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第2部 第1章
第1話 初雪と、公爵令嬢のくしゃみと
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へぶしっ。
と、ムズムズする鼻からくしゃみが出た。
「さむ」
鼻を擦|《こす》り、薔薇の庭園から空を仰ぐ。
薄く、白い雲が波打つように広がっていた。昼間の太陽を遮った雲は、どこか重さを感じさせ、いまにもそのまま降ってきそうに見える。
暦上ではまだ秋だが、山岳地帯にあるこの国は例年冬が早く訪れる。山間の盆地にある学園は標高が高く、平地と比べると気温が低くなる……らしい。
国を出たことがないので、その辺りあんまり詳しくなかった。
「温かい紅茶はいかがかな?」
「……よく平気だな」
「寒さには強いんだ」
対面に座るユーリがにっと口の端を持ち上げる。学園の制服に、肩から深い青のストールをかけていた。
貴族が着るだけあって制服は高級品だ。特に冬服は厚手で風も通さない。俺の持っている服の中ではトップクラスに温かいが、かといって寒いものは寒いのだ。
好意に甘えて紅茶をもらい、口をつける。ほっと口から白い吐息が出た。
授業が終わってからそしばらく外にいるので多少冷めてしまっているが、銀のポットに赤いティーコジーを被せているおかげで体を温める程度には温かい。
「寒いのは苦手かな?」
「この時期なら室内でいいだろ」
「サロンは結婚願望者がうようよ湧いているよ」
「皮肉がすぎる」
それでもいいならどうぞ、と嗤って勧められるが、そんなことを聞かされてサロンに足を運べるわけもない。
もともと、この薔薇の庭園にお邪魔させてもらっているのも、そうした学園の結婚しろという強迫観念から逃げるためだ。寒くなったからって、わざわざ巣穴に飛び込む気にはならない。
「サロンもいっぱいで空き部屋もなし、かー」
「庭園内に小屋の1つでもあればよかったんだがね。あいにく、あるのは薔薇の迷宮だけさ」
「個人所有でそれだけあれば十分だろ」
「そうかな? 屋敷の1つくらいあってもいいと思うがね」
さすが公爵令嬢。金銭感覚の桁が違う。
「なら、厚着をするしかないね」と涼しげに紅茶を飲む姿はどこまでも優雅だ。ただ、鼻の頭は赤く、やや強がりに見えるのは気のせいか。
平気なフリが得意なだけ。
それは、俺が抱えているモヤモヤに対しても同じで、ユーリは動じてない演技が上手いだけなのだろうか。
「どうかしたかい? そんなじっと見つめて。惚れ直したかな? 旦那様」
「別に、そういうんじゃ……」
もご、と口の中で言葉を食む。
「おや、珍しい。皮肉にキレがないようだ」
「皮肉じゃなくて、ただの指摘だから」
「さすが旦那様だ」
なにを褒められてるんだ俺は。
だいたい、キレがないというのなら、その原因はユーリにある。
『――私は君のことが好きだ』
実家からの帰りの馬車。
なにを思ってか、抱きしめてきたと思えば突然の告白だ。そんなことをされて動揺するなというのが無理難題。だというのに、返事を求めるでもなく、そのあとは告白なんてなかったようにいつも通り振る舞うんだから、一体俺はどうすればいいのか。
一方的な気持ちの押し付けほど、困るものもない。
それが1週間以上前の出来事。
平然とお茶にも誘ってきて、意識してるのかしてないのか。むしろ、俺の方がユーリを意識してばかりで、なんだか不公平だ。もしそれを狙っていて、『あの告白は実は冗談だったんだ』とか言われたら、相手が公爵だろうが女性だろうが殴っても許されると思う。
いやまぁ、実際にやったらスポーンッって飛ぶのは俺の首だけども。
できもしない想像を払って、どこまでも白いため息を吐き出す。
口から雲を生んでいる気分だ。もしくは、抱えたモヤモヤが形になっているのか。
「陰気だね」
「……」
誰のせいかと言いたくなるのをぐっと堪える。
ここでもし『じゃあ、返事をしてくれたまえ』なんてさらっと求められても、答えを用意していない。慌てふためいて、情けない姿を晒すことになるのは目に見えている。
好きか嫌いか。
そもそも俺はユーリのことをどう想っているんだろうか。
嫌い……ではない。
こういう否定のよる表現をするから、ユーリから『素直じゃない』と笑われてしまうのはわかっているが、かといって好きかと言われるとうーんと考えたくもなる。
学園の中でいえば1番仲がいい。
それは間違いないが、だからといって異性として……女性として好きかと訊かれると悩ましいものがある。
少し前までなら仲のいい学友と貼っていたラベルが、いまは剥がれかかっていた。新しい、真っ白なラベルになにを書くのか、ペンを握ったまま固まっている。
にしても、我ながら貴族らしくない考えというか、感情優先だなと思う。
公爵家の令嬢から好意を示されたなら、誰だって飛びつくだろうに。感情なんて二の次だ。けど、俺にとってユーリは人の形をした黄金、富と権力の象徴ではなく、ただ人をからかってくる女の子で……いや、酷いな。
「性格悪くない?」
「……なにをどういう思考を辿って、私を貶める罵倒を口にしたのか説明してもらっても?」
にっこり笑顔だ。
でも、目元に影が差していて恐ろしい。
「いや、違くて」
「ほう? 私じゃないと?」
「ユーリだけど」
「……なんでそんなところばかり素直なんだ、旦那様は」
ユーリは呆れたとばかりに息を吐く。
テーブルに両肘を突き、重ねた両手の甲に下唇を置いた。
むすっと尖らせた唇は不満を主張していて、失言だったと遅ればせながら口を覆う。
「思っていたことが口に」
「赤ちゃんなのかな君は?」
「さすがに泣いてぐずって主張はしないが」
この難局をどうやって脱すればいいのか。
刺さる視線に冷や汗がとめどなく流れていたら、ぽつりと冷たいなにかが頬に当たった。雨か? と思って、屋根の外を仰いだら、ふわふわとした白い粒が鼻先にそっと止まった。
指先で拭うと、微かに濡れた。
「雪だ」
それも初雪。
空の覆う白い雲は雪雲だったかとチラつく雪に目を奪われていると、雪よりももっと冷たい声が背筋を伝う。
「で、誤魔化されるとでも?」
「ゆききれー」
「幼児に退化したのかな?」
駄目だ、許されない。
なにかお詫びの1つでもするかと項垂れたら、「くしゅんっ」とかわいらしい声が耳を打った。
「ユーリ?」
「失礼。少し寒くな――くしゅっ」
両手で鼻と口を隠して、また小さく鳴いた。
「かわいいね」
「……っ! なんで! そういうとこだけ! 旦那様は……へしゅんっ」
鼻がムズムズするのか、怒りも途中でくしゃみに変換される。
普段の傲岸不遜な態度とは打って変わって、仔猫が鳴いたような愛らしい声につい声を上げて笑ってしまう。
「ははっ、まぁなんだ。俺が悪かったから、今日はこれでお開きにするか。寒いし」
「~~っ!」
言葉にできない感情でテーブルを叩くユーリは、赤ちゃんの癇癪みたいだ。
一時はどうなることかと思ったけど、初雪は良い知らせを運んでくれたらしい。
……なんて思っていたのも半日だけ。
「風邪引いたんですか? ユー……リアナ様が?」
「はい」
ユーリの使いだというメイドが男子寮まで俺を訪ねてきた。
「ユーリアナ様より『昨日の悪口のお詫びにお見舞いに来い……くしゅん』と言付かっております」
「くしゃみまで?」
「はい」
淡々と無表情に事実だけを伝えるメイドさん。
天然か? と疑いたくなるが、その冷淡な美貌はなにも教えてはくれない。
あー、と嫌な予感に頭をかく。
「見舞いはいいんですけど……女子寮に?」
「絶対に来いとのことです」
「行かなかったら?」
メイドさんが両手の人差し指を立てて、口の端をぐいっと引っ張っる。
にっこり微笑むユーリが見えて、あれだ。強制だこれ、と頬が引きつる。
初雪はどうやら、悪い知らせまで運んできたらしい。
と、ムズムズする鼻からくしゃみが出た。
「さむ」
鼻を擦|《こす》り、薔薇の庭園から空を仰ぐ。
薄く、白い雲が波打つように広がっていた。昼間の太陽を遮った雲は、どこか重さを感じさせ、いまにもそのまま降ってきそうに見える。
暦上ではまだ秋だが、山岳地帯にあるこの国は例年冬が早く訪れる。山間の盆地にある学園は標高が高く、平地と比べると気温が低くなる……らしい。
国を出たことがないので、その辺りあんまり詳しくなかった。
「温かい紅茶はいかがかな?」
「……よく平気だな」
「寒さには強いんだ」
対面に座るユーリがにっと口の端を持ち上げる。学園の制服に、肩から深い青のストールをかけていた。
貴族が着るだけあって制服は高級品だ。特に冬服は厚手で風も通さない。俺の持っている服の中ではトップクラスに温かいが、かといって寒いものは寒いのだ。
好意に甘えて紅茶をもらい、口をつける。ほっと口から白い吐息が出た。
授業が終わってからそしばらく外にいるので多少冷めてしまっているが、銀のポットに赤いティーコジーを被せているおかげで体を温める程度には温かい。
「寒いのは苦手かな?」
「この時期なら室内でいいだろ」
「サロンは結婚願望者がうようよ湧いているよ」
「皮肉がすぎる」
それでもいいならどうぞ、と嗤って勧められるが、そんなことを聞かされてサロンに足を運べるわけもない。
もともと、この薔薇の庭園にお邪魔させてもらっているのも、そうした学園の結婚しろという強迫観念から逃げるためだ。寒くなったからって、わざわざ巣穴に飛び込む気にはならない。
「サロンもいっぱいで空き部屋もなし、かー」
「庭園内に小屋の1つでもあればよかったんだがね。あいにく、あるのは薔薇の迷宮だけさ」
「個人所有でそれだけあれば十分だろ」
「そうかな? 屋敷の1つくらいあってもいいと思うがね」
さすが公爵令嬢。金銭感覚の桁が違う。
「なら、厚着をするしかないね」と涼しげに紅茶を飲む姿はどこまでも優雅だ。ただ、鼻の頭は赤く、やや強がりに見えるのは気のせいか。
平気なフリが得意なだけ。
それは、俺が抱えているモヤモヤに対しても同じで、ユーリは動じてない演技が上手いだけなのだろうか。
「どうかしたかい? そんなじっと見つめて。惚れ直したかな? 旦那様」
「別に、そういうんじゃ……」
もご、と口の中で言葉を食む。
「おや、珍しい。皮肉にキレがないようだ」
「皮肉じゃなくて、ただの指摘だから」
「さすが旦那様だ」
なにを褒められてるんだ俺は。
だいたい、キレがないというのなら、その原因はユーリにある。
『――私は君のことが好きだ』
実家からの帰りの馬車。
なにを思ってか、抱きしめてきたと思えば突然の告白だ。そんなことをされて動揺するなというのが無理難題。だというのに、返事を求めるでもなく、そのあとは告白なんてなかったようにいつも通り振る舞うんだから、一体俺はどうすればいいのか。
一方的な気持ちの押し付けほど、困るものもない。
それが1週間以上前の出来事。
平然とお茶にも誘ってきて、意識してるのかしてないのか。むしろ、俺の方がユーリを意識してばかりで、なんだか不公平だ。もしそれを狙っていて、『あの告白は実は冗談だったんだ』とか言われたら、相手が公爵だろうが女性だろうが殴っても許されると思う。
いやまぁ、実際にやったらスポーンッって飛ぶのは俺の首だけども。
できもしない想像を払って、どこまでも白いため息を吐き出す。
口から雲を生んでいる気分だ。もしくは、抱えたモヤモヤが形になっているのか。
「陰気だね」
「……」
誰のせいかと言いたくなるのをぐっと堪える。
ここでもし『じゃあ、返事をしてくれたまえ』なんてさらっと求められても、答えを用意していない。慌てふためいて、情けない姿を晒すことになるのは目に見えている。
好きか嫌いか。
そもそも俺はユーリのことをどう想っているんだろうか。
嫌い……ではない。
こういう否定のよる表現をするから、ユーリから『素直じゃない』と笑われてしまうのはわかっているが、かといって好きかと言われるとうーんと考えたくもなる。
学園の中でいえば1番仲がいい。
それは間違いないが、だからといって異性として……女性として好きかと訊かれると悩ましいものがある。
少し前までなら仲のいい学友と貼っていたラベルが、いまは剥がれかかっていた。新しい、真っ白なラベルになにを書くのか、ペンを握ったまま固まっている。
にしても、我ながら貴族らしくない考えというか、感情優先だなと思う。
公爵家の令嬢から好意を示されたなら、誰だって飛びつくだろうに。感情なんて二の次だ。けど、俺にとってユーリは人の形をした黄金、富と権力の象徴ではなく、ただ人をからかってくる女の子で……いや、酷いな。
「性格悪くない?」
「……なにをどういう思考を辿って、私を貶める罵倒を口にしたのか説明してもらっても?」
にっこり笑顔だ。
でも、目元に影が差していて恐ろしい。
「いや、違くて」
「ほう? 私じゃないと?」
「ユーリだけど」
「……なんでそんなところばかり素直なんだ、旦那様は」
ユーリは呆れたとばかりに息を吐く。
テーブルに両肘を突き、重ねた両手の甲に下唇を置いた。
むすっと尖らせた唇は不満を主張していて、失言だったと遅ればせながら口を覆う。
「思っていたことが口に」
「赤ちゃんなのかな君は?」
「さすがに泣いてぐずって主張はしないが」
この難局をどうやって脱すればいいのか。
刺さる視線に冷や汗がとめどなく流れていたら、ぽつりと冷たいなにかが頬に当たった。雨か? と思って、屋根の外を仰いだら、ふわふわとした白い粒が鼻先にそっと止まった。
指先で拭うと、微かに濡れた。
「雪だ」
それも初雪。
空の覆う白い雲は雪雲だったかとチラつく雪に目を奪われていると、雪よりももっと冷たい声が背筋を伝う。
「で、誤魔化されるとでも?」
「ゆききれー」
「幼児に退化したのかな?」
駄目だ、許されない。
なにかお詫びの1つでもするかと項垂れたら、「くしゅんっ」とかわいらしい声が耳を打った。
「ユーリ?」
「失礼。少し寒くな――くしゅっ」
両手で鼻と口を隠して、また小さく鳴いた。
「かわいいね」
「……っ! なんで! そういうとこだけ! 旦那様は……へしゅんっ」
鼻がムズムズするのか、怒りも途中でくしゃみに変換される。
普段の傲岸不遜な態度とは打って変わって、仔猫が鳴いたような愛らしい声につい声を上げて笑ってしまう。
「ははっ、まぁなんだ。俺が悪かったから、今日はこれでお開きにするか。寒いし」
「~~っ!」
言葉にできない感情でテーブルを叩くユーリは、赤ちゃんの癇癪みたいだ。
一時はどうなることかと思ったけど、初雪は良い知らせを運んでくれたらしい。
……なんて思っていたのも半日だけ。
「風邪引いたんですか? ユー……リアナ様が?」
「はい」
ユーリの使いだというメイドが男子寮まで俺を訪ねてきた。
「ユーリアナ様より『昨日の悪口のお詫びにお見舞いに来い……くしゅん』と言付かっております」
「くしゃみまで?」
「はい」
淡々と無表情に事実だけを伝えるメイドさん。
天然か? と疑いたくなるが、その冷淡な美貌はなにも教えてはくれない。
あー、と嫌な予感に頭をかく。
「見舞いはいいんですけど……女子寮に?」
「絶対に来いとのことです」
「行かなかったら?」
メイドさんが両手の人差し指を立てて、口の端をぐいっと引っ張っる。
にっこり微笑むユーリが見えて、あれだ。強制だこれ、と頬が引きつる。
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