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第四話 日常が変わる
04-3.
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……武に対してやりすぎだろ。
武が告白を受け入れたのが、それほどに気に入らなかったのだろう。それならば、浩二は行動に移すべきだった。
「諦めろ」
葵は浩二の性格を知っている。一度決めたことは簡単に曲げない頑固者だ。
だからこそ、葵は武が望んでいない言葉を口にした。
「恋人ができたくらいで切れる縁なら放っておけよ」
『ですが! 浩二は三年の付き合いがあるのですぞ! 敏郎とは二日の付き合いしかありません!』
「それなら、須山と別れるか?」
葵は問いかける。
それに対し、武は戸惑っていた。葵に問いかけられるとは思ってもいなかったのだ。
『別れられません!』
武が出した答えは敏郎を優先することだった。
素直に愛を表現する敏郎に惚れてしまったのだろう。好きになってしまった。その気持ちは嘘ではなかった。流されたわけではない。
「それなら、しかたがないだろ」
葵は武に同情的だった。
……浩二のやつ。
浩二が嫌いになったわけではない。
しかし、浩二のやり方は卑怯だ。逃げたのだ。
「恋人か友人か、選ぶしかないだろ」
『そんな究極の選択、俺にはできませんぞ! 葵ならばどうしますか!?』
「俺はなにがあっても律を選ぶ」
葵は迷いはなかった。
律に抱きしめられながら、自分の答えを告げる。
「律がいないと俺はなにもできない」
葵は本音を口にする。
そうすることで武の本音を聞き出そうとしたのだ。
『俺は浩二のことが好きでした』
武は語り始める。
『ですが、敏郎と比べると、浩二に抱いていた好意は友情の延長戦でしかなかったのだと思い知りました。敏郎が愛おしくてしかたがないのです。俺が愛しているのは敏郎なのです』
武の言葉は律にも届いている。
電話の音が漏れている。それに武は気づいていない。
武が告白を受け入れたのが、それほどに気に入らなかったのだろう。それならば、浩二は行動に移すべきだった。
「諦めろ」
葵は浩二の性格を知っている。一度決めたことは簡単に曲げない頑固者だ。
だからこそ、葵は武が望んでいない言葉を口にした。
「恋人ができたくらいで切れる縁なら放っておけよ」
『ですが! 浩二は三年の付き合いがあるのですぞ! 敏郎とは二日の付き合いしかありません!』
「それなら、須山と別れるか?」
葵は問いかける。
それに対し、武は戸惑っていた。葵に問いかけられるとは思ってもいなかったのだ。
『別れられません!』
武が出した答えは敏郎を優先することだった。
素直に愛を表現する敏郎に惚れてしまったのだろう。好きになってしまった。その気持ちは嘘ではなかった。流されたわけではない。
「それなら、しかたがないだろ」
葵は武に同情的だった。
……浩二のやつ。
浩二が嫌いになったわけではない。
しかし、浩二のやり方は卑怯だ。逃げたのだ。
「恋人か友人か、選ぶしかないだろ」
『そんな究極の選択、俺にはできませんぞ! 葵ならばどうしますか!?』
「俺はなにがあっても律を選ぶ」
葵は迷いはなかった。
律に抱きしめられながら、自分の答えを告げる。
「律がいないと俺はなにもできない」
葵は本音を口にする。
そうすることで武の本音を聞き出そうとしたのだ。
『俺は浩二のことが好きでした』
武は語り始める。
『ですが、敏郎と比べると、浩二に抱いていた好意は友情の延長戦でしかなかったのだと思い知りました。敏郎が愛おしくてしかたがないのです。俺が愛しているのは敏郎なのです』
武の言葉は律にも届いている。
電話の音が漏れている。それに武は気づいていない。
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