血のつながらない弟に誘惑されてしまいました。【完結】

まつも☆きらら

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天使のような小悪魔

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シャツの隙間から陽向の透き通るような白い肌に手を這わせる。

「ぁ・・・・ッ」

ピクリと震える体。
甘く、高い声。
うっすらと上気した柔らかそうな頬を撫で、首筋にキスをする。

「陽向・・・・好きだよ」

肌蹴たシャツの中から現れたのは、まるで発光しているかのように白く眩しい肌。
その胸の頂になる小さな薄桃色の突起を口に含めば、陽向の口から吐息が漏れる。

「ん・・・・・ッ、ふ・・・・・せんせ・・・・・」
「亨」
「え・・・・・?」
「亨って、呼んでみて・・・・俺の名前・・・・」

その言葉に、陽向の瞳が微かに揺れた。

「と・・・・おる・・・・・」
「陽向・・・・可愛い・・・・」

きれいな瞳。
きれいな髪。
きれいな体。

陽向の全てが愛しい。
陽向が俺だけのものにならないとしても・・・・
それでもこの天使のような小悪魔を、手放すことなんて考えられなかった・・・・

白い肌に舌を這わせ、時折音をたてて赤い花を散らしていく。
そのたびに漏れる甘い声が、耳をくすぐり俺を煽る。

ズボンのベルトを外しファスナーを下ろすと、紺色の下着が現れる。
すでに盛り上がっているその下着の上からそれを撫であげると、陽向の体が大きく震えた。

「ぁ・・・・ッ」

陽向の手が俺の肩に置かれる。
下着を下ろし、硬く張りつめたものに手を這わせ、そっと口づける。

「ぁ・・・・んッ、・・・・・ん・・・・・ッ」

先走りが溢れだすその先を口に含み、舌先で刺激を送る。

「うぁッ、ぁ・・・・ッ、やぁ・・・・・」

ぴちゃぴちゃと、厭らしい水音が部屋の中に響く。
もっと声が聞きたくて。
もっと感じて欲しくて。
俺は夢中でそれを口に含んだ。

「んッ、んッ、ぁ・・・ッ、とお、る・・・・ッ、ふぁ・・・・・ッ」
「陽向・・・・」

口に陽向のものを含んだまましゃべろうとするから、それに歯が当たり、陽向が体を震わせた。

「ああ、んッ、亨・・・・、お、れ、もう・・・・・ッ」
「ん・・・・・いいよ・・・・・」
「んぁ・・・・ッ、ぁあう・・・・・ッ」

一瞬体が強張り、陽向の中心がドクンと脈打ち―――
俺の口の中に、熱い液体が広がり溢れだした。

「はぁ・・・・はぁ・・・・」

とろんとした目で俺を見つめる陽向。
微かに開いた口から洩れる息が、まだ物足りないと言っているようで―――

「陽向・・・・もっと、陽向を感じたい」

陽向の白い手を握り、指と指を絡めるようにつなぐ。
その指を口に含ませながら、空いた手を潤の後ろへ―――
その俺の手を、陽向の白い手が阻んだ。

「・・・・待って、せんせ」
「え・・・・・?」

ここまで来て、待ったなんて・・・・

「陽向?」
「俺・・・帰らなくちゃ」

そう言って、陽向は机の上に投げ出されていた上着のポケットからスマホを出して見せた。
そこには、ラインのメッセージ。

『一緒に帰ろう。校門で待ってる』

「・・・水沢か」
「うん。きっと俺が行かなかったら探しに来るよ。行かなくちゃ」

俺は溜息をついた。
こんなところを、誰かに見られたら大変だ。
だけど・・・・

「陽向・・・・もしかして、こうなることわかってた?」
「え?」

だって、水沢京はいつも弟の陽向と一緒に帰る。
こうして連絡が来ることは、わかってたんじゃないだろうか・・・・。

「・・・俺、先生が好きだよ」

陽向が柔らかく微笑んだ。
天使のように、優しい笑み。

「でも・・・・きょおくんが一番好きなんだ」
「・・・知ってる」

そうだ。
始めに言われたじゃないか。
俺は、陽向の一番にはなれない。
それでもいいと、言ったのは俺だ・・・・。

「じゃあ・・・・また、ここで会える?いつでも、待ってるから」

俺は陽向のシャツを着せ、ボタンを閉めてやった。

「また、来てもいいの?俺、先生にひどいことしてるのに」
「ひどいことしてるのは、俺だよ。陽向の気持ち、ちゃんとわかってたのに。それでも、自分を止められなかった。教師なのに・・・・ダメなやつだよ、俺は」

自嘲気味に笑う俺に、陽向はそっと触れるだけのキスをした。

「先生は、ダメなやつなんかじゃないよ。やさしくて・・・・あったかい、最高の先生だよ」
「陽向・・・・」
「また来るね。待ってて、先生」
「ん。待ってるよ」
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