回避した。
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