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第44話
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「諦めるって・・・・なんで・・・・?」
なんだか、自分の声が遠くから聞こえてくるみたいだった。
「俺・・・・なんかした・・・・?」
俺のことが好きだって。
大好きだって、言ってたのに。
諦めるって・・・・なんで急に・・・・?
「ん~~~~~?」
渉くんは、自分のグラスに再びビールを注ぎながらちょっと首をかしげて笑った。
「だってさ~、もうこれ以上悠太のこと傷つけたくないじゃん」
「え・・・・?」
「俺らのことで悩んで熱出して階段落ちてケガしてさ~~~・・・・ほんとに、俺嫌なんだよ。悠太になんかあったら・・・・」
「渉くん・・・・」
―――そんな風に考えてたんだ・・・・。
「あいつらがどうするかは知らないけど・・・・でも、悠太を傷つけるようなことがあったら、俺が許さないし」
「・・・・諦めるのに?」
「ん。諦めても、好きだから。好きだけど・・・・んにゃ、好きだから、悠太には幸せになってほしい。悠太がちゃんと誰かを好きになってその人と幸せになるなら・・・・俺は、それでいいよ」
「・・・・なんだよ、それ・・・・」
ちびちびビールを飲みながらふにゃふにゃと語る渉くん。
そんな渉くんに、俺はだんだん腹が立ってきた。
そりゃあ、告白されたときには驚いたしキスされた時も戸惑ったけど。
でも。
渉くんの俺に対する気持ちだけは変わらないって思ってた。
なんでだかわからないけど。
他の誰が俺を好きって言っても渉くんは俺をあきらめないって。
絶対にあきらめないって。
そんな風に思ってたんだ。
なのに――――
勝手に諦めるとか
誰と幸せになってもいいとか
そんなの――――
そんなの、勝手すぎる―――!!
「―――渉くんの、バカ!」
「―――え?」
もう、何が何だかわからなかった。
お酒も入ってて、頭ン中もぐるぐるしてて―――
体が、勝手に動いてたんだ。
気づいたら俺は―――
「ゆう―――っ????」
渉くんに、キスをしてたんだ・・・・・・。
なんだか、自分の声が遠くから聞こえてくるみたいだった。
「俺・・・・なんかした・・・・?」
俺のことが好きだって。
大好きだって、言ってたのに。
諦めるって・・・・なんで急に・・・・?
「ん~~~~~?」
渉くんは、自分のグラスに再びビールを注ぎながらちょっと首をかしげて笑った。
「だってさ~、もうこれ以上悠太のこと傷つけたくないじゃん」
「え・・・・?」
「俺らのことで悩んで熱出して階段落ちてケガしてさ~~~・・・・ほんとに、俺嫌なんだよ。悠太になんかあったら・・・・」
「渉くん・・・・」
―――そんな風に考えてたんだ・・・・。
「あいつらがどうするかは知らないけど・・・・でも、悠太を傷つけるようなことがあったら、俺が許さないし」
「・・・・諦めるのに?」
「ん。諦めても、好きだから。好きだけど・・・・んにゃ、好きだから、悠太には幸せになってほしい。悠太がちゃんと誰かを好きになってその人と幸せになるなら・・・・俺は、それでいいよ」
「・・・・なんだよ、それ・・・・」
ちびちびビールを飲みながらふにゃふにゃと語る渉くん。
そんな渉くんに、俺はだんだん腹が立ってきた。
そりゃあ、告白されたときには驚いたしキスされた時も戸惑ったけど。
でも。
渉くんの俺に対する気持ちだけは変わらないって思ってた。
なんでだかわからないけど。
他の誰が俺を好きって言っても渉くんは俺をあきらめないって。
絶対にあきらめないって。
そんな風に思ってたんだ。
なのに――――
勝手に諦めるとか
誰と幸せになってもいいとか
そんなの――――
そんなの、勝手すぎる―――!!
「―――渉くんの、バカ!」
「―――え?」
もう、何が何だかわからなかった。
お酒も入ってて、頭ン中もぐるぐるしてて―――
体が、勝手に動いてたんだ。
気づいたら俺は―――
「ゆう―――っ????」
渉くんに、キスをしてたんだ・・・・・・。
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