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INTERVAL
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白衣姿でふらりと現れる相手の目的が一種の抜き打ち検査であることは理解していたが、横山のからくり装置を面白そうにながめて帰っていくところなどは大きな子供のようで、どうにも憎めなかった。
抜き打ち検査を終えた松本が、そのつど「問題なし」の報告を学校側に上げてくれていたことは、卒業後しばらくして、人づてに聞いた。
もっとも、校内には松本のように生徒の自由に寛容な教師ばかりではなかった。使われていない教室で好きな音楽をかけたり、友達同士話していたりするだけでも(まあ、動物も飼っていたが)、そのこと自体を「気に入らない」と感じる大人はいたようだ。
三年時のクラス替えの結果を見る限り、その数は決して少なくなかったのではないかと思う。
クラスが分かれた事実など、たいした問題ではないと最初は考えていた。
だが、顔を合わせる機会が減れば、相手の近況にも疎くなる。
三年生になってから、水元は放課後の空き教室にあまり顔を出さなくなっていた。
受験を控えていたし、塾にでも行っているのだろうと勝手に解釈していたから、五月の連休明けに奇妙な顔の安西がクラスをたずねてくることがなければ、水元の転校を知るのはもう少し先になっていただろう。
昼休みの喧騒を背景に、安西は今日の放課後に水元の家に寄ってみるが一緒にくるか?と響野に聞いた。小学校が同じだったからだいたいの場所はわかると言う。
抜き打ち検査を終えた松本が、そのつど「問題なし」の報告を学校側に上げてくれていたことは、卒業後しばらくして、人づてに聞いた。
もっとも、校内には松本のように生徒の自由に寛容な教師ばかりではなかった。使われていない教室で好きな音楽をかけたり、友達同士話していたりするだけでも(まあ、動物も飼っていたが)、そのこと自体を「気に入らない」と感じる大人はいたようだ。
三年時のクラス替えの結果を見る限り、その数は決して少なくなかったのではないかと思う。
クラスが分かれた事実など、たいした問題ではないと最初は考えていた。
だが、顔を合わせる機会が減れば、相手の近況にも疎くなる。
三年生になってから、水元は放課後の空き教室にあまり顔を出さなくなっていた。
受験を控えていたし、塾にでも行っているのだろうと勝手に解釈していたから、五月の連休明けに奇妙な顔の安西がクラスをたずねてくることがなければ、水元の転校を知るのはもう少し先になっていただろう。
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