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第1部 第9章
第1話 いい日なると思ったら不吉な予感
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いつもなら、休み明けの学園はやたらとだるい感じるのに、今日は朝から妙に目覚めがよかった。
頭の中のゴミが綺麗さっぱり掃除されたような感覚。
ぐっと体を伸ばして、ベッドから降りる。
その勢いのまま、カーテンを明けて清々しい朝の日差しを浴びよう……としたのだけど、外はあいにくの雨だった。
「ありゃ」
今にも止みそうぽつぽつとした雨だが、出鼻が挫かれた気分になる。
「……なにかの前触れじゃないといいけど」
不意に服のボタンが取れたような、そんな嫌な予感を覚えたけど『まさかね』と心の中でその憂いを見なかったことにする。
天気はどうあれ、今日の気分は悪くない。
ユーリとのデートで、漠然と抱いていた不安が晴れたのが大きいのかも。
「いい1日になりそうだ」
◆◆◆
「クルールさん、命を狙われたりしていませんか?」
「朝から物騒だろ」
男子寮を出る時、箒で掃除をしていた寮母さんに見送りの代わりにそんな言葉を頂戴した。
さっそくいい気分が台無しにされて、口の端がうえぇと下がる。
肌を濡らす小ぶりの雨といい、本当にいい日なのか俺の中で疑念がちらちらと見え隠れする。
「いえ、なにもないのなら構いません」
「不穏すぎるでしょう。なにかありましたか?」
「……?」
なぜか寮母さんが不思議そうに小首を傾げる。
なに、その『知らないのですか?』みたいな反応。
「もしかして手紙を――」
「旦那様」
寮母さんがなにかを言いかけたところで、俺を呼ぶ声がした。
いや、旦那様を『俺』と認識するのには、いつだって物申していきたい所存ではあるが、凛とつつもお淑やかな声は顔を見なくても誰だかわかる。
振り返ると、白い傘を差したユーリが制服姿で、俺を見て微笑んでいた。
スカートの裾のようにふわりとした白い傘が、彼女の上品な容姿によく似合っている。
なんでも映えるな、この子は。
世の中不公平だなと思っていると、笑顔のままずんずんっと近づいてきて、そのまま腕を組まれる。
寮母さんの前でこれは、と恥ずかしさを感じる前に、ぐいっと引っ張られた。
「では、行こうか」
「へ? や、ちょっとまだ話――」
こっちの言い分なんて聞かず、強引に寮母さんの前から引き離されてしまう。
なになにと戸惑っていると、ユーリが顔を後ろに向けて寮母さんをちらりと一瞥した。
その鋭く細められた瞳に剣呑さを感じて、背後から聞こえる「いってらっしゃい」という寮母さんの見送りにも応えられなかった。
「朝からどうした? なんか嫌なことでもあった?」
「……旦那様がデレデレしているのが悪い」
「デレデレって」
男子寮から少し離れたところでようやく足を止めたユーリが、どこか拗ねたように唇を曲げている。
別にデレデレしてないし、ただ話してただけなんだけど。
どこをどう見たらそう思えたのか。
そもそも俺が誰に鼻の下を伸ばしていようとユーリに関係は……あるのか。
偽装とはいえ婚約者だし。
でも、ここまで拗ねる必要もないだろうに。
前よりも不機嫌な態度とその理由がわかりやすいのは助かるけれど。
「普通に話してただけだよ。別に疚しいことなんてない」
「そう、だね」
歯切れの悪い返事だったけど、ユーリも過激な反応だと思ったんだろう。
肩の力を抜くように息を吐いて、「すまなかったね」と笑ってくれた。
「少々過敏になっていたようだ。私を大好きな旦那様が浮気なんてするはずもないのにね」
「誰が大好きだ」
「私に嫌われたくないんだろう?」
「……っ」
デートの時の発言を掘り返されて、顔が火照る。
実際、言ったのだから否定できない。
恨めしく睨むと、口元に手の甲を添えてくすくすとユーリが笑う。
ふと、ユーリが顔を上げて、いつの間にか一緒に入っていた白い傘を見る。
「そういえば、雨が降っているのに、どうして傘を差していなかったんだい?」
「……小ぶりだし、これくらいならいいかなって」
「ふーん?」
「なんだよ?」
猫のような口を作って、ニヤニヤとユーリが嗤う。
これからからかいよ? と言っているようなもので、あえて身構えさせるのを良心的と取るか、悪辣と取るかは微妙なところ。
そもそもからかうな、というのが本音だ。
「私と相合傘をしたくて、わざと忘れたんだろう? ふふっ、素直じゃないね、旦那様は」
「そんな! わけ! ないだろ!」
「こらこら意地になって傘から出ない。濡れてしまうだろう?」
ユーリは傘の下から出ようとした俺の腕を強く抱いて引き留める。
「濡れてもいい」
「風邪をひくよ。ただ、私のかいがいしい看病を受けたいというのなら、止めはしないがね? ……ふむ、なんだかそれも悪くないように思えるな。よし、旦那様は雨に濡れて風邪をひいてくれ」
「看病するから風邪をひけって――押すな押すな!?」
雨脚が強くなる中、パシャリ、パシャリと、水たまりを踏みつける音が辺りに響く。
◆◆◆
ユーリと別れて、濡れた前髪をいじりながら教室に入った途端、クラスメイトたちがざわめいた。
「……あ、来た」
「あの噂は本当なのでしょうか?」
「でも、事実なら」
と、一気にざわざわし始めて、次の瞬間には水を打ったように静まり返る。
教室のただなならぬ雰囲気と、俺に集まる視線に息を詰める。
「な、なに?」
「おはようございます」
入口近くにいた女子生徒が挨拶をしてくる。
クラスメイトだけど、これまで教室で話したことなんてない。
もちろん、挨拶も。
予期せぬ反応に「あ、うん、おはよう」と気の抜けた返事になる。
失礼と受け取られてもおかしくない返しだったのに、彼女はどうしてか恥ずかしそうに頬を赤らめて俯いてしまう。
まるで憧れの男性に声をかけてもらえた、そんな反応。
なにこれ。
戸惑い教室を見渡して、頬が引き攣った。
なにやら、女子生徒たちが俺を熱っぽい眼差しで見てくる。
それどころか、男子生徒たちもらちらちらと俺を気にかけたような素振りを見せていて、もはや恐怖すら感じた。
教室を間違えたか?
そう疑いたくなるが、残念なことに熱い視線を向けてくる生徒たちはクラスメイトで間違いなかった。
いい1日になりそう、という予感はなんだったのか。
窓の外ではそんな俺の嘲笑うように、バケツをひっくり返したような土砂降りの雨が降り注いでいた。
頭の中のゴミが綺麗さっぱり掃除されたような感覚。
ぐっと体を伸ばして、ベッドから降りる。
その勢いのまま、カーテンを明けて清々しい朝の日差しを浴びよう……としたのだけど、外はあいにくの雨だった。
「ありゃ」
今にも止みそうぽつぽつとした雨だが、出鼻が挫かれた気分になる。
「……なにかの前触れじゃないといいけど」
不意に服のボタンが取れたような、そんな嫌な予感を覚えたけど『まさかね』と心の中でその憂いを見なかったことにする。
天気はどうあれ、今日の気分は悪くない。
ユーリとのデートで、漠然と抱いていた不安が晴れたのが大きいのかも。
「いい1日になりそうだ」
◆◆◆
「クルールさん、命を狙われたりしていませんか?」
「朝から物騒だろ」
男子寮を出る時、箒で掃除をしていた寮母さんに見送りの代わりにそんな言葉を頂戴した。
さっそくいい気分が台無しにされて、口の端がうえぇと下がる。
肌を濡らす小ぶりの雨といい、本当にいい日なのか俺の中で疑念がちらちらと見え隠れする。
「いえ、なにもないのなら構いません」
「不穏すぎるでしょう。なにかありましたか?」
「……?」
なぜか寮母さんが不思議そうに小首を傾げる。
なに、その『知らないのですか?』みたいな反応。
「もしかして手紙を――」
「旦那様」
寮母さんがなにかを言いかけたところで、俺を呼ぶ声がした。
いや、旦那様を『俺』と認識するのには、いつだって物申していきたい所存ではあるが、凛とつつもお淑やかな声は顔を見なくても誰だかわかる。
振り返ると、白い傘を差したユーリが制服姿で、俺を見て微笑んでいた。
スカートの裾のようにふわりとした白い傘が、彼女の上品な容姿によく似合っている。
なんでも映えるな、この子は。
世の中不公平だなと思っていると、笑顔のままずんずんっと近づいてきて、そのまま腕を組まれる。
寮母さんの前でこれは、と恥ずかしさを感じる前に、ぐいっと引っ張られた。
「では、行こうか」
「へ? や、ちょっとまだ話――」
こっちの言い分なんて聞かず、強引に寮母さんの前から引き離されてしまう。
なになにと戸惑っていると、ユーリが顔を後ろに向けて寮母さんをちらりと一瞥した。
その鋭く細められた瞳に剣呑さを感じて、背後から聞こえる「いってらっしゃい」という寮母さんの見送りにも応えられなかった。
「朝からどうした? なんか嫌なことでもあった?」
「……旦那様がデレデレしているのが悪い」
「デレデレって」
男子寮から少し離れたところでようやく足を止めたユーリが、どこか拗ねたように唇を曲げている。
別にデレデレしてないし、ただ話してただけなんだけど。
どこをどう見たらそう思えたのか。
そもそも俺が誰に鼻の下を伸ばしていようとユーリに関係は……あるのか。
偽装とはいえ婚約者だし。
でも、ここまで拗ねる必要もないだろうに。
前よりも不機嫌な態度とその理由がわかりやすいのは助かるけれど。
「普通に話してただけだよ。別に疚しいことなんてない」
「そう、だね」
歯切れの悪い返事だったけど、ユーリも過激な反応だと思ったんだろう。
肩の力を抜くように息を吐いて、「すまなかったね」と笑ってくれた。
「少々過敏になっていたようだ。私を大好きな旦那様が浮気なんてするはずもないのにね」
「誰が大好きだ」
「私に嫌われたくないんだろう?」
「……っ」
デートの時の発言を掘り返されて、顔が火照る。
実際、言ったのだから否定できない。
恨めしく睨むと、口元に手の甲を添えてくすくすとユーリが笑う。
ふと、ユーリが顔を上げて、いつの間にか一緒に入っていた白い傘を見る。
「そういえば、雨が降っているのに、どうして傘を差していなかったんだい?」
「……小ぶりだし、これくらいならいいかなって」
「ふーん?」
「なんだよ?」
猫のような口を作って、ニヤニヤとユーリが嗤う。
これからからかいよ? と言っているようなもので、あえて身構えさせるのを良心的と取るか、悪辣と取るかは微妙なところ。
そもそもからかうな、というのが本音だ。
「私と相合傘をしたくて、わざと忘れたんだろう? ふふっ、素直じゃないね、旦那様は」
「そんな! わけ! ないだろ!」
「こらこら意地になって傘から出ない。濡れてしまうだろう?」
ユーリは傘の下から出ようとした俺の腕を強く抱いて引き留める。
「濡れてもいい」
「風邪をひくよ。ただ、私のかいがいしい看病を受けたいというのなら、止めはしないがね? ……ふむ、なんだかそれも悪くないように思えるな。よし、旦那様は雨に濡れて風邪をひいてくれ」
「看病するから風邪をひけって――押すな押すな!?」
雨脚が強くなる中、パシャリ、パシャリと、水たまりを踏みつける音が辺りに響く。
◆◆◆
ユーリと別れて、濡れた前髪をいじりながら教室に入った途端、クラスメイトたちがざわめいた。
「……あ、来た」
「あの噂は本当なのでしょうか?」
「でも、事実なら」
と、一気にざわざわし始めて、次の瞬間には水を打ったように静まり返る。
教室のただなならぬ雰囲気と、俺に集まる視線に息を詰める。
「な、なに?」
「おはようございます」
入口近くにいた女子生徒が挨拶をしてくる。
クラスメイトだけど、これまで教室で話したことなんてない。
もちろん、挨拶も。
予期せぬ反応に「あ、うん、おはよう」と気の抜けた返事になる。
失礼と受け取られてもおかしくない返しだったのに、彼女はどうしてか恥ずかしそうに頬を赤らめて俯いてしまう。
まるで憧れの男性に声をかけてもらえた、そんな反応。
なにこれ。
戸惑い教室を見渡して、頬が引き攣った。
なにやら、女子生徒たちが俺を熱っぽい眼差しで見てくる。
それどころか、男子生徒たちもらちらちらと俺を気にかけたような素振りを見せていて、もはや恐怖すら感じた。
教室を間違えたか?
そう疑いたくなるが、残念なことに熱い視線を向けてくる生徒たちはクラスメイトで間違いなかった。
いい1日になりそう、という予感はなんだったのか。
窓の外ではそんな俺の嘲笑うように、バケツをひっくり返したような土砂降りの雨が降り注いでいた。
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