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第四章 憧れないからヤってしまおうと思います・編
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馬車の乗り心地が最悪だったので、バレないように結界でクッションを作ってみた。
使い方のコツを掴めば結界はかなり便利だ。
──我も長く生きているが、結界をそんな風に使っている人間ははじめて見たぞ。
見た目はシマエナガなので表情は読めなかったが、ピヨさんの声には楽しそうな響きがあった。こんなことになって怒っているかと思っていたので良かったと思う。
マップで確認したところ、王都は思いの外近かった。このまま行けば夜には着くらしい。進んでいる方向は分からないけど、地名を見て近いかどうかくらいは流石に分かった。
エルナトの街はヒロインの実家であるカストル男爵家の領地に隣接している。そしてカストル男爵家の領地は王都にとても近かった。
ヒロインの実家が王都から離れていたら何かと不便だからかな?馬車旅なんて慣れてないからこっちとしては助かったけど。
「さて・・・」
馬車の中は私たちだけだったのでゆっくりリストの確認することにした。
----------
リスト『異世界でやってみたい50のこと』
達成可能(7)
★王族を見てみたい
★騎士団長様に会ってみたい
★異世界旅行をしてみたい
★こっちの世界にない景色を見てみたい
★宿屋に泊まってみたい
★いろんな種族に会ってみたい
★討伐をやってみたい
未達成(13)
達成済み(30)--新規(1)・確認済み(29)
★異世界ならではの乗り物に乗って見たい
----------
やっぱり達成可能リストの項目が増えていた。内容を見ても、エルナトの街にいても達成できそうにない項目ばかりだ。
騎士団長様には会ってみたかったけど、王族は面倒くさいから遠目に見るだけで良かったんだけどなと思う。このままいけば確実に王女様には会うことになるだろう。
あと『異世界ならではの乗り物』が馬車だったことは不本意だ──まぁ、馬車にも乗ってはみたかったので、仕方ないと思うことにしよう。
本当は飛竜とか飛竜とか飛竜に乗りたかったんだけど。ああ、なぜ私は『飛竜に乗りたい』と──・・・
まぁ楽しみなものもあるしと、私はワクワクして王都到着を待った。
★
軽く手を振りながら嬢ちゃんが乗り込んだ馬車は、騎士が騎乗すると直ぐに出発してしまった。
「ス、スピカちゃん!!」
ミモザが声をあげるが、叫んでも声は届かない・・・届いてもどうなるものでもない。
「ミモザちゃん、先生。状況を説明して貰えるか?」
アルゴルは二人に声を掛けた。
怪我はスピカの治癒魔法で治っても壊れた椅子は直らない。無事な椅子だけを並べると四人で座り、ミモザ達は今の状況をアルゴルとリゲルに説明した。
最近王女が自分の病気を治す為、騎士に『女性で治癒魔法を使える者』を集めるよう指示を出したとの噂は聞いていた。そして、その命を受けた騎士がかなり乱暴な方法で該当の者を集めていると。
だが、まさかこんなに早くこの街に手が及ぶとは思ってもみなかった。わかっていたらレグルスを街から出さなかったのに。
アルゴルは泣きながら話すミモザに声をかけた。
「あまり詳しくは話せないが、嬢ちゃんなら大丈夫だ。嬢ちゃんの周りは世界最恐の布陣だからな」
むしろ心配するべきは王宮や騎士の方だろう。
「結局力にはなれなかったな」
アルゴルは馬車の向かった先に視線を投じた。
★
予定通り、夜遅くに王都に着いた。
馬車の中で、今回の目的地が王都──それも王宮とのことでピヨさんからフードはしっかり被るように、そして紅さんを収納に入れておくようにと言われた。
それは王宮に入るときに武器の類いは持ち込めないだろうし、最悪取り上げられる──事は無いだろうが、そもそも私以外の者には持つことすら出来ないと知られれば面倒なことになるだろうから、とのことだった。
そう言えば物語でも王族との謁見の際や王宮内は帯剣が出来ないという記述のあるモノがあったっけ。
──今なら星良の色と治癒魔法が衝撃的すぎて、紅が背中から消えていたとしてもアヤツら如きが気付くことはないだろうからな。
と言って、ピヨさんは鼻で笑った。・・・声の感じではね。
さすがにこの時間から王宮には行かないらしく、立派な宿屋に連れていかれた。
連れてきたのは平民だけど、付き添っているのは貴族(多分)の騎士だから安い宿屋は選択肢に入ってなかったのか、スピカの髪色とあの治癒魔法で貴族の関係者か、そうでなくともどこぞの家に養子に入る可能性を考慮したのかは分からないけど、ラッキーだった。
高級宿でも馬車から部屋までは歩かないといけないため人目に付く。それで無くてもこの宿には貴族ばかりだからフードを被っていて正解だった。
私はいかにも高級そうなエントランスを通り、部屋に案内された。
逃げ出さないように見張るためか扉の前には騎士が立つらしい。
私は扉を開けても部屋に入ってこられないように結界を張り、異世界の宿屋をじっくり見学した。
貴族用の宿だからだろうか。部屋はリビングと寝室に分かれており、なんと風呂がついていたのだ!
ご飯も部屋に運んできてくれたしとても美味しくて、残してきた人達の心配を余所に私はとてもご機嫌でフカフカなベッドに入ったのだった。
ぬいぐるみサイズになって貰ったピヨさんを抱き締めながら──
翌日、私は騎士達によって王宮の中でも王女宮という所の一室に連れてこられていた。
街に来た騎士は王女宮の中までは入って来れないらしく、途中で見なくなった。
連れてこられた部屋にはまだ十代にも満たない子供と二十代の女性、そしてお年寄り──三名の女性が怯え、身の置き所がない様子で立っていた。この人達もミモザさんと同じような感じで連れてこられたんだろうか。
騎士はここで待てとだけ言い残してさっさと退出して行ったが、チラリとみると扉の前には見張りの騎士が立っていた。
「あなた、大丈夫?乱暴されなかった?」
自分のことで精一杯だろうに、二十代の女性が私を心配して話しかけてきてくれた。強く握られたのか、手首に内出血の跡があり、髪も乱れていた。
子供は女性のスカートにしがみついている。親から無理矢理引き離され、連れてこられたんだろう。大泣きしたようでまぶたが腫れていた。
きっとこの女性はミモザさんみたいに優しい人なんだろうと思う。
「皆さんも治癒魔法が使えるからここへ連れてこられたのですか?」
私がそう尋ねると、女性が不安そうに答えてくれた。
「確かに治癒魔法は使えるけど、とても弱いの。王女様の病気の治癒なんかとてもじゃないけど出来ないわ。他の二人も一緒よ」
七星が言っていた言葉を思い出す。『体が弱いとかなんとか言ってワガママばかりの王女様』『絶対貧血かなんかだと思うわ!』だっけ。
そこに一人の大柄の騎士が二人の騎士を従えて入ってきた。
昨日の騎士とは違い立派な装甲にに身を包んでいる三十後半から四十代くらいの男性だ。身長も百九十センチ位はありそう。短く切りそろえた黒みがかった髪の所々に金髪のメッシュが入っている。
この世界には髪を染めるという技術は無いらしいから、元々ってことだよね。毛根、どうなっているのかな?ちょっと羨ましく思っていると騎士が言った。
「騎士団長のアトラス・ジュノーだ」
え!騎士団長!?生騎士団長だ!
リストに上がっていたから会えるとは思っていたけど、こんなに早く会えるとは思ってなかった!
私は感動に打ち震えたけど、それは次の台詞で一気に冷めた。
「王女殿下の召喚に応じて貰い感謝する──」
「はぁ?あれが召喚ですって?白昼堂々行われた誘拐の間違いでしょう?」
思った言葉は口をついて出ていた。
使い方のコツを掴めば結界はかなり便利だ。
──我も長く生きているが、結界をそんな風に使っている人間ははじめて見たぞ。
見た目はシマエナガなので表情は読めなかったが、ピヨさんの声には楽しそうな響きがあった。こんなことになって怒っているかと思っていたので良かったと思う。
マップで確認したところ、王都は思いの外近かった。このまま行けば夜には着くらしい。進んでいる方向は分からないけど、地名を見て近いかどうかくらいは流石に分かった。
エルナトの街はヒロインの実家であるカストル男爵家の領地に隣接している。そしてカストル男爵家の領地は王都にとても近かった。
ヒロインの実家が王都から離れていたら何かと不便だからかな?馬車旅なんて慣れてないからこっちとしては助かったけど。
「さて・・・」
馬車の中は私たちだけだったのでゆっくりリストの確認することにした。
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リスト『異世界でやってみたい50のこと』
達成可能(7)
★王族を見てみたい
★騎士団長様に会ってみたい
★異世界旅行をしてみたい
★こっちの世界にない景色を見てみたい
★宿屋に泊まってみたい
★いろんな種族に会ってみたい
★討伐をやってみたい
未達成(13)
達成済み(30)--新規(1)・確認済み(29)
★異世界ならではの乗り物に乗って見たい
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やっぱり達成可能リストの項目が増えていた。内容を見ても、エルナトの街にいても達成できそうにない項目ばかりだ。
騎士団長様には会ってみたかったけど、王族は面倒くさいから遠目に見るだけで良かったんだけどなと思う。このままいけば確実に王女様には会うことになるだろう。
あと『異世界ならではの乗り物』が馬車だったことは不本意だ──まぁ、馬車にも乗ってはみたかったので、仕方ないと思うことにしよう。
本当は飛竜とか飛竜とか飛竜に乗りたかったんだけど。ああ、なぜ私は『飛竜に乗りたい』と──・・・
まぁ楽しみなものもあるしと、私はワクワクして王都到着を待った。
★
軽く手を振りながら嬢ちゃんが乗り込んだ馬車は、騎士が騎乗すると直ぐに出発してしまった。
「ス、スピカちゃん!!」
ミモザが声をあげるが、叫んでも声は届かない・・・届いてもどうなるものでもない。
「ミモザちゃん、先生。状況を説明して貰えるか?」
アルゴルは二人に声を掛けた。
怪我はスピカの治癒魔法で治っても壊れた椅子は直らない。無事な椅子だけを並べると四人で座り、ミモザ達は今の状況をアルゴルとリゲルに説明した。
最近王女が自分の病気を治す為、騎士に『女性で治癒魔法を使える者』を集めるよう指示を出したとの噂は聞いていた。そして、その命を受けた騎士がかなり乱暴な方法で該当の者を集めていると。
だが、まさかこんなに早くこの街に手が及ぶとは思ってもみなかった。わかっていたらレグルスを街から出さなかったのに。
アルゴルは泣きながら話すミモザに声をかけた。
「あまり詳しくは話せないが、嬢ちゃんなら大丈夫だ。嬢ちゃんの周りは世界最恐の布陣だからな」
むしろ心配するべきは王宮や騎士の方だろう。
「結局力にはなれなかったな」
アルゴルは馬車の向かった先に視線を投じた。
★
予定通り、夜遅くに王都に着いた。
馬車の中で、今回の目的地が王都──それも王宮とのことでピヨさんからフードはしっかり被るように、そして紅さんを収納に入れておくようにと言われた。
それは王宮に入るときに武器の類いは持ち込めないだろうし、最悪取り上げられる──事は無いだろうが、そもそも私以外の者には持つことすら出来ないと知られれば面倒なことになるだろうから、とのことだった。
そう言えば物語でも王族との謁見の際や王宮内は帯剣が出来ないという記述のあるモノがあったっけ。
──今なら星良の色と治癒魔法が衝撃的すぎて、紅が背中から消えていたとしてもアヤツら如きが気付くことはないだろうからな。
と言って、ピヨさんは鼻で笑った。・・・声の感じではね。
さすがにこの時間から王宮には行かないらしく、立派な宿屋に連れていかれた。
連れてきたのは平民だけど、付き添っているのは貴族(多分)の騎士だから安い宿屋は選択肢に入ってなかったのか、スピカの髪色とあの治癒魔法で貴族の関係者か、そうでなくともどこぞの家に養子に入る可能性を考慮したのかは分からないけど、ラッキーだった。
高級宿でも馬車から部屋までは歩かないといけないため人目に付く。それで無くてもこの宿には貴族ばかりだからフードを被っていて正解だった。
私はいかにも高級そうなエントランスを通り、部屋に案内された。
逃げ出さないように見張るためか扉の前には騎士が立つらしい。
私は扉を開けても部屋に入ってこられないように結界を張り、異世界の宿屋をじっくり見学した。
貴族用の宿だからだろうか。部屋はリビングと寝室に分かれており、なんと風呂がついていたのだ!
ご飯も部屋に運んできてくれたしとても美味しくて、残してきた人達の心配を余所に私はとてもご機嫌でフカフカなベッドに入ったのだった。
ぬいぐるみサイズになって貰ったピヨさんを抱き締めながら──
翌日、私は騎士達によって王宮の中でも王女宮という所の一室に連れてこられていた。
街に来た騎士は王女宮の中までは入って来れないらしく、途中で見なくなった。
連れてこられた部屋にはまだ十代にも満たない子供と二十代の女性、そしてお年寄り──三名の女性が怯え、身の置き所がない様子で立っていた。この人達もミモザさんと同じような感じで連れてこられたんだろうか。
騎士はここで待てとだけ言い残してさっさと退出して行ったが、チラリとみると扉の前には見張りの騎士が立っていた。
「あなた、大丈夫?乱暴されなかった?」
自分のことで精一杯だろうに、二十代の女性が私を心配して話しかけてきてくれた。強く握られたのか、手首に内出血の跡があり、髪も乱れていた。
子供は女性のスカートにしがみついている。親から無理矢理引き離され、連れてこられたんだろう。大泣きしたようでまぶたが腫れていた。
きっとこの女性はミモザさんみたいに優しい人なんだろうと思う。
「皆さんも治癒魔法が使えるからここへ連れてこられたのですか?」
私がそう尋ねると、女性が不安そうに答えてくれた。
「確かに治癒魔法は使えるけど、とても弱いの。王女様の病気の治癒なんかとてもじゃないけど出来ないわ。他の二人も一緒よ」
七星が言っていた言葉を思い出す。『体が弱いとかなんとか言ってワガママばかりの王女様』『絶対貧血かなんかだと思うわ!』だっけ。
そこに一人の大柄の騎士が二人の騎士を従えて入ってきた。
昨日の騎士とは違い立派な装甲にに身を包んでいる三十後半から四十代くらいの男性だ。身長も百九十センチ位はありそう。短く切りそろえた黒みがかった髪の所々に金髪のメッシュが入っている。
この世界には髪を染めるという技術は無いらしいから、元々ってことだよね。毛根、どうなっているのかな?ちょっと羨ましく思っていると騎士が言った。
「騎士団長のアトラス・ジュノーだ」
え!騎士団長!?生騎士団長だ!
リストに上がっていたから会えるとは思っていたけど、こんなに早く会えるとは思ってなかった!
私は感動に打ち震えたけど、それは次の台詞で一気に冷めた。
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