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第-1章 迷星の時量剣師(めいせいのときはかし)
第14話 新装備
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気前よく酒を奢って、旅籠で宿を1カ月借りた事で、一晩で15金貨使っていた。
日本円に換算して15万程度だろう。
今日は装備品を買いにマーケットに行く事になっていた。
「で、こいつ等は一体どうしたものかな…」
結局、明け方まで大騒ぎしていたアイリスとリディアは仲良く俺の部屋で寝落ちしていた。
「昼までには戻るから、二人とも良い子でお留守番を頼むよ…」
良く分からない気持ちで宿を後にする。
旅籠は防壁の門からすぐの所にあり、商店街は旅籠を出たすぐの所にある。
昨日の夜リディアに教えて貰った、武器と防具の店の扉を開いた。
「いらっしゃい」
店主と思しき人物が声を掛けてきた。
店内は明るく、冒険者ギルドのヴィレヴァンに比べて、明らかに品質の良い品が並んでいた。
剣のコーナーを見ると色々と種類があるようだ。
10金貨程度の物から100万金貨の物まで、それこそピンキリだった。
「どんな物を探しているんだい?」
「200金貨程度でバスタードソードと軽量の鎧一式を探しているんだけど…」
「ふむ、ちょっと待ってくれ」
店主は少し考えた様子だったが、店内の商品をいくつか持って来た。
「特におすすめなのはコレだな」
「手に取っても?」
「もちろんだとも」
店主の許可を貰い、店主のおすすめのバスタードソードを手に取った。
飾り気のない、質実剛健な感じのする造りが、他の装飾ばかりに気を遣ったような剣に比べると俺好みだ。
鞘から抜くと美しい刀身が現れた。
刃こぼれひとつ無いまっすぐな刃に視線が奪われる。
「中古だけど良い手入れをしているんだね」
「よ…よく分かったな…」
店主は驚いた様子だったが、にこやかな顔で近付いてきた。
「コイツは頑丈な事に全振りした魔剣で、ちょっとやそっと雑に扱っても壊れたりしないんだが、どうしても地味でなぁ」
「刃こぼれしたりは?」
「よほどの物を斬らない限り大丈夫だ」
店主は自信満々に答えた。
相場は分からないが本当に好みだ。
「ちなみに値段は?」
「本当なら300金貨と言いたい所だが200金貨で良いぞ」
「残念だけど防具も必要なんだ…」
「軽い鎧が良いのか?」
店主は少し困った顔を見せた。
「軽くて丈夫な鎧っていうのは当然高値になる、そりゃそうだ、重くて脆い鎧なんか誰もほしくないからな」
店主の説明に俺も納得した。
良い剣を買えば鎧は貧弱になる、それは逆も然りだ。
そして鎧は剣より高いのだろう。
「そこでだ、次善ではあるがこんなアイテムはどうだ?」
そういって店主が差し出してきたのは地味なシルバーのリングだった。
「これは?」
「装着者の魔力を着ている服に流して防御力を強化する魔法を仕込んだリングだ」
「防御力はあまり期待出来そうにないな…」
「そう言わず試しにつけてみな」
店主から受け取ったリングを左手の人差し指にはめた。
「お、左手の人差し指とは分かってるじゃないか、それじゃ左手を出してみな」
何がわかってるのか全く分からなかったが、言われるがままに左腕を店主の前に差し出した。
ナイフ!
左腕をナイフで切り裂かれるイメージが視えて腕をひっこめた。
店主の持つナイフが俺の左腕があった空間を切り裂く。
「何だ!? 今のは… 何をした!?」
店主は驚いた顔で俺に詰め寄ってきた。
「そりゃこっちのセリフだ、突然何を?」
俺が睨むと店主は大きなコンバットナイフを器用にクルクルと回してテーブルの上に置いて見せた。
「そいつの防御力を見せようと思ったんだが、今のを避けるなんてな、見かけない顔だが一体何者なんだ?」
店主がそこまで言うと店の扉が勢いよく開いた。
「いらっしゃい」
「一人で来るなんて連れないのね」
店内にズカズカと入って来たのはアイリスとリディアだった。
「おぉ、リディアじゃないか、今日はどうした?」
「その子は私の連れなの、また不良在庫を押し売りしようとしてなかったでしょうね?」
リディアは俺の持つバスタードソードを見て溜息をついた。
「颯竢、一見さんはカモにされるのよ、これからは私と一緒に行動なさい」
リディアは俺の左手のリングを見て、もう一度溜息をついた。
「こんな継続的に魔力を消費する防具なんて使ってたら攻撃スキルが使えなくなるから要らないって言ってるでしょ…」
どうやらリディアはこのリングの事を知っているようだが、あまり良い物ではないらしい。
「この剣は?」
「壊れにくい魔法がかけられた剣だそうだ」
アイリスに俺のお気に入りのバスタードソードを見せびらかす横でリディアは何やら考え込んでいるようだ。
「全部で280金貨払うから、この娘の装備も一緒に見繕って貰えないかな?」
俺がアイリスを指して店主に提案すると、何故かリディアが嬉しそうに手を叩く。
「え? そんな、悪いよ…」
アイリスが両手を振って辞退しようとするが
「あら、良いじゃない、私もいっぱい値切ってあげるね」
「おいおい、勘弁してくれよ、リディア…」
「あ、これカワイイ!」
アイリスが手に取った白いローブを、店主が冷や汗を流して見つめていた。
結局、俺用に不良在庫扱いの、例のバスタードソードとリングを、アイリスには新しいワンドと白いローブを購入して250金貨支払った。
なんだか店主には悪い事をしてしまった様な気持ちでいっぱいだったが、また金を稼いだら買いに来るとしよう。
午後にはライル達と合流してクエストに挑む事になっている。
「少し早いけど昼飯にするか」
「賛成! お腹空いた」
アイリスが俺の提案に両手を挙げて賛成した。
「ギルドの酒場でライル達が待ってるかもね」
「おいおい、昼間っから呑んでるのか?」
「そんな訳無いでしょ、冒険者は暇な時ギルドで暇つぶしをするものなのよ」
明け方まで呑んでいたヒーラーが言うセリフでは無いが、そういうものなんだろう。
色々な事に対して適当に納得する事に慣れる事を成長と呼んで良ければ、俺もこの世界に来て随分と成長したものだ…
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日本円に換算して15万程度だろう。
今日は装備品を買いにマーケットに行く事になっていた。
「で、こいつ等は一体どうしたものかな…」
結局、明け方まで大騒ぎしていたアイリスとリディアは仲良く俺の部屋で寝落ちしていた。
「昼までには戻るから、二人とも良い子でお留守番を頼むよ…」
良く分からない気持ちで宿を後にする。
旅籠は防壁の門からすぐの所にあり、商店街は旅籠を出たすぐの所にある。
昨日の夜リディアに教えて貰った、武器と防具の店の扉を開いた。
「いらっしゃい」
店主と思しき人物が声を掛けてきた。
店内は明るく、冒険者ギルドのヴィレヴァンに比べて、明らかに品質の良い品が並んでいた。
剣のコーナーを見ると色々と種類があるようだ。
10金貨程度の物から100万金貨の物まで、それこそピンキリだった。
「どんな物を探しているんだい?」
「200金貨程度でバスタードソードと軽量の鎧一式を探しているんだけど…」
「ふむ、ちょっと待ってくれ」
店主は少し考えた様子だったが、店内の商品をいくつか持って来た。
「特におすすめなのはコレだな」
「手に取っても?」
「もちろんだとも」
店主の許可を貰い、店主のおすすめのバスタードソードを手に取った。
飾り気のない、質実剛健な感じのする造りが、他の装飾ばかりに気を遣ったような剣に比べると俺好みだ。
鞘から抜くと美しい刀身が現れた。
刃こぼれひとつ無いまっすぐな刃に視線が奪われる。
「中古だけど良い手入れをしているんだね」
「よ…よく分かったな…」
店主は驚いた様子だったが、にこやかな顔で近付いてきた。
「コイツは頑丈な事に全振りした魔剣で、ちょっとやそっと雑に扱っても壊れたりしないんだが、どうしても地味でなぁ」
「刃こぼれしたりは?」
「よほどの物を斬らない限り大丈夫だ」
店主は自信満々に答えた。
相場は分からないが本当に好みだ。
「ちなみに値段は?」
「本当なら300金貨と言いたい所だが200金貨で良いぞ」
「残念だけど防具も必要なんだ…」
「軽い鎧が良いのか?」
店主は少し困った顔を見せた。
「軽くて丈夫な鎧っていうのは当然高値になる、そりゃそうだ、重くて脆い鎧なんか誰もほしくないからな」
店主の説明に俺も納得した。
良い剣を買えば鎧は貧弱になる、それは逆も然りだ。
そして鎧は剣より高いのだろう。
「そこでだ、次善ではあるがこんなアイテムはどうだ?」
そういって店主が差し出してきたのは地味なシルバーのリングだった。
「これは?」
「装着者の魔力を着ている服に流して防御力を強化する魔法を仕込んだリングだ」
「防御力はあまり期待出来そうにないな…」
「そう言わず試しにつけてみな」
店主から受け取ったリングを左手の人差し指にはめた。
「お、左手の人差し指とは分かってるじゃないか、それじゃ左手を出してみな」
何がわかってるのか全く分からなかったが、言われるがままに左腕を店主の前に差し出した。
ナイフ!
左腕をナイフで切り裂かれるイメージが視えて腕をひっこめた。
店主の持つナイフが俺の左腕があった空間を切り裂く。
「何だ!? 今のは… 何をした!?」
店主は驚いた顔で俺に詰め寄ってきた。
「そりゃこっちのセリフだ、突然何を?」
俺が睨むと店主は大きなコンバットナイフを器用にクルクルと回してテーブルの上に置いて見せた。
「そいつの防御力を見せようと思ったんだが、今のを避けるなんてな、見かけない顔だが一体何者なんだ?」
店主がそこまで言うと店の扉が勢いよく開いた。
「いらっしゃい」
「一人で来るなんて連れないのね」
店内にズカズカと入って来たのはアイリスとリディアだった。
「おぉ、リディアじゃないか、今日はどうした?」
「その子は私の連れなの、また不良在庫を押し売りしようとしてなかったでしょうね?」
リディアは俺の持つバスタードソードを見て溜息をついた。
「颯竢、一見さんはカモにされるのよ、これからは私と一緒に行動なさい」
リディアは俺の左手のリングを見て、もう一度溜息をついた。
「こんな継続的に魔力を消費する防具なんて使ってたら攻撃スキルが使えなくなるから要らないって言ってるでしょ…」
どうやらリディアはこのリングの事を知っているようだが、あまり良い物ではないらしい。
「この剣は?」
「壊れにくい魔法がかけられた剣だそうだ」
アイリスに俺のお気に入りのバスタードソードを見せびらかす横でリディアは何やら考え込んでいるようだ。
「全部で280金貨払うから、この娘の装備も一緒に見繕って貰えないかな?」
俺がアイリスを指して店主に提案すると、何故かリディアが嬉しそうに手を叩く。
「え? そんな、悪いよ…」
アイリスが両手を振って辞退しようとするが
「あら、良いじゃない、私もいっぱい値切ってあげるね」
「おいおい、勘弁してくれよ、リディア…」
「あ、これカワイイ!」
アイリスが手に取った白いローブを、店主が冷や汗を流して見つめていた。
結局、俺用に不良在庫扱いの、例のバスタードソードとリングを、アイリスには新しいワンドと白いローブを購入して250金貨支払った。
なんだか店主には悪い事をしてしまった様な気持ちでいっぱいだったが、また金を稼いだら買いに来るとしよう。
午後にはライル達と合流してクエストに挑む事になっている。
「少し早いけど昼飯にするか」
「賛成! お腹空いた」
アイリスが俺の提案に両手を挙げて賛成した。
「ギルドの酒場でライル達が待ってるかもね」
「おいおい、昼間っから呑んでるのか?」
「そんな訳無いでしょ、冒険者は暇な時ギルドで暇つぶしをするものなのよ」
明け方まで呑んでいたヒーラーが言うセリフでは無いが、そういうものなんだろう。
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