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22の扉 生成の場
自覚 2
しおりを挟む「幾重にも 連なり 繋がる 私」が
キラキラと 反射する光の中で。
いつの間にか みんなが
「いつか視た 煌めく多胞体」を スペースに象っているのが 観える。
なる ほど
そういう こと
確かに「どの私」も「こうしてキラキラといろを変えて」
「臨機応変に存在している」し
「それはこうして同時展開していて」
「私は 多次元的に存在している」
あの時 せかいが 「観せてたやつ」って
「こういうこと」、なんだ。
「 なるほど 」
結局
とどのつまり、
「すべてが己に帰結した私」が 気付くべきことって。
「私が世界であるという自覚」、
それが「まだ常態になっていない」ということだ。
そう いつだって"大切なのは 自覚"で。
そもそも
本来
私は「かたちないもの」、「無から発した無」であるからして
「そのまま」ではなにも形に出来ず、物理次元に「表す手段を持たない」。
だからこうして
「幾つものヴェールを纏い」、
「無数の点を繋ぎ」
「描く手段を構築してきた」のだが
今は その逆を辿って。
そのすべてのヴェールを脱ぎ、
鮮やかに光り、放って
ここからの道を進む 必要がある。
そして極め付けに
この、どれもこれもは「自らが創ってきたパラドックスの中」なのだから
そこに自分が嵌って「ややこしい」とか
そんな事を言っている 場合ではないのだ。
だから 「ふぅ」と大きく一拍、息を吐いて。
「この状況の中で」
「自分の位置を自覚し」
一旦虚空へ回収して眼を閉じ
もう一度開いて 世界を 視る。
その「積んできたもの」を最適に最善に 使うこと
それが
その場 その場で「合わせた"入り口"を開けること」
「最適な触媒であれること」で
それは「カメレオン性質」を持つ自分にとっては
ある意味「自然であり過ぎること」の為、
認識できていなかった特質の一つに 違いない。
そう、
「物語の始まり」に現れる、「導き役」
怪しげな世界へ連れて行ってくれる「アレ」が 私で。
段々と
徐々に
引き込まれてゆくストーリー、
そこから始まる冒険 いろんな経験
それから得られる学び 自分を知ること
そして いつの間にか始まっている「真実への道」
その合間、合間に現れる節目で「色々な役」をしているのが私であり
「次への扉」だ。
そして、私は「扉役」や「目印」は やるが
「それはただの標」であり「決断するのは相手」、
それはどこでも 変わらない。
あくまで、主は 「世界を観ながら自分の物語を織っているだけ」であり
「私が今 織っている部分が「自分が標をやっているところ」」
そういう構図なんだ。
なるほど?
そう いう 感じね ?
「現実に展開している世界状況」
「私の日常」
そして「私の果たしている役割」
それは「様々な次元が交錯する景色」で、主である私は
そこを 上手く渡って「自分の必要を集め」「物語を織らなければ ならない」。
例えば
こうして「二人とお茶を飲んでいるところ」も
その視点で視れば いろんな次元が重なっている。
レナとアラル、私の三人がこうしてお茶を飲んでいる
「一番重い ところ」
二人の話を回収している私がいるスペース、
「想像空間」
そのすべてを観ている「わたし」の視点という
「せかい視点」
それらの「どこにもいる私」が
その時その時で「最適な想像をし」、
「適切な役割を果たして」
「その結果を回収し」、
「それを観て 理解、納得をして」
「そうして、世界を創ってゆくのだ」。
それが、さっき感じた「時所で変わる私の役割」で
「道標」であり「入り口」
そして「触媒」で「気流」で ある。
その「適応して変化する役割」が
「普通 役割とはこうである」という、思い込みのヴェールに阻まれ、見えなかったから
この「観える位置」に来るまで 混乱していたのだ。
なる ほど 。
「シン」とする、自分の中で。
「思い込みとは」
「こうもあらゆるレベルで蔓延っているものか」と
我ながら感心してしまうけれど
確かに私は「あらゆるレベルの自分が創ってきたパラドックス」に とんでもなく上手く収まっていて、
だからここまで「ありありとした体感を持って 表と裏を経験しているのだ」。
「 てか。 うん 」
しかしまさか
「これって なんでなんだろう」と、いつでもせかいとバランスを取っていたことが
「こう、繋がる」とは。
"想像以上のこたえ"で
せかいに感心してしまうけれど
それだってこうして一呼吸おいてみると、
「確かに」
「成る程?」
「そりゃそうだよね」と思えてくるんだから
やはりこれも自分の采配で きちんと組んできた、「こと」なんだろう。
「道標を経て」
「入り口へ辿り着いたならば」
「拓く触媒となり」
「その奥へと続く 流れに乗せる」
確かにそれは
「どの私」もピタリとくる役割で
自分がその時々で
「きちんとその役割を果たし」
「ここまで道を実際に繋いできた」のが わかる。
こうして それを一列に整列させて視れば
それがちゃんと繋がっていて。
自分の中で"きちんと光っている"のが
しっかりと感じれられるからだ。
ふむ。
だから、
ここで視れば
「必要を集めること」や「理解」、「整理」は
すべて「その材料集め」で。
その、「あらゆる次元での関わり」「実践」が
描く物語に奥行きのある信憑性を与える材料となり
美しい煌めきとなって
「"あるところ"へ辿り着いた者」「真理を追い求める者」にとって
響くおとに、成るんだ。
「 確かに。 成る程 。」
「大丈夫?」
「大丈夫よ、それは放っといても。」
「そう?フフ、そうね。」
だから その「せかいが提示した 大きなこたえ」を
大きく頷いて 納得して。
「その私を見て 笑っている二人」を観て 釣られて笑い、
大きな一件落着に
胸を 撫で下ろしたので ある。
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