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13.変わった依頼
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「タイラー様、こちらに隣の領主であるディクソン公爵から、珍しい依頼の書状が届いております。」
タイラー様が、執務室で書状の専断をしていると、ロドルフが重要案件と呼ばれる書状を差し出した。
マリアはいつものようにソファに座り、ハンカチに刺繍をしていた。
タイラー様のスミレ色のハンカチに刺繍をしている時は、いつも彼の機嫌がいい。
だから、タイラー様へのハンカチに刺している時は時間をかけて丁寧に行い、他の人へのハンカチは素早くと、時間を振り分けている。
最近タイラー様は、ゆっくりと歩けるようになり、仕事をする時は、ベッドを離れて執務室で行うようになっていた。
そのため、私はタイラー様の希望で、机の前に置かれたソファが定位置になっている。
タイラー様はベッドから出た今でも、私がいつも見える位置にいることを好む。
私もその方が嬉しいので、たとえ別々のことをしていても、ほとんどの時間を共に過ごしている。
「どんな内容?」
「クライトン領と接するディクソン公爵の領地をクライトン領にしてほしいという依頼です。」
「領地を譲り渡すと言ってるのか、確かに珍しい話だね。
どんな村なんだろう、地図を見せて。」
タイラー様がロドルフに指示を出すと、すぐにロドルフは地図を広げて見せる。
「ここです。」
「なるほど。」
タイラー様の言葉に、私は気になって、一緒に地図を見ようと立ち上がる。
「マリア、気になるのかい?
おいで、一緒に見よう。」
「はい。」
タイラー様は、私が何か関心を示した時は、いつでも話の輪に入れてくれるし、意見も求める。
その姿勢は、初めて出会った時から、ずっと変わらない。
「ここだよ。」
タイラー様が地図で示した場所は、ディクソン領の広大な森の先にある小さな村が、クライトン領に接した場所であった。
ディクソン領の人にとって、隣接するクライトン領に入る前の休憩地として適した村のように思える。
「どうしてディクソン公爵は、この村を手放したいのでしようか?」
「うん、地図だけなら、この村には充分な価値があるように見えるよね。」
「はい、よくわかりませんね。」
「では、調査役を派遣しますか?」
「いや、僕が直接見に行く。
領地は領主にとって貴重だ。
その村を譲り受けるかどうかは、結局、実際に見てみないと判断できないだろう。
父上への報告も必要だからね。」
「タイラー様、その村まで行くとなると、かなりの距離を移動することになりますので、数日がかりになると思いますが、お身体の方は大丈夫ですか?」
ロドルフは心配そうに、タイラー様に問いかける。
タイラー様は、今ではゆっくりと歩けるので、数時間の視察ならば問題なくこなせるが、泊まりがけで出かけることはこれまでなかった。
「心配いらないよ、父上からこの別邸周辺の領地を託されているんだ。
しっかり治めるてみせるさ。
ロドルフ、宿を手配してくれ。
マリア、君も一緒に来てくれるね。」
「もちろんですわ、タイラー様。
私はあなたが行くところならどこでもついて行きますし、何だか旅行のようでワクワクします。」
「君は変わらないね。
じゃあ、旅行だと思って楽しもう。」
「はい、タイラー様。」
「ロドルフ、宿は安全で僕の寝室を通らないと、マリアの部屋に行けないような造りのところを探すんだ。」
「かしこまりました、タイラー様。
でも、そんな宿が見つかるかどうか…。」
「それなら、宿を貸し切りにして、マリアの部屋の前の廊下に僕のベッドを置いて眠るよ。
それを置けるぐらい廊下が広い宿を探すんだ。
マリアが安全で無ければ、僕は安心して眠れそうもない。」
「でしたら、私はサイモンと同じ部屋でもいいですよ。
彼が私のそばにいれば、タイラー様も安心でしょ?
でも、本当はサイモンはタイラー様をお守りする方ですけど。」
「サイモンと一緒なんて、ダメだ。
僕は違う意味で心配で眠れない。」
「タイラー様、それサイモンが知ったらきっと怒りますよ。」
「サイモンが忠実であることは、わかっている。
だけど、ダメなんだ。
マリアのそばで男が眠るなんて、どうしても許せない。」
「では私は、タイラー様と同じ部屋に泊まりますか?」
「マリア様、それはいけません。」
「ロドルフ、まだ女性の護衛は育たないのか?」
「はい、女性は元々力が弱く、男性と対峙した時にマリア様を守るのには、弱すぎます。
現段階では、五人ほど必要かと。」
「じゃ、六人の女性部屋になるのね。
楽しそうだわ。」
「うん。
それは仕方がないね。
眠る時はそれでいいとしても、今後出かけるたびにマリアが窮屈に感じてしまう。
せめて二人で警護できるようにしないとな。
三人は少し離れて、ついて歩くのが良いか?」
「タイラー様、出かける時はそこまでしていただかなくても大丈夫です。
何度も言いますが、私はただの令嬢ですから。」
「ごめん、これだけは僕の納得のいくように好きにさせて。
僕が戦えない以上、こうするしかないんだ。
他のことなら、マリアが自由にしていいから。」
タイラー様は、私の手を取ると、切なげに紫色の瞳で訴えかける。
そう言われてしまうと、私は弱い。
「わかりました、タイラー様。」
二人が手を取り見つめ合っていると、溜息が聞こえる。
「このやり取りは何回目ですか。
もう僕はお腹いっぱいです。」
ロドルフは呆れた様子で、宿を探すために執務室を後にする。
「ふふ、そうですよ。」
「ロドルフは僕の気持ちをわかっているはずなのに。」
「わかっていても、お腹いっぱいだと言うことですよ。」
「そうか。
でも、仕方がないよ。
マリアほど大切なものは、僕にはないのだから。」
「タイラー様、ありがとう。」
数日後、私達一行は領地の視察と村の譲渡という名の旅行に旅立った。
タイラー様が、執務室で書状の専断をしていると、ロドルフが重要案件と呼ばれる書状を差し出した。
マリアはいつものようにソファに座り、ハンカチに刺繍をしていた。
タイラー様のスミレ色のハンカチに刺繍をしている時は、いつも彼の機嫌がいい。
だから、タイラー様へのハンカチに刺している時は時間をかけて丁寧に行い、他の人へのハンカチは素早くと、時間を振り分けている。
最近タイラー様は、ゆっくりと歩けるようになり、仕事をする時は、ベッドを離れて執務室で行うようになっていた。
そのため、私はタイラー様の希望で、机の前に置かれたソファが定位置になっている。
タイラー様はベッドから出た今でも、私がいつも見える位置にいることを好む。
私もその方が嬉しいので、たとえ別々のことをしていても、ほとんどの時間を共に過ごしている。
「どんな内容?」
「クライトン領と接するディクソン公爵の領地をクライトン領にしてほしいという依頼です。」
「領地を譲り渡すと言ってるのか、確かに珍しい話だね。
どんな村なんだろう、地図を見せて。」
タイラー様がロドルフに指示を出すと、すぐにロドルフは地図を広げて見せる。
「ここです。」
「なるほど。」
タイラー様の言葉に、私は気になって、一緒に地図を見ようと立ち上がる。
「マリア、気になるのかい?
おいで、一緒に見よう。」
「はい。」
タイラー様は、私が何か関心を示した時は、いつでも話の輪に入れてくれるし、意見も求める。
その姿勢は、初めて出会った時から、ずっと変わらない。
「ここだよ。」
タイラー様が地図で示した場所は、ディクソン領の広大な森の先にある小さな村が、クライトン領に接した場所であった。
ディクソン領の人にとって、隣接するクライトン領に入る前の休憩地として適した村のように思える。
「どうしてディクソン公爵は、この村を手放したいのでしようか?」
「うん、地図だけなら、この村には充分な価値があるように見えるよね。」
「はい、よくわかりませんね。」
「では、調査役を派遣しますか?」
「いや、僕が直接見に行く。
領地は領主にとって貴重だ。
その村を譲り受けるかどうかは、結局、実際に見てみないと判断できないだろう。
父上への報告も必要だからね。」
「タイラー様、その村まで行くとなると、かなりの距離を移動することになりますので、数日がかりになると思いますが、お身体の方は大丈夫ですか?」
ロドルフは心配そうに、タイラー様に問いかける。
タイラー様は、今ではゆっくりと歩けるので、数時間の視察ならば問題なくこなせるが、泊まりがけで出かけることはこれまでなかった。
「心配いらないよ、父上からこの別邸周辺の領地を託されているんだ。
しっかり治めるてみせるさ。
ロドルフ、宿を手配してくれ。
マリア、君も一緒に来てくれるね。」
「もちろんですわ、タイラー様。
私はあなたが行くところならどこでもついて行きますし、何だか旅行のようでワクワクします。」
「君は変わらないね。
じゃあ、旅行だと思って楽しもう。」
「はい、タイラー様。」
「ロドルフ、宿は安全で僕の寝室を通らないと、マリアの部屋に行けないような造りのところを探すんだ。」
「かしこまりました、タイラー様。
でも、そんな宿が見つかるかどうか…。」
「それなら、宿を貸し切りにして、マリアの部屋の前の廊下に僕のベッドを置いて眠るよ。
それを置けるぐらい廊下が広い宿を探すんだ。
マリアが安全で無ければ、僕は安心して眠れそうもない。」
「でしたら、私はサイモンと同じ部屋でもいいですよ。
彼が私のそばにいれば、タイラー様も安心でしょ?
でも、本当はサイモンはタイラー様をお守りする方ですけど。」
「サイモンと一緒なんて、ダメだ。
僕は違う意味で心配で眠れない。」
「タイラー様、それサイモンが知ったらきっと怒りますよ。」
「サイモンが忠実であることは、わかっている。
だけど、ダメなんだ。
マリアのそばで男が眠るなんて、どうしても許せない。」
「では私は、タイラー様と同じ部屋に泊まりますか?」
「マリア様、それはいけません。」
「ロドルフ、まだ女性の護衛は育たないのか?」
「はい、女性は元々力が弱く、男性と対峙した時にマリア様を守るのには、弱すぎます。
現段階では、五人ほど必要かと。」
「じゃ、六人の女性部屋になるのね。
楽しそうだわ。」
「うん。
それは仕方がないね。
眠る時はそれでいいとしても、今後出かけるたびにマリアが窮屈に感じてしまう。
せめて二人で警護できるようにしないとな。
三人は少し離れて、ついて歩くのが良いか?」
「タイラー様、出かける時はそこまでしていただかなくても大丈夫です。
何度も言いますが、私はただの令嬢ですから。」
「ごめん、これだけは僕の納得のいくように好きにさせて。
僕が戦えない以上、こうするしかないんだ。
他のことなら、マリアが自由にしていいから。」
タイラー様は、私の手を取ると、切なげに紫色の瞳で訴えかける。
そう言われてしまうと、私は弱い。
「わかりました、タイラー様。」
二人が手を取り見つめ合っていると、溜息が聞こえる。
「このやり取りは何回目ですか。
もう僕はお腹いっぱいです。」
ロドルフは呆れた様子で、宿を探すために執務室を後にする。
「ふふ、そうですよ。」
「ロドルフは僕の気持ちをわかっているはずなのに。」
「わかっていても、お腹いっぱいだと言うことですよ。」
「そうか。
でも、仕方がないよ。
マリアほど大切なものは、僕にはないのだから。」
「タイラー様、ありがとう。」
数日後、私達一行は領地の視察と村の譲渡という名の旅行に旅立った。
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