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第二話 Q&A【事件編】
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これからカラーギャングの根城に乗り込む。そこに警察なんて加わろうものなら、色々と制約が出てきて面倒だ。暴力ひとつで解決できてしまう簡単な問題も、司法が介入した途端に面倒な手続きの嵐だ。誇張しているかもしれないが、店に乗り込む前に誓約書のひとつも書かされそうだ。
「さぁな、ここまで教えたんだから、住所は自分で調べろや。警察の人間なら難しくないだろ? それじゃあな」
「あ、ちょっと……」
あちらはまだ何かを言いたそうだったが、容赦なく電話を切ってやった。しかしすぐにまた着信。同じ番号だったため、電話には出ずに電源を切ってやった。なるほど、携帯というのは便利ではあるが、いつどこにいても連絡されるというのは中々に息苦しい。これが普及したら、日本はさぞ息苦しい国になることだろう。
「さてぇ、どうしてやろうか? 入り口には下っ端らしきやつらがいるが、あいつらをしばいたらよろしくないわな」
銀山の頭は筋肉でできているのだろうか。発想が力業でしかなく、やり方も物騒だといえよう。それでも、考えなしに突っ込んだらいけないと思っているだけでも褒めてやるべきか。
「そんなことしたら中には入れてもらえないだろうな。おい、銀山ってさ、この辺りで顔がそれなりに売れてたりしねぇのか? 曲がりなりにも雨立街の顔だろ?」
出入り口にいる男達は明らかに下っ端だ。さっきから、店から出てくる輩や、店に入る人間に対して、ペコペコと頭を下げてばかりだ。銀山は「だから銀山さん……な」と余計な前置きをしてから続ける。
「坂田ちゃん。悪党にもさ、種類があるわけよ。俺達は雨立街っていうアンダーグラウンドを牛耳ってるいわばギャング。一方、あいつらはどこぞの高校を支配していきがってるヤンキーみたいなもんだ。いくら名前が売れてるガキでも、それはあくまでも高校生のおままごとってわけだ。俺達からすれば眼中にない相手ってことだ。イキがってる男子高校生が、ギャングの頭のことなんて知らないだろ?」
なんというか銀山らしい理論ではあるが、つまりこの辺りに顔は効かないということか。
「仕方ねぇな。じゃあ、あいつらを直接口説いてみるか。ったく、雨立街の顔なんだから、もうちょっと周囲に顔を売っとけよ」
坂田はそう言うと、階段を降りていく。手荒な真似をするつもりはない。話し合いが通じてくれる相手ならばいいのだが。
「さぁな、ここまで教えたんだから、住所は自分で調べろや。警察の人間なら難しくないだろ? それじゃあな」
「あ、ちょっと……」
あちらはまだ何かを言いたそうだったが、容赦なく電話を切ってやった。しかしすぐにまた着信。同じ番号だったため、電話には出ずに電源を切ってやった。なるほど、携帯というのは便利ではあるが、いつどこにいても連絡されるというのは中々に息苦しい。これが普及したら、日本はさぞ息苦しい国になることだろう。
「さてぇ、どうしてやろうか? 入り口には下っ端らしきやつらがいるが、あいつらをしばいたらよろしくないわな」
銀山の頭は筋肉でできているのだろうか。発想が力業でしかなく、やり方も物騒だといえよう。それでも、考えなしに突っ込んだらいけないと思っているだけでも褒めてやるべきか。
「そんなことしたら中には入れてもらえないだろうな。おい、銀山ってさ、この辺りで顔がそれなりに売れてたりしねぇのか? 曲がりなりにも雨立街の顔だろ?」
出入り口にいる男達は明らかに下っ端だ。さっきから、店から出てくる輩や、店に入る人間に対して、ペコペコと頭を下げてばかりだ。銀山は「だから銀山さん……な」と余計な前置きをしてから続ける。
「坂田ちゃん。悪党にもさ、種類があるわけよ。俺達は雨立街っていうアンダーグラウンドを牛耳ってるいわばギャング。一方、あいつらはどこぞの高校を支配していきがってるヤンキーみたいなもんだ。いくら名前が売れてるガキでも、それはあくまでも高校生のおままごとってわけだ。俺達からすれば眼中にない相手ってことだ。イキがってる男子高校生が、ギャングの頭のことなんて知らないだろ?」
なんというか銀山らしい理論ではあるが、つまりこの辺りに顔は効かないということか。
「仕方ねぇな。じゃあ、あいつらを直接口説いてみるか。ったく、雨立街の顔なんだから、もうちょっと周囲に顔を売っとけよ」
坂田はそう言うと、階段を降りていく。手荒な真似をするつもりはない。話し合いが通じてくれる相手ならばいいのだが。
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