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第1部 第4章
第1話 リオネル殿下との会談、迫られる選択
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どうすればいいんだ、これ。
まるで国家機密を見てしまった気分だった。
機密というには間抜けな光景だけど、『見てはいけなかった感』は十分すぎる。
困惑して、迷っている間にリオネル殿下が四つん這いのまま振り返ってしまう。
「……」
「……」
沈黙が痛い。
(見なかったことにして通り過ぎる……いや、無理か?)
そう考えていた俺よりも早く、埃の膝を払ったリオネル殿下が先に立ち上がった。
「卿とは社交界で会ったな。確か、ユーリアナ嬢と一緒にいた――」
「え、そこで話を続けるんですか……?」
「……見なかったことにする、という気遣いが欲しかったな」
「すみません」
つい本音が。
普段なら王族相手に口を滑らせないが、動揺のあまりポロッと零れてしまった。
慌てて手で口を塞ぐが、当然遅い。
咎めるように細められた黄金の瞳に、冷や汗が止まらなくなる。
「ユーリアナ嬢が紹介しただけあって、似ているな、卿は」
「え、不本意」
人をからかうのを生きる糧にしているようなユーリと同列に扱われたくはなかった。
彼女の場合は空気が読めないのではなく、読まないんだ。
焦って口を滑らせてしまった俺とは違う。
なのに、リオネル殿下はふっと笑って、「やはり似ているな」と誤解を深めた。
違うのに。
「丁度いい。卿とは一度話したいと考えていた。少し顔を貸してくれ」
「それは……」
目を庭園の生け垣、その奥に向ける。
昼休みはユーリとお茶会をするのが日課になっていた。
明確な約束を交わしたわけじゃないが、顔を出さなければユーリも心配するはずだ。
なにより、その後が怖い。
どうした来なかったんだい? と、笑顔で詰め寄られる未来にぞっとする。
俺の視線を追いかけたリオネル殿下がふむっと顎を撫でる。
「なに。そう時間は取らない。婚約者との逢瀬を邪魔するつもりはないとも。――名ばかりとはいえな」
バレてるじゃん。
リオネル殿下に脅すつもりがあるかは知らないが、『付いて来なければ偽装婚約だとバラすぞ?』と脅された形だ。
そのやり口は貴族らしい。
さすがは王族と言ったところか。
「……わかりました」
「なら、付いてきたまえ」
規定路線というように、リオネル殿下が踵を返して先導する。
やり込められた。
王族相手とはいえ、そんな感覚があって少々癪に触る。
それでも、ここで我慢するのが臣下であり、身分差というものなんだが……。
「猫、お好きなんですか?」
「…………やはり似ているよ」
肩を落とす後ろ姿に、少しだけ溜飲が下がった。
◆◆◆
「猫が好きなわけではない」
薔薇の迷宮から少し離れた場所にある離れの客間。
身分の高い生徒が秘密裏に話すために用意された個室で、リオネル殿下の最初の言葉は言い訳だった。
「気にしなくてもいいと思いますが?」
「間違った認識を正すのも王族の努めだ」
それは王族ではなく、個人的な問題ではなかろうか。
「わかりました。そういうことにしておきます」
「なにもわかってないな」
「猫好きということを黙っておけ、というお話では?」
「違う」
四つん這いになってまで猫を撫でようとしていた姿を思い出すと、その否定を素直に受け入れられない。
好きじゃないとやらないと思うんだよなぁ、あれは。
汚れを嫌う貴族ならなおさら。
「不遜なことを思い出してはいないな?」
「いいえまったく」
笑って誤魔化すと、リオネル殿下はなにか言いたそうに口を開いて、すぐに唇を結ぶ。
「……まぁいい。ともかく、私は猫好きというわけではない。猫に触れようとしたのは、……慣れておきたかったからだ」
「慣れる?」
言いづらそうにリオネル殿下がそんなことを口にする。
王族が猫に慣れる必要なんてないと思うが。
今度、王宮で猫を飼う予定でもあるのだろうか?
そんな俺の疑問を察してか、リオネル殿下が理由を教えてくれる。
「個人的な理由だ。私の……その、友人が猫好きでな。私が猫、というか動物に怖がられるのを見かねて、どうにかしようとしてくれている。私は別に構わないのだが、その頑張りを見ると、私がなにも努力しないというのも、な」
その語り口調は困っているようで、どこか柔らかい。
表情も冷淡な印象を与える無表情から、親しみのある微笑みに変わっている。
よっぽど仲のいい相手なんだなと思わせた。
こんな顔もするのか。
意外な顔に驚いていると、「少し話しすぎた」とリオネル殿下が表情を引き締める。
もう少し聞いていたかなった気もするが、俺を呼び出した本題は猫ではないはずだ。
猫だったら、やっぱり国の未来が心配になる。
「卿を呼び出した本題だが、ユーリネル嬢を説得してくれないか? という話だ」
幸い猫ではなく、予想通りの話題であった。
社交界の流れから、リオネル殿下が俺に用となればそれくらいしか思い浮かばない。
緩んだ空気を引き締めるように眉尻を吊り上げて、黄金に輝く力強い瞳を俺にぶつけてくる。
「現在、王国は非常に不安定だ。その理由はわかるか?」
「資金不足、ですね」
俺の返答にリオネル殿下が頷く。
「よい解答だ。国の抱える問題、その根本を端的に表している。リュウ―ル子爵家は金山が枯れて落ち目と聞くが、存外立て直すのかもしれないな」
「むしろ、問題に直面してるからこそですが」
でなければ、もっと違う答えを口にしたかもしれない。
というか、驚くべきは俺の解答じゃない。
「私の名前をご存知なんですか?」
「リュウ―ル子爵家のクルールだろう。学園に通う生徒の名前と顔はすべて覚えている」
「凄いですね」
「王族として当然だ」
当然って。
平然というが、貴族しか通っていないとはいえ、この学園には100人以上の生徒が通っている。
同じクラスならともかく、関わりの薄い他クラスや他学年となれば名前どころか顔を見る機会すらほとんどないはずだ。
王位にもっとも近い、なんて貴族特有の誇張もあると思っていたが、あながち尾ひれ背びれというわけでもないらしい。
「資金不足問題に説明を加えるなら、王国の第一産業である鉱業の不振、それに伴う失業者の増加、巡って輸入に頼った食料の購入資金不足。そこに王位継承問題が重なってくる。問題は連鎖的に広がり多岐に渡るが、その根本的原因は資金不足にある」
「お金があれば、すべて解決するんですか?」
「すべてとは言わん。が、国は安定する」
耳の痛い話だ。
その王国と産業不振には我が家も関わっているのだから。
金があれば解決するなんてのも、ことの大小はあれど我が家と似通っている。
「それと、ユーリ……アナ様との結婚が繋がるようには見えませんが?」
「繋がる。ユーリアナ嬢……というよりも、アルローズ公爵家と私が婚約すれば、次の王は私になる。王位第一継承というだけの兄上の立場ではひっくり返せないほどにな。そうなれば、王位継承問題は解消する。日和見を決めている貴族たちも私を支持する。彼らの資金援助を受ければ、一時的であれ国を安定させられる。後は王としての私の手腕、ただそれだけだ」
「リオネル殿下が王になれば、国は安定すると?」
「させる」
力強い返事だった。
彼の言葉は不確定な要素もあり、絶対と言える根拠はない。
それでも、この方ならやってくれる。そう信じさせてくれる強さがあった。
王の威厳というのはこういうものかと肌で実感する。
「卿にとっても悪い話ではあるまい。リュウ―ル子爵家の困窮を考えれば、国の安定は望むところのはずだ。協力してくれるというのであれば、支援も惜しまん」
「……没落子爵には、願ってもない申し出ですね」
もともと、俺が学園に通っているのはよい仕事に就くため。ひいては、金を得るためだ。
リオネル殿下が支援を約束してくれるというのなら、俺の抱えている問題のほぼすべてが解決するといっていい。
家族を支援することもできる。
妹に望まぬ婚約をさせることもない。
「答えを訊こうか、クルール・リュウ―ル」
威圧すら感じるリオネル殿下の申し出に、俺は――
◆◆◆
「遅い」
「ごめんって」
リオネル殿下との話し合いの後、庭園に顔を出すとふくれっ面のユーリに出迎えられた。
「どこでなにをしていたんだい?」
「あー」
どうしようか。
咎めるユーリの視線に言うか言うまいか悩んだけど、まぁいいかって素直に話すことにした。
「リオネル殿下と話してたんだ」
まるで国家機密を見てしまった気分だった。
機密というには間抜けな光景だけど、『見てはいけなかった感』は十分すぎる。
困惑して、迷っている間にリオネル殿下が四つん這いのまま振り返ってしまう。
「……」
「……」
沈黙が痛い。
(見なかったことにして通り過ぎる……いや、無理か?)
そう考えていた俺よりも早く、埃の膝を払ったリオネル殿下が先に立ち上がった。
「卿とは社交界で会ったな。確か、ユーリアナ嬢と一緒にいた――」
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「すみません」
つい本音が。
普段なら王族相手に口を滑らせないが、動揺のあまりポロッと零れてしまった。
慌てて手で口を塞ぐが、当然遅い。
咎めるように細められた黄金の瞳に、冷や汗が止まらなくなる。
「ユーリアナ嬢が紹介しただけあって、似ているな、卿は」
「え、不本意」
人をからかうのを生きる糧にしているようなユーリと同列に扱われたくはなかった。
彼女の場合は空気が読めないのではなく、読まないんだ。
焦って口を滑らせてしまった俺とは違う。
なのに、リオネル殿下はふっと笑って、「やはり似ているな」と誤解を深めた。
違うのに。
「丁度いい。卿とは一度話したいと考えていた。少し顔を貸してくれ」
「それは……」
目を庭園の生け垣、その奥に向ける。
昼休みはユーリとお茶会をするのが日課になっていた。
明確な約束を交わしたわけじゃないが、顔を出さなければユーリも心配するはずだ。
なにより、その後が怖い。
どうした来なかったんだい? と、笑顔で詰め寄られる未来にぞっとする。
俺の視線を追いかけたリオネル殿下がふむっと顎を撫でる。
「なに。そう時間は取らない。婚約者との逢瀬を邪魔するつもりはないとも。――名ばかりとはいえな」
バレてるじゃん。
リオネル殿下に脅すつもりがあるかは知らないが、『付いて来なければ偽装婚約だとバラすぞ?』と脅された形だ。
そのやり口は貴族らしい。
さすがは王族と言ったところか。
「……わかりました」
「なら、付いてきたまえ」
規定路線というように、リオネル殿下が踵を返して先導する。
やり込められた。
王族相手とはいえ、そんな感覚があって少々癪に触る。
それでも、ここで我慢するのが臣下であり、身分差というものなんだが……。
「猫、お好きなんですか?」
「…………やはり似ているよ」
肩を落とす後ろ姿に、少しだけ溜飲が下がった。
◆◆◆
「猫が好きなわけではない」
薔薇の迷宮から少し離れた場所にある離れの客間。
身分の高い生徒が秘密裏に話すために用意された個室で、リオネル殿下の最初の言葉は言い訳だった。
「気にしなくてもいいと思いますが?」
「間違った認識を正すのも王族の努めだ」
それは王族ではなく、個人的な問題ではなかろうか。
「わかりました。そういうことにしておきます」
「なにもわかってないな」
「猫好きということを黙っておけ、というお話では?」
「違う」
四つん這いになってまで猫を撫でようとしていた姿を思い出すと、その否定を素直に受け入れられない。
好きじゃないとやらないと思うんだよなぁ、あれは。
汚れを嫌う貴族ならなおさら。
「不遜なことを思い出してはいないな?」
「いいえまったく」
笑って誤魔化すと、リオネル殿下はなにか言いたそうに口を開いて、すぐに唇を結ぶ。
「……まぁいい。ともかく、私は猫好きというわけではない。猫に触れようとしたのは、……慣れておきたかったからだ」
「慣れる?」
言いづらそうにリオネル殿下がそんなことを口にする。
王族が猫に慣れる必要なんてないと思うが。
今度、王宮で猫を飼う予定でもあるのだろうか?
そんな俺の疑問を察してか、リオネル殿下が理由を教えてくれる。
「個人的な理由だ。私の……その、友人が猫好きでな。私が猫、というか動物に怖がられるのを見かねて、どうにかしようとしてくれている。私は別に構わないのだが、その頑張りを見ると、私がなにも努力しないというのも、な」
その語り口調は困っているようで、どこか柔らかい。
表情も冷淡な印象を与える無表情から、親しみのある微笑みに変わっている。
よっぽど仲のいい相手なんだなと思わせた。
こんな顔もするのか。
意外な顔に驚いていると、「少し話しすぎた」とリオネル殿下が表情を引き締める。
もう少し聞いていたかなった気もするが、俺を呼び出した本題は猫ではないはずだ。
猫だったら、やっぱり国の未来が心配になる。
「卿を呼び出した本題だが、ユーリネル嬢を説得してくれないか? という話だ」
幸い猫ではなく、予想通りの話題であった。
社交界の流れから、リオネル殿下が俺に用となればそれくらいしか思い浮かばない。
緩んだ空気を引き締めるように眉尻を吊り上げて、黄金に輝く力強い瞳を俺にぶつけてくる。
「現在、王国は非常に不安定だ。その理由はわかるか?」
「資金不足、ですね」
俺の返答にリオネル殿下が頷く。
「よい解答だ。国の抱える問題、その根本を端的に表している。リュウ―ル子爵家は金山が枯れて落ち目と聞くが、存外立て直すのかもしれないな」
「むしろ、問題に直面してるからこそですが」
でなければ、もっと違う答えを口にしたかもしれない。
というか、驚くべきは俺の解答じゃない。
「私の名前をご存知なんですか?」
「リュウ―ル子爵家のクルールだろう。学園に通う生徒の名前と顔はすべて覚えている」
「凄いですね」
「王族として当然だ」
当然って。
平然というが、貴族しか通っていないとはいえ、この学園には100人以上の生徒が通っている。
同じクラスならともかく、関わりの薄い他クラスや他学年となれば名前どころか顔を見る機会すらほとんどないはずだ。
王位にもっとも近い、なんて貴族特有の誇張もあると思っていたが、あながち尾ひれ背びれというわけでもないらしい。
「資金不足問題に説明を加えるなら、王国の第一産業である鉱業の不振、それに伴う失業者の増加、巡って輸入に頼った食料の購入資金不足。そこに王位継承問題が重なってくる。問題は連鎖的に広がり多岐に渡るが、その根本的原因は資金不足にある」
「お金があれば、すべて解決するんですか?」
「すべてとは言わん。が、国は安定する」
耳の痛い話だ。
その王国と産業不振には我が家も関わっているのだから。
金があれば解決するなんてのも、ことの大小はあれど我が家と似通っている。
「それと、ユーリ……アナ様との結婚が繋がるようには見えませんが?」
「繋がる。ユーリアナ嬢……というよりも、アルローズ公爵家と私が婚約すれば、次の王は私になる。王位第一継承というだけの兄上の立場ではひっくり返せないほどにな。そうなれば、王位継承問題は解消する。日和見を決めている貴族たちも私を支持する。彼らの資金援助を受ければ、一時的であれ国を安定させられる。後は王としての私の手腕、ただそれだけだ」
「リオネル殿下が王になれば、国は安定すると?」
「させる」
力強い返事だった。
彼の言葉は不確定な要素もあり、絶対と言える根拠はない。
それでも、この方ならやってくれる。そう信じさせてくれる強さがあった。
王の威厳というのはこういうものかと肌で実感する。
「卿にとっても悪い話ではあるまい。リュウ―ル子爵家の困窮を考えれば、国の安定は望むところのはずだ。協力してくれるというのであれば、支援も惜しまん」
「……没落子爵には、願ってもない申し出ですね」
もともと、俺が学園に通っているのはよい仕事に就くため。ひいては、金を得るためだ。
リオネル殿下が支援を約束してくれるというのなら、俺の抱えている問題のほぼすべてが解決するといっていい。
家族を支援することもできる。
妹に望まぬ婚約をさせることもない。
「答えを訊こうか、クルール・リュウ―ル」
威圧すら感じるリオネル殿下の申し出に、俺は――
◆◆◆
「遅い」
「ごめんって」
リオネル殿下との話し合いの後、庭園に顔を出すとふくれっ面のユーリに出迎えられた。
「どこでなにをしていたんだい?」
「あー」
どうしようか。
咎めるユーリの視線に言うか言うまいか悩んだけど、まぁいいかって素直に話すことにした。
「リオネル殿下と話してたんだ」
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