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第12話
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「悠太、大丈夫?」
「ん~、だいじょぶだいじょぶ!なおくんごめんね~」
ふらふらする悠太に肩をかしながら、夜道を歩く。
悠太はお酒は好きだけど、そんなに強くはない。
すぐ酔っぱらって真っ赤になってしまう。
色白だから真っ赤になった様子はまるでりんごみたいで、ほっぺがつやつやに光ってそりゃあ、かわいくて・・・・
「なおく~ん、俺、甘いものが食べた~い」
「はいはい、あとでチョコあげるから、ほら、しっかり歩いて」
「は~~~い」
でろんでろんに酔っぱらってる悠太。
かわいいんだけど、体格はもう俺と変わらないから重いんだよな~。
ふらふらする悠太を必死に支えながら悠太の家へと向かう。
イチの歓迎会が終わり、他の社員たちは全員駅へと向かった。
悠太は、酔っぱらいながらも店の後片付けを手伝うと言ってきかず、そのまま残った。
けど、案の定ふらふら千鳥足で店の中を歩くもんだから椅子は倒すしグラスは割るし、テーブルにぶつかって床に転がるし―――
余計に店が汚れそうだから、俺が家まで送ることになったのだ。
悠太の家は店から5分くらいのところだった。
俺の店は悠太の家と駅のちょうど中間くらい。
だから駅のすぐ近くにある悠太の会社から帰ってくるときに、よくそのまま店に来てご飯を食べていくのだった。
「・・・それにしても、悠太の会社の人たち、みんな仲良さそうだね」
「でしょ~、みんなちょ~いいひとなんだよ~」
「あの・・・課長さん?あの人なんて超イケメンだよね。悠太、憧れてたりするんじゃないの?」
「え~?えへへ・・・・確かに課長はイケメンだし、ちょ~やさしい~んだよ~」
「・・・・ふーん・・・・」
実は、気付いてたんだ。
悠太の向かい側に座っていたそのイケメンの課長。
カウンターからは悠太やイチは背中を向ける場所に座ってたけど、課長の顔は真正面から見える。
その課長は、ずっと悠太のことを見つめていた。
時折、悠太になれなれしいあの部長やイチを睨みつけながら・・・・。
あの課長は、絶対悠太に気がある。
そして。
別に悠太はゲイじゃないけど、いろんな意味で人に垣根を作らない男だ。
年上でも年下でも、男でも女でも。
恋愛対象ってわけじゃなくても、優しくてかっこいいあの課長は悠太の好みのタイプ・・・・なんだ。
「悠太、着いたよ、家」
「ん~、ありがと、なおくん~」
玄関の戸をガラガラと開けると、勝手知ったる悠太の家。
俺は悠太を廊下に降ろした。
「―――よいしょ。おばちゃ~ん、いる~?」
『ユウタ、オカエリ』
そう言って出てきたのは、新し物好きの悠太のお母さんが買ったというAIロボットだ。
名前は―――
「モモ~、ただいま~」
悠太ががばっとモモに抱きつく。
『ユウタ、オモイ』
「ふう・・・・じゃ、俺帰るけど、悠太、ちゃんと風呂入って寝るんだよ?」
「は~い、ありがとね~」
悠太の家を出て、お俺はまた店へと向かった。
きっと兄貴が1人で片付けに追われてイライラしてるだろう。
俺はこの時、何も気づいてなかった。
いると思っていた悠太のお母さんがいなかったことにも、俺らのことを、ずっと後ろからついてきていた人物がいたことにも―――
「ん~、だいじょぶだいじょぶ!なおくんごめんね~」
ふらふらする悠太に肩をかしながら、夜道を歩く。
悠太はお酒は好きだけど、そんなに強くはない。
すぐ酔っぱらって真っ赤になってしまう。
色白だから真っ赤になった様子はまるでりんごみたいで、ほっぺがつやつやに光ってそりゃあ、かわいくて・・・・
「なおく~ん、俺、甘いものが食べた~い」
「はいはい、あとでチョコあげるから、ほら、しっかり歩いて」
「は~~~い」
でろんでろんに酔っぱらってる悠太。
かわいいんだけど、体格はもう俺と変わらないから重いんだよな~。
ふらふらする悠太を必死に支えながら悠太の家へと向かう。
イチの歓迎会が終わり、他の社員たちは全員駅へと向かった。
悠太は、酔っぱらいながらも店の後片付けを手伝うと言ってきかず、そのまま残った。
けど、案の定ふらふら千鳥足で店の中を歩くもんだから椅子は倒すしグラスは割るし、テーブルにぶつかって床に転がるし―――
余計に店が汚れそうだから、俺が家まで送ることになったのだ。
悠太の家は店から5分くらいのところだった。
俺の店は悠太の家と駅のちょうど中間くらい。
だから駅のすぐ近くにある悠太の会社から帰ってくるときに、よくそのまま店に来てご飯を食べていくのだった。
「・・・それにしても、悠太の会社の人たち、みんな仲良さそうだね」
「でしょ~、みんなちょ~いいひとなんだよ~」
「あの・・・課長さん?あの人なんて超イケメンだよね。悠太、憧れてたりするんじゃないの?」
「え~?えへへ・・・・確かに課長はイケメンだし、ちょ~やさしい~んだよ~」
「・・・・ふーん・・・・」
実は、気付いてたんだ。
悠太の向かい側に座っていたそのイケメンの課長。
カウンターからは悠太やイチは背中を向ける場所に座ってたけど、課長の顔は真正面から見える。
その課長は、ずっと悠太のことを見つめていた。
時折、悠太になれなれしいあの部長やイチを睨みつけながら・・・・。
あの課長は、絶対悠太に気がある。
そして。
別に悠太はゲイじゃないけど、いろんな意味で人に垣根を作らない男だ。
年上でも年下でも、男でも女でも。
恋愛対象ってわけじゃなくても、優しくてかっこいいあの課長は悠太の好みのタイプ・・・・なんだ。
「悠太、着いたよ、家」
「ん~、ありがと、なおくん~」
玄関の戸をガラガラと開けると、勝手知ったる悠太の家。
俺は悠太を廊下に降ろした。
「―――よいしょ。おばちゃ~ん、いる~?」
『ユウタ、オカエリ』
そう言って出てきたのは、新し物好きの悠太のお母さんが買ったというAIロボットだ。
名前は―――
「モモ~、ただいま~」
悠太ががばっとモモに抱きつく。
『ユウタ、オモイ』
「ふう・・・・じゃ、俺帰るけど、悠太、ちゃんと風呂入って寝るんだよ?」
「は~い、ありがとね~」
悠太の家を出て、お俺はまた店へと向かった。
きっと兄貴が1人で片付けに追われてイライラしてるだろう。
俺はこの時、何も気づいてなかった。
いると思っていた悠太のお母さんがいなかったことにも、俺らのことを、ずっと後ろからついてきていた人物がいたことにも―――
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