透明の「扉」を開けて

美黎

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22の扉 生成の場

入り口

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その夜、自分のところ虚空に帰ってから
 
  「今日の収穫」

 その「自分のなかみ」を 改めて確認して。


「    やっぱり。 」


  「それ」は 「ある」ことを確かめ

 そしてそれもまた「初めからあったこと」で
 「私はせかい」の理由内容と繋がったこと
 
そうして「すべての繋がり」の感触を確かめてみると
 確かに「せかい」は充満していて
実際「自分」が「粒子で出来ているのだ」と 納得している自分が いる。


   そうなのだ
  こうして実際「虚空」で 確かめてみると。

  
    「光の虚空」と いう
  「真っ白な中に光の粒子が舞うせかい」
    と
  「自分の内側にある せかい」という
   「無限の可能性が蠢く紫紺深淵のせかい」

 その「いろ波長」は全く違って いて
  けれども「性質が異なる同じ種類のものだということ」、
  それは わかるんだ。


「  うん 」

 そして「その」という最大のポイントは
 「内側のせかいは 未知枠外を含むこと」
  即ち「私の」で

 確かに「それ入り口」は光の虚空にはない性質であり
 「働きの異なるところ」

だから「私の欲していたもの」が「その入り口であったこと」が ここに来てわかる。


   成る程確かに。


 こうして寝そべって 廻る光を眺めていると感じるけれど
ここ虚空は「ジワジワと拡大してくくりを拡げる性質を持っており」
 それは私の理解と共に成長するものだが
 「行き先」と


 そう、今の私に必要なのは 
 「世界を飛び越して繋がれる入り口」であり
 「直接引っ張って来れるところ」

「その感覚」だけは以前から持っていたが 「実際使えるところ入り口」は
 確かに持って発現していなかった。


    「せかいの粒子」

 「物質になる前のエネルギー状態のところ」
  「形 なく」
  「縁取りもなく」
  「ただ 光があるところ」で
  強いて言うなら「いろ」がある ところ

 その「いろの点描」が集まり「かたち」と成って
 映し出されているのが「世界」、そう「スクリーンのなかみ内容」で ある。


「   うん   それで。 なんだっけ。 「世界現実」は 今関係ないんだよね。 それが 全くない、せかい 。」

 今 私の前にデデンと大きくアピールしている真理は

  "結局 私がせかいだということ"と
  "だから「なかみ」が「せかい」で
   

  その「繋がりの先のいろ」と
  「繋がりの先へと続く」、
   それだ。


「  ふむ」

  なにか まだ「深い意味」がある気がするけれど
 実際、今 みんな光達が「そうだそうだ」と強調してくる部分はそこで

  「私は自分の中心に「繋がりの入り口」を持ち」
  「そしてそこからコミニケーションが図られる」

  それが メインの部分なのだ。



 実際「場所」や「位置」

  「いろんなところ」を想像して当て嵌めてみたけれど
 何処も合わずに「ここ」へ辿り着いた理由はそれで

 「私が「ほんとう真理」に繋がれる場所」が「自分の内側である」から、
 「そこにしかならない」のだ。


「  確かに。  なるほど ?」


   "己の内側に 未知を招く入り口を持つこと"

 それはきっと、「誰にとっても そう」ではあるのだろうけど
「私はせかい」としている自分がそこに辿り着いた意味は 殊更に大きい。


「   ふむ。」

 そして「その理由」は何であれ、
 「今自分が」が重要だということ

確かにはっきりとしたこたえは視えないけれど
 「その繋がりの先が重要」なことだけは
はっきりと認識できる。



    くるくると 目の前を渦巻くいろ粒子

  「私の光達」
         「既知のひかり」


それを眺めていると スルリと納得が降りてくるけれど。

 ここから私は「これまでより大きく手を伸ばして」
  「傾かないせかい宇宙」と共に
 せかいを織り進めて行く。

だから
 またここで
「場を 新たにこれまでと関係のないところ次元で持つ必要があるし」
「その未知を受け入れる度量のあるスペースが必要だったのだ」。



    なる  ほど  ね ?



 そうして「纏まり始めた カケラ達」

それを観て 「なにか足りない部分」を思うけれど。

 実際 今「組まれているかたち」は
  「新しく稼働する"私というところ"」
  その「自分の中のイメージ」であるし
 みんな光達はカケラを組んで最適を表そうとスムーズに働いているけれど
  なんだか
  なにか
 が思い付くべきもの
      足しておくとしっくりくるものが
  ある気が する。


「   うん 」

 一旦、みんなの動きをじっと眺めて。

  その 行程を読み 
  「出来上がり」を想像すると
 確かに「足りない部分がある」のはわかるけれど

 「なに」を「どう」、嵌めればピタリとくるのかは試さねばならなくて
それならば、とくるくると可能性の中を探して
 「そこにピタリと嵌ってくれる 個性的ないろ」を
 サクサクと検索してゆく。


   ああ
       成る程  か 。


 しかし「その検索」は 長くは続かなくて。

「探し始めた自分」を 観て
「そのこたえを発見した」
 自分の欲しかった個性的ないろが「枠外」にあることを観て、
 「」に 気が付いたのだ。


「   成る程。」

 そう、
 先程「自分のなかのせかい」を描いた 時

 は「せかいの粒子」を

 「物質になる前のエネルギー状態のところ」
  「形 なく」
  「縁取りもなく」
  「ただ 光があるところ」で
  強いて言うなら「いろ」がある ところ

 その「いろの点描」が集まり「かたち」と成って
 映し出されているのが「世界」、


だけど そこなかにあるのは
 「ただのいろ」では ない。

 これもまた「ことば」で表す必要があるからわかり辛いけれど
 「これまでのいろ」は所謂「波長」で「波動」
  感情と紐付いた「大まかなイメージ」に近いもので
  「それが映像になる必要があるから 雰囲気いろを擁する」
 そんな感じだった。

だが
 「これからのいろ」は「

 そこが最大の特徴で最高の可能性を持つ理由

 縛りから遠くにあるものであり
 何にでも成るが
 なにでもないもの

即ち「ことばにできないなにかのもの」で 
 「私がずっと表したかったもの」の「」だ。


「   えっ  うん、    ふふ」

 なにか
 「納得」と「驚き」と「困惑」

そんな感情がふわりと舞っていて ちょっと可笑しくなってきたけれど

 「ことばにできないなら 表現できないじゃん」という気持ちと
 「だけど ここでこう来たからには手段が出てくるってことでしょ」という
 「制限と無限の共演」、それがとても 自分らしくて。


   "どうせ また 「あ~ そういうことか」って
    超えてくんでしょ"という

  みんな私達のこえが 聴こえてくるからして
  これ以上、追うのは止めて
 眼を閉じ せかいの成るに 任せる。


 なんか
 とりあえず ここまで来たら。

 は 面白がっているだけでいいし
  何が起きても 理由はわかる視える
 だから安心してせかいに任せていれば良くて

 本当に「その時の最善を採ればいいだけ」なのだ。



「  ん? てか そもそも私、「自分の新しい行きたい場所」、考えてただけじゃなかった ?」

 そうして最終的に「その そもそも論」に気付きながら。

しかし
 「新しく生まれ出た 自分のなかのせかい」に満足して
 ほうっと息を吐き そのまま真ん中で それを感じてみる。


  「それ」は 「ハート」というよりは「真ん中」

  ほんとうに「自分の中心」にあって
   ほんのりと温かなエネルギーに繋がるところ入り口

 これから私がいつでも「いる ところ」であり
 「使える 動力源」でもある。


 だから そのぜんぶに 感謝しながら。

  ウトウトと 消えてゆく体感と共に

   その光へ 融け込んで行ったので ある。









   
 
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