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現執着ヤンデレ先輩なのでじっとり可愛がります
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当初に比べて、リゲルの態度も軟化して、あからさまに一緒にいたくないと言う態度や言葉はなくなってきた。
周囲から、「先輩優しいからチューターで羨ましい、いいな」と言われても、引き攣ったりせずに、「うん。先輩いい人」と言うようになったようだ。
どんどん僕を信頼していっているのがわかった。嬉しいが、悪い人間に騙されないように見張っていなければ。
狩当日、学園のはずれにある森で、弓を教えるためにリゲルの体に触れる。細い肩を振るわせて、一生懸命に弓を引こうと頑張っているリゲルが可愛い。
何度も失敗して涙目になっている。僕はリゲルの体を支えながら、少しだけ方向を変えてウサギにあたるよう調整した。
「わー当たった」リゲルはうれしそうだ。
「先輩ありがとう」
まだやりたそうだったので、散策ついでに狩りを続けることになった。
足場が悪いところは、手を伸ばしてやると、自然と握ってくる。それが嬉しい。
リゲルが「珍しい蝶」がいるといって追いかけて、崖から落ちた時には、真っ青になった。どうして手を離してしまったんだろうか。
すぐに追いかける。隠れてついてた護衛には学園に報告させる。
捜索隊は僕からの報告を待って出発するよう言いつける。
僕は自分の護衛と共に、地図から崖の下を検討をつけて向かった。リゲルが動かずに待っていてくれたらいいのだが。
日が沈むの早い時期で、すでに暗くなりかけていた。体が大きい銀狼が5、6匹リゲルを囲んでいる。今にも襲いかかりそうだ。僕は冷静に矢で撃退する。
リゲルは動けなかったが、大きな骨折や、ケガはしていなかった。
護衛には周囲を用心させながら、近寄らないように合図をする。学園にもリゲルは無事だが、暗いため明日学園に向かって出発することを伝達させる。
リゲルを抱き上げ、目をつけていた洞窟に一緒に入る。
火を起こして、リゲルをマントの上に寝かせる。「先輩ありがとう」リゲルが僕を見ながら、感謝している。
「怖かったね」と言うと、幼な子のように、全身を僕にもたれかけて、リゲルが「怖かった」と震えながら、泣き始める。
その涙と体の熱さに感動する。ここまで僕を信頼し、頼ってくれるようになったと。
火の傍で、僕はリゲルを抱きしめて背中を撫でながら、このまま時が止まったらいいと感傷的なことを思った。
翌朝、学園に戻るとリゲルの両親も心配して来ていた。父親はそうでもないが、茶髪とクリっとした目は母親似だと思った。
感謝の言葉を何度も言われる。是非今度家に来てくださいといわれる。
両親や近所も疑いのターゲットに入っていたので、直接確認しにいける良い機会だ。僕は喜んで招待を受けた。
なんにしろリゲルの生家を見てみたいし、両親も味方にしなくてはいけない。
もし両親のどちらかでも、危ない人物であれば離さなければいけない。
周囲から、「先輩優しいからチューターで羨ましい、いいな」と言われても、引き攣ったりせずに、「うん。先輩いい人」と言うようになったようだ。
どんどん僕を信頼していっているのがわかった。嬉しいが、悪い人間に騙されないように見張っていなければ。
狩当日、学園のはずれにある森で、弓を教えるためにリゲルの体に触れる。細い肩を振るわせて、一生懸命に弓を引こうと頑張っているリゲルが可愛い。
何度も失敗して涙目になっている。僕はリゲルの体を支えながら、少しだけ方向を変えてウサギにあたるよう調整した。
「わー当たった」リゲルはうれしそうだ。
「先輩ありがとう」
まだやりたそうだったので、散策ついでに狩りを続けることになった。
足場が悪いところは、手を伸ばしてやると、自然と握ってくる。それが嬉しい。
リゲルが「珍しい蝶」がいるといって追いかけて、崖から落ちた時には、真っ青になった。どうして手を離してしまったんだろうか。
すぐに追いかける。隠れてついてた護衛には学園に報告させる。
捜索隊は僕からの報告を待って出発するよう言いつける。
僕は自分の護衛と共に、地図から崖の下を検討をつけて向かった。リゲルが動かずに待っていてくれたらいいのだが。
日が沈むの早い時期で、すでに暗くなりかけていた。体が大きい銀狼が5、6匹リゲルを囲んでいる。今にも襲いかかりそうだ。僕は冷静に矢で撃退する。
リゲルは動けなかったが、大きな骨折や、ケガはしていなかった。
護衛には周囲を用心させながら、近寄らないように合図をする。学園にもリゲルは無事だが、暗いため明日学園に向かって出発することを伝達させる。
リゲルを抱き上げ、目をつけていた洞窟に一緒に入る。
火を起こして、リゲルをマントの上に寝かせる。「先輩ありがとう」リゲルが僕を見ながら、感謝している。
「怖かったね」と言うと、幼な子のように、全身を僕にもたれかけて、リゲルが「怖かった」と震えながら、泣き始める。
その涙と体の熱さに感動する。ここまで僕を信頼し、頼ってくれるようになったと。
火の傍で、僕はリゲルを抱きしめて背中を撫でながら、このまま時が止まったらいいと感傷的なことを思った。
翌朝、学園に戻るとリゲルの両親も心配して来ていた。父親はそうでもないが、茶髪とクリっとした目は母親似だと思った。
感謝の言葉を何度も言われる。是非今度家に来てくださいといわれる。
両親や近所も疑いのターゲットに入っていたので、直接確認しにいける良い機会だ。僕は喜んで招待を受けた。
なんにしろリゲルの生家を見てみたいし、両親も味方にしなくてはいけない。
もし両親のどちらかでも、危ない人物であれば離さなければいけない。
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