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ミュータント戦決着
しおりを挟む「うぉっと!?」
バシュッ! と乾いた炸裂音をさせながら、これまでになかった強い反動を感じさせ、俺の指先から迸る魔力弾。
発射元の指と同じような細い線となり、かすめた俺へと殺到する触手を消し飛ばしながら、ミュータントに直進。
先程よりも細い半透明なその線、指尖弾は、ミュータントに穴を開けて貫通。
直後に指尖弾の太さよりも数倍に、穴を広げた。
「威力と効果が、さっきよりも増している……? 込めた魔力は同じくらいのはずだけど。もしかして」
魔法と同じで、イメージを補助する役目の魔法名のような物が、そうしているのかもしれない。
魔力弾は俺の魔力そのもので、魔法のように変換されていないため、さらに直接的にイメージや感覚を反映する。
だからこそ、センテで使った時は直進するだけじゃない魔力弾を使えたわけだけど。
こうしたい、こうなって欲しいという考えと共に、魔法名……魔法じゃないから、技名でいいかな……それを加える事でより明確な攻撃になるってところか。
「なら……掌波弾(しょうはだん)!」
今度は、手をパーにして突き出し、そこから魔力弾を放つ!
相撲の張り手のような感じだけど、もうこれ弾って言っていいのかわかんないね。
ともかく、突き出した掌から放たれた魔力弾は、そのまま掌の形の線となりミュータントへと突き進む。
当然ながら、途中に触手とぶつかったけどそれらは先程と違わず触れた先から消滅、ミュータントの胴体に俺の掌の形の穴が開いた。
指尖弾のように、空いた穴は数瞬後に広がったけど、あれよりは広がり自体が大きくないなぁ……というか、正体不明の歪な黒い存在に対して、俺の手形の穴が開いているのはちょっとシュールだ。
「込めた魔力は指尖弾と同じ、けど、威力は指尖弾の方があったかな? 範囲は当然大きい掌波弾の方が広いけど……」
おそらく、込めた魔力が同じだから大きさと威力の配分で、大きな掌波弾は威力が控えめになり、細い指尖弾は威力が高くなったんだろう。
相変らず、触れた触手や貫いたミュータントの体の一部が消滅して消えてしまったのは、どういう理屈なのかわからないけど。
魔力の塊にも近いから、それがなくなって霧散した、とか考えていればいいのかもしれない。
「まぁ、掌波弾の威力が低めとはいえ、見た感じそれでも威力過多だから、もっと範囲を広げてみてもいいのかもしれないね。よし……」
魔力弾によって開けられた、ミュータントの体の穴。
剣で斬った時のような瞬時に再生する事はないけど、それでも徐々に再生されていっている。
このまま時間をかけて戦っていたら、剣で触手や他の魔物から魔力補充をしているとはいえ、先に俺の魔力が尽きてしまうだろう。
白い剣の魔力変換はあまり早いとは言えないんだから……大体、剣に魔力が充実している状態で、体感ではあるけど数分で俺の総魔力の百分の一くらいが補充される感覚かな。
厳密には違うかもしれないけど。
ともかく、魔力弾に穴を開けられたミュータントは再生を続けて、というより、穴を開けられた空間へ膨張させて埋めているようにも見えるけど。
俺の魔力だけでなく、周囲の環境的にも早くした方が良さそうでもある。
周囲の植物は枯れ果て、土は腐るを通り越して黒い……それが何を意味しているかわからないけど、魔力が吸収されているのを考えると、この場所が不毛の大地になってしまっても不思議じゃない。
それだけ、黒ずんでいく地面の土を見ると、生命としての危機感のような、気持ち悪さすら感じさせた。
だから、早く決着をつけるために……。
「全貌は、俺からは把握できないけど……ミュータントを覆う感覚。イメージというより、探知魔法のように薄く広がる感覚を魔力に込めて……」
投網を投げて大きなミュータントを覆い、捕縛するような感覚。
それを体内で練っている魔力に伝えていく。
込める魔力は、指尖弾などよりも多めに……。
「名称はそうだね……魔陣広滅弾(まじんこうめつだん)!」
剣を収め、両手で網を空へ投げるような動作で叫びながら放つ。
感覚的に、技名の呼称と動作が魔力弾が伝えた性質になったうえで、魔力の無駄なく効率的に発言するための補助になるとわかる。
そのおかげか、多めの魔力を込めたそれは白い膜のように空へと大きく、大きく、巨大すぎるミュータントを覆うように広がってくれる。
叫んだ技名は、陣のように広がり、滅する魔力弾……なんて適当に考えて、それを省略したものだ。
陣は魔法陣とかではなく、陣地のように魔力、魔力弾を広げるという意味として考えた。
「……何か、ミュータントの方に動きが……あ」
そうして、俺の狙い通りミュータントを覆う白い膜が降り、包み込んで……というあたりで、ミュータントが再び動きを止め、突き出た吸収した魔物の物と思われる腕や脚、顔などの器官、そして胴体も蠢き始めた。
が、それが何を意味するのか判明するよりも早く、俺の放った魔力弾、魔陣広滅弾――もはや掌波弾以上に「弾」という呼称が相応しくないけど、それがミュータントを包み込んだ。
数秒をかけてゆっくりと、魔陣広滅弾が小さくなていく。
まるで、ふわりと広げた布が空気の抵抗を受けつつ、地面へと落ちていく様子を見ているようだ。
そうして数秒後、魔陣広滅弾が完全に地面へと膜を下し、周囲は完全な静寂に包まれた。
「……魔力が吸われている感覚はない。残っている魔物も消滅しない、ね」
光の粒のようになって、消えていく魔陣広滅弾。
ミュータントを覆っていたそれがなくなった後には、魔力を吸収されて黒ずんだ地面と、枯れ果てた植物のみが残った。
不気味で、延々と悪い予感を感じさせていたミュータントの姿は、一欠けらも残っていない。
魔力が吸収されている様子も一切なくなり、ミュータントそのものがいなくなった事を確認した。
「……はぁ! つっかれたぁ~!」
膨張するミュータントの叫びを聞いた時とは違う、静寂で耳が少し痛くなるような感覚を覚えつつ、ドサッとその場で背中から地面に倒れ込む。
魔陣広滅弾にかなりの魔力を込めたから、もう残りの魔力量は少ない。
とはいっても、意識を失うとかそのくらいではなく、大体四分の一とかそのくらいだろうか。
一応、体を魔力が覆うくらいは維持しているから、まだ戦おうとすれば戦える。
でもさすがに、魔力の動きに違和感と嫌な予感を感じて、レッタさんに急かされて急行。
そこから正体不明のミュータントと戦って、精神的にはかなり疲れた。
触手はなんとかなったけど、こちらの攻撃が魔力弾以外ほとんど意味がないとか、かなり焦ったからね。
ものすごい速度で膨張を始めた時は、駄目かと思ったくらいだし。
「リクさーーーん!!」
「ん? モニカさんの声……んしょっと……!」
遠くから聞こえたモニカさんが俺を呼ぶ声に、上体を起こす。
声の聞こえた方を見ると、砂埃を上げながらかなりの速度でこちらに近づいてくる大きな影……すわっ! ミュータントか!? なんて考えが一瞬だけ頭に浮かんだけど、違った。
俺がミュータントに向かう直前、乱入してきた大柄な獣人さん。
その獣人さんが肩にモニカさんとレッタさんを乗せて、こちらへ走ってきているようだった。
モニカさんはともかく、レッタさんがロジーナがいるようには見えないのに、おとなしく肩に乗っているのが珍しい気がする。
あ、いや、こちらに大きく手を振っているモニカさんとは別に、レッタさんは後ろの方に顔を向けているようだ……ロジーナがいる方だね、相変わらずだ。
というか、ミュータントに向かう前までは数メートル先まで魔物がひしめき合っていて、遠くが見えなかったのに今は見晴らしがよくなったなぁ。
見渡す限り、魔物の姿がないし……ミュータントに吸収されたのと、俺の魔陣広滅弾に巻き込まれたっぽいね。
ほぼミュータントのせいだけど。
魔陣広滅弾は、ミュータントの体をぎりぎり覆うくらいだったし。
「予想以上に魔物の数が減っちゃったけど、まぁ少なくなる分にはいいよね。俺よりもミュータントのせいだけど」
なんて、こちらに向かうモニカさんに手を振り返しながら、そう呟いた。
もっと時間をかけて、とりあえず獣人さん達の援護と合流を終えてから、本格的に魔物討伐を始めようと思っていたけど、それが早まったと考えればいいかな――。
――リクがミュータントを倒す少し前――
「エルサ様! あれは一体……!」
「私にもわからないのだわ! とにかく、危険だから距離を取るのだわ!」
膨張し、とてつもなく巨大になった黒い何か。
それが歪に腕や脚を生やし始めるのを見て、私の頭も混乱しているのだわ。
あんなのは見た事がないのだわ、そして絶対にあってはならない生物としての嫌悪感が、吐き気のように湧き上がるのだわ。
黒い何かの前で、リクが暴れているけどだわ、あれは生物が何とかできるような存在なのかわからないのだわ。
「あれには、絶対に矢を放つんじゃないのだわ!」
そう叫んで、さらに高度を上げて距離を取るのだわ。
探知魔法で薄く広げた魔力が、全てあいつに吸い込まれたのだわ。
視覚などの感覚ではそこに巨大な黒い何かが存在していると認識して言うのに、探知魔法の反応ではそこだけぽっかり穴が開いたようになっているのだわ。
吸収されているから、反応が返って来ないからなのだわ。
魔力を吸収する……そんな魔物も世界にはいるけどだわ、あれは区別なく近くの魔力を吸収しているようなのだわ。
あれにミスリルの矢、そして私の魔法を通しての射撃はやっちゃダメなのだわ、ただ餌の魔力を与えるだけなのだわ!
見ているのも嫌な黒い何か、あれにこれ以上魔力を与えてはいけないのだと、本能で感じるのだわ!
「で、ですが、あれがこのまま大きくなってしまえば、獣王国の王都は……!」
「どうにもならないのだわ。あれは、存在してはいけない何かなのだわ……タイミングを計って、リクを回収したら、遠くまで逃げるしかないのだわ……!」
リクの世界の言葉では、SAN値が削られているだわ? 私もそうだけどだわ、背中に乗っている人間達はもっとひどいのだわ。
その中でも、辛うじて獣の街の心配をしているのがいるのは頑張っている方だと思うのだわ。
他の人間達は、絶句して動けていないようだわ……あれは、生命そのものに恐怖を植え付けるようなものなのだわ、仕方ないのだわ。
注意しなくても、矢を放つ事はできなさそうだったのだわ。
とにかく、距離を取りつつリクを回収するタイミングを見計らうのだわ。
いくらリクでも、あれの相手は……。
「どわぁ! だわ!」
リクでも駄目だろう、と考えた瞬間だったのだわ。
白い線が黒い何かを貫通して私の近くを過ぎ去っていったのだわ。
「リクの、魔力弾だわ……」
以前にも見た事がある、よくわからない魔力の塊。
「黒い何かが、怯んでいる、のだわ……?」
もしかしたら、あれを倒せるのだわ……? いや、駄目なのだわ。
怯んで、さらに再生も遅いようだけどだわ、あまりにも巨大すぎるのだわ。
言うなれば、服を縫うような細い糸で人間の体を隙間がない程に突き刺すようなものなのだわ。
途方もない回数になるしだわ、リクの魔力がもたないのだわ。
「でも、今なら……今リクに近づくのは、魔力弾に巻き込まれそうだから悪手なのだわ。さきにモニカとかユノを回収してからにするのだわ。行くのだわ!」
「エ、エルサ様!?」
背中に乗っている人間達が、黒い何かやリクから離れる私に対し、何か騒いでいるようだけどだわ。
チャンスを逃したら、あれに魔力を吸収されて飲み込まれる可能性もあるのだわ。
だから、やいやいうるさい人間達を無視して、モニカのいる方へ急行するのだわ――。
――エルサがモニカの方へ向かった頃の冒険者達――
「ぬん! 魔物達が、こちらを注目しなくなった、か?」
「こちらとしてはやりやすいが、何が起こっているんだ!?」
「どうせ、リク様が何かやったんじゃないの?」
つい先程まで、邪魔な我々に向かってきていた魔物達だが、一瞬、遠くから脈動するような悪い予感が、俺達全員を襲ってから、魔物の動きが干満になっていた。
トレジウスは戸惑っているようだが、ラウリアはそうでもない様子。
魔物の様子の観察は、戦闘中に怠ってはならない事の一つであり、筋肉を生かすためにも必須なんだがな……。
いや、筋肉は置いておくとしても、先程の悪い予感は膨れるばかりで過ぎ去ってくれない、何かの異変を察知するためにも、トレジウスのように探りながらというのが正しいはずなのだが。
「……マスターが、と言われると確かにそうかもしれないと思ってしまうな」
「でしょ?」
あの方なら、この筋肉を襲う……もとい、体の奥底から逃げろと忠告するような悪い予感すら、簡単に払拭してくれる気がする。
実際に、絶望のセンテを救ったのはマスタ―だからな。
ヒュドラーやレムレースを、しかも複数目にした時の絶望感と比べれば、今感じている悪い予感なんて小さい事のように思える。
いや、感覚としての質が違うから、何とも言えないし絶対に平気というわけではないがな。
「……フラッド! あれを見て!」
「む……?」
魔物と距離を取って魔法で戦うヴィータに言われ、魔物の向こう側……大群の中央方向へと目を向けた。
ひしめく魔物が、戦いの成果か多少の隙間を開け、その隙間から黒い何かが見えるが、おそらくヴィータが示しているのはそれじゃない。
「掌底の光……?」
「よね? あれ、掌に見えるわよね?」
「……俺にも、そう見えるな」
思わず二度見してしまったそれは、空に向かって尾を引いて飛んで来る掌の形をした光。
俺たちの頭上を越えて、どこかへと飛んでいくそれは、俺だけでなく目にした全員が掌の形をしていると認めていた。
「……よくわからないけど、私の言った通りね! リク様が何かしたんだわ!」
「認めたくないが、あんな事ができるのは、あの人しかいねぇよなぁ」
「掌の形をした光って、いったい何だ……? この目で見たから、間違えようもないが。あんな魔法、知らないぞ!」
魔法なのかどうかすらわからないそれは、湧き上がる嫌な予感を払拭してくれるような、希望の光にすら見えた。
いやまぁ、掌なんだが、光って見えたからな。
なんにせよ、俺達全員がそうだがあれはマスターが何か、俺達を苛み始めていた悪い予感を放つ何かと戦っている証左なのだろうな、という事だけはわかった。
「お前ら、気合入れろ! あれだけ派手な事をやっているんだ、向こうでは何かあったに違いない。だが、俺達に今できる事はここで戦う事だけだ!!」
何が起こっているのかはわからないが、魔物達の意識は目の前で戦っている俺達よりも、中心部付近に向いている。
異変があるなら警戒はすべきだが、マスターの行動の結果なり、関連するなりするならば、きっと悪いことにはならないだろう。
あの絶望しかなかったセンテを救って見せた、あのマスターならば……。
そう考え、全員に檄を飛ばして俺自身も筋肉を奮わせた。
誰からも反論はなく、疲れが出始めていても魔物を倒す速度などが上がったのは、魔物達の意識が逸れている事以外に、それだけマスターが信頼されている証なのだろうと感じながら――。
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