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現執着ヤンデレ先輩なのでじっとり可愛がります
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後、心配ごとはあの件だけだった。
直接聞くか悩んだがやめた。リゲルが言わないかもしれないし、言ってくれたとしても、心の傷を抉りたくない。
正直にいうと私以外にどんなことでも執着してほしくない。
僕は秘密裏に自室に医師を呼び、リゲルを催眠状態にして、リゲルの秘密を暴き出した。
話された内容は貴族であれば、あるかも知れないといった内容だったが、僕には衝撃だった。
前世の僕が、前世のリゲルと結婚して、部屋に閉じ込めて誰とも触れ合わせず縛り付け、何かと言いがかりを言っては犯していたといった内容だった。
そして前世のリゲルは前世の僕が大嫌いだったという。
どこから突っ込めばいいのかわからない。
リゲルはどれだけつまらなくて、辛い日々を送っていたか涙ながらに話す。
つまらない日々・・
催眠状態とはいえ心に秘めていたことを話したからか、リゲルは心なしかすっきりしているようだ。
聞いた僕は打ちのめされた。
偶然か、前世のリゲルの容姿は僕の以前のタイプと同じだった。しかし容姿は関係なく、生まれ変わりのリゲルを見つけ愛してしまったのか。
いや、僕もかなり毒されている。
僕がそいつとも限らない。
リゲルの話が本当とも限らない。
重要なのはリゲルがそう思っていることだった。
そいつの行動は今の僕でもやってしまいそうなことだった。
何にもないところでも転けるリゲルだ。
こないだの狩でもそうだが、学園のはずれの比較的安全な森で、崖から転げ落ちたのはリゲルだけだ。怖くて一人では外に出せない。
それに不思議な魅力のある可愛いリゲルを、社交界の魑魅魍魎のいる所には行かせられないとも思っていた。
仕事なんてする必要はないし、家で僕だけのことを考えて、僕を待っていてくれればいいと思っていた。
社交の件は別として、伴侶とはそういうものだと僕は思っていた。
どちらにしろ、そいつが本当に前世の僕だとしても許せない。
いまのリゲルは僕のものなのに、リゲルの心にそいつが傷をつけていることが、許せない。
催眠療法でその記憶を消せないか医師に相談する。心の鬱憤を晴らし、現実の僕との生活が充実すればその可能性はあると言う。
催眠療法を続けながら、起きている時はひたすらリゲルが今を楽しめるように関わる。僕といたら楽しいと思えるように。
リゲルの記憶は僕だけでよい。この顔を見て思い出すのも、優しい僕だけでよい。
徐々に催眠状態でもリゲルは近況をいうようになってきた。
あえて医師が「前世の夫はなんていうかな」と聞いても「わからない」と言うようになった。
聞いてもいないのに幸せそうな顔で「先輩ならこういいます」と言ったときに、僕はそいつ、アーサー アグレンに勝ったと思った。
リゲルの心は僕の物になった。僕のことを気にかけて僕のことだけを考えればいい。
大切にしよう。必ず。
副会長のサラナスがリゲルの前にいる時だけ、やけに僕に絡んでくると思っていた。リゲルはそれを見て悲しそうな顔をしている。
一部で僕とサラナスが付き合っている、と言われていたが気にもしていなかった。
サラナスの好みはゴリゴリマッチョを泣かして犯すことだ。僕はあいつのタイプじゃなくて心底よかったと思っている。
リゲルも僕とサラナスが付き合っていると誤解をしていると報告を受ける。だからあんな表情をしていたのか。
サラナスに、噂を知っているかと聞くと、「もちろん。僕いい仕事するでしょ?」とドヤ顔だったので気に障ったが、確かにリゲルの可愛いヤキモチには悶える。
随分それで楽しませてもらった。
一年たって同室でなくなる頃、僕はリゲルに告白した。
リゲルは真っ赤になって、嬉しいと顔は言っているのになかなか頷かない。
「サラナス先輩とつきあってないんですか」と悲しそうに言ってくる。まったく付き合っていない、噂にも辟易していたことを伝えると、リゲルはパッと表情を明るくして、承諾してくれた。
リゲルは「嬉しいです。僕も先輩が好きです」と言ってくれた。
しばらくしてリゲルの両親にも付き合っていることを報告しに行くと言ってくれた。
リゲルは、母親から実は僕から結婚を前提に付き合っていいか先に許可をもらっていたと聞かされて、顔を真っ赤にして恥ずかしがっていた。
「先輩好きです」と背伸びしてぼくの頬にキスをしてくれる。あー初めてリゲルからキスをしてくれた。
「ずっと一緒にいようね」
僕は敢えてそのワードをいう。リゲルが催眠状態で、前世のことを話していた時に、「ずっと一緒にいようねっていいながら、おれを縛り付けた」と辛そうに言っていたことが、ふと思い出したからだ。
リゲルの顔が曇った。何かを思い出しているのか。
思考が止まっているような目。睡眠状態に入ったときのような顔をしている。
「リゲル」優しく名前を呼ぶ。リゲルはハッと僕の顔を見るとニコッと笑った。霧が晴れたような顔で返事をくれる。
「はい」
僕は至極満足の笑みを浮かべた。
それから僕らは互いに嫉妬したり、束縛したり、許したりして、結局僕の側近になったサラナスにはバカップル扱いされるのだった。
直接聞くか悩んだがやめた。リゲルが言わないかもしれないし、言ってくれたとしても、心の傷を抉りたくない。
正直にいうと私以外にどんなことでも執着してほしくない。
僕は秘密裏に自室に医師を呼び、リゲルを催眠状態にして、リゲルの秘密を暴き出した。
話された内容は貴族であれば、あるかも知れないといった内容だったが、僕には衝撃だった。
前世の僕が、前世のリゲルと結婚して、部屋に閉じ込めて誰とも触れ合わせず縛り付け、何かと言いがかりを言っては犯していたといった内容だった。
そして前世のリゲルは前世の僕が大嫌いだったという。
どこから突っ込めばいいのかわからない。
リゲルはどれだけつまらなくて、辛い日々を送っていたか涙ながらに話す。
つまらない日々・・
催眠状態とはいえ心に秘めていたことを話したからか、リゲルは心なしかすっきりしているようだ。
聞いた僕は打ちのめされた。
偶然か、前世のリゲルの容姿は僕の以前のタイプと同じだった。しかし容姿は関係なく、生まれ変わりのリゲルを見つけ愛してしまったのか。
いや、僕もかなり毒されている。
僕がそいつとも限らない。
リゲルの話が本当とも限らない。
重要なのはリゲルがそう思っていることだった。
そいつの行動は今の僕でもやってしまいそうなことだった。
何にもないところでも転けるリゲルだ。
こないだの狩でもそうだが、学園のはずれの比較的安全な森で、崖から転げ落ちたのはリゲルだけだ。怖くて一人では外に出せない。
それに不思議な魅力のある可愛いリゲルを、社交界の魑魅魍魎のいる所には行かせられないとも思っていた。
仕事なんてする必要はないし、家で僕だけのことを考えて、僕を待っていてくれればいいと思っていた。
社交の件は別として、伴侶とはそういうものだと僕は思っていた。
どちらにしろ、そいつが本当に前世の僕だとしても許せない。
いまのリゲルは僕のものなのに、リゲルの心にそいつが傷をつけていることが、許せない。
催眠療法でその記憶を消せないか医師に相談する。心の鬱憤を晴らし、現実の僕との生活が充実すればその可能性はあると言う。
催眠療法を続けながら、起きている時はひたすらリゲルが今を楽しめるように関わる。僕といたら楽しいと思えるように。
リゲルの記憶は僕だけでよい。この顔を見て思い出すのも、優しい僕だけでよい。
徐々に催眠状態でもリゲルは近況をいうようになってきた。
あえて医師が「前世の夫はなんていうかな」と聞いても「わからない」と言うようになった。
聞いてもいないのに幸せそうな顔で「先輩ならこういいます」と言ったときに、僕はそいつ、アーサー アグレンに勝ったと思った。
リゲルの心は僕の物になった。僕のことを気にかけて僕のことだけを考えればいい。
大切にしよう。必ず。
副会長のサラナスがリゲルの前にいる時だけ、やけに僕に絡んでくると思っていた。リゲルはそれを見て悲しそうな顔をしている。
一部で僕とサラナスが付き合っている、と言われていたが気にもしていなかった。
サラナスの好みはゴリゴリマッチョを泣かして犯すことだ。僕はあいつのタイプじゃなくて心底よかったと思っている。
リゲルも僕とサラナスが付き合っていると誤解をしていると報告を受ける。だからあんな表情をしていたのか。
サラナスに、噂を知っているかと聞くと、「もちろん。僕いい仕事するでしょ?」とドヤ顔だったので気に障ったが、確かにリゲルの可愛いヤキモチには悶える。
随分それで楽しませてもらった。
一年たって同室でなくなる頃、僕はリゲルに告白した。
リゲルは真っ赤になって、嬉しいと顔は言っているのになかなか頷かない。
「サラナス先輩とつきあってないんですか」と悲しそうに言ってくる。まったく付き合っていない、噂にも辟易していたことを伝えると、リゲルはパッと表情を明るくして、承諾してくれた。
リゲルは「嬉しいです。僕も先輩が好きです」と言ってくれた。
しばらくしてリゲルの両親にも付き合っていることを報告しに行くと言ってくれた。
リゲルは、母親から実は僕から結婚を前提に付き合っていいか先に許可をもらっていたと聞かされて、顔を真っ赤にして恥ずかしがっていた。
「先輩好きです」と背伸びしてぼくの頬にキスをしてくれる。あー初めてリゲルからキスをしてくれた。
「ずっと一緒にいようね」
僕は敢えてそのワードをいう。リゲルが催眠状態で、前世のことを話していた時に、「ずっと一緒にいようねっていいながら、おれを縛り付けた」と辛そうに言っていたことが、ふと思い出したからだ。
リゲルの顔が曇った。何かを思い出しているのか。
思考が止まっているような目。睡眠状態に入ったときのような顔をしている。
「リゲル」優しく名前を呼ぶ。リゲルはハッと僕の顔を見るとニコッと笑った。霧が晴れたような顔で返事をくれる。
「はい」
僕は至極満足の笑みを浮かべた。
それから僕らは互いに嫉妬したり、束縛したり、許したりして、結局僕の側近になったサラナスにはバカップル扱いされるのだった。
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