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第九話 願望-2
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懐かしいシルフィエット。彼女が恙なく過ごしているのを見られただけでも、道に迷った甲斐があったと言うもの。
エカテリーナがシルフィエットの姿を見て最初に思ったのがそれだ。そして、ボナレスからベグロンドへ向かいながら、ほぼ反対方向のメストロアルの城館に着いてしまった自分を慰めた。
昨夜は懐かしさも相まってシルフィエットの寝室まで足を運んだものの、シルフィエットに気付かれた気がして焦ってしまった。未だこの世を彷徨っているところを彼女に見られるのが恥ずかしい。隠したくなるほどの失敗を見られるような恥ずかしさなのだ。
それでも翌朝になると、エカテリーナはボナレス伯爵がそうであったようにシルフィエットにも自身の姿が見えているのか確かめることにした。シルフィエットの視界に入る場所に佇むだけのことである。
すると彼女はこれと言った反応を示さない。やはり見えてはいないのだと考え、それならばと、ここに滞在する間は彼女の傍らに居ることにした。ここは目的地ではないので近い内に出立するが、それまでの間くらい別れを惜しんでも良い筈だ。
そうしてシルフィエットの行く先々に付いて回ったエカテリーナだったが、朝食の間に知った真実には衝撃を受けた。あろうことか、彼女の父親であるメストロアル侯爵がボナレス伯爵を焚き付けたと言う。
シルフィエットは声が荒げてメストロアル侯爵を詰る。あたかも誰かに聞かせようとするかのように。
そして激高する侯爵の様子に、彼女の言葉が真実なのだと悟らされた。家族で親交のの有ったメストロアル侯爵さえもが仇だったのだ。感じるのは憤り。これでは共に処刑されてしまった人達とシルフィエット以外の全てが仇ではないかと思えもする。
夕食の時、見られていると感じた。やはりシルフィエットには見えているのだろうか。エカテリーナは小首を傾げつつ考える。
だが、気付かれていてもいなくても同じこと。譬えシルフィエットに仇為すのだとしても、真実を知ったからにはメストロアル侯爵を生かしておくことができない。そうしなければ憤りが消えてはくれない。
でも、シルフィエットには生きていて欲しい。できれば自分の分まで幸せになって欲しい。これだけは以前と変わらずに思う。彼女の父を殺そうとしながらなのだから、身勝手で矛盾している。
だから侯爵の命だけでメストロアルへの復讐は収めようと、エカテリーナはこの時点では考えていた。
◆
夜半、メストロアル侯爵は一日の仕事を切り上げた。寝室までの廊下は灯りに乏しい。既に殆どの燭台の火が落とされて僅かな数だけが光を放っている。そんな中、床で何かがその微かな光を反射していた。
屈んでその正体を確かめれば剥き身のナイフであった。食事用のナイフであれば使用人の不手際をまず疑っただろう。だがダガーだ。何者かが故意に持ち込まなければここに落ちる筈がない。
伯爵は怪訝に顔を歪めつつ、その柄に手を伸ばす。するとナイフがすっと滑るように手許から遠ざかる。
一旦引いた手の平を見て首を傾げる。それからまた伸ばす。やはりナイフがすっと遠ざかり、今度は宙に浮いた。
侯爵が瞠目する中、ナイフは更に遠ざかり、今度は勢いを付けて迫り来る。切っ先が向かうのは屈んだ首元だ。
伯爵はその場で身構える。そしてその意図通り、ナイフが刺さる寸前で回避する。
ところがこの時ばかりは間違いだった。伯爵と入れ替わるように人影がナイフの前に立ち塞がる。鈍い音に続いてくぐもった苦悶の声が響く。液体の滴る音が響く。異変を察知した侯爵は振り向く。
立っていたのは、短剣に胸を貫かれたシルフィエットであった。
「シルフィエェーット!!」
侯爵の絶叫が城館に木霊した。
シルフィエットは頽れるように、ゆっくりと仰向けに倒れる。その目はただ虚空を見詰める。
侯爵の声を聞いた幾人もの警備兵や使用人が駆け付け、シルフィエットの姿を見て絶句する。
「リーナ……何もできない……私を……憎ん……ちょうだ……。だけど……あなたの……手で……死ね……て……しあ……わ……」
シルフィエットが言葉に出来たのはそこまでだった。ゴホッと小さく咳き込んで口から血を溢れさせる。目から急速に光が失われる。後はもう、力無く横たわるだけだった。
すると、シルフィエットに刺さっていたナイフが独りでに抜け、行き場を失ったように宙を彷徨い始めた。周囲に走るのは戦慄。
「短剣が! 短剣が! 勝手に! 嫌ーっ!!」
メイドの一人が腰を抜かしてガタガタ震え、錯乱したように叫び続けた。
◆
『シルフィ……』
命が消えていくシルフィエットをエカテリーナは呆然と見詰めた。
周りが喧騒に包まれる中、命の炎が消えたシルフィエットの身体から白い光が湧き出して人の姿を形作る。
『シルフィ……』
エカテリーナが名を呼ぶと、人影はにっこりと笑い、エカテリーナを抱きしめた。そして、そのまま光となって散った。
『嫌ぁぁーっ!!』
エカテリーナは絶叫し、シルフィエットの身体からナイフを抜く。そしてその傷を塞ごうとする。傷を塞ぎさえすればまた動き出すと信じるかのように。
だが、勿論塞がりはしない。譬えこの場で塞がったとしても、冥府に旅立った後のシルフィエットが息を吹き返すことは無い。
塞がずとも流れ出さなくなった血が、その現実を突き付ける。
『どうして!? どうしてシルフィが!? どうして私がシルフィを!? 生きて欲しかったのに! 私の分まで生きて欲しかったのに!』
この時、エカテリーナは自分の中で何かが壊れる音を聞いたような気がした。
◆
シルフィエットに刺さっていた短剣が独りでに抜けたことで、集まっていた人々が動揺する。短剣の切っ先が改めてメストロアル侯爵の首筋へと向かう。辛うじてそれを腕で払い除けた侯爵の袖口に血の染みが広がる。けたたましい悲鳴を上げながら使用人達は逃げ、警備兵達は短剣へと掴み掛かった。
呆気ないほど簡単に短剣は取り押さえられた。警備兵が短剣をその場でへし折る。それで安堵したのか、警備兵が折った刃先へと手を伸ばす。
だがそれは不用意な行動であった。刃先が警備兵の手を擦り抜けるようにぬるりと動き、彼の首に突き刺さる。
「ごふあっ……」
警備兵が倒れ臥す。その警備兵の剣が独りでに抜けて宙を舞う。驚愕と狼狽に支配される他の警備兵達。宙を舞う剣はメストロアル侯爵の首を貫いた。
惨劇の一夜はここから始まった。
◆
一夜が明けて尚、火に包まれるメストロアル城館。そしてその城下町。城にも町にも無数の骸が横たわり、燃え盛る炎が残った人々に絶望を与えていた。
人々には何故自分達がこんな目に遭ったのか知る由もない。
ただ、生き残った幾人かは目撃していた。無差別に殺戮を行ったのがワインレッドの豪奢な衣裳に身を包んだ若い女だったことを。
そして認識した。惨劇はエカテリーナ・ハイデルフトの怨霊がもたらしたものであるのだと。
エカテリーナがシルフィエットの姿を見て最初に思ったのがそれだ。そして、ボナレスからベグロンドへ向かいながら、ほぼ反対方向のメストロアルの城館に着いてしまった自分を慰めた。
昨夜は懐かしさも相まってシルフィエットの寝室まで足を運んだものの、シルフィエットに気付かれた気がして焦ってしまった。未だこの世を彷徨っているところを彼女に見られるのが恥ずかしい。隠したくなるほどの失敗を見られるような恥ずかしさなのだ。
それでも翌朝になると、エカテリーナはボナレス伯爵がそうであったようにシルフィエットにも自身の姿が見えているのか確かめることにした。シルフィエットの視界に入る場所に佇むだけのことである。
すると彼女はこれと言った反応を示さない。やはり見えてはいないのだと考え、それならばと、ここに滞在する間は彼女の傍らに居ることにした。ここは目的地ではないので近い内に出立するが、それまでの間くらい別れを惜しんでも良い筈だ。
そうしてシルフィエットの行く先々に付いて回ったエカテリーナだったが、朝食の間に知った真実には衝撃を受けた。あろうことか、彼女の父親であるメストロアル侯爵がボナレス伯爵を焚き付けたと言う。
シルフィエットは声が荒げてメストロアル侯爵を詰る。あたかも誰かに聞かせようとするかのように。
そして激高する侯爵の様子に、彼女の言葉が真実なのだと悟らされた。家族で親交のの有ったメストロアル侯爵さえもが仇だったのだ。感じるのは憤り。これでは共に処刑されてしまった人達とシルフィエット以外の全てが仇ではないかと思えもする。
夕食の時、見られていると感じた。やはりシルフィエットには見えているのだろうか。エカテリーナは小首を傾げつつ考える。
だが、気付かれていてもいなくても同じこと。譬えシルフィエットに仇為すのだとしても、真実を知ったからにはメストロアル侯爵を生かしておくことができない。そうしなければ憤りが消えてはくれない。
でも、シルフィエットには生きていて欲しい。できれば自分の分まで幸せになって欲しい。これだけは以前と変わらずに思う。彼女の父を殺そうとしながらなのだから、身勝手で矛盾している。
だから侯爵の命だけでメストロアルへの復讐は収めようと、エカテリーナはこの時点では考えていた。
◆
夜半、メストロアル侯爵は一日の仕事を切り上げた。寝室までの廊下は灯りに乏しい。既に殆どの燭台の火が落とされて僅かな数だけが光を放っている。そんな中、床で何かがその微かな光を反射していた。
屈んでその正体を確かめれば剥き身のナイフであった。食事用のナイフであれば使用人の不手際をまず疑っただろう。だがダガーだ。何者かが故意に持ち込まなければここに落ちる筈がない。
伯爵は怪訝に顔を歪めつつ、その柄に手を伸ばす。するとナイフがすっと滑るように手許から遠ざかる。
一旦引いた手の平を見て首を傾げる。それからまた伸ばす。やはりナイフがすっと遠ざかり、今度は宙に浮いた。
侯爵が瞠目する中、ナイフは更に遠ざかり、今度は勢いを付けて迫り来る。切っ先が向かうのは屈んだ首元だ。
伯爵はその場で身構える。そしてその意図通り、ナイフが刺さる寸前で回避する。
ところがこの時ばかりは間違いだった。伯爵と入れ替わるように人影がナイフの前に立ち塞がる。鈍い音に続いてくぐもった苦悶の声が響く。液体の滴る音が響く。異変を察知した侯爵は振り向く。
立っていたのは、短剣に胸を貫かれたシルフィエットであった。
「シルフィエェーット!!」
侯爵の絶叫が城館に木霊した。
シルフィエットは頽れるように、ゆっくりと仰向けに倒れる。その目はただ虚空を見詰める。
侯爵の声を聞いた幾人もの警備兵や使用人が駆け付け、シルフィエットの姿を見て絶句する。
「リーナ……何もできない……私を……憎ん……ちょうだ……。だけど……あなたの……手で……死ね……て……しあ……わ……」
シルフィエットが言葉に出来たのはそこまでだった。ゴホッと小さく咳き込んで口から血を溢れさせる。目から急速に光が失われる。後はもう、力無く横たわるだけだった。
すると、シルフィエットに刺さっていたナイフが独りでに抜け、行き場を失ったように宙を彷徨い始めた。周囲に走るのは戦慄。
「短剣が! 短剣が! 勝手に! 嫌ーっ!!」
メイドの一人が腰を抜かしてガタガタ震え、錯乱したように叫び続けた。
◆
『シルフィ……』
命が消えていくシルフィエットをエカテリーナは呆然と見詰めた。
周りが喧騒に包まれる中、命の炎が消えたシルフィエットの身体から白い光が湧き出して人の姿を形作る。
『シルフィ……』
エカテリーナが名を呼ぶと、人影はにっこりと笑い、エカテリーナを抱きしめた。そして、そのまま光となって散った。
『嫌ぁぁーっ!!』
エカテリーナは絶叫し、シルフィエットの身体からナイフを抜く。そしてその傷を塞ごうとする。傷を塞ぎさえすればまた動き出すと信じるかのように。
だが、勿論塞がりはしない。譬えこの場で塞がったとしても、冥府に旅立った後のシルフィエットが息を吹き返すことは無い。
塞がずとも流れ出さなくなった血が、その現実を突き付ける。
『どうして!? どうしてシルフィが!? どうして私がシルフィを!? 生きて欲しかったのに! 私の分まで生きて欲しかったのに!』
この時、エカテリーナは自分の中で何かが壊れる音を聞いたような気がした。
◆
シルフィエットに刺さっていた短剣が独りでに抜けたことで、集まっていた人々が動揺する。短剣の切っ先が改めてメストロアル侯爵の首筋へと向かう。辛うじてそれを腕で払い除けた侯爵の袖口に血の染みが広がる。けたたましい悲鳴を上げながら使用人達は逃げ、警備兵達は短剣へと掴み掛かった。
呆気ないほど簡単に短剣は取り押さえられた。警備兵が短剣をその場でへし折る。それで安堵したのか、警備兵が折った刃先へと手を伸ばす。
だがそれは不用意な行動であった。刃先が警備兵の手を擦り抜けるようにぬるりと動き、彼の首に突き刺さる。
「ごふあっ……」
警備兵が倒れ臥す。その警備兵の剣が独りでに抜けて宙を舞う。驚愕と狼狽に支配される他の警備兵達。宙を舞う剣はメストロアル侯爵の首を貫いた。
惨劇の一夜はここから始まった。
◆
一夜が明けて尚、火に包まれるメストロアル城館。そしてその城下町。城にも町にも無数の骸が横たわり、燃え盛る炎が残った人々に絶望を与えていた。
人々には何故自分達がこんな目に遭ったのか知る由もない。
ただ、生き残った幾人かは目撃していた。無差別に殺戮を行ったのがワインレッドの豪奢な衣裳に身を包んだ若い女だったことを。
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