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9.疑惑
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数日後のある日、タイラーが執務を終えて部屋を見渡すと、今日も一人だった。
僕はなんとなく窓の外に目を向ける。
庭園は花が咲き、空には雲一つない青空が広がっている。
今日も良い天気だな。
そう言えば、最近ではこんな日が時々ある。
良い天気の日に限って、マリアもロドルフもいない。
僕は背中の枕を取ってもらうために、呼び鈴を鳴らす。
「お呼びでしょうか?」
今日もサエモンが部屋に入ってくる。
「悪いが、背中の枕を取ってくれ。」
「承知しました。」
サエモンは慣れた手つきで枕を外すと、僕を横たえさせる。
「ありがとう。
ところで、マリアとロドルフは?」
「マリア様は買い物へ、ロドルフ様は王都に向かわれました。」
「そうか、わかった。
後はいいよ。」
「では失礼します。」
僕はマリアの自由を奪いたくないし、いちいち細かく詮索もしたくないけれど、最近買い物に行きすぎじゃないのか?
女性とはこんなものなのか?
それとも、もう僕といるのに飽きたとか?
まあ、飽きるのも無理はないよな。
結局、僕はほぼベッドの上にいるだけだし。
でも、本当はもっと一緒にいたい。
だけど、いらないことを言って、マリアに気を使わせたり、嫌がられるのは避けたい。
僕はマリアには自由に過ごして欲しいし、彼女が婚約者としてそばにいてくれるだけで、文句なんて言えない立場だしな。
ロドルフだって、マリアが来る前は陰鬱な僕を、ほぼ一人で支えてくれた大切な側近だ。
最近、留守がちであっても、逆に言えばそれだけ僕が離れても心配ない人間になった証拠なんだから、これはいいことなんだ。
僕は少しずつ昼間、留守が多くなる二人に寂しさを感じながらも、なんとか良い方に捉えて、一人運動をすることにする。
指を動かして、膝を立てる。
最近では、二人がいない時間が増えて、退屈だと感じ、その分運動が進む。
僕は今日も無心で体を動かす。
「ただいま、タイラー様。」
「おかえり、今日は楽しかった?」
「ええ。」
笑顔のマリアが僕の部屋に来て、微笑む。
出かけても帰って来たら、必ず僕の元に来てくれるのが嬉しい。
「何か買った?」
「何も。」
「そうか。」
窓の外から夕陽が差し込み、長い時間を一人で過ごしたと知る。
そして、ついに僕の心にマリアの買い物についての疑問が湧き始める。
ここは、王都ではない。
買い物できる場所は、この付近にはそれほど多くないはずだから、行く場所も限られているだろう。
なのに、こんなに長い時間、何日も見るだけの買い物をするのかな?
何かおかしくないか?
でも、細かいことをマリアに尋ねないと心に決めている。
ネチネチとした嫌味な男にはなりたくない。
「あら、タイラー様、肩に糸くずがついているわ。
取りますね。」
マリアはベッドに寝ている僕に手を伸ばし、糸くずを摘むと、捨てに行った。
ん?
マリアから、何か匂いがする。
臭いわけではないけれど、二人でベッドに並び、本を読む時に感じるマリアの甘い香りとは違う別の匂い。
一瞬だったけれど、これは以前、ロドルフからした不思議な匂い。
ロドルフと同じ所を通ったのか?
今までロドルフとマリア以外でこの匂いを纏っている者はいなかった。
僕は体が不自由だから、僕の世話をする人が近づかないと僕を動かせない事情があり、人との距離がその時はとても近いのだ。
だからこそ、人の匂いに気づくし、今まで嗅いだことのないこの匂いが不思議で仕方がない。
本当にこれは何の匂いなのだろう?
「マリア、今日どこか途中で変わった匂いのところを通ったかい?」
「えっ?
そんなところ通りませんでしたけれど。」
「じゃあ、何か匂いのする物を最近持ち始めたとか?」
「いえ、そんな物もありません。」
「そうか。」
「えっ、もしかして私臭いですか?」
「いや、そんなことはない。
僕の気のせいだよ。」
僕は疑問に思いながらも、これ以上詮索するのをやめた。
「タイラー様、口を濯ぎましょう。」
「うん。」
寝る前にロドルフが部屋に来て、いつものように枕を背中に入れるために、僕に近づく。
その時、やはりロドルフからも最近気になっている匂いがした。
間違いなく、二人の匂いは一緒だ。
二人は同じところを通っているのか?
マリアとロドルフは別々の場所に行っているはずなのに、どうして同じ匂いがするのだろう?
僕は心の片隅で疑念が湧き起こり、抑えようと思っていた思いが大きくなり、ついに無視できなくなったとわかっている。
マリアとロドルフはやはり同じところに行っている。
それどころか、僕に嘘をついて、二人で出かけているのだろうか?
僕はこの答えに向き合うのが怖い。
マリアは僕の婚約者で、ロドルフは僕の側近。
けれど、見方を変えれば、二人はこの邸に住む男と女。
僕を裏切って、実は二人は付き合っているのだとしたら?
でも、もしそれが本当なら、もう僕は完全に孤独で一人ぼっちだ。
だって、僕を支えてくれる何よりも大切な二人に、騙されていたことになる。
そんなはずはないと信じたい。
けれども、僕はこんな体で、マリアが望んでいることを、ほとんどしてあげれていないのだろう。
だから、代わりにロドルフにしてもらっていることがあるのか?
それに、二人はそもそも僕を中心に仲が良い。
僕がいなくても、二人きりで何でもできるのだ。
実際、僕にマリアと婚約した方がいいと勧めてくれたのは、ロドルフだ。
それはロドルフがマリアを気に入り、彼女のそばにいたいと思ったから?
でも、マリアは僕が婚約者だと認めてくれているはずだし、陰で僕を騙すような女性ではないはずだ。
僕は疑惑が頭の中をかけ巡り、同時に胸がギュッと締め付けられる。
とても二人に正面から、「二人は付き合っているのか?」と聞く勇気がない。
その事実に向き合い、それが本当であったなら、僕は生きていく意味を失う。
「どうしたんですか?
タイラー様。
そんな固い顔して。」
「いや、何でもない。」
僕はなんて臆病者なんだろう。
その事実に向き合うのが、何よりも怖かった。
僕はなんとなく窓の外に目を向ける。
庭園は花が咲き、空には雲一つない青空が広がっている。
今日も良い天気だな。
そう言えば、最近ではこんな日が時々ある。
良い天気の日に限って、マリアもロドルフもいない。
僕は背中の枕を取ってもらうために、呼び鈴を鳴らす。
「お呼びでしょうか?」
今日もサエモンが部屋に入ってくる。
「悪いが、背中の枕を取ってくれ。」
「承知しました。」
サエモンは慣れた手つきで枕を外すと、僕を横たえさせる。
「ありがとう。
ところで、マリアとロドルフは?」
「マリア様は買い物へ、ロドルフ様は王都に向かわれました。」
「そうか、わかった。
後はいいよ。」
「では失礼します。」
僕はマリアの自由を奪いたくないし、いちいち細かく詮索もしたくないけれど、最近買い物に行きすぎじゃないのか?
女性とはこんなものなのか?
それとも、もう僕といるのに飽きたとか?
まあ、飽きるのも無理はないよな。
結局、僕はほぼベッドの上にいるだけだし。
でも、本当はもっと一緒にいたい。
だけど、いらないことを言って、マリアに気を使わせたり、嫌がられるのは避けたい。
僕はマリアには自由に過ごして欲しいし、彼女が婚約者としてそばにいてくれるだけで、文句なんて言えない立場だしな。
ロドルフだって、マリアが来る前は陰鬱な僕を、ほぼ一人で支えてくれた大切な側近だ。
最近、留守がちであっても、逆に言えばそれだけ僕が離れても心配ない人間になった証拠なんだから、これはいいことなんだ。
僕は少しずつ昼間、留守が多くなる二人に寂しさを感じながらも、なんとか良い方に捉えて、一人運動をすることにする。
指を動かして、膝を立てる。
最近では、二人がいない時間が増えて、退屈だと感じ、その分運動が進む。
僕は今日も無心で体を動かす。
「ただいま、タイラー様。」
「おかえり、今日は楽しかった?」
「ええ。」
笑顔のマリアが僕の部屋に来て、微笑む。
出かけても帰って来たら、必ず僕の元に来てくれるのが嬉しい。
「何か買った?」
「何も。」
「そうか。」
窓の外から夕陽が差し込み、長い時間を一人で過ごしたと知る。
そして、ついに僕の心にマリアの買い物についての疑問が湧き始める。
ここは、王都ではない。
買い物できる場所は、この付近にはそれほど多くないはずだから、行く場所も限られているだろう。
なのに、こんなに長い時間、何日も見るだけの買い物をするのかな?
何かおかしくないか?
でも、細かいことをマリアに尋ねないと心に決めている。
ネチネチとした嫌味な男にはなりたくない。
「あら、タイラー様、肩に糸くずがついているわ。
取りますね。」
マリアはベッドに寝ている僕に手を伸ばし、糸くずを摘むと、捨てに行った。
ん?
マリアから、何か匂いがする。
臭いわけではないけれど、二人でベッドに並び、本を読む時に感じるマリアの甘い香りとは違う別の匂い。
一瞬だったけれど、これは以前、ロドルフからした不思議な匂い。
ロドルフと同じ所を通ったのか?
今までロドルフとマリア以外でこの匂いを纏っている者はいなかった。
僕は体が不自由だから、僕の世話をする人が近づかないと僕を動かせない事情があり、人との距離がその時はとても近いのだ。
だからこそ、人の匂いに気づくし、今まで嗅いだことのないこの匂いが不思議で仕方がない。
本当にこれは何の匂いなのだろう?
「マリア、今日どこか途中で変わった匂いのところを通ったかい?」
「えっ?
そんなところ通りませんでしたけれど。」
「じゃあ、何か匂いのする物を最近持ち始めたとか?」
「いえ、そんな物もありません。」
「そうか。」
「えっ、もしかして私臭いですか?」
「いや、そんなことはない。
僕の気のせいだよ。」
僕は疑問に思いながらも、これ以上詮索するのをやめた。
「タイラー様、口を濯ぎましょう。」
「うん。」
寝る前にロドルフが部屋に来て、いつものように枕を背中に入れるために、僕に近づく。
その時、やはりロドルフからも最近気になっている匂いがした。
間違いなく、二人の匂いは一緒だ。
二人は同じところを通っているのか?
マリアとロドルフは別々の場所に行っているはずなのに、どうして同じ匂いがするのだろう?
僕は心の片隅で疑念が湧き起こり、抑えようと思っていた思いが大きくなり、ついに無視できなくなったとわかっている。
マリアとロドルフはやはり同じところに行っている。
それどころか、僕に嘘をついて、二人で出かけているのだろうか?
僕はこの答えに向き合うのが怖い。
マリアは僕の婚約者で、ロドルフは僕の側近。
けれど、見方を変えれば、二人はこの邸に住む男と女。
僕を裏切って、実は二人は付き合っているのだとしたら?
でも、もしそれが本当なら、もう僕は完全に孤独で一人ぼっちだ。
だって、僕を支えてくれる何よりも大切な二人に、騙されていたことになる。
そんなはずはないと信じたい。
けれども、僕はこんな体で、マリアが望んでいることを、ほとんどしてあげれていないのだろう。
だから、代わりにロドルフにしてもらっていることがあるのか?
それに、二人はそもそも僕を中心に仲が良い。
僕がいなくても、二人きりで何でもできるのだ。
実際、僕にマリアと婚約した方がいいと勧めてくれたのは、ロドルフだ。
それはロドルフがマリアを気に入り、彼女のそばにいたいと思ったから?
でも、マリアは僕が婚約者だと認めてくれているはずだし、陰で僕を騙すような女性ではないはずだ。
僕は疑惑が頭の中をかけ巡り、同時に胸がギュッと締め付けられる。
とても二人に正面から、「二人は付き合っているのか?」と聞く勇気がない。
その事実に向き合い、それが本当であったなら、僕は生きていく意味を失う。
「どうしたんですか?
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そんな固い顔して。」
「いや、何でもない。」
僕はなんて臆病者なんだろう。
その事実に向き合うのが、何よりも怖かった。
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