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現執着ヤンデレ先輩なのでじっとり可愛がります
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入学式の壇上で生徒会長として挨拶をする。壇上から、こちらを目を見開いて凝視しているものがいることに気づいた。
壇上からは意外とよく見えるものだ。
よくあることだが、一目惚れされたのかと思った。他にも何人もの生徒が有名役者を見るように、目を輝かせ、口を押さえている。悲鳴も聞こえてくる。僕を純粋に憧れの目で見ているものもいる。
だが、その新入生は僕を凝視しながら、青ざめている。体が震えて今にも倒れたそうだ。茶髪に大きな黒色の目がリスみたいだ。小さい体に制服が大きくて、いかにも新入生らしい子だ。いやむしろ幼くてもっと下の学年にみえる。
大丈夫かと無性に心配になる。
途中からその生徒は僕の方をまったく見ずに、ずっと下を向いていた。
どうして僕を見ない?! 腹ただしいくらいの焦燥感が湧く。
何にも執着しないと言われていた自分でも不思議な感情だった。
式が終わると、新入生の立ち位置からクラスと名前を特定する。
リゲル フローナ。茶色いの髪にリスみたいな目をしたあの子にピッタリだ。平民だがこの学園に通えるくらいの学力と財力はあるのだろう。
調べさせた所、彼の両親はなかなか堅実に商売をしていて評判はよい。正直なところ、彼が何者でも構わないが。邪な親なら金を渡すだけで、簡単に彼を手放しただろうに。それが残念かもしれない。
すぐに寮部屋の編成を変える。生徒会長である自分は当然一人部屋だ。管理する人間なので、新入生のためのチューター制度には組み込まれていなかった。
リゲルのチューターになる予定だった者には、僕の一人部屋とチューターの免除をくれてやる。
大喜びで代わると言ってくれる。当然口止めもする。
副会長のサラナスは隣でやり取りをみて、どうしたんだこいつ? という目で見てくるが、無視だ。
「なんか面白いことになってるな」とニヤニヤしている。
銀髪で長髪に細面なせいか、知的美人と言われて周囲から騒がれているが、所詮こいつはゲスいだけの人間だ。
周囲の人間が自分に振り回されているのを見て内心喜ぶタイプだ。仕事はできるやつだから放っている。
「趣味変わった?」とも言われる。
確かに、いつもプラチナの髪に薄緑色の瞳をした綺麗な顔の人間に惹かれていた。そういった面差しの者がいれば付き合うが、何か違うと感じて別れるを繰り返していた。
リゲルは今までのタイプと確かに違った。自分でもわからないが、リゲルのあの可哀想な様子に僕がなんとかしてあげたいと思うのだ。
最初は僕の広い生徒会長用の部屋にベッドをもう一つ入れて、そちらにリゲルを呼ぼうかとも思った。
だけど僕の勘が、偶然を装うようにと告げている。
僕を見て凝視していたにも関わらず、一目惚れしたものが持つ熱量みたいなものは感じなかった。
むしろ怖いものを見たと言った表情だった。
ガタガタと全身が震えていなかったか?
思わず背中を振り返ったほどだ。だけど僕の背後には当然誰もいない。
彼は僕を見て怯えている?
自分でいうのもなんだが、眉目秀麗で才色兼備、上にも下のものにも頼られ尊敬される。それが僕だ。
なんでも一度見るだけで習得する。
知力も体力も優れていて何にも苦労をしたことがない。
王の覚えもめでたく、すでに子爵の爵位は、15才の祝いの儀の際に承っている。父親の伯爵位も継ぐ予定なのはもちろんだが、古くは王族とも血縁関係である。ゆくゆくは祖父の大公位も継ぐように打診も受けている。間に何人もの人間がいるが王位継承権もあり、王室ゆかりの行事には参加する義務がある。
微笑んでいれば、周囲が勝手になんでもやってくれる恵まれた環境である。
学園での生徒会といった仕事や子爵領地の運営、伯爵領の仕事も分担されている。社交も含めて忙殺されているが。
恵まれた容姿と血筋、周囲から称賛と憧憬の目でしか見られない。
そんな僕を彼は控えめにいって、嫌悪と怯えで見ていた。
いや、害虫を見るような目で見ていた。
彼は僕とは初めて会ったはずなのに。
壇上からは意外とよく見えるものだ。
よくあることだが、一目惚れされたのかと思った。他にも何人もの生徒が有名役者を見るように、目を輝かせ、口を押さえている。悲鳴も聞こえてくる。僕を純粋に憧れの目で見ているものもいる。
だが、その新入生は僕を凝視しながら、青ざめている。体が震えて今にも倒れたそうだ。茶髪に大きな黒色の目がリスみたいだ。小さい体に制服が大きくて、いかにも新入生らしい子だ。いやむしろ幼くてもっと下の学年にみえる。
大丈夫かと無性に心配になる。
途中からその生徒は僕の方をまったく見ずに、ずっと下を向いていた。
どうして僕を見ない?! 腹ただしいくらいの焦燥感が湧く。
何にも執着しないと言われていた自分でも不思議な感情だった。
式が終わると、新入生の立ち位置からクラスと名前を特定する。
リゲル フローナ。茶色いの髪にリスみたいな目をしたあの子にピッタリだ。平民だがこの学園に通えるくらいの学力と財力はあるのだろう。
調べさせた所、彼の両親はなかなか堅実に商売をしていて評判はよい。正直なところ、彼が何者でも構わないが。邪な親なら金を渡すだけで、簡単に彼を手放しただろうに。それが残念かもしれない。
すぐに寮部屋の編成を変える。生徒会長である自分は当然一人部屋だ。管理する人間なので、新入生のためのチューター制度には組み込まれていなかった。
リゲルのチューターになる予定だった者には、僕の一人部屋とチューターの免除をくれてやる。
大喜びで代わると言ってくれる。当然口止めもする。
副会長のサラナスは隣でやり取りをみて、どうしたんだこいつ? という目で見てくるが、無視だ。
「なんか面白いことになってるな」とニヤニヤしている。
銀髪で長髪に細面なせいか、知的美人と言われて周囲から騒がれているが、所詮こいつはゲスいだけの人間だ。
周囲の人間が自分に振り回されているのを見て内心喜ぶタイプだ。仕事はできるやつだから放っている。
「趣味変わった?」とも言われる。
確かに、いつもプラチナの髪に薄緑色の瞳をした綺麗な顔の人間に惹かれていた。そういった面差しの者がいれば付き合うが、何か違うと感じて別れるを繰り返していた。
リゲルは今までのタイプと確かに違った。自分でもわからないが、リゲルのあの可哀想な様子に僕がなんとかしてあげたいと思うのだ。
最初は僕の広い生徒会長用の部屋にベッドをもう一つ入れて、そちらにリゲルを呼ぼうかとも思った。
だけど僕の勘が、偶然を装うようにと告げている。
僕を見て凝視していたにも関わらず、一目惚れしたものが持つ熱量みたいなものは感じなかった。
むしろ怖いものを見たと言った表情だった。
ガタガタと全身が震えていなかったか?
思わず背中を振り返ったほどだ。だけど僕の背後には当然誰もいない。
彼は僕を見て怯えている?
自分でいうのもなんだが、眉目秀麗で才色兼備、上にも下のものにも頼られ尊敬される。それが僕だ。
なんでも一度見るだけで習得する。
知力も体力も優れていて何にも苦労をしたことがない。
王の覚えもめでたく、すでに子爵の爵位は、15才の祝いの儀の際に承っている。父親の伯爵位も継ぐ予定なのはもちろんだが、古くは王族とも血縁関係である。ゆくゆくは祖父の大公位も継ぐように打診も受けている。間に何人もの人間がいるが王位継承権もあり、王室ゆかりの行事には参加する義務がある。
微笑んでいれば、周囲が勝手になんでもやってくれる恵まれた環境である。
学園での生徒会といった仕事や子爵領地の運営、伯爵領の仕事も分担されている。社交も含めて忙殺されているが。
恵まれた容姿と血筋、周囲から称賛と憧憬の目でしか見られない。
そんな僕を彼は控えめにいって、嫌悪と怯えで見ていた。
いや、害虫を見るような目で見ていた。
彼は僕とは初めて会ったはずなのに。
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