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第51話 GIVE & TAKE
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そもそもだけど。
火の加護って、誰がくれるの?
祈りの対象が分かんないよ。
俺、よそ者だからね。属性とか加護とかって言われても、よく知らないんだけど。
『妾じゃ』
「は?」
……え?
ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、ちょっとー!
今、なんか聞こえた気がするー!
なんだろう?
姿は見えないのに、確実に何かがそこにいるような気配が……。
ああ、やめて……。
俺、オカルト系はダメなのよー。マジでダメだから!
『だから妾じゃと言うておる』
……あ。
聞こえたんじゃないな。
不思議な声は、耳からじゃなくって、直接、頭の中に響いている。
ほう。ほう。分かったぞ。これは夢だ。
なあんだ。結局、俺は気を失って夢を見てるんだ。
ばっかだなー。あっはっはっ。
『しっかりするのじゃ。お前は妾の待ち人なのであろう?』
なんですって? 待ち人って恋人のこと?
「あー。お姉さーん。違いますよー。人違いですよー」
俺ってば、酔っ払いみたいな喋り方。恥ずっ。
いや、実は酒を飲んで酔っ払っていたりして。
そうかも。そうかも。それで寝落ちしたんだな、きっと。
『いい加減にせねば痛い目に合わせるぞよ』
「どうぞどうぞ――うぎゃーっ!!」
な、な、なんで?
あまりの熱さに、全身火だるまになったのかと思った。
夢なのに、どうしてこんなに痛みを感じるの?
『どうだ? まだ足りぬか?』
「はっ。いいえ。いいえ! 俺です。俺こそがあなたの運命の男です!」
どう? これで満足?
もう訳が分かんないけど、痛い思いをするのは嫌だから。
お姉さんの言うことを全面的に受け入れます。
『それでよい。では早速初めてもらおうか』
「ええと――」
はあ。やっぱり何かしなきゃいけないんだ。もうシモーネさーーん!
情報がぜんぜん足りないんですけどー!
「何から始めればよいのでしょうか?」
『ふむ。素直だと褒めてほしいのか? それともお前は妾に説明させたいのか』
「せ、説明など、とんでもございません。ただ、手違いがないように確認させていただければなーと」
『……』
え? 何? この沈黙? 怖いんですけど。
「あのー。何か気に触るようなことを言ったのなら謝罪しますので」
なんか言ってー!
『黙っておられるのか? 少しお前のことを見ておった』
「はあ」
『お前――。珍しいのう。普通、ここへは奉仕と引き換えに妾の加護を求めにやって来るものだがの。お前には妾の加護など必要ないようにみえるが』
出たよ。きな臭いワードが。
「奉仕」ってなんですか?
得体の知れない神様(?)だか人(?)だか、魔物(?)だかに、なんかしてあげなくっちゃいけないってことだよね。
もうヤバいってー。
『既に特別な加護を持っておるのに、なぜここへ来たのだ?』
「へ?」
これって、答えを間違えると命に関わる系の質問ですか?
たはーっ!
俺、大ピンチじゃん!
何が正解? 何て言えば怒らない? もう分かんないよー。
「あの。本当に、純粋に、火の加護をいただきたくて、やって参りました」
『ほう? それほどまでに妾の加護を必要としておるのか?』
「はいっ! それはもう。是非是非。お願いします!」
『ふむ。よかろう。お前が奉仕してくれるのなら、今後百年は安泰だろうて』
……あ。一瞬前のことをもう忘れてた。……奉仕。
『受け取るがよい』
その声が聞こえたと思った時には、もう激痛で思考が飛んでいた。
全身丸焦げ二回目。さっきの倍くらいの痛さ。
痛いのは嫌なんだってばー!
こんな痛い思いをするんなら来なかったのに!
別にそこまで欲しかった訳じゃないのに!
『ではお前の番だ』
もし俺の姿が見えているのなら、今、消し炭状態なのが分かると思うんですけど。
『この山を救うのだ』
なんですって?
『お前に妾の力の一端をくれてやったのだ。この山に妾の力が正常に流れるようにするのだ』
ほう?
「――と仰いますと?」
『分からぬか? 今のお前ならば、この山を巡っておる妾の力を感じることができるはず。お前が道を正すのだ』
ええと。ええと。ええっ?
ヨーダみたいなこと言ってる? フォースを感じろって?
あ、でも。
マジか……。
これ……。
なんかさっき俺の体の中を焼き尽くしたようなものと同じものが、この山の下に溜まっているのが分かる。
えーと。下から上に上がる途中で、道が枝分かれするみたいに分かれている。
……あ! もしかして。
真ん中の太い道の途中に、コブみたいな大きな岩があって、力が上って来れないところがある。
コブを壊して通れるようにしろってこと?
『どうした。早くせぬか』
「あのー。ええと。何をすればよいのかは分かったんですけど。やり方がちょっと。壊す方法が――」
『何も気にする必要はない。お前がどれだけの力を叩き込もうと、この山が崩れることはない』
げっ。
物理的に取り除けって言ってるよね。
アルマゲドン的な感じ?
あ、そうだ。なんかくれたんだよね?
「ステータスオープン」
は?
火属性が追加されているのは予想できたけど、スキルの「マグマフォース」って何?
さっき俺がフォースのことを考えていたせい?
それがスキル名になったりするの?
まあ、それは置いておいても――「神託」とは?!
意味が分かんないって。
『何をぐずぐずしておる。まさか――妾との約束を違える気か?』
うわっ! この圧。シモーネさんの比じゃない。
殺される!
「まさかっ! やります。今やります。見ていてください!」
とりあえず、アレだ。あるものを使ってみるしかない。
「マグマフォース!」
焦って必殺技みたいに叫んでみたけど。
「うわっ」
……うっ。何これ?
誰かにブンブン振り回されているみたい。
あー。鼻血が出そう。
ぐわん、ぐわんって頭に血が上っているのに、なんか力が溢れてきている。
あれ? なんか体内に溜まるだけ溜まっていってる……。
ちょっ、ちょっ、ちょっと。どうしたらいいの? このままじゃ、体が破裂しちゃう。
「ぅえーーいっ!」
もう無我夢中で、体の中の得体の知れない力を一つにまとめることだけをイメージして、それをコブに向かって放った。
ドドドドーーーーン!!
轟音と共に周囲が激しく揺れた。
そこら中に亀裂が入り、土がぼろっぼろっと崩れ始めた。
え? え? ヤバいって。
「お姉さーん! 助けてください。山は大丈夫かもしれないけど、俺は大丈夫じゃないですー!」
生き埋めなんて絶対に嫌だー!!
俺がこの世で最後に目にするのは、土が降ってくる光景なの? ――と思ったら、ぐいんと衝撃を感じた。
『……そうだ。これだ。久しいの』
涼しい。
あ、風か。え? 風?
あれ? オレンジ色の空が見える。
もう日が暮れかかっているんだ。
……ということは。
外だ。外にいる!!
よかったー! 助かったー!
それにしても、最後に聞こえたお姉さんの声。
なんとなく涙ぐんでいたような。
<俺のステータス>
Lv:25
魔力:25,960/75,960
体力:14,950/22,600
属性:火
スキル:虫眼鏡アイコン、マグマフォース、神託
アイテム:ゴミ箱、デリバリー館、ウィークリー+、ポケット漫画、緑マンガ、これでもかコミック、ユニーク、武将の湯、一休み、無地、洗濯屋、魔力ポーション(2)、体力ポーション(14)、72,102ギッフェ
装備品:短剣
契約魔獣:スライム、レッドドラゴン
火の加護って、誰がくれるの?
祈りの対象が分かんないよ。
俺、よそ者だからね。属性とか加護とかって言われても、よく知らないんだけど。
『妾じゃ』
「は?」
……え?
ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、ちょっとー!
今、なんか聞こえた気がするー!
なんだろう?
姿は見えないのに、確実に何かがそこにいるような気配が……。
ああ、やめて……。
俺、オカルト系はダメなのよー。マジでダメだから!
『だから妾じゃと言うておる』
……あ。
聞こえたんじゃないな。
不思議な声は、耳からじゃなくって、直接、頭の中に響いている。
ほう。ほう。分かったぞ。これは夢だ。
なあんだ。結局、俺は気を失って夢を見てるんだ。
ばっかだなー。あっはっはっ。
『しっかりするのじゃ。お前は妾の待ち人なのであろう?』
なんですって? 待ち人って恋人のこと?
「あー。お姉さーん。違いますよー。人違いですよー」
俺ってば、酔っ払いみたいな喋り方。恥ずっ。
いや、実は酒を飲んで酔っ払っていたりして。
そうかも。そうかも。それで寝落ちしたんだな、きっと。
『いい加減にせねば痛い目に合わせるぞよ』
「どうぞどうぞ――うぎゃーっ!!」
な、な、なんで?
あまりの熱さに、全身火だるまになったのかと思った。
夢なのに、どうしてこんなに痛みを感じるの?
『どうだ? まだ足りぬか?』
「はっ。いいえ。いいえ! 俺です。俺こそがあなたの運命の男です!」
どう? これで満足?
もう訳が分かんないけど、痛い思いをするのは嫌だから。
お姉さんの言うことを全面的に受け入れます。
『それでよい。では早速初めてもらおうか』
「ええと――」
はあ。やっぱり何かしなきゃいけないんだ。もうシモーネさーーん!
情報がぜんぜん足りないんですけどー!
「何から始めればよいのでしょうか?」
『ふむ。素直だと褒めてほしいのか? それともお前は妾に説明させたいのか』
「せ、説明など、とんでもございません。ただ、手違いがないように確認させていただければなーと」
『……』
え? 何? この沈黙? 怖いんですけど。
「あのー。何か気に触るようなことを言ったのなら謝罪しますので」
なんか言ってー!
『黙っておられるのか? 少しお前のことを見ておった』
「はあ」
『お前――。珍しいのう。普通、ここへは奉仕と引き換えに妾の加護を求めにやって来るものだがの。お前には妾の加護など必要ないようにみえるが』
出たよ。きな臭いワードが。
「奉仕」ってなんですか?
得体の知れない神様(?)だか人(?)だか、魔物(?)だかに、なんかしてあげなくっちゃいけないってことだよね。
もうヤバいってー。
『既に特別な加護を持っておるのに、なぜここへ来たのだ?』
「へ?」
これって、答えを間違えると命に関わる系の質問ですか?
たはーっ!
俺、大ピンチじゃん!
何が正解? 何て言えば怒らない? もう分かんないよー。
「あの。本当に、純粋に、火の加護をいただきたくて、やって参りました」
『ほう? それほどまでに妾の加護を必要としておるのか?』
「はいっ! それはもう。是非是非。お願いします!」
『ふむ。よかろう。お前が奉仕してくれるのなら、今後百年は安泰だろうて』
……あ。一瞬前のことをもう忘れてた。……奉仕。
『受け取るがよい』
その声が聞こえたと思った時には、もう激痛で思考が飛んでいた。
全身丸焦げ二回目。さっきの倍くらいの痛さ。
痛いのは嫌なんだってばー!
こんな痛い思いをするんなら来なかったのに!
別にそこまで欲しかった訳じゃないのに!
『ではお前の番だ』
もし俺の姿が見えているのなら、今、消し炭状態なのが分かると思うんですけど。
『この山を救うのだ』
なんですって?
『お前に妾の力の一端をくれてやったのだ。この山に妾の力が正常に流れるようにするのだ』
ほう?
「――と仰いますと?」
『分からぬか? 今のお前ならば、この山を巡っておる妾の力を感じることができるはず。お前が道を正すのだ』
ええと。ええと。ええっ?
ヨーダみたいなこと言ってる? フォースを感じろって?
あ、でも。
マジか……。
これ……。
なんかさっき俺の体の中を焼き尽くしたようなものと同じものが、この山の下に溜まっているのが分かる。
えーと。下から上に上がる途中で、道が枝分かれするみたいに分かれている。
……あ! もしかして。
真ん中の太い道の途中に、コブみたいな大きな岩があって、力が上って来れないところがある。
コブを壊して通れるようにしろってこと?
『どうした。早くせぬか』
「あのー。ええと。何をすればよいのかは分かったんですけど。やり方がちょっと。壊す方法が――」
『何も気にする必要はない。お前がどれだけの力を叩き込もうと、この山が崩れることはない』
げっ。
物理的に取り除けって言ってるよね。
アルマゲドン的な感じ?
あ、そうだ。なんかくれたんだよね?
「ステータスオープン」
は?
火属性が追加されているのは予想できたけど、スキルの「マグマフォース」って何?
さっき俺がフォースのことを考えていたせい?
それがスキル名になったりするの?
まあ、それは置いておいても――「神託」とは?!
意味が分かんないって。
『何をぐずぐずしておる。まさか――妾との約束を違える気か?』
うわっ! この圧。シモーネさんの比じゃない。
殺される!
「まさかっ! やります。今やります。見ていてください!」
とりあえず、アレだ。あるものを使ってみるしかない。
「マグマフォース!」
焦って必殺技みたいに叫んでみたけど。
「うわっ」
……うっ。何これ?
誰かにブンブン振り回されているみたい。
あー。鼻血が出そう。
ぐわん、ぐわんって頭に血が上っているのに、なんか力が溢れてきている。
あれ? なんか体内に溜まるだけ溜まっていってる……。
ちょっ、ちょっ、ちょっと。どうしたらいいの? このままじゃ、体が破裂しちゃう。
「ぅえーーいっ!」
もう無我夢中で、体の中の得体の知れない力を一つにまとめることだけをイメージして、それをコブに向かって放った。
ドドドドーーーーン!!
轟音と共に周囲が激しく揺れた。
そこら中に亀裂が入り、土がぼろっぼろっと崩れ始めた。
え? え? ヤバいって。
「お姉さーん! 助けてください。山は大丈夫かもしれないけど、俺は大丈夫じゃないですー!」
生き埋めなんて絶対に嫌だー!!
俺がこの世で最後に目にするのは、土が降ってくる光景なの? ――と思ったら、ぐいんと衝撃を感じた。
『……そうだ。これだ。久しいの』
涼しい。
あ、風か。え? 風?
あれ? オレンジ色の空が見える。
もう日が暮れかかっているんだ。
……ということは。
外だ。外にいる!!
よかったー! 助かったー!
それにしても、最後に聞こえたお姉さんの声。
なんとなく涙ぐんでいたような。
<俺のステータス>
Lv:25
魔力:25,960/75,960
体力:14,950/22,600
属性:火
スキル:虫眼鏡アイコン、マグマフォース、神託
アイテム:ゴミ箱、デリバリー館、ウィークリー+、ポケット漫画、緑マンガ、これでもかコミック、ユニーク、武将の湯、一休み、無地、洗濯屋、魔力ポーション(2)、体力ポーション(14)、72,102ギッフェ
装備品:短剣
契約魔獣:スライム、レッドドラゴン
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