1 / 52
第1話 異世界で用無し
しおりを挟む
夜勤明けで歩道をフラフラ歩いていたせいか、命よりも大切なスマホが手から滑り落ちた。
「うわっ」
地面への落下はどんなことをしても避けなければ。俺は必死で手を伸ばし、万が一に備えて足も出した。
午前六時とはいえ、道路の上を車は走っていた。キキキーーー!!
体が宙を舞っている時、後ろの方で大きな音がした。
あ、終わった。ジ・エンド。
え? 人生ってこんな簡単に終わんの?
「ああでも神様! スマホの神様! いるならお慈悲を! スマホを守ろうとしたんです。何卒お慈悲を!」
今思えば馬鹿みたいだけど。それが、俺が死に際に残した言葉だった。
――は?
目を開けると、奇妙な人たちに囲まれていた。
青や白のローブを着ている西洋人だ。
「成功ですな」
「やりましたな」
何やら互いに褒めあっている。なんか分かんないけど、よかったんならよかったね。
それで俺は……。ん? チカチカすると思ったら、魔法陣の上に立っていた。
……は? ……え? ……ほ?
「ようこそお越しくださいました。ささ、こちらへ」
明らかに一番偉そうな、ゴテゴテした豪華な青いローブを着ている男が、そう言って俺を手招きした。
どうやら魔法陣から出ろと言いたいらしい。
「……ええと?」
何をどう聞いたらよいのやら。これってどう見ても――異世界転移なのよ。
……マジか?
モゾモゾと落ち着きのない白いローブがしゃしゃり出てきた。
「賢者様。それよりも召喚者のレベルは?」
召喚者――多分、俺のことね。この青ローブの賢者様とやらに召喚されたのね。
それで、勝手に呼びつけておいて、白ローブの男は、まずは俺のレベルを知りたいとか抜かしている訳ね。ムッ!
「ステータスオープン!」
おおおおーーー!!
青ローブが叫んだ途端、目の前に、ゲームでお馴染みのステータス画面が表示された。賢者様とやらにも同じものが見えているらしい。
「なんと!」
むむむ。そんなに驚くほどのレベルなのか?
――って。Lv1ってありますけど。いくらなんでもさすがにしょぼい。しょぼ過ぎる数字なのでは?
「属性は?」
「いったいどんなスキルを?」
「アイテムはいかに?」
白ローブたちが色めき立った。みんな色々気になるんだね。俺が何者か――とかよりも先に。
「属性が――属性はない。スキルは丸印。なんなのだこれは? アイテムは空のバケツ。これは……」
賢者様がプルプルと震え出した。ああ、失敗したっぽいね。想像と違ったんだね。でも俺のせいじゃないからね。誰かと間違えたんだよ、きっと。そっちがね。
他の白ローブたちもざわざわと騒ぎ始めた。賢者様が倒れ込むように椅子に腰掛けて、右手をブルンと振った。
それは、「つまみだせ」という合図だったようで、俺は何も説明されないまま部屋から連れ出された。
廊下に出ると、兵士っぽい格好の男が二人いた。
放り出される俺を見て驚いたということは、青ローブにかしずかれながら、恭しく出てくるとでも思っていたのかな?
白ローブは、俺一人を部屋から出して、何も言わずにドアを閉めた。
そりゃ面食らうよね。でも色々聞きたいのは俺の方なのよ。
「あのう。ちょっとお尋ねしたいのですが」
二人とも俺に話しかけられるとは思っていなかったようで、ビクンと体をのけぞらせた。
「ええと。その。ここってどこなんですか。それと、どうして俺はここに連れて来られたんでしょうか?」
二人は互いに顔を見合わせた結果、答えてくれた。
「先代の大賢者様が召喚された救世主様が、先日亡くなられたのです。そこで次代の救世主様を召喚することになったのです」
そう言って俺の顔をじいーっと見る。
「いやあ。そうでしたか。俺は、救世主? ――じゃなかったみたいなんですけど。これからどうしたらいいんでしょう?」
「ええっ?!」
「嘘でしょう?!」
こんな不幸なことってないよね。お互いにね。
……にしても。普通、異世界転移って、チートになるのが定番じゃない?
あーあ。スマホの神様なんていなかった訳ね。願いは届かなかったのかー。
どうすんのマジで。俺に何ができんの?
三人とも泣きそうな顔で固まっていると、ドアが開いて、青ローブが出てきた。
「責任とってくださいよー」とか、「いやいや無視はないでしょう」とか、とにかく何か言いたかったのに、フンと睨まれて、俺は声をかけられなかった。
死ぬ前と何にも変わってないな。相変わらずのへなちょこ具合。
「この者のレベルでは話にならん。そちらで引き取るがよい。宮殿ではいつも人が足らぬと言っておったであろう」
青ローブはそれだけ言い残して去っていった。
そりゃないよー。いくらなんでも、そりゃないよー。
兵士たちも困ったらしく、青ローブに続いてぞろぞろと出てきた白ローブに、すがるように尋ねた。
「ですが。召喚された救世主様は教会の方で――」
「救世主などではないっ!」
白ローブが顔をこわばらせて兵士を怒鳴りつけた。
一つ分かったことは――宮殿の兵士よりも、教会のローブたちの方が上らしいってこと。
それにしても、不用品を下げ渡すような言い草。ひどくない?
「あ、あの。と、と、とりあえずお部屋にご案内しますので」
兵士はいい人たちみたいだ。ローブどもより全然いい。ここにいてくれて助かったよー。
案内された部屋は、ベッドやテーブルや椅子など、一通りの調度品が揃っていた。来客用の部屋なのかな?
二人の兵士は、俺のことをまだ救世主として丁寧に扱ってくれているみたいだ。隊長を呼んでくると言って小走りに去って行った。
とりあえず椅子に座ろう。
はあー。どうしたもんかなー。
一人になったところで、現実を見つめることにした。
「ステータスオープン」
ドキドキしながら唱えてみた。
おっほ! 出た! 表示された。
なんだかゲームの主人公ぽくって、ちょっとウキウキしちゃう。
もう一回自分のステータスを見てみる。さっきはすぐに閉じられちゃったから。
おー。
Lv:1
魔力:100/100
体力:100/100
属性:
スキル:虫眼鏡アイコン
アイテム:ゴミ箱
もしかしたら、「職業:救世主」とかって、表示されているはずだったのかな。
うん?
このスキルのアイコンなんだろ? さっきは「丸印」とかって言われていたけど。俺には普通に検索のマークに見える。
タップしてみる。
検索バーが現れた! タップできた! うおおおーーー!!
これって検索できるってこと? 何が? 何を検索するものなんだ?
今必要な物ってなんだ? とりあえず寝るところはある。服も着ている。衣食住のうち、ないのは食料か。
うーん。「ご飯」と入れてみる。えいっ。
うおおおおーーーーー!!!
スマホの神様!! 神様ーー!!
見覚えのあるアプリがずらずらと表示された。デリバリー系のアプリ候補が並んでいる。
これって――。これって――。ダウンロードしたらどうなるんだ?
やってみるしかないだろ。どうせ一回死んでいるんだし。さっき役立たずって烙印を押されたんだし。
とりあえずいつも使っている「デリバリー館」にしよう。えいっ。
ダウンロード中の、見覚えのある表示がくるくると回り出した。それと同時に俺の目の前もくるくると回りだして、息ができなくなった。
「うわっ」
地面への落下はどんなことをしても避けなければ。俺は必死で手を伸ばし、万が一に備えて足も出した。
午前六時とはいえ、道路の上を車は走っていた。キキキーーー!!
体が宙を舞っている時、後ろの方で大きな音がした。
あ、終わった。ジ・エンド。
え? 人生ってこんな簡単に終わんの?
「ああでも神様! スマホの神様! いるならお慈悲を! スマホを守ろうとしたんです。何卒お慈悲を!」
今思えば馬鹿みたいだけど。それが、俺が死に際に残した言葉だった。
――は?
目を開けると、奇妙な人たちに囲まれていた。
青や白のローブを着ている西洋人だ。
「成功ですな」
「やりましたな」
何やら互いに褒めあっている。なんか分かんないけど、よかったんならよかったね。
それで俺は……。ん? チカチカすると思ったら、魔法陣の上に立っていた。
……は? ……え? ……ほ?
「ようこそお越しくださいました。ささ、こちらへ」
明らかに一番偉そうな、ゴテゴテした豪華な青いローブを着ている男が、そう言って俺を手招きした。
どうやら魔法陣から出ろと言いたいらしい。
「……ええと?」
何をどう聞いたらよいのやら。これってどう見ても――異世界転移なのよ。
……マジか?
モゾモゾと落ち着きのない白いローブがしゃしゃり出てきた。
「賢者様。それよりも召喚者のレベルは?」
召喚者――多分、俺のことね。この青ローブの賢者様とやらに召喚されたのね。
それで、勝手に呼びつけておいて、白ローブの男は、まずは俺のレベルを知りたいとか抜かしている訳ね。ムッ!
「ステータスオープン!」
おおおおーーー!!
青ローブが叫んだ途端、目の前に、ゲームでお馴染みのステータス画面が表示された。賢者様とやらにも同じものが見えているらしい。
「なんと!」
むむむ。そんなに驚くほどのレベルなのか?
――って。Lv1ってありますけど。いくらなんでもさすがにしょぼい。しょぼ過ぎる数字なのでは?
「属性は?」
「いったいどんなスキルを?」
「アイテムはいかに?」
白ローブたちが色めき立った。みんな色々気になるんだね。俺が何者か――とかよりも先に。
「属性が――属性はない。スキルは丸印。なんなのだこれは? アイテムは空のバケツ。これは……」
賢者様がプルプルと震え出した。ああ、失敗したっぽいね。想像と違ったんだね。でも俺のせいじゃないからね。誰かと間違えたんだよ、きっと。そっちがね。
他の白ローブたちもざわざわと騒ぎ始めた。賢者様が倒れ込むように椅子に腰掛けて、右手をブルンと振った。
それは、「つまみだせ」という合図だったようで、俺は何も説明されないまま部屋から連れ出された。
廊下に出ると、兵士っぽい格好の男が二人いた。
放り出される俺を見て驚いたということは、青ローブにかしずかれながら、恭しく出てくるとでも思っていたのかな?
白ローブは、俺一人を部屋から出して、何も言わずにドアを閉めた。
そりゃ面食らうよね。でも色々聞きたいのは俺の方なのよ。
「あのう。ちょっとお尋ねしたいのですが」
二人とも俺に話しかけられるとは思っていなかったようで、ビクンと体をのけぞらせた。
「ええと。その。ここってどこなんですか。それと、どうして俺はここに連れて来られたんでしょうか?」
二人は互いに顔を見合わせた結果、答えてくれた。
「先代の大賢者様が召喚された救世主様が、先日亡くなられたのです。そこで次代の救世主様を召喚することになったのです」
そう言って俺の顔をじいーっと見る。
「いやあ。そうでしたか。俺は、救世主? ――じゃなかったみたいなんですけど。これからどうしたらいいんでしょう?」
「ええっ?!」
「嘘でしょう?!」
こんな不幸なことってないよね。お互いにね。
……にしても。普通、異世界転移って、チートになるのが定番じゃない?
あーあ。スマホの神様なんていなかった訳ね。願いは届かなかったのかー。
どうすんのマジで。俺に何ができんの?
三人とも泣きそうな顔で固まっていると、ドアが開いて、青ローブが出てきた。
「責任とってくださいよー」とか、「いやいや無視はないでしょう」とか、とにかく何か言いたかったのに、フンと睨まれて、俺は声をかけられなかった。
死ぬ前と何にも変わってないな。相変わらずのへなちょこ具合。
「この者のレベルでは話にならん。そちらで引き取るがよい。宮殿ではいつも人が足らぬと言っておったであろう」
青ローブはそれだけ言い残して去っていった。
そりゃないよー。いくらなんでも、そりゃないよー。
兵士たちも困ったらしく、青ローブに続いてぞろぞろと出てきた白ローブに、すがるように尋ねた。
「ですが。召喚された救世主様は教会の方で――」
「救世主などではないっ!」
白ローブが顔をこわばらせて兵士を怒鳴りつけた。
一つ分かったことは――宮殿の兵士よりも、教会のローブたちの方が上らしいってこと。
それにしても、不用品を下げ渡すような言い草。ひどくない?
「あ、あの。と、と、とりあえずお部屋にご案内しますので」
兵士はいい人たちみたいだ。ローブどもより全然いい。ここにいてくれて助かったよー。
案内された部屋は、ベッドやテーブルや椅子など、一通りの調度品が揃っていた。来客用の部屋なのかな?
二人の兵士は、俺のことをまだ救世主として丁寧に扱ってくれているみたいだ。隊長を呼んでくると言って小走りに去って行った。
とりあえず椅子に座ろう。
はあー。どうしたもんかなー。
一人になったところで、現実を見つめることにした。
「ステータスオープン」
ドキドキしながら唱えてみた。
おっほ! 出た! 表示された。
なんだかゲームの主人公ぽくって、ちょっとウキウキしちゃう。
もう一回自分のステータスを見てみる。さっきはすぐに閉じられちゃったから。
おー。
Lv:1
魔力:100/100
体力:100/100
属性:
スキル:虫眼鏡アイコン
アイテム:ゴミ箱
もしかしたら、「職業:救世主」とかって、表示されているはずだったのかな。
うん?
このスキルのアイコンなんだろ? さっきは「丸印」とかって言われていたけど。俺には普通に検索のマークに見える。
タップしてみる。
検索バーが現れた! タップできた! うおおおーーー!!
これって検索できるってこと? 何が? 何を検索するものなんだ?
今必要な物ってなんだ? とりあえず寝るところはある。服も着ている。衣食住のうち、ないのは食料か。
うーん。「ご飯」と入れてみる。えいっ。
うおおおおーーーーー!!!
スマホの神様!! 神様ーー!!
見覚えのあるアプリがずらずらと表示された。デリバリー系のアプリ候補が並んでいる。
これって――。これって――。ダウンロードしたらどうなるんだ?
やってみるしかないだろ。どうせ一回死んでいるんだし。さっき役立たずって烙印を押されたんだし。
とりあえずいつも使っている「デリバリー館」にしよう。えいっ。
ダウンロード中の、見覚えのある表示がくるくると回り出した。それと同時に俺の目の前もくるくると回りだして、息ができなくなった。
415
あなたにおすすめの小説
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
大自然を司る聖女、王宮を見捨て辺境で楽しく生きていく!
向原 行人
ファンタジー
旧題:聖女なのに婚約破棄した上に辺境へ追放? ショックで前世を思い出し、魔法で電化製品を再現出来るようになって快適なので、もう戻りません。
土の聖女と呼ばれる土魔法を極めた私、セシリアは婚約者である第二王子から婚約破棄を言い渡された上に、王宮を追放されて辺境の地へ飛ばされてしまった。
とりあえず、辺境の地でも何とか生きていくしかないと思った物の、着いた先は家どころか人すら居ない場所だった。
こんな所でどうすれば良いのと、ショックで頭が真っ白になった瞬間、突然前世の――日本の某家電量販店の販売員として働いていた記憶が蘇る。
土魔法で家や畑を作り、具現化魔法で家電製品を再現し……あれ? 王宮暮らしより遥かに快適なんですけど!
一方、王宮での私がしていた仕事を出来る者が居ないらしく、戻って来いと言われるけど、モフモフな動物さんたちと一緒に快適で幸せに暮らして居るので、お断りします。
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
追放されたので田舎でスローライフするはずが、いつの間にか最強領主になっていた件
言諮 アイ
ファンタジー
「お前のような無能はいらない!」
──そう言われ、レオンは王都から盛大に追放された。
だが彼は思った。
「やった!最高のスローライフの始まりだ!!」
そして辺境の村に移住し、畑を耕し、温泉を掘り当て、牧場を開き、ついでに商売を始めたら……
気づけば村が巨大都市になっていた。
農業改革を進めたら周囲の貴族が土下座し、交易を始めたら王国経済をぶっ壊し、温泉を作ったら各国の王族が観光に押し寄せる。
「俺はただ、のんびり暮らしたいだけなんだが……?」
一方、レオンを追放した王国は、バカ王のせいで経済崩壊&敵国に占領寸前!
慌てて「レオン様、助けてください!!」と泣きついてくるが……
「ん? ちょっと待て。俺に無能って言ったの、どこのどいつだっけ?」
もはや世界最強の領主となったレオンは、
「好き勝手やった報い? しらんな」と華麗にスルーし、
今日ものんびり温泉につかるのだった。
ついでに「真の愛」まで手に入れて、レオンの楽園ライフは続く──!
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる