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「あれ・・・まどかちゃん。今日、生徒会あるんじゃないの?」
高等部の1年生の山下まどか。
生徒会の1人で、京ちゃんの幼馴染だ。
俺も話したことがある、頭のいい美少女だ。
「・・・・これから、行くところです。ちょっと・・・陽向くんに」
「え?ひなちゃんに?」
ひなちゃんは、じっとまどかちゃんを見つめていた。
「・・・・なんですか?先輩」
「・・・・話したいことがあるの。少しだけ・・・」
そう言って、ちらりと気まずそうに俺を見るまどかちゃん。
「あ・・・・じゃあ俺、先に行ってるね、ひなちゃん」
「うん。すぐ行くから」
にっこりと笑い、ひなちゃんはまどかちゃんの方を向いた。
まどかちゃんは校舎とは違う方向へ歩いて行き、ひなちゃんはその後を着いて行った。
俺はちょっと気になったけれど、とりあえず近くのコンビニへ寄ることにしたのだ。
すぐに話が終わるなら、そこらへんで待っていた方がいいだろうと思ったから・・・・・。
「・・・・なんですか?先輩」
校舎の裏へまわったところで、山下まどかは足を止めた。
それでもなかなか俺の方を見ないので、俺はまどかに声を掛けた。
「今日のこと・・・・京くんに話すの?」
「今日のこと?」
「朝・・・・わたしが、あなたをぶったこと。京くんに話すつもり?」
まどかが俺の方を振り向いた。
顔色は微かに青白い気がした。
「・・・話しませんよ。話したら、困るでしょ?先輩」
「・・・・」
まどかがきゅっと唇を結ぶ。
「きょおくんは、先輩のこと『かわいい妹みたいな存在』だって言ってました。すごく大事に思ってると思う。そのきょおくんに・・・知られたら、困るでしょ?」
口の端を上げて笑うと、まどかの表情がさらに強張る。
「お願い・・・・言わないで、絶対に」
「もちろん。俺、約束は守るよ?その代わり・・・・先輩も、俺との約束守ってね?」
「・・・・わかってる」
「よかった。じゃあ俺、小坂くん待たせてるから、行くね」
そう言って俺はまどかに背を向けて歩き出し・・・・
そしてふと、思いついて足を止めた。
「―――そうだ。先輩」
振り向くと、まどかがびくっとして体を強張らせる。
「・・・・文化祭楽しみにしてるから、がんばってね。きょおくんと一緒に」
そう言って笑い・・・
今度は小走りにその場を後にした。
小坂くんの元へ向かうために―――
高等部の1年生の山下まどか。
生徒会の1人で、京ちゃんの幼馴染だ。
俺も話したことがある、頭のいい美少女だ。
「・・・・これから、行くところです。ちょっと・・・陽向くんに」
「え?ひなちゃんに?」
ひなちゃんは、じっとまどかちゃんを見つめていた。
「・・・・なんですか?先輩」
「・・・・話したいことがあるの。少しだけ・・・」
そう言って、ちらりと気まずそうに俺を見るまどかちゃん。
「あ・・・・じゃあ俺、先に行ってるね、ひなちゃん」
「うん。すぐ行くから」
にっこりと笑い、ひなちゃんはまどかちゃんの方を向いた。
まどかちゃんは校舎とは違う方向へ歩いて行き、ひなちゃんはその後を着いて行った。
俺はちょっと気になったけれど、とりあえず近くのコンビニへ寄ることにしたのだ。
すぐに話が終わるなら、そこらへんで待っていた方がいいだろうと思ったから・・・・・。
「・・・・なんですか?先輩」
校舎の裏へまわったところで、山下まどかは足を止めた。
それでもなかなか俺の方を見ないので、俺はまどかに声を掛けた。
「今日のこと・・・・京くんに話すの?」
「今日のこと?」
「朝・・・・わたしが、あなたをぶったこと。京くんに話すつもり?」
まどかが俺の方を振り向いた。
顔色は微かに青白い気がした。
「・・・話しませんよ。話したら、困るでしょ?先輩」
「・・・・」
まどかがきゅっと唇を結ぶ。
「きょおくんは、先輩のこと『かわいい妹みたいな存在』だって言ってました。すごく大事に思ってると思う。そのきょおくんに・・・知られたら、困るでしょ?」
口の端を上げて笑うと、まどかの表情がさらに強張る。
「お願い・・・・言わないで、絶対に」
「もちろん。俺、約束は守るよ?その代わり・・・・先輩も、俺との約束守ってね?」
「・・・・わかってる」
「よかった。じゃあ俺、小坂くん待たせてるから、行くね」
そう言って俺はまどかに背を向けて歩き出し・・・・
そしてふと、思いついて足を止めた。
「―――そうだ。先輩」
振り向くと、まどかがびくっとして体を強張らせる。
「・・・・文化祭楽しみにしてるから、がんばってね。きょおくんと一緒に」
そう言って笑い・・・
今度は小走りにその場を後にした。
小坂くんの元へ向かうために―――
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