血のつながらない弟に誘惑されてしまいました。【完結】

まつも☆きらら

文字の大きさ
5 / 51

13歳の君と

しおりを挟む
「はぁ・・・・はぁ・・・・・ッ」

絶頂に達し呆然とする俺を、無邪気な瞳で見つめる陽向。

「気持ち良かった?きょおくん」
「陽向・・・・・」
「ね・・・・きょおくんの、俺の中に入れて?」
「―――!な・・・何言ってんだよ!?そんなこと、できるわけないだろ?」
「大丈夫だよ、俺、慣れてるから」
「な・・・・!」

陽向はベッドの上に起き上ると、着ていたパジャマをさっと脱いだ。
白く、陶器のように透き通った肌が露わになる。
下のスウェットと下着も自ら脱ぎ、ベッドの下に投げた。
陽向の細すぎるその体に息を呑む。
陽向は動けずにいる俺の体にまたがり、俺の首筋に顔を埋めた。

「陽向・・・!だ、ダメだ、やっぱり・・・!」
「きょおくんは、何もしなくていいよ。俺が動くから」
「・・・ッ、ひな・・・・・んぁッ・・・・・」

陽向の唇が俺の体の上を這い、時折ちゅっと音をたて肌に吸いつきながら、細い指が俺の乳首をつまんだ。

「あ・・・・・ッ」

頭の中が沸騰してるみたいに熱くて、体は溶けてしまうんじゃないかと思うくらいで。
もう、理性なんか吹っ飛んでしまいそうだった。
それでも必死に俺は冷静さを保とうとしていた。
もはや、風前の灯と化していたそれを―――

陽向の唇が、俺の乳首に触れ舌でなぞられるとまるで体に電気が流れたように興奮で痺れる。

「うぁ・・・・ッ」
「きょおくんの・・・すごくおっきくなってる」

陽向の手が再び俺のものに触れゆっくりと擦りあげる。

「・・・・俺の中に、入れるよ?」
「あ、ひ・・・・う・・・・ぁッ」

じゅぶじゅぶと音をたてながら、まだきつい陽向のその中へ、俺の熱いものが吸い込まれていく。

「は、ぁ・・・・ッ」
「ひぁ・・・・ッ、ん・・・・・ッ、きょ、くん・・・・・ッ、好き・・・・・ッ」

目を開けてみると、陽向の顔は12歳とは思えないほど艶っぽく、ぞくぞくと俺の体を興奮が這い上がってくる。

「ひ・・・・なた・・・・・っ」
「きょおくん・・・・・ッ、ぁ・・・・すごい、気持ちいい・・・・・ッ」

その艶を含んだ声も、俺の理性をとろけさせるには充分なもので・・・・

「きょおくん・・・・気持ち、いい・・・・?」
「は・・・・ッ、気持ち、いい・・・・すげえ、気持ちいいよ・・・・陽向・・・・・ッ」
「ん・・・・嬉しい・・・・きょおくん・・・・ッ」

俺の上で腰をくねらせる陽向。
淫らなその姿に、もう俺の中の理性は跡形もなく消えていた。
気付けば俺は自ら腰を揺らし、陽向を突き上げていた・・・・・。

「あ、ぁ、ん・・・・ッ、きょおくん・・・・ッ、好き・・・・ッ、好き・・・・・ッ」

まるで呪文のように繰り返される陽向の言葉に、俺の心は満たされていく。

「俺も・・・・好きだよ、陽向・・・・・」
「あ・・・・・ッ、きょおくん・・・・・ッ」

恍惚とした表情を浮かべた陽向の中に、俺はその熱を吐き出したのだった・・・・・・。




「・・・・・・陽向」

隣であどけない表情のまま眠る陽向の前髪をそっと指で触れる。

「ん・・・・・っ、」

陽向の瞼が震え、ゆっくりと目を開いた。

「きょおくん・・・・おはよ」

とろけるようなその笑顔に、俺はホッとする。

「陽向・・・痛くないか?」
「ん・・・大丈夫」
「・・・好きだよ、陽向」
「きょおくん・・・・嬉しい」

もう、ごまかしようがなかった。
俺は陽向が好きで、陽向を恋愛対象として見ていたんだ。
だからこそ今、こんなにも満たされた気持ちなんだと。
そう認めてしまえば、何も迷うことはなかった。
ただ一つ、このことを俺の父親に言うつもりはなかった。
生真面目な父親が、俺たちのことを認めてくれるとは思えなかったから。

「・・・・きょおくん、俺今、すごくうれしい」
「ん?なんで?」

俺の言葉に、陽向がいたずらっ子のようにうふふと笑う。

「なんだよ?教えて、陽向」
「だって、今日は俺の誕生日だから」
「え・・・・今日?本当に?」
「うん、俺の誕生日、8月30日。俺、今日で13歳になったよ」
「うわ・・・マジか。そんな大事な日に俺・・・」
「うん、だからすごくうれしいよ。こんな大事な日に、きょおくんとひとつになれたんだもん」

・・・・こ、こいつ・・・・・
可愛すぎるだろ・・・・・

「陽向・・・・13歳の誕生日、おめでとう」
「きょおくん、ありがとう」
「これからもずっと・・・・お前が好きだよ」
「・・・俺も!」

輝くその笑顔が俺だけに向けられることを、このときは信じて疑わなかった。
だけど、その気持ちはすぐに揺らぐことになるのだった・・・・・。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

ただ愛されたいと願う

藤雪たすく
BL
自分の居場所を求めながら、劣等感に苛まれているオメガの清末 海里。 やっと側にいたいと思える人を見つけたけれど、その人は……

平凡な男子高校生が、素敵な、ある意味必然的な運命をつかむお話。

しゅ
BL
平凡な男子高校生が、非凡な男子高校生にベタベタで甘々に可愛がられて、ただただ幸せになる話です。 基本主人公目線で進行しますが、1部友人達の目線になることがあります。 一部ファンタジー。基本ありきたりな話です。 それでも宜しければどうぞ。

息の合うゲーム友達とリア凸した結果プロポーズされました。

ふわりんしず。
BL
“じゃあ会ってみる?今度の日曜日” ゲーム内で1番気の合う相棒に突然誘われた。リアルで会ったことはなく、 ただゲーム中にボイスを付けて遊ぶ仲だった 一瞬の葛藤とほんの少しのワクワク。 結局俺が選んだのは、 “いいね!あそぼーよ”   もし人生の分岐点があるのなら、きっとこと時だったのかもしれないと 後から思うのだった。

主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。

小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。 そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。 先輩×後輩 攻略キャラ×当て馬キャラ 総受けではありません。 嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。 ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。 だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。 え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。 でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!! ……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。 本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。 こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。

異世界で孵化したので全力で推しを守ります

のぶしげ
BL
ある日、聞いていたシチュエーションCDの世界に転生してしまった主人公。推しの幼少期に出会い、魔王化へのルートを回避して健やかな成長をサポートしよう!と奮闘していく異世界転生BL 執着最強×人外美人BL

ハイスペックストーカーに追われています

たかつきよしき
BL
祐樹は美少女顔負けの美貌で、朝の通勤ラッシュアワーを、女性専用車両に乗ることで回避していた。しかし、そんなことをしたバチなのか、ハイスペック男子の昌磨に一目惚れされて求愛をうける。男に告白されるなんて、冗談じゃねぇ!!と思ったが、この昌磨という男なかなかのハイスペック。利用できる!と、判断して、近づいたのが失敗の始まり。とある切っ掛けで、男だとバラしても昌磨の愛は諦めることを知らず、ハイスペックぶりをフルに活用して迫ってくる!! と言うタイトル通りの内容。前半は笑ってもらえたらなぁと言う気持ちで、後半はシリアスにBLらしく萌えると感じて頂けるように書きました。 完結しました。

隣人、イケメン俳優につき

タタミ
BL
イラストレーターの清永一太はある日、隣部屋の怒鳴り合いに気付く。清永が隣部屋を訪ねると、そこでは人気俳優の杉崎久遠が男に暴行されていて──?

陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!

はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。 まったり書いていきます。 2024.05.14 閲覧ありがとうございます。 午後4時に更新します。 よろしくお願いします。 栞、お気に入り嬉しいです。 いつもありがとうございます。 2024.05.29 閲覧ありがとうございます。 m(_ _)m 明日のおまけで完結します。 反応ありがとうございます。 とても嬉しいです。 明後日より新作が始まります。 良かったら覗いてみてください。 (^O^)

処理中です...