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23の扉 新世紀
浸染
しおりを挟むすべてが 纏まる「すっきりとした 感覚」
これまでよりも
「ずっと近く感じられる天と地」。
それは 新しい「体験」であり
新鮮な 「体感」でもあるから
今を 目一杯感じ、自然に過ごして。
「常態にすること」
それだけが 今唯一、道の上にあるのが 視える。
「 うん。 」
乾いた 崖下からの心地良い風を 頬に受けて。
相変わらず 誰の気配もない「あの場所」へ佇んでいると
「この空気」が一番 落ち着くのがわかるし
「それを体感させる為に」、自然と足がここへ 向かっていたのが わかる。
そう、それも 自然なタイミングで。
きちんと 足は私を旧神殿へ運んでおり
そこには「かなり薄くなった あの跡」と
下にも広がり続く雲の美しい形が待っていて
主へ「確実に変化している体感」を押印しているのだ。
"現実で裏にある感覚を体験していたこと"
確かに 「ここ」へ 立っていると。
「誰にも認識されない自分」がとても心地良かった理由もわかるし、
それが今の「スペクトルを放浪している姿」だから、
心地良かったのだと わかる。
そして「ここに至る道を 得る為に」。
その感覚を 疑似体験して鐘を鳴らしていた自分に感心しながら
「廻っている 螺旋」を 視るんだ。
ふむ 。
真っ直ぐに 白い雲を捉えた先に視える、
"自分を取り巻く 大きな螺旋"
それは
確かに「わたし」が「私」の為に引いていた道で
すべてが"私"へ帰結する"螺旋の道"
なんと表現すればいいか わからないけれど
きっとそれは「集中点である自分」を別角度から表現したもので
「ゴールから観た 集中点の図」だと思う。
今はまだ はっきりと視えないけれど。
「この点が根源に辿り着けばゴール」なのだから
「結局すべてが集結しているのはここで」、
「そのすべてを持って 私は根源に辿り着くのだ」。
「 ふむ 」
そして
こうやって「移動する視線」を自由に遊ばせておくと
「すべては 然るべきところへ纏まる」からして
ひとつ、息を吐き
再び眼下へ広がる「乗れそうな雲」に 視線を移す。
「 うん、 まあ、「乗れる」だろうけど。 それは置いといて。 ちょうどいい頃合かな、うん。」
こうして あちこちに視点を飛ばしながらも
足裏の「大地」を感じて。
一度眼を閉じ「暴風の世界」を映し、
そこを「目を逸らさずに 眼を開けて観て」
「然るべき様に展開している世界に感謝しながら」
いざ、
「超えてある世界」に眼を向け カケラ達を並ばせてゆく。
「 ふむ そう、なる よね。」
順繰りに 「並ぶ色」
その「様々な時代」は
スペース内で 綺麗に「濃度別」に並べられ
"「知っていた頃から 忘れ去った今」まで"
わかりやすく「繋がりの濃さ」を表すから
それを観ているだけで「次の展開が どう成るのか」
ある程度 予想できる。
まあ
その「ある程度」と言うのは
"ここから始まるみんなの動き"
それに左右され事象が決まるからして「完全にこうなる」という未来はないけれど
「方向性は決まっている」、そういうことだ。
「 まあ、 結局「ひとつ」に向かって。 動いてますからね。」
"すべてとの 繋がり"
それに向けて動く時代
成る程確かに、こうして広く観れば。
文字も なかった時代から
インターネットもない時代、
そして「今」まで
そもそも「私」は繋がっていないと思ったことがなくて
ある種の「前提」の上で 動いていた。
そう、あの「謎の絶対感」
「みんな持ってるし」「知ってる」
「結局 繋がってる」という
「必ず根底に持っていると思っていた」アレは
結局"すべての奥底 真ん中にある「根源」"で、
今 視ればそこから繋がっていた「道」の作用であり
私をここまで導いてきた「意思の光」、
つまり「発露」で「焔」、「光」に転換したアレで ある。
だからここで もう一度 眼を細めて。
その時々 「いろんな時代」を しっかりと視る。
「 なるほど?」
「今」が「繋がり」へ向かう為に動いていること
それを1の扉で視れば
「一人一台端末」へと展開してゆき「実際の繋がり」が
「ほんとうの繋がりへ転化するための触媒であること」がわかるし
こちらの世界で視れば
「今の流れ」が「新しい繋がりを生み出して」
「個々の光が発現すること」を促し世界が纏まってゆくこと
何より「私がそう描いていること」が浮かんでいて
それは「光の網でみんなが繋がること」と同義で。
「いつかの景色」、
あの「光を送り合っていた仲間」
その存在と同じものになると いうことが わかる。
「 ま、 その為に「進化」が必要ってことね。」
そして大きく 息を吐くと。
ここで一旦「ここまでのすべて」をくるりと纏め
「違和感なく透る」のを確認しながら真ん中へ手を当て納め、
「また持って進むこと」、
その矢印の上へ戻り
ついでに「ジャリリ」と 靴の下の小石も鳴らして「彼方と此方」を繋げ
「近く観える遠くの雲」も 眺める。
うん。
ここで きちんと
こうして「なかのふるえ」と「そとの感覚」を 合わせて。
「感覚と行動を一致させておくことで」、このいろが
私にとって「自由に呼び出し使えるツール」になる。
それは「おと」や「におい」と同じく「触れると直ぐに呼び覚ませる その時のいろ」で、
これがあるから私は光の網を使うのが上手いのだ。
「 なるほど?」
ちゃんと意識したことは無かったけれど
「これ」も
「自分が自然とやっていたこと」で「光の網を敷く手段のひとつ」
即ち「繋がりの理由」で
「自分が世界を歩くのが得意な意味」、
その「備えて来た装備」なのが わかる。
私は「息を吸う様に「世界」に「いろ」を押印しているから」、
「景色から様々ないろを引き出して使える」のだ。
そして「いろを自由に使えること」、その最大の利点は
持ち前の想像力で「世界のいろを変えられること」
そこにある。
「 確かに?」
目の前の「殺風景な景色」、それを観て確かめてみるけれど
「ここに自分の思ういろを持ってきて」
「それを体感する」、私はそれが得意で
「自分を楽しくすること」
「なり切ること」
「気分の切り替え」をいろんなところで活用している。
だから「それ」が ここで生きて。
結果
「私のいろ」に世界は染まり始めているし
今「創世神話は始まっているのだ」。
「 ふむ 」
その「やっていること」、一つ一つを視るとややこしくなるけれど
結論を一言で言えば「ミクロレベルで経験を活かし 行動している」
そういうことである。
だけどこの「いろんなぜんぶ」は
「己の経験から導き出した最善策」を「微細な動きひとつからやっているだけ」の結果で
実際 私の最大の装備は。
「根気」、いや
「自分の道をやり遂げるチカラ」、それなんだろう。
どこまでも微細に「存在の快適さ」を追求する光は
「日常の些細なこと」、そこに意味があると きちんと発見して。
「それを生かして 自分に還ること」、
その「なんでもない在り方」が 世界のチカラになることを 取り戻したのだ。
「 そう か。 なるほど 。 そう だったもんね 。」
だから
そこに気付くと同時にまた、耳のそばで 「ヒュウ」と鳴る風に 感謝して。
みんなが 「そうだよ」という声を
「ありがとう」って 聞いていたんだ。
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