スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる

けんたん

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モイをどうする?

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 いやー焦った、リズが大声で叫ぶからみんなが慌てて集まってそしたらみんなも俺が襲われてると勘違いして誤解を解かないとリル達が攻撃されていたかもしれない。

 みんなの誤解を解いたが今度はリルが落ち込んでしまい尻尾が力なく垂れてしまっている。

「ほらっリル元気だせ、ちゃんと誤解は解けたしリルはやることをしっかりやったんだから偉いぞ」

 俺の言葉に少しだけど元気を取り戻し尻尾を再び振り始めるリルだった。

「さて、収穫も終えたし戻って出来具合を確認しようか。今日はモイを使って色々作ってみることにしよう。リル達はここの警戒を頼むな、せっかくここまで育ったモイを荒らされたくないからな」

 リル達に再び畑の警戒を頼んで俺達は収穫したモイを馬車に積み込み屋敷に戻る。

「畑に関してはやはりというかとんでもない勢いで育ったが他の作物なども色々試していかないといけないし、土の栄養が一回でどんなふうになってそのまま作物を育てていけるか、それとも再び試薬品を使って土に栄養を補充しないといけないのか調べることはいくらでもあるからしばらくは畑の管理を頼む」

「わかりました、作物もですが一緒に薬草なんかも育てて良いですか?あそこならリル達もいるから安心して栽培出来るので」

「リズ達がそれでいいならこちらは問題ないよ、薬草畑も作るつもりでいたし、ここならいくらでも栽培出来るからしっかり区分けだけは頼む」

 次は新モイを使っての料理だがやはり一番に思いつく料理はあれかな、食べやすいし味付けも色々しやすいから領地で宣伝していけば人気になるかもしれない。

「マリア悪いが新作の料理を作るから手伝ってもらってもいいかな?調理自体はすごく簡単だから」

「はい、お任せください。ナイト様の新作料理は久しぶりですね。素材はもしかしてモイですか?もしかしてもう収穫できたのでしょうか?」

「そうなんだよ、行ってみたら新モイとして収穫出来そうだったからいくつか収穫してきたんだ。今日はこの新モイを使っての料理をしようと思うから」

「そうだったんですね。分かりました、調理場をすぐご用意しますのでお待ち下さい」

 マリアはすぐに調理場に用意をしに向かった。

「ヴィオラは次に育てる作物の選定をたのめるかな?出来上がったらすぐ呼ぶから、リズとディスには今日作る料理の調理器具を作ってほしいから調理を見てどういう風につくるか考えて欲しい」

「任せてください、調理法がわかればできますので」

「ナイト様ご用意出来ました」マリアから呼び声がかかり調理場に向かう


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