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妖しく光る瞳に
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ちょっと遅いなあとは思ってたんだ。
京ちゃんの帰りが遅くなるという連絡を受けて、ひなちゃんは『お風呂に入ってくる』と言ってお風呂場へ行ったんだけど。
30分過ぎても1時間過ぎても出てこなかった。
だけど京ちゃんに『陽向は長風呂なんだ』と聞いていたからそれくらいは普通なんだと思ってた。
そのうち京ちゃんも帰って来るだろうし・・・・
「―――龍くん・・・・」
ソファーでテレビを見ていると、後ろからか細い声が。
「え―――ひなちゃん!?」
振り向くと、ひなちゃんがバスタオルを体に(女の子みたいに胸から)巻いた状態で立っていた。
その顔は真っ赤にほてって目は潤み、体からは湯気が立っていた。
「・・・のぼせちゃ・・・・たみた・・・・」
「ちょ―――ひなちゃん!」
ふらりとよろけるひなちゃんに、俺は慌てて駆け寄りその体を支えた。
「大丈夫?ほら、ソファーに座って・・・」
俺はひなちゃんの体を抱きかかえるようにしてソファーに座らせた。
「今、水持ってくるから」
キッチンへ行き、コップに水を灌ぐとそれを持ってひなちゃんのもとへ。
「これ飲んで・・・・大丈夫?のぼせちゃったの?」
「ん・・・・ちょっと考え事してて・・・・」
「びっくりしたよ」
「ごめんね、龍くん」
「いや、謝らなくていいけどさ」
ひなちゃんに水を飲ませ、俺はほっと息をついた。
ひなちゃんに何かあったら京ちゃんに殺されちゃうからな。
とりあえずまだ真っ赤な顔はしているものの、のぼせただけみたいだから少し休めば大丈夫だろう。
目を閉じ、くったりしているひなちゃん。
呼吸は落ち着いていた。
体に巻いていたタオルが緩んで、ずり落ちかけている。
―――何か着せたほうがいいよな。でも、まだ汗が引いてないし・・・・
首筋には汗が光っていた。
俺は落ちそうになっていたタオルを直そうとひなちゃんの胸元に手を伸ばし―――
その瞬間、ひなちゃんの目がパチッと開き ドキッとして動きが止まった。
「あ・・・・タオルが落ちそうだったから・・・・着るもの、持ってこようか?」
なんとなく慌ててしまう。
「だいじょぶ・・・・熱いから、もう少しこのままで・・・・」
「あ・・・・そっか。汗、拭いたほうがいいかなって・・・・」
「龍くん・・・・拭いてくれる・・・・?」
「う、うん・・・・」
俺はバスタオルをそっと引き上げ、首筋の汗を拭いた。
ひなちゃんは、気持ちよさそうに目を閉じた。
その表情が、何とも言えず色っぽくて―――
―――え、なんか・・・・ひなちゃんてこんなに色っぽかった・・・・?
俺の心臓がドキドキと音を立て始める。
―――いやいや、おかしいだろ。相手は13歳だぞ。しかも京ちゃんの弟だぞ。
「・・・・龍くん・・・・?」
ひなちゃんが微かに目を開ける。
大きな目が細められ、俺を見つめる潤んだ瞳が扇情的で・・・・
俺はひなちゃんの瞳から目をそらすことができなかった。
「・・・・どうしたの・・・・?」
ひなちゃんの白く細い指が、俺の頬に触れた。
その瞬間、まるで俺の体に電気が走ったような衝撃が走る。
「あ・・・・ごめ・・・・・」
離れようとしたんだ。
やばいと思ったから。
だけど、体が動かなくて―――
「・・・・龍くん、俺のこと・・・・・好き?」
ひなちゃんは俺を見つめ、その唇は微かに笑みを浮かべていた。
赤く、ぽってりとした柔らかそうな唇。
―――好き?・・・・ひなちゃんを、好きかって・・・・?
「好き・・・・だよ・・・・」
「じゃあ・・・・キス、する・・・・?」
ひなちゃんの瞳が、妖しく光った気がした。
そして次の瞬間。
俺はひなちゃんにキスをしていた・・・・・。
京ちゃんの帰りが遅くなるという連絡を受けて、ひなちゃんは『お風呂に入ってくる』と言ってお風呂場へ行ったんだけど。
30分過ぎても1時間過ぎても出てこなかった。
だけど京ちゃんに『陽向は長風呂なんだ』と聞いていたからそれくらいは普通なんだと思ってた。
そのうち京ちゃんも帰って来るだろうし・・・・
「―――龍くん・・・・」
ソファーでテレビを見ていると、後ろからか細い声が。
「え―――ひなちゃん!?」
振り向くと、ひなちゃんがバスタオルを体に(女の子みたいに胸から)巻いた状態で立っていた。
その顔は真っ赤にほてって目は潤み、体からは湯気が立っていた。
「・・・のぼせちゃ・・・・たみた・・・・」
「ちょ―――ひなちゃん!」
ふらりとよろけるひなちゃんに、俺は慌てて駆け寄りその体を支えた。
「大丈夫?ほら、ソファーに座って・・・」
俺はひなちゃんの体を抱きかかえるようにしてソファーに座らせた。
「今、水持ってくるから」
キッチンへ行き、コップに水を灌ぐとそれを持ってひなちゃんのもとへ。
「これ飲んで・・・・大丈夫?のぼせちゃったの?」
「ん・・・・ちょっと考え事してて・・・・」
「びっくりしたよ」
「ごめんね、龍くん」
「いや、謝らなくていいけどさ」
ひなちゃんに水を飲ませ、俺はほっと息をついた。
ひなちゃんに何かあったら京ちゃんに殺されちゃうからな。
とりあえずまだ真っ赤な顔はしているものの、のぼせただけみたいだから少し休めば大丈夫だろう。
目を閉じ、くったりしているひなちゃん。
呼吸は落ち着いていた。
体に巻いていたタオルが緩んで、ずり落ちかけている。
―――何か着せたほうがいいよな。でも、まだ汗が引いてないし・・・・
首筋には汗が光っていた。
俺は落ちそうになっていたタオルを直そうとひなちゃんの胸元に手を伸ばし―――
その瞬間、ひなちゃんの目がパチッと開き ドキッとして動きが止まった。
「あ・・・・タオルが落ちそうだったから・・・・着るもの、持ってこようか?」
なんとなく慌ててしまう。
「だいじょぶ・・・・熱いから、もう少しこのままで・・・・」
「あ・・・・そっか。汗、拭いたほうがいいかなって・・・・」
「龍くん・・・・拭いてくれる・・・・?」
「う、うん・・・・」
俺はバスタオルをそっと引き上げ、首筋の汗を拭いた。
ひなちゃんは、気持ちよさそうに目を閉じた。
その表情が、何とも言えず色っぽくて―――
―――え、なんか・・・・ひなちゃんてこんなに色っぽかった・・・・?
俺の心臓がドキドキと音を立て始める。
―――いやいや、おかしいだろ。相手は13歳だぞ。しかも京ちゃんの弟だぞ。
「・・・・龍くん・・・・?」
ひなちゃんが微かに目を開ける。
大きな目が細められ、俺を見つめる潤んだ瞳が扇情的で・・・・
俺はひなちゃんの瞳から目をそらすことができなかった。
「・・・・どうしたの・・・・?」
ひなちゃんの白く細い指が、俺の頬に触れた。
その瞬間、まるで俺の体に電気が走ったような衝撃が走る。
「あ・・・・ごめ・・・・・」
離れようとしたんだ。
やばいと思ったから。
だけど、体が動かなくて―――
「・・・・龍くん、俺のこと・・・・・好き?」
ひなちゃんは俺を見つめ、その唇は微かに笑みを浮かべていた。
赤く、ぽってりとした柔らかそうな唇。
―――好き?・・・・ひなちゃんを、好きかって・・・・?
「好き・・・・だよ・・・・」
「じゃあ・・・・キス、する・・・・?」
ひなちゃんの瞳が、妖しく光った気がした。
そして次の瞬間。
俺はひなちゃんにキスをしていた・・・・・。
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