透明の「扉」を開けて

美黎

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25の扉 発光

私が起こす風

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 そうやって今一度、落ち着いて「自分のなか」を
  観て みると。


  「 」、
  「世界の網目を抜けていく」ところが 観える。

 そして
  「の今いる位置」は「せかい」で
   「網目自体がないところ」だが
  「レナ世界地点」は「世界」で
   「まだ古く重い緻密な網が張り巡らされている所」なのが わかる。

  そう、「せかい」と「世界」の間には
  幾つもの階層があって。

 その「間」を自由自在に
  「いつでもせかいに在り」
  「その光を降ろす準備をしているのだ」。



「  うん?」

    「光を下ろす準備をしている」

 それは「下を見ていつ何を降ろそうか待ち構えている」、
  そういう意味ではない。

 だから「どういうことなのか」、きちんとことばに出来る様に「その状態」をしっかりと観てゆく。


      ふむ。


   「のいる位置」と
  「実際の出来事が起こる世界」には距離階層があること

  「なに」が「なに」になる形を成すのかはわからない決まっていないけれど
  「その質」は通る同じであること

 だから大体「どうなるか」理解できて
 「それ自体が」、
 「準備理解私の所業だということ」

  だから今 こうしてレナ世界の話を聞いて。

  「こたえひかり」を示すと
 世界に光が通る拡がること顛末になる。


「    ふむ ? 」

  そう、 それは
  「なにをする」ではない、

    「こと」じゃなくて「状態」

   「自分が為の 道を敷く拡げること」で


   私は今
  「」んだ。


「  うん 」

 それは結局、「具体的に出して見せれるもの」ではないから
 説明が難しいけれど
 「自分が今やっていること」がそれなのはわかるし、
 「この視えている階層」が「私の理想形」につながつているのも、わかる。


 だけどその「そもそもの矛先」が
  「みんなの為」とか
  「こうする為の最善の手法は」とか
 「ありきたりなもの」に ずれたならば。

  「それは成らぬ」し
  「なんだかイマイチなものが出来上がる」のだ。


 そしてこの「ありきたり」とは
 世界で使い古されたやり方を指していて
 勿論、「それ他の為」が
  「」は 
  「
  だからこそ、「自分」に矛先を合わせていねば 成らない。



 「偽善も」「犠牲も」「献身も」、なにもなくて。

 
  ただ「わたし」と「せかい」だけが あるという真理


 そしてそれは「わたしとせかい」ではなく「わたしがせかい」で
 だからこそ、そこを間違えては成らないのだ。



「    ふぅむ。 」

「ま、ゆっくり考えてよ。て言うか、いつもこの時間寝てそうだけど、眠くない?大丈夫かなぁ。」

 黙りこくってしまった私を 心配してはいないだろうが
 確かに「いつもの寝る時間」はとっくに過ぎているし
 は「寝るモード」に入っているのも感じる。

 だけど
 「タイミングは 今だ」と言っていて、
  「今 視ることでわかることがある」のも わかる。


 だから 温かく私を見守る茶の瞳を感じながらも
 「矛先」を せかい上方に定め直して。

  "そこら辺りから しっくりくるものいろ"を回収する為に
  大きく息を吐いて そっと目を閉じた。






   温かな空間で 静かにふわりと目を閉じると
  「その状況自体」がとても有り難く感じる。


 そう、「この状況」が
  「せかいの采配」だろうが なんだろうが。

 「今 ベストを導き出せる環境にあること」、
  それは 簡単に創れるものではないし
  その為に必要な準備は内外含めて沢山あるのもわかるから
 そのいろんなすべてに感謝して、
  ひとつまた 深呼吸する。

  
  
   うん    そうね

     みんな  ありがとう


   てか結構「初歩的なところ」、見逃してただけ
    じゃない?

 
  でも。

   そうね。


  「私の」、「目標」? でもないな
   「目的」まあ そうか

   「向かってる先」は決まってるんだけど

  「それをことばにすると」?
  「今 表現するなら なんと」?
 
     そんな感じかな



   ふむ  確かに
   「階層によって」、「そのことば表現」は違うだろうし

   「」は 「

    というか

   「」 のよね


     結果的にそうなる  ふむ


  

 「それ矛先」は
  「自分の目的だけを叶える」とか
  そういうことじゃなくて。

  「が それをすることで
   世界全体が引っ張られてゆく」、
  そういう「現象」で ある。


 「現象」というのは
  「目に見えるひとつひとつ」ではなく
 「それについての総合的な出来事が そう成る」という意味で
 
  「そういう意味で私は風を起こす役目だし」
  「具体的に「なに」と言えない「こと」をするのだ」。



   まあ だから。

  「ことば」にするのが ちょっと難しいんだけど
   なんか 今回は「そのものズバリ系」じゃなくて
   「総合的なこと」なのよね 多分



   「現象」。


      あ。


    そういう  こと  ? ?



 自分で「現象」を持ってきて、ストンと腑に落ちたけれど。

 がこれから
 「これまでなかったこと」で
 「新しい生き方」であり、
 「私達の存在を変える在り方」であって
 「それにより拡大を成せること」で ある。


 そして今
 「総合的なこと」、ということばをスペースに提示して降ってきたのは
 以前、考えていた「人間ひととは違うスパンを生きる」と いうもので。

 確かに「それは そう」だし
 それは ここから「適時私以外にも適用されて」
  「みんなで光を積み」、
  「世界は拡大するのだ」。

 そして
 それは「私が起こす 現象の一部」に含まれるもので。

 広く 無限の「せかい」の中で、
 が「具体的に取れる行動」の為のヒントカケラとして、出てきたのが わかる。


「   ふぅむ ?  」

 そしてそれを 今、言葉にするならば。


「  アンチエイジング? 違うな。 アンチじゃないのよ 」

「ん?アンチエイジングって、何?」

「  いや、えーっと ほら、歳を取るのを怖がるんじゃなくて。それぞれ、その年齢の美しさ? てか、そもそも怯えてるから変な方向に老けるって言うか なんていうか 」

「わかる!あのね、やっぱり歳を取るのを怖がってる人の方が、どんどん見た目は老けていくのよね。成る程、ヨルはそっち方面に目を付けたか。」

「   うん? うん、まあ あながち間違いじゃ ない。 」

 私の言葉を聞いて目を輝かせているレナは
 きっと金の蜜とは他に何か、凄い化粧品でも開発してると思っているに違いない。

「  うん、まあ、 でもそれもなんて言うか。 「外的にアプローチする」んじゃなくて、やっぱり「内的アプローチ」? 「これを塗れば」、とかじゃないんだよ。」

「………?なんか、言いたい事は分かる。あれでしょ、お金持ってて、そこに力を注げるから、そうなるって訳じゃないって。」

「 うん。  シンプルに言えばそういうことだな。」

「ま、ヨル見てると納得せざるを得ないわ。これでもルシアのとこの化粧水だけなんでしょう?いやぁね、モチモチじゃない。」

「  ん? 今は乾燥するから、ちゃんとクリームも塗ってます。」

「………まあ、そうなんでしょうけど。なんだろうなぁ、やっぱり環境かなぁ。」

「  それはあるとは思うけど。 でもやっぱり、ストレスが無いのが一番かな。」

「それよね。」

 
  そうして「収まるところへ収まった矛先」は
 いろんな形に派生しながら 夜のおしゃべりを加速させて。

  私が 大きな欠伸をするまで、
  延々と続いたので ある。







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