透明の「扉」を開けて

美黎

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23の扉 新世紀

三点合一

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   ふぅ 。


 ようやっと「自分のなか」が 落ち着いて
 のんびりと ハーブティーを啜りながら
  「飛び交う矢印」を 眺めていると。

 なんとなく
 「エローラのお腹の子」は「女の子」なのがわかるし
 「その子もこの会話に「いろ」で参加している」のが視えるから
いつものお茶会の風景が なんだか新しい景色に 観える。


   ふむ ?


  そこから改めて
 ぐるりと 静かな水色の店内を見渡すと。

 「眠っている商品達」と
 「姦しい接客用私達のテーブル」との温度差が改めて感じられ、
 ひとり クスクスと笑ってしまう。

 落ち着いた青に塗り替えられた表の看板の上には
  「本日 お休み」の水色の札が掛けられているのが見えて
照明が落とされた店内は さながらシャットでの女子組、四人の秘密基地の様だ。



    ふふ  なんか「この空気」も

     懐かしい よね

   うん


   でも そうねぇ

    
    リュディアの結婚式からも「二年」

  そりゃ
     エローラに子供ができてもおかしくないわ

   しかし  ホント

     「時が経つの」は 早い な ?

  でもそれって
  「時が経ってる」ってか
  「時を跳んでる」から なの か ふむ

    「ポンポン跳んで ここに来た」のかな

    どうなってるんだろ

   そこら辺も 視たい な ~



そう
実際
 リュディアの結婚式からも「もう二年」、経っているらしくて
そこにも驚いた私は「自分の時計と年表」を修正し始めたみんな光達に仕事を任せ
 「三人の会話中 飛び交う矢印」を観て楽しんでいる。


   くるくる シュンシュンと 飛び交う矢印

  それと同時にくるくると廻るせかい

 三者三様の「彩の世界」が交錯する様は
  何よりも美しくて ことばを失う。


 それぞれが お互いを尊重しながら新しい色を出し合い、
 吟味されたそれを実行するから
 その効果がゆっくりと波及して
自然に世界の環境が善く楽しくなり、調和になる道筋が視えること

 
 「この景色に浸っているだけで 気持ちいいし」
  ほんとうに私は 
 ここで「この景色を観ているだけ」で 楽しくて。

「ああ これなら世界はやはり大丈夫だ」と「太鼓判を押している自分視点」を 眺める。

 
  成る程? 「これ」を観に来たのか ?


 そう思いながらも「仕事をしているみんな光達の帰り」を待ちつつ、自分の視点を総合し
「世界の流れ」、その大まかな方向を掴み 年表へ組み込んでいく。


「   うん?」

 そう、して、くるくるとスペースを徘徊する
  ふと 気が付いた点は。

 「自分年表の中で 」で
  確かにそれは「事実」、
 そして「今日の収穫 自分の道の上の三点」と「そこ」が
  リンクするのが わかる。


    ふむ ?


 そう、「目の前に広がる心地よい景色」は
  最近の私の常態とも言えて 
思えばここのところずっと、「身の回りに摩擦の景色は ない」。

 そりゃ、「外」を観れば いくらでもあるけれど。

 「自分の範囲管轄」がすっきりしているから、
「今の時期が最高にクリアである」のが 視えるのだ。


「   ふむ。」

そして「自分年表」とは
 「物理次元の時間軸で時代の流れを表したもの」であり
 「今の私は最後最高の部分」だから
「一番クリアな時代である」のは、ある意味当然とも言える。

「   あ  そうか。 成る程?  そういうこと ?」

 そしてまた
 重ね重ね言うが
 「今の私」は「最後の私」で
 「ここまでずっと繋がっていた最終形態最高傑作なのだ」。


 だから ここへ来てやっと
 「始まり発露」=魂
 「終わり」=体
 「その間の道のり行為」が いろになって。
 
  「その三つの世界次元」を
  「そこから適切なから」、
  「新しい世界が創造できて」
   それは形になってゆくのだ。


「    な~ る ほど 。」


   "「目的」「行動」「手段」の一致"


  それは今
  「目的発露」から
  「手段クリアな器
  「行動実際の動き」と相まって
 「根源からの道を歩く自分の光」とピタリと一致し
 に その


「   なる  ほど ? だから「ぜんぶ 自分に帰結する」んだ 。」

  
  "はっきりとひかる 「意思の光発露」"

    "浄められた 

   "それを持ち 真ん中にある


 確かにそれは「何処をどう観ても私に繋がる道」を
  示していて。

  「そのいろしかない」から
  なにが どうやっても「そうなる」のだ。


それは 即ち「世界は私のいろになる」ことを指し示していて
 自分がこのまま進んでさえ、いれば「それが そうなること」も 示して いる。


「   なるほど 「自然と変わる」には。 ここでは 「時間が必要」だもんね。」

 そして因みに
「それが そう見えない理由」は
 「従来の視点で見ているから」であり
 きちんと眼で観れば は「規定通りの道を辿っている」。
  
 そう、結局「視点が何かのタイミングでずれる時」に
 「不安になったり」
 「自分を疑ったりするだけ」で
それも「ほんとうに自分がかわかれば」、すべては解決するのだ。



    た し か に 。


 
  「だから そう言ってるじゃん」、と
 またその声が聞こえてくるけれど
わかって繋げていなかった私」は大切なことに気付けていなく、
 この最大のポイントを見逃していたに 違いない。


「そうよ」
「そうね」
「まあ わかっちゃいたけど」
「そう」
「なに?はっきり視える様にはなったけど」
だとわかってなかった」
「それね」
「うん」

「結局「どこ観てるか」問題よね」
「うん」
「その「走ってるライン」が見えないから混乱する」
「まあ」
「そもそものそもそも、「世界を創る行程」は逆だし」
「そう こっちうらからだし」
「まあそこは超えないと見えないところだから」
「でもさ、現実世界にも、「ある」じゃん」「ああ」
「その行程はね」
「うん 思い付いて、決めて、作るよね?」
「まあ そうね」
「だけどそれが存在自分に適用されない」
、と思っちゃうから」
「勝手に区別してる」
「うん」
「まあ 気付いたら「世界」、終えなきゃいけないから」
「そうね 目が逸らされる」
「だから やっぱりぜんぶタイミング」
「うん」

「「死を 超えたところにある」」
「「「そう、私達すべての次にあるもの」」」
「領域外」
「学んだ、その先」

「だから 「新しい光」も入ってきた」
「そう」
「もう視線の先は全然違うってことよ」
「でも 結局そこをまた、わかんなかったんだ」
「そう」
「なにが 結局 に なってたのか」
「質」
「いろだよね」
「まあ 質と量」
「そうね」
「強さとも言う」
「うん」
「強い、って言うとなんか アレだけど」
「まあ」
「拡大できない」
「強くないとね」
「拡げなきゃいけないから」
「うん」
「創れないんだ」
「そう からね」
「おんなじだもんね 拡大も繋ぐも 創るも」
「そうね」
「じわっと拡がる」
「くくりを伸ばして」

ことばかたちにすると 違ってきちゃうもんな」
「うん」
「表現方法って いっぱいあるから便利だけど」
「そう 」
「形にすると 違ってきちゃうからね」
「まぁね」
「だから「いろ」を観れれば楽なんだよ」
「そうね~」
「まあ だからこれからそうなるってことで」
「うん」
「じゃあよろしく~」
「「「「はい」」」」


    まあ  確かに  

    結局、そうだわ 。


 そうして「みんな私達の会話」を 
  じっと聴いていた私は
 そのまんま 再び眼を瞑って。

 それをまた ゆっくり飲み込むために 
  クッキーを一枚、手に取ったので ある。





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