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6章
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第55話『まあるい氷菓子と、ひんやり魔法』
*
「ぴぴぴーー!! 氷魔法、炸裂させていい!?」
「えっ!? な、なに!? どうしたの急に!?」
「モル、ぴのが、バケツの水ぜんぶ氷にした! フルーツもカチコチ!」
「ぴ!(ついでに焼き菓子も凍らせた)」
「ついでにやらないでーー!!」
店の裏庭では、ピノがテンションMAXで氷魔法を暴発(?)させていた。
けれど、そのとき。
リィナの中に、ピンとくるひらめきが落ちてきた。
「……これって、もしかして――
“アイス”とか、“かき氷”にできるんじゃ……!?」
*
試作第一号は、凍らせたベリーとミルクを合わせたピノアイス。
滑らかで、ふわっと口の中で溶ける、ほんのり甘いひんやりお菓子。
次に、薄く凍らせたシロップを削って作った、ふわふわ魔法のかき氷。
リィナのアイディアと、ピノの氷魔法が絶妙にマッチした瞬間だった。
「ぴぴ(我ながら天才)」「モル、おいしすぎて頭きーん!」
「ピノ、冷やし方が魔法だから、空気をふくんでふわふわになるんだね……!」
*
その週末、「ピノ屋」は**“まあるい氷菓子フェア”**を開催!
町の子どもたちは歓声を上げ、大人たちも懐かしそうに舌鼓を打つ。
⸻
人気メニューランキング(※非公式・モル調べ)
1位:ピノのいちごミルクかき氷(ふわふわ度MAX)
2位:まるごと桃のミルキーアイス
3位:お茶と柚子のほうじ茶アイス(大人限定)
⸻
リィナは、その様子を見ながら心がほんのりあたたかくなった。
(こうやって、季節の味でみんなとつながっていけるって、嬉しいな)
*
その日の閉店後、レオが一通の封筒を手にやってきた。
「リィナさん。……王都から、新しい招待状が届きました」
「……え?」
封蝋は、かつて勇者リュシオンから届いたものと同じ。
でも、今回は王都“議会本部”の印も添えられていた。
「……今度は、“魔物との共存に関する正式な意見聴取”とのことです」
リィナは封筒を見つめて、ゆっくりと深呼吸をした。
(また――新しい選択の時が、来たんだ)
*
「ぴぴぴーー!! 氷魔法、炸裂させていい!?」
「えっ!? な、なに!? どうしたの急に!?」
「モル、ぴのが、バケツの水ぜんぶ氷にした! フルーツもカチコチ!」
「ぴ!(ついでに焼き菓子も凍らせた)」
「ついでにやらないでーー!!」
店の裏庭では、ピノがテンションMAXで氷魔法を暴発(?)させていた。
けれど、そのとき。
リィナの中に、ピンとくるひらめきが落ちてきた。
「……これって、もしかして――
“アイス”とか、“かき氷”にできるんじゃ……!?」
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試作第一号は、凍らせたベリーとミルクを合わせたピノアイス。
滑らかで、ふわっと口の中で溶ける、ほんのり甘いひんやりお菓子。
次に、薄く凍らせたシロップを削って作った、ふわふわ魔法のかき氷。
リィナのアイディアと、ピノの氷魔法が絶妙にマッチした瞬間だった。
「ぴぴ(我ながら天才)」「モル、おいしすぎて頭きーん!」
「ピノ、冷やし方が魔法だから、空気をふくんでふわふわになるんだね……!」
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その週末、「ピノ屋」は**“まあるい氷菓子フェア”**を開催!
町の子どもたちは歓声を上げ、大人たちも懐かしそうに舌鼓を打つ。
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1位:ピノのいちごミルクかき氷(ふわふわ度MAX)
2位:まるごと桃のミルキーアイス
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リィナは、その様子を見ながら心がほんのりあたたかくなった。
(こうやって、季節の味でみんなとつながっていけるって、嬉しいな)
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その日の閉店後、レオが一通の封筒を手にやってきた。
「リィナさん。……王都から、新しい招待状が届きました」
「……え?」
封蝋は、かつて勇者リュシオンから届いたものと同じ。
でも、今回は王都“議会本部”の印も添えられていた。
「……今度は、“魔物との共存に関する正式な意見聴取”とのことです」
リィナは封筒を見つめて、ゆっくりと深呼吸をした。
(また――新しい選択の時が、来たんだ)
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