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◇
――次の日の朝。
春鈴はすった墨を蒼嵐に差し出しながら、気になっていた疑問を投げ勝かけた。
「ねぇ、魅音ってさぁ……大臣たちと一緒に帰る――とかって話とか出てないの?」
「ああ……あの娘か……」
「――だいぶ酷評されておったの?」
春鈴の言葉に、今日も朝から食事やおやつを取りに来ていた橙実が反応した。
(えっ、酷評⁉︎)
橙実の言葉に春鈴はギョッと目をむいた。
二日目、三日目と同じ場所で祭りを楽しんだので、春鈴には魅音に対する評価が届いていなかった。
――さらに言うならば、他の人間よりは聴力の優れていた春鈴だったが、あの場所からは魅音の歌声はほとんど聞こえていなかったのだ。
他種族の歌や声は問題なく聞き取れていたので、やはり魅音の声量は他種族と比べると劣っているようだ。
「……事前情報として、人間の国で一番の歌い手であると、触れ回っていまからね……」
やれやれと首を振りながら答える紫釉。
彼もいつのまにか、橙実と同じようにお茶や食事の時間になると毎回必ず姿を現すようになっていた。
(――でもあいつって、まだ子供のころから歌い手に選ばれてて、歌い手の筆頭になった時からずっと筆頭で……――あれかな、前評判で煽り過ぎて、実物が期待を超えられなかった的な……)
「あの程度で国一番とは……」
「人王が変更を望む気持ちがわかると言うものよ……」
紫釉と橙実が失笑しながら話す評価に、春鈴は(厳し……)と顔を引きつらせながらも、緑春祭で初めて聞いた鳥系や人魚たちの素晴らしい歌声を思い出し(でもあの歌声が龍族の普通なんだったら人間じゃ勝負にはならないか……)と納得する気持ちにもなっていた。
「――しかし菫大臣の孫娘です。 あまり波風は立てたくない、と言うのが本音ですがね……」
「――その結果、人王が体を崩していては本末転倒であろう?」
「え? 龍王様……」
二人に会話に春鈴が首をかしげて話し始めるが、その言葉はすぐさま橙実によって遮られた。
「春鈴人王じゃ。この里の中で龍の王はただ一人」
声を荒げるでもなく、威圧されているわけでも睨まれているわけでも無かったが、その橙実の言葉は春鈴の背筋をグッと伸ばすには十分な圧を放っていた。
「――人王……様の病気って、歌のせいだったんです……?」
少し怯んだ春鈴だったが、怒られたわけではないし……と、感じていた疑問をそのまま口にする。
「あー……いや、そんな事は無い。 ――ないのだが……なぁ?」
橙実は言葉を濁し、対面にゆったりと座っている蒼嵐に話を振った。
蒼嵐は茶杯に口をつけながらちらりと春鈴を見つめ、そして茶で口を湿らせると、淡々とした様子で答える。
「――龍族は美しいものが好きだ」
「……宝石に稀布?」
「ああ。 あとは絵画に歌や音楽……料理だけはうまければいい」
「そういえば王城には、人王様のためだけに絵を描いたり音楽を披露する人たちが集められてるって聞いたことある!」
「……その役に付いているほとんどの者が、役人たちの親族だ……」
「……え?」
たずね返す春鈴に蒼嵐は何も答えず、ズズズッとお茶をすするだけだった。
「……龍脈もない土地で、美しいものも取り上げられ、一日中仕事をしていろと求められれば病気にもなるだろて……」
そんな蒼嵐に代わり橙実が気の毒そうに語る。
隣の紫釉も、同情的な表情を浮かべ眉を下げていたが、同意の言葉を口にすることはなかった。
――紫釉の立場上、それを口にしにくい事情があるのかもしれない。
「え……人王様のもの、取り上げられちゃうの……?」
いまいちよく話を理解していない春鈴は、頭の上に疑問符を浮かべながら眉をひそめる。
「――人の宝に手出しなどはしないだろうが……心を慰める芸人や料理人たちは何年も前から同じ顔ぶれ……ほとんどが大臣やその取り巻き連中の親戚――切磋琢磨と言う言葉からは程遠い……と、聞いている」
顔をしかめたまま蒼嵐は答える。
「うわぁ……なんかもう、人王様は戦争にならなきゃ里で暮らしてていいんじゃない?」
「――そうなると宝石や宝飾品がな……」
蒼嵐は困ったように笑いながら肩をすくめた。
「人王様までしっかり足元を見られているわけだ……」
春鈴はうんざりした言い、それに蒼嵐が大きくうなずいた。
「――ままならんものよ……」
橙実も気の毒そうに言い、紫釉も眉間にしわを寄せながら大きく息をついた。
(龍族が人間のことを守ってくれないと確実に戦争になっちゃうって噂聞いたことあるし……人王様には頑張って欲しいけど……龍脈もないのに好きなものも取り上げられるとか……――でもさ? つまり人間側は守ってくれる龍族が国にいてくれればいいわけで……?)
「――いっそ、人王様を四人ぐらい作って春夏秋冬で分けたら?」
「……春夏秋冬?」
「そう。 四人で四季を一つずつ。 ほかの人は自分の担当四季以外はずっと里で静養」
「――いいな⁉︎」
春鈴の提案に身体を浮かせながら戦力で同意する蒼嵐。
脇に控える優炎や浩宇の表情も明るい。
「――いやいやダメです! 混乱しか起こらないでしょう⁉︎」
そんな蒼嵐たちに紫釉が慌てて待ったをかける。
「……別に人間の混乱とかよくないですか? 龍族が人間の国を守っていれば大きな問題は無いわけないですし……」
「――その通りだ!」
春鈴の言葉に蒼嵐は力強く頷いて紫釉を見据える。
「いやいやいや!」
「まぁ……用心棒ならそれでもいいんじゃろうがなぁ……?」
橙実は困ったような呆れたような態度で言った。
「王という立場を新たに作るだなんて、どの王を押すかどうかで、最悪人の国が割れますよ! 内戦にまで発展したらどうする気です⁉︎」
「……それは困る」
紫釉の言葉に春鈴はシュン……と肩を落とした。
「ダメか……」
紫釉の向かいで蒼嵐も残念そうに肩を落としていた。
「――……しかし別の龍族を送るというのはいい案なのではないか? 人王代理とでも銘打っておけば、お茶も濁せよう」
「――名案だ!」
蒼嵐は橙実の提案を聞き顔を輝かせながら絶賛する。
「うん! それ良さそう!」
「う、む……まぁ……提案だけはしてみよう……」
と、紫釉がしぶしぶ口にした言葉に蒼嵐が驚いたように目を見開いた時だった――
――次の日の朝。
春鈴はすった墨を蒼嵐に差し出しながら、気になっていた疑問を投げ勝かけた。
「ねぇ、魅音ってさぁ……大臣たちと一緒に帰る――とかって話とか出てないの?」
「ああ……あの娘か……」
「――だいぶ酷評されておったの?」
春鈴の言葉に、今日も朝から食事やおやつを取りに来ていた橙実が反応した。
(えっ、酷評⁉︎)
橙実の言葉に春鈴はギョッと目をむいた。
二日目、三日目と同じ場所で祭りを楽しんだので、春鈴には魅音に対する評価が届いていなかった。
――さらに言うならば、他の人間よりは聴力の優れていた春鈴だったが、あの場所からは魅音の歌声はほとんど聞こえていなかったのだ。
他種族の歌や声は問題なく聞き取れていたので、やはり魅音の声量は他種族と比べると劣っているようだ。
「……事前情報として、人間の国で一番の歌い手であると、触れ回っていまからね……」
やれやれと首を振りながら答える紫釉。
彼もいつのまにか、橙実と同じようにお茶や食事の時間になると毎回必ず姿を現すようになっていた。
(――でもあいつって、まだ子供のころから歌い手に選ばれてて、歌い手の筆頭になった時からずっと筆頭で……――あれかな、前評判で煽り過ぎて、実物が期待を超えられなかった的な……)
「あの程度で国一番とは……」
「人王が変更を望む気持ちがわかると言うものよ……」
紫釉と橙実が失笑しながら話す評価に、春鈴は(厳し……)と顔を引きつらせながらも、緑春祭で初めて聞いた鳥系や人魚たちの素晴らしい歌声を思い出し(でもあの歌声が龍族の普通なんだったら人間じゃ勝負にはならないか……)と納得する気持ちにもなっていた。
「――しかし菫大臣の孫娘です。 あまり波風は立てたくない、と言うのが本音ですがね……」
「――その結果、人王が体を崩していては本末転倒であろう?」
「え? 龍王様……」
二人に会話に春鈴が首をかしげて話し始めるが、その言葉はすぐさま橙実によって遮られた。
「春鈴人王じゃ。この里の中で龍の王はただ一人」
声を荒げるでもなく、威圧されているわけでも睨まれているわけでも無かったが、その橙実の言葉は春鈴の背筋をグッと伸ばすには十分な圧を放っていた。
「――人王……様の病気って、歌のせいだったんです……?」
少し怯んだ春鈴だったが、怒られたわけではないし……と、感じていた疑問をそのまま口にする。
「あー……いや、そんな事は無い。 ――ないのだが……なぁ?」
橙実は言葉を濁し、対面にゆったりと座っている蒼嵐に話を振った。
蒼嵐は茶杯に口をつけながらちらりと春鈴を見つめ、そして茶で口を湿らせると、淡々とした様子で答える。
「――龍族は美しいものが好きだ」
「……宝石に稀布?」
「ああ。 あとは絵画に歌や音楽……料理だけはうまければいい」
「そういえば王城には、人王様のためだけに絵を描いたり音楽を披露する人たちが集められてるって聞いたことある!」
「……その役に付いているほとんどの者が、役人たちの親族だ……」
「……え?」
たずね返す春鈴に蒼嵐は何も答えず、ズズズッとお茶をすするだけだった。
「……龍脈もない土地で、美しいものも取り上げられ、一日中仕事をしていろと求められれば病気にもなるだろて……」
そんな蒼嵐に代わり橙実が気の毒そうに語る。
隣の紫釉も、同情的な表情を浮かべ眉を下げていたが、同意の言葉を口にすることはなかった。
――紫釉の立場上、それを口にしにくい事情があるのかもしれない。
「え……人王様のもの、取り上げられちゃうの……?」
いまいちよく話を理解していない春鈴は、頭の上に疑問符を浮かべながら眉をひそめる。
「――人の宝に手出しなどはしないだろうが……心を慰める芸人や料理人たちは何年も前から同じ顔ぶれ……ほとんどが大臣やその取り巻き連中の親戚――切磋琢磨と言う言葉からは程遠い……と、聞いている」
顔をしかめたまま蒼嵐は答える。
「うわぁ……なんかもう、人王様は戦争にならなきゃ里で暮らしてていいんじゃない?」
「――そうなると宝石や宝飾品がな……」
蒼嵐は困ったように笑いながら肩をすくめた。
「人王様までしっかり足元を見られているわけだ……」
春鈴はうんざりした言い、それに蒼嵐が大きくうなずいた。
「――ままならんものよ……」
橙実も気の毒そうに言い、紫釉も眉間にしわを寄せながら大きく息をついた。
(龍族が人間のことを守ってくれないと確実に戦争になっちゃうって噂聞いたことあるし……人王様には頑張って欲しいけど……龍脈もないのに好きなものも取り上げられるとか……――でもさ? つまり人間側は守ってくれる龍族が国にいてくれればいいわけで……?)
「――いっそ、人王様を四人ぐらい作って春夏秋冬で分けたら?」
「……春夏秋冬?」
「そう。 四人で四季を一つずつ。 ほかの人は自分の担当四季以外はずっと里で静養」
「――いいな⁉︎」
春鈴の提案に身体を浮かせながら戦力で同意する蒼嵐。
脇に控える優炎や浩宇の表情も明るい。
「――いやいやダメです! 混乱しか起こらないでしょう⁉︎」
そんな蒼嵐たちに紫釉が慌てて待ったをかける。
「……別に人間の混乱とかよくないですか? 龍族が人間の国を守っていれば大きな問題は無いわけないですし……」
「――その通りだ!」
春鈴の言葉に蒼嵐は力強く頷いて紫釉を見据える。
「いやいやいや!」
「まぁ……用心棒ならそれでもいいんじゃろうがなぁ……?」
橙実は困ったような呆れたような態度で言った。
「王という立場を新たに作るだなんて、どの王を押すかどうかで、最悪人の国が割れますよ! 内戦にまで発展したらどうする気です⁉︎」
「……それは困る」
紫釉の言葉に春鈴はシュン……と肩を落とした。
「ダメか……」
紫釉の向かいで蒼嵐も残念そうに肩を落としていた。
「――……しかし別の龍族を送るというのはいい案なのではないか? 人王代理とでも銘打っておけば、お茶も濁せよう」
「――名案だ!」
蒼嵐は橙実の提案を聞き顔を輝かせながら絶賛する。
「うん! それ良さそう!」
「う、む……まぁ……提案だけはしてみよう……」
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