透明の「扉」を開けて

美黎

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23の扉 新世紀

喪失

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   喪ったもの

   失われたもの

   喪った様に見えるもの


   もう二度と会えないと思ってしまう様な 出来事。


  「流れゆく 世界」のなかで。


   「それ喪ったもの」を探して旅することは
  古来からずっと続く構図で
   「とても奥深い物語」だ。


  
   「ひとつの言葉」では
   「短い文章」では

  とても語り尽くせない、「誰しもが含む 物語」。



   捻くれて 絡み合って
  美しく混じり合い複雑に捻じ曲がって
   だが尚純粋さを併せ持つ「愛おしい物語」。


    そして
  「それを喪うからこそ また新しい世界が顕れる」、
   「現実という 物語」。



 
   "ここに 「確かにある」"

     けれども

   "決して 「見えない」もの"。

     
   
  それは「喪う」けれども「含んでいるもの」で
   「取り去ることのできないもの」
   「本質の領域にある 宝物じぶん」だ。

   

  その「見えない厚み」を持つ今
   「少しずつそのかたちを反映する世界瞬間」は
  更に その精度を増してきたが。


  それも
  また
  「自分の角度が増えたから」であるし
  「このどんどん視える様になってくる深層真相」が
    美し過ぎて 言葉にできない。




 
    成る程?


    だから これが

  "の観たかったものか"

   
  ふと、
   そう気付いて。


  「この湧き出た感覚」が すんなり腑に落ちたから

   最後の回収までを静かに済ませ
   世界へ 戻ることに した。




  
  
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