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24の扉 クリスタル
区切りと公布
しおりを挟む目に 見える形で
具体的に 世界が変わろうとしている。
それに伴っては「いいことに見えるもの」も
「悪い様に見えること」も
沢山「起こる」けれど
その「どれも」は変化の途中にある「落ち着くまでの時間」で
「新しい形態に慣れる為のむずむず期間」だ。
「念願の新しい家に引っ越し後 落ち着くまでの時間」
「新しい髪型に慣れるまでの時間」
「「自分の新しい生き方」を「日常」に変えるまでの時間」。
そんな風に 私達は「そうなる」までに時間を必要とするけれど
その間も「意識を高く保つこと」は必要で「このむずむず」を嫌な方へ持って行かないことが重要なポイントだ。
そう、「むずむず」は「違和感」だから。
ともすれば「下方に」変化することもあって、
そうならない様にする為にも「目的意識」と「前提」は とても重要である。
"自分が なんの為にそうしているのか"
"そうすることで どうなるのか"
そこへきちんと意識を置いて
しっかり歩むことが 必要なのだ。
テーブルに置かれた沢山の関連書類
ここから始まる「範囲を超えた繋がり」
「青色」「金の家」という新しい共通認識
それを繋ぐ「具体的な人達」
だけど「ほんとう」は
「ぜんぶ 私の範囲」だということ。
この「範囲」とは
勿論、「金の家として含む範囲」でもあるが
「管轄」という意味以外にも
「認識内」
「意識内」
そして「反映」、
即ち「自分が思う様に展開する場所」という意味で
「主の責任ある場所」ということである。
「 ふむ。 これが全部、「金の区画」。「金の家」 だけど「実際」は 」
そうして
私がつらつと「地図全体」を眺めていると
思い出した様に本部長が「そこから繋がる話」を繰り出してきた。
「それで、今度の春の祭祀に合わせてこれを発表する。「金の家設立」、いや「再興」?お前は何が良いと思う?…ラピスには知らない者も多いしな。だが「設立」ではないんだが。」
「 なるほど? でも、「命名」で良いんじゃないですか? だって今ある「青いところ」が「金の家になる」ってことですもんね?」
「…………成る程?そうか?」
一旦黙って「検討」しているウイントフークをおいて、
私のスペースはくるくると廻り出し
「金に縁取られている青色」が展開している。
そして
「この 文言」は 実際みんなの目に耳に触れないかも知れないけど。
こうして「それを繋ぐ 細かなピースの一部であることばを重要視してくれること」が嬉しくて
「彼の想像がピタリと嵌まる様に」後押しし、落ち着いたこの空間に"金色の粒子"を放つ。
"私が 「そう意図して」
空間に放つ 「いろ」「チカラ」「エネルギー」"
それはふわりと光の霧の様に拡がって
「いつもの書斎」を明るく彩ってゆく。
「 うん。」
"これ"は
実際 目に見えるものではないけれども
"エネルギー的にあるもの"で
これまで私が実際使ってきた「まじない」「チカラ」
「意思のチカラ」であり
実際空間に作用しているものだ。
そしてこれが「積もって形に成る」から、
「そういう風に物事は流れるし」
「世界が光の骨組みに変わってゆく」。
「 なるほど?」
そう、こうやって
自然に 計画段階から流れている「光の影響」を受けて
光が組み込まれてゆき 世界は芯から変わっていく。
こうして「意識的に」光を撒いている時も
「真剣に」これからの話し合いをしている時も
「どうしたらすべてにとって最善か」考えている時も
きちんと主が主の位置を違えず「そうしたならば」、
光は自然と降り 世界へより深く広く浸透する。
だから 真剣に「祭祀の内容」について考え始めた彼を観ながら もう一度しっかり、「彼をも」包んで。
その光景を肴にして ゆっくりとお茶を啜っていた。
「ラピス以外にはきちんと「公表」する形がいいだろうな。「披露目の席」に、祭祀を使う。」
「まあ、あそこは「金」とか「銀」は関係無いからな。俺の見立てで知っている奴はいない。………森くらいか?だがザフラ達には今更だろうな。」
「成る程?森か………」
「実質、随分前から変化はしているが、今はまだ名目上奴らが長の役割をしているからな。しかし、実情が知れ渡った事を踏まえ「上」が変わった事はきちんと公布せねばならんだろう。切り替えの意味含めて、な。」
「なにしろ区切りは必要だよね。人々にとっちゃ、「上」がどうだろうが関係ないだろうけど、やはり搾取から与える者に変わった事は知らせねばならないだろうよ。そこまで内情を読み取れている者は少ないだろうが、だからってきちんとしないのはこの後に、良くない。」
「まあ、そうだろうな。ちゃんとハッキリさせて、クリアにして進めないと必ず問題は起きてくる。」
「ああ。」
「ラピスとシャットはまあ、受け入れられるだろうが。残り二つは、荒れる覚悟はした方がいいだろうな。」
「直接的には一番、神殿だろうけど。…それでもこの子が居たから、まだいいかも知れないな。」
「……あの、「青の少女」の件はどうなってる?少し調べてみてくれ。」
「わかった。」
「後は。出来るだけの根回しはしておくが、そこから出てくる結果は受け止めて一つ一つ対処していくしかないだろう。」
「………それが、私たちの仕事だからね。」
「ああ。」
じっと座って三人の話を静かに聞いていると
「三人の想定しているこれからの運び」と
「私が思う これからの世界」の高さが
ずれているのが はっきりと視える。
だから
そっとまた光を漏らすと。
「その道の先を視て 自分は何をするのか」、
早速ふわふわと廻る「光達」を遊ばせながら
それが「丁度いいかたち」に収まるまで
優しく見守っていたので ある。
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