透明の「扉」を開けて

美黎

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24の扉 クリスタル

主のやること

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  「これから起きること」について
  は どうするのか検討すること

 それは「対策を考える」ではなく
    「どう空気風向きを変えるか」、そんな話である。


 三人がまだ あれこれ話し合っている白い書斎で
 「私ひとり」、狭間異空間へ ポンと出て。

   「世界スクリーン」から離れ
   そして「それ世界」を観て
   ただ現状実際を把握し
   適切な「処置をする」のだ。

 
「    ふむ。 」

 そして「処置」とは
「それに対して自分が動く内容を考える視る」と言うより
「その道筋を上方修正する」が近く、
 
  「今 下がっている予測を超え」
  "本質の高さへ持っていく"

   そんな様な「こと」だ。


しかし
それ修正は「これまでの脳」を持っていると不可能であり
例えどんなアイディアを出しても「下方止まり」だし
「あり得ない」と諦めてしまいがちである。

 だからここで「不可能を可能にする」、ならではの「超越性が必要」で
 「なんでもありの柔軟性があるから」
 「それは成る可能」。


   これまでの「道筋から」、
   「自由に」「制限なく」、

 それはこの切り替えの時期 正に必要な行為やり方であり
ここでが取るべき「行動動き」、「エネルギーの使い方」だ。

 そして「そのジャンプした先を
  「そう行動する」。

それを経て祭祀を行ったならば すべては「丸く収まる成功する」し
 本部長達の目的は高いレベルで果たされるだろう。

 だから その諸々を踏まえて
 「「自分が取るべき」」を せかいの中から探り出すべく、
 もっと 高度を上げて行った。




   そうねぇ さっき 
  イストリアが 「搾取から 与えるへ」って
     言ってたけど。

   「そこから派生する影響」って
    あの クテシフォンみたいなやつでしょ?
   
  なんか
    「信じていたものが そうじゃなかった」とか
  「愕然とする」やつ

     ふむ


   まあ 神殿はそうだろうね
   んで デヴァイも まあまあ「そう」か

    でも「今更感」はあるけど
    うーむ

   そうね

      でも


      まあ


      しかし。


    そもそも基本的に「自分が何を思っているのか」、
  意識してる人って少ないしな

    無意識に見ない様にしてる
    気付かない
    目に入れない
    そこに触れない
  
   ほんとうは「大切なもの」が失くなっているのに
   「気付こうとしない」

      それはあるよね


    ある種の「自己防衛」?なのかもだけど

 
   まあ そんな「いろんなもの」が噴出して
  「荒れる」と予測している、と

    ふむ


   そうね

    「なに」が 「どう」だと
   はっきり公表されていなくても。

    
    結構 みんなの「空気」「雰囲気」
      「気持ち」「感情」は
     ずっと「不安定」だったしな

  そんな「色々」を含めて
  「一旦 世界は荒れる」、と


  でもまあ「それ荒れ」はいいんだ

   「そこ」じゃないし

  そもそも「対処する為に私はいるわけじゃない」

    
   「なにか起きた事に対して治める」とか
   「先頭に立って導く」とかじゃないんだ

    まあある意味「先導」ではあるんだけど


  とりあえずもうちょっと「上がろう」か。


     もっと ずっと

   ぐーんと 「景色がスッキリ」観える、まで。



   「今の状況」と「これからの予測」

 それは勿論、これからの行動指針を練る為に必要な観察であるが
「存在を変えた」にとって それ程重要な「こと」ではない。

 そう、「現状」は勿論、「事実として在る」けれど
 「それは結果」で
 「創ってきた形」であるからして「それはそれ」、
 今更どうこうするものではなく 放っておいていいからだ。


  今 やるべきこと
    視るべきものは
   「せかい」で何が起きていて
   どうしたいか観ることで

 それを観て踏まえ
    行動するエネルギーを使うから、     
 「世界現実がそう創られる」を実践することである。
  
 
「  そう、みんなイストリア達の「予測」すら、 「関係ない」のよね。 」

 それは全然 別に
 「私と他が関係ない」という話では ない。

ただ「古い世界従来の考え方」と「新しいわたしの世界」の""というだけで
 なんらおかしな「運び」ではなく
 「これからの普通」であることだ。


  
     ふむ 。


 だから それを踏まえて「せかい」をぐうっと見透し、
 「ただ まっさらなわたし」に戻って「きちんと世界を 観る」。


 再び一旦、大きく息を吐いて。
 目を閉じ
 「せかい」へ還り
 の中の光を高いレベルで一定にして
  「器の私」、
  この「地に足をつけている私」から離れる。


 そして
   「真ん中の私」でありつつも
   「根源のわたし」まで戻り
  「せかいにある光」を眺めて。

  「その 様々な可能性」を観て 
  「一番しっくりくるもの」を 選ぶのだ。


「  ふむ 」

  耳に 聴こえている本部長達の声
  まだ優しく残るお茶の香り

 それを感じながら
  「みんなが現実世界で仕事をする中」
  「私はせかいの仕事をする」ということ。


 こうして観ると やはり面白いけれど
  私のやることは 実質「裏側の掃除」だ。


 今 「世界」には「いろんな結果」が在るけれど
 「それ結果」は「ここせかいにある可能性」が形になったもので
なにもいきなり発生したものではなく「みんなが選んで行った可能性の集大成である」。

 だから
 「ここにある可能性のうちの、要らない採らないもの」を消去して。

 「必要だけ」を残し、スッキリ掃除をするので ある。


例えて言うなら
 「無数にある星々の美しいものだけを残して消す」とか
 「無数にある分岐の最たるものだけを残して切る」みたいなもので
「あったとしても選ばないもの」を取り去りせかいをクリアにする、そういうこと行為だ。

「  ふむ 」

 そう、「せかい」は やはり私達のベースで
 「見えないけれど影響される」し
 「そこからすべてが創られる」から、
実際「せかいがごちゃついていると」世界は荒れるのである。


「   そう、ね」

 普段
 自分が「浄めて」いるから
    「片付け魔」だから、余計にそれがわかるけれど
「内が整理されていないから」「外側現実が荒れる」というのは自然の摂理で
 殆どの人が面倒だからとやっていない、「自分の内側の片付け」である。

 そして
 「各々のせかいの片付け」が終わるから
 「世界全体に影響が出てくる」のであって
それには先ず「」が必要だ。


  "「自分せかい」を すっきりさせ"

  "一番高いところ"
     "一等美しいもの"を観ていること

 それがシンプルなわたしの在り方で
 「どこにも寄らずに」「そう在ること」が 重要なのだ。

 そして「そう在れば」、次に何をすべきか自ずと見えてくる。


「  うん。」

 だから 一人静かに「バッサバッサ」と
  「せかいの網」を綺麗にしながら。

 みんなの真剣な姿を観て 
  ニッコリと微笑んでいたので ある。






 
 
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