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21.タイラーとロドルフ
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タイラーが、マリアに想いを告げ、マリアが居室から出て行くと、部屋にはタイラーとロドルフだけが残った。
部屋は静まり返り、沈黙が二人を覆う。
僕はきっといつかこんな日が来ることをわかっていた。
だから僕は無意識に、この邸に戻り兄とマリアを会わせるのを、できるだけ後回しにしていたんだ。
マリアを失うのが、怖かった。
「タイラー様、どうしてマリア様に、これからのことを好きに選んでいいって言ったんですか?
今はタイラー様と婚約中なんだから、何も言わなければ、マリア様は、このままタイラー様の婚約者でいてくれたかもしれないのに。」
そう言うと、ロドルフは悲しげに僕を見つめ、目に涙を浮かべる。
「どうして、ロドルフが先に泣くの?」
「だって、僕ですよ。
タイラー様を、ずっと見てきた僕ですよ。
タイラー様が、マリア様に相応しい男になるために、陰でどれだけ運動も、領地経営も頑張ってきたかを、ずっと見てきた僕ですよ。
こんなにもマリア様を大切にしてきたって、僕ならいくらでも語ることができます。」
「そうだったね。
ロドルフ、泣いていい。」
「タイラー様~。」
ロドルフは、椅子に腰掛けているタイラーに抱きついて泣きだした。
長い付き合いだけど、ロドルフがこうやって泣く姿を見せるのは初めてだった。
以前は一人で僕を看病し、負担に感じていた時もあっただろう。
その時だって、僕の前でこのように感情を見せることはなかった。
なのに今、僕のために涙するロドルフは僕より僕の心に正直だ。
それに、いつも僕とマリアがうまくいくように、手助けしてくれていた。
そんなロドルフの気持ちを僕は裏切ってしまったのかな。
でも、頑張っても手が届かないこともあるし、変えられないものもある。
それでも、感謝だけは伝えないと。
「マリアとのことをいつも応援してくれたね、ロドルフ、ありがとう。」
「タイラー様、かっこつけないで、マリアは僕のものだって、言えば良かったじゃないですか。
絶対に誰にも渡さないって。」
泣きつくロドルフの背中を撫でながら、静かに口を開く。
「僕は、かっこつけたわけじゃない。
本当にただ、マリアの幸せを優先したかっただけ。
僕は、彼女と知り合ってから、たくさんのものをもらった。
この動くようになった体も、皮膚がボロボロでも、受け入れてくれる女性がいるって知れたのも。
すべては、彼女に出会えたからだし、寝たきりの僕を前にしても、マリアは嫌な顔をしないし、文句一つ言わなかった。
それどころか、一緒に本を読む台を考えてくれたり、庭園に連れ出そうとしてくれて、少しずつ前を向けるように僕を導いてくれた。
僕が今こうして体を動して、領地経営を任されるようになったのも、全部彼女のおかげだよ。
だから、僕はもう充分過ぎるほど彼女にもらっているんだ。
そして、何より彼女は、僕に人を愛する気持ちを教えてくれた。
じゃあ、僕がマリアのために、できることって何だろうって考えたら、彼女が選ぶ人生を、僕が邪魔しないことだと思うんだ。
僕には、元々彼女が手にするはずだった侯爵当主夫人という肩書きや、それに付随する地位や権力は、次男である以上どんなに望んでも与えられない。
彼女は妾の子という負い目を抱えて生きてきた。
それを払拭するには、侯爵当主夫人という地位が最も相応しい。
今やっと再びそれに手が届くところまで来たんだ。
だから、彼女は自由に選んでいい。
僕が、彼女にしてあげられることは、もうそれぐらいしかないから。」
「タイラー様~。」
この部屋を見渡すと、出会った頃のマリアとの想い出が蘇る。
彼女がいてくれたから、ここに横たわっているだけだった僕の無意な人生が驚きと共に輝き出した。
だからこそ、僕は君の幸せのためにできることを選ぶ。
君が幸せでいることが、僕にとって何よりの願いだから…。
誰に理解されなくても、こんな愛もある。
そう自分に言い聞かせて、心に湧き上がる想いをなんとか押し込める。
僕が言わなければ、マリアは僕を捨てきれず、このまま僕のそばにいてくれただろう。
彼女には、たとえ寝たきりだった僕でさえ見放さない優しさがあるのだから。
その思いやりにつけ込み、彼女を繋ぎ止めたとしても、きっと僕は、ずっと彼女の幸せと自由を犠牲にしたという後悔を抱えて生きるだろう。
だから、これは自分のため。
それでも、これから先にどんな景色を見ても、何をしたとしても、いつも僕の心の中にマリアがいて、いつまでも彼女のことを過去に思える日はきっとこないだろう。
それでも、君のために、僕のために。
「ごめんな。
ロドルフは、マリアと出会った頃、僕達だけじゃなく、三人の方が絶対楽しいって言ってくれたのに。
また、僕と二人きりになってしまうかもな。
僕は、この先もマリア以外の女性と結婚したいと思うことは、一生ないだろう。」
その欠けてしまった未来を思い浮かべると、たまらず僕も目に涙が滲む。
「わかりました。
もういいです。
僕は、タイラー様の気持ちを誰よりもわかっているので、二人きりでも一生そばにいますから。」
「ありがとう、ロドルフ。」
僕達は、僕の病気が人にうつるものかわからないから、ずっと二人でやって来たし、これからも二人でいるだけだとわかっている。
けれども、二人にとって、マリアがいる生活といない生活では、天と地ほどの差があることもまた、わかっていた。
翌日の朝、お父様は慌ただしくクライトン侯爵家に到着し、クライトン侯爵とカーステン様、そしてお父様とマリアで、話し合いの場を設けることになった。
応接室に集まり、形式的な挨拶を交わした後、カーステン様は、満面の笑みを浮かべて口を開いた。
「ローレ侯爵、早速ですが僕とマリアは、再び婚約者としてやり直すことになりました。
妾の子だとしても、これだけの美人なら僕は構わないです。
マリア、僕が美しい君を守ってあげるから心配しないで、最初の婚約に戻るだけだよ。」
でも、私は、今のカーステン様には、嫌悪感しか感じない。
私の意見を全く聞こうともせずに、手に入れたいからと、周りにいる人を傷つけることを躊躇わないし、私を美しさという表面的な価値でしか見ていない。
第一、私は今は美人だからいいけれど、年を重ねたらカーステン様を、若くて美しい女性に奪われるかもしれないのだ。
そんな未来を想像して、不安と怯えを抱えて生きていくなんてぞっとする。
かつての私なら、諦めが先行して、自分の思いを封じ込め、流されるままだったのかもしれない。
でも、タイラー様と出会えて、私の思いを受け入れてくれる人がいることを知った。
たとえ、私の意見で何も変わらなくても、恐れず言いたいことはきちんと話し、そんな私の姿をタイラー様に知ってほしい。
「カーステン様、申し訳ないのですが、もう私達はそれぞれ別の道を歩んでいます。
私のことは諦めてください。
私達の終わりは、二人がお手紙を交わしていたのに、私が妾の子だからとお父様の言うことを聞いて、婚約破棄し、私と会おうともしなかった。
あの時です。
もしあの時、私に会って、今のようにお父様を説得してくれていたならば、私はあなたと結婚していたでしょう。
でも、あの時、あなたは動かなかった。
二人が交わす手紙の中で、将来の夢を語っていたのにです。
だからもう、今ある運命を受け入れてください。」
「そうだぞ、カーステン。
結婚は契約なんだ。
お前の好みなど、重要ではない。」
クライトン侯爵達は私の言葉に頷き、カーステン様の説得にかかる。
カーステン様と私が愛し合っていたら、たとえクライトン侯爵が難色を示しても、勝手に共謀し、既成事実を作ることで強引におし進めることも不可能ではない。
でも、私が望まない限り、無理を通せばローレ侯爵であるお父様だって黙ってはいない。
この事態に、多少なりとも両家の醜聞は避けられないのだから。
いくら、侯爵令息がわがままを言ったところで、侯爵当主達にとって大切なのは血を繋ぐことなのだ。
貴族とはそんなもの。
それに、カーステン様と私が結婚すれば、お父様達はお互いに、もう一人の子供の結婚相手を失うことを意味する。
特にお父様は、可愛いハリエットに恨まれるようなことは、極力避けたいはずだ。
侯爵当主達には、今更もう一人の子供達に別の相手を探すことは困難で、その子供達の子も、いざと言う時には、血を繋ぐために必要なのだ。
私は、カーステン様に言うべきことは伝えたので、後はお父様達にお任せして、タイラー様のもとへと向かった。
部屋は静まり返り、沈黙が二人を覆う。
僕はきっといつかこんな日が来ることをわかっていた。
だから僕は無意識に、この邸に戻り兄とマリアを会わせるのを、できるだけ後回しにしていたんだ。
マリアを失うのが、怖かった。
「タイラー様、どうしてマリア様に、これからのことを好きに選んでいいって言ったんですか?
今はタイラー様と婚約中なんだから、何も言わなければ、マリア様は、このままタイラー様の婚約者でいてくれたかもしれないのに。」
そう言うと、ロドルフは悲しげに僕を見つめ、目に涙を浮かべる。
「どうして、ロドルフが先に泣くの?」
「だって、僕ですよ。
タイラー様を、ずっと見てきた僕ですよ。
タイラー様が、マリア様に相応しい男になるために、陰でどれだけ運動も、領地経営も頑張ってきたかを、ずっと見てきた僕ですよ。
こんなにもマリア様を大切にしてきたって、僕ならいくらでも語ることができます。」
「そうだったね。
ロドルフ、泣いていい。」
「タイラー様~。」
ロドルフは、椅子に腰掛けているタイラーに抱きついて泣きだした。
長い付き合いだけど、ロドルフがこうやって泣く姿を見せるのは初めてだった。
以前は一人で僕を看病し、負担に感じていた時もあっただろう。
その時だって、僕の前でこのように感情を見せることはなかった。
なのに今、僕のために涙するロドルフは僕より僕の心に正直だ。
それに、いつも僕とマリアがうまくいくように、手助けしてくれていた。
そんなロドルフの気持ちを僕は裏切ってしまったのかな。
でも、頑張っても手が届かないこともあるし、変えられないものもある。
それでも、感謝だけは伝えないと。
「マリアとのことをいつも応援してくれたね、ロドルフ、ありがとう。」
「タイラー様、かっこつけないで、マリアは僕のものだって、言えば良かったじゃないですか。
絶対に誰にも渡さないって。」
泣きつくロドルフの背中を撫でながら、静かに口を開く。
「僕は、かっこつけたわけじゃない。
本当にただ、マリアの幸せを優先したかっただけ。
僕は、彼女と知り合ってから、たくさんのものをもらった。
この動くようになった体も、皮膚がボロボロでも、受け入れてくれる女性がいるって知れたのも。
すべては、彼女に出会えたからだし、寝たきりの僕を前にしても、マリアは嫌な顔をしないし、文句一つ言わなかった。
それどころか、一緒に本を読む台を考えてくれたり、庭園に連れ出そうとしてくれて、少しずつ前を向けるように僕を導いてくれた。
僕が今こうして体を動して、領地経営を任されるようになったのも、全部彼女のおかげだよ。
だから、僕はもう充分過ぎるほど彼女にもらっているんだ。
そして、何より彼女は、僕に人を愛する気持ちを教えてくれた。
じゃあ、僕がマリアのために、できることって何だろうって考えたら、彼女が選ぶ人生を、僕が邪魔しないことだと思うんだ。
僕には、元々彼女が手にするはずだった侯爵当主夫人という肩書きや、それに付随する地位や権力は、次男である以上どんなに望んでも与えられない。
彼女は妾の子という負い目を抱えて生きてきた。
それを払拭するには、侯爵当主夫人という地位が最も相応しい。
今やっと再びそれに手が届くところまで来たんだ。
だから、彼女は自由に選んでいい。
僕が、彼女にしてあげられることは、もうそれぐらいしかないから。」
「タイラー様~。」
この部屋を見渡すと、出会った頃のマリアとの想い出が蘇る。
彼女がいてくれたから、ここに横たわっているだけだった僕の無意な人生が驚きと共に輝き出した。
だからこそ、僕は君の幸せのためにできることを選ぶ。
君が幸せでいることが、僕にとって何よりの願いだから…。
誰に理解されなくても、こんな愛もある。
そう自分に言い聞かせて、心に湧き上がる想いをなんとか押し込める。
僕が言わなければ、マリアは僕を捨てきれず、このまま僕のそばにいてくれただろう。
彼女には、たとえ寝たきりだった僕でさえ見放さない優しさがあるのだから。
その思いやりにつけ込み、彼女を繋ぎ止めたとしても、きっと僕は、ずっと彼女の幸せと自由を犠牲にしたという後悔を抱えて生きるだろう。
だから、これは自分のため。
それでも、これから先にどんな景色を見ても、何をしたとしても、いつも僕の心の中にマリアがいて、いつまでも彼女のことを過去に思える日はきっとこないだろう。
それでも、君のために、僕のために。
「ごめんな。
ロドルフは、マリアと出会った頃、僕達だけじゃなく、三人の方が絶対楽しいって言ってくれたのに。
また、僕と二人きりになってしまうかもな。
僕は、この先もマリア以外の女性と結婚したいと思うことは、一生ないだろう。」
その欠けてしまった未来を思い浮かべると、たまらず僕も目に涙が滲む。
「わかりました。
もういいです。
僕は、タイラー様の気持ちを誰よりもわかっているので、二人きりでも一生そばにいますから。」
「ありがとう、ロドルフ。」
僕達は、僕の病気が人にうつるものかわからないから、ずっと二人でやって来たし、これからも二人でいるだけだとわかっている。
けれども、二人にとって、マリアがいる生活といない生活では、天と地ほどの差があることもまた、わかっていた。
翌日の朝、お父様は慌ただしくクライトン侯爵家に到着し、クライトン侯爵とカーステン様、そしてお父様とマリアで、話し合いの場を設けることになった。
応接室に集まり、形式的な挨拶を交わした後、カーステン様は、満面の笑みを浮かべて口を開いた。
「ローレ侯爵、早速ですが僕とマリアは、再び婚約者としてやり直すことになりました。
妾の子だとしても、これだけの美人なら僕は構わないです。
マリア、僕が美しい君を守ってあげるから心配しないで、最初の婚約に戻るだけだよ。」
でも、私は、今のカーステン様には、嫌悪感しか感じない。
私の意見を全く聞こうともせずに、手に入れたいからと、周りにいる人を傷つけることを躊躇わないし、私を美しさという表面的な価値でしか見ていない。
第一、私は今は美人だからいいけれど、年を重ねたらカーステン様を、若くて美しい女性に奪われるかもしれないのだ。
そんな未来を想像して、不安と怯えを抱えて生きていくなんてぞっとする。
かつての私なら、諦めが先行して、自分の思いを封じ込め、流されるままだったのかもしれない。
でも、タイラー様と出会えて、私の思いを受け入れてくれる人がいることを知った。
たとえ、私の意見で何も変わらなくても、恐れず言いたいことはきちんと話し、そんな私の姿をタイラー様に知ってほしい。
「カーステン様、申し訳ないのですが、もう私達はそれぞれ別の道を歩んでいます。
私のことは諦めてください。
私達の終わりは、二人がお手紙を交わしていたのに、私が妾の子だからとお父様の言うことを聞いて、婚約破棄し、私と会おうともしなかった。
あの時です。
もしあの時、私に会って、今のようにお父様を説得してくれていたならば、私はあなたと結婚していたでしょう。
でも、あの時、あなたは動かなかった。
二人が交わす手紙の中で、将来の夢を語っていたのにです。
だからもう、今ある運命を受け入れてください。」
「そうだぞ、カーステン。
結婚は契約なんだ。
お前の好みなど、重要ではない。」
クライトン侯爵達は私の言葉に頷き、カーステン様の説得にかかる。
カーステン様と私が愛し合っていたら、たとえクライトン侯爵が難色を示しても、勝手に共謀し、既成事実を作ることで強引におし進めることも不可能ではない。
でも、私が望まない限り、無理を通せばローレ侯爵であるお父様だって黙ってはいない。
この事態に、多少なりとも両家の醜聞は避けられないのだから。
いくら、侯爵令息がわがままを言ったところで、侯爵当主達にとって大切なのは血を繋ぐことなのだ。
貴族とはそんなもの。
それに、カーステン様と私が結婚すれば、お父様達はお互いに、もう一人の子供の結婚相手を失うことを意味する。
特にお父様は、可愛いハリエットに恨まれるようなことは、極力避けたいはずだ。
侯爵当主達には、今更もう一人の子供達に別の相手を探すことは困難で、その子供達の子も、いざと言う時には、血を繋ぐために必要なのだ。
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