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背中に残された痕
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「せんせ・・・・・、俺のこと・・・・・好き・・・・なの?」
舌足らずな声。
「好きだよ・・・・陽向」
「ん・・・・ッ、ね・・・・くすぐったい・・・・ッ」
「・・・・お前に、触れたいんだ・・・・」
軽く身を捩ろうとする陽向の腰を抑えるように手を添え、白い胸の、小さなピンクの尖りを指でつまむ。
「んぁ、ぁ・・・・んッ・・・・、やぁ・・・・・ッ」
「可愛い、陽向・・・・・やっぱ、好きだ」
ずっと気になってて。
でも、男子生徒に惹かれるなんて意味わかんねえし。
認めてなかった。
だけど・・・・・
「ぁ、や・・・・ッ、せんせ・・・・ッ」
その声で、俺を呼ぶ陽向が愛しい。
俺を見つめる大きな瞳に、ドキドキする。
手を触れたい。
キスをしたい。
その欲求は、膨れ上がるばかりだった。
「陽向・・・・」
胸を愛撫され感じているのか、陽向は身をよじり俺に背中を向けようとする。
その小さな白い背中が目の前に晒され・・・・
俺ははっとして、動きを止めた。
「・・・・これ・・・・」
「ん・・・・っ、?」
服を着ている時には絶対見えない、背中の中ほどの場所に、それはあった。
まだ新しい、赤くうっ血したような小さな痕。
これは・・・・・
「キスマーク・・・・・?」
まさか。
でも他に、こんなところに痕がつくことがある・・・?
「陽向・・・・誰と・・・・?」
「え・・・・・?」
「まさか・・・・・水沢・・・・?」
真っ先に思い浮かんだのは、水沢京の顔だった。
優等生で、爽やかな生徒会長。
だけど、ここ数日感じていた。
陽向を見つめる水沢の目。
あれは、自分の弟を見る目じゃないと。
実の兄弟ではない。
それは事実だ。
でも、それ以上に、あの目は・・・・・
コンコン
保健室の扉をノックする音に、俺ははっとして陽向から手を離した。
「―――すいません、1年A組の谷口ですけど・・・・水沢陽向くん、いますか・・・・?」
「あ・・・・ちょっと待って、今寝てるから・・・・」
扉には、鍵をかけていた。
俺は慌てて用意していた着替え用の体育着を陽向に着せると、乱れたその髪を整えた。
陽向が、じっと俺を見つめる。
「・・・ごめん」
そう言うしかなかった。
でも、陽向は・・・・・
「ううん。・・・・・惜しかったね」
と言って、微笑んだのだった。
妖しげな光を湛えたその瞳。
呆然と陽向を見つめる俺の手をそっと握ると、ベッドから出て立ち上がる。
「・・・・ちょっと、楽しかった」
囁くように俺の耳に唇を寄せ。
微かに首筋に唇を触れさせると、すっと俺の横を通り過ぎて行った・・・・・。
舌足らずな声。
「好きだよ・・・・陽向」
「ん・・・・ッ、ね・・・・くすぐったい・・・・ッ」
「・・・・お前に、触れたいんだ・・・・」
軽く身を捩ろうとする陽向の腰を抑えるように手を添え、白い胸の、小さなピンクの尖りを指でつまむ。
「んぁ、ぁ・・・・んッ・・・・、やぁ・・・・・ッ」
「可愛い、陽向・・・・・やっぱ、好きだ」
ずっと気になってて。
でも、男子生徒に惹かれるなんて意味わかんねえし。
認めてなかった。
だけど・・・・・
「ぁ、や・・・・ッ、せんせ・・・・ッ」
その声で、俺を呼ぶ陽向が愛しい。
俺を見つめる大きな瞳に、ドキドキする。
手を触れたい。
キスをしたい。
その欲求は、膨れ上がるばかりだった。
「陽向・・・・」
胸を愛撫され感じているのか、陽向は身をよじり俺に背中を向けようとする。
その小さな白い背中が目の前に晒され・・・・
俺ははっとして、動きを止めた。
「・・・・これ・・・・」
「ん・・・・っ、?」
服を着ている時には絶対見えない、背中の中ほどの場所に、それはあった。
まだ新しい、赤くうっ血したような小さな痕。
これは・・・・・
「キスマーク・・・・・?」
まさか。
でも他に、こんなところに痕がつくことがある・・・?
「陽向・・・・誰と・・・・?」
「え・・・・・?」
「まさか・・・・・水沢・・・・?」
真っ先に思い浮かんだのは、水沢京の顔だった。
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だけど、ここ数日感じていた。
陽向を見つめる水沢の目。
あれは、自分の弟を見る目じゃないと。
実の兄弟ではない。
それは事実だ。
でも、それ以上に、あの目は・・・・・
コンコン
保健室の扉をノックする音に、俺ははっとして陽向から手を離した。
「―――すいません、1年A組の谷口ですけど・・・・水沢陽向くん、いますか・・・・?」
「あ・・・・ちょっと待って、今寝てるから・・・・」
扉には、鍵をかけていた。
俺は慌てて用意していた着替え用の体育着を陽向に着せると、乱れたその髪を整えた。
陽向が、じっと俺を見つめる。
「・・・ごめん」
そう言うしかなかった。
でも、陽向は・・・・・
「ううん。・・・・・惜しかったね」
と言って、微笑んだのだった。
妖しげな光を湛えたその瞳。
呆然と陽向を見つめる俺の手をそっと握ると、ベッドから出て立ち上がる。
「・・・・ちょっと、楽しかった」
囁くように俺の耳に唇を寄せ。
微かに首筋に唇を触れさせると、すっと俺の横を通り過ぎて行った・・・・・。
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