透明の「扉」を開けて

美黎

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25の扉 発光

快方

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「  「形のないこたえ」に、 慣れろ か 」


  そりゃ そうだよ ね 。

「  その上で、覚悟を決めて なかみを更新して行って。 その、「やった方がいいと思うこと」をやっていけば、それが随時 降りる、と。」


 昨日、裏側で睡眠中 みんな私達がワサワサしていたのは 勿論、把握している。

朝、すっきりと目が覚めて
 「それはなんでだろうな?」と検索してみたところ、
昨晩から朝方にかけての脳内会議がすっきりと閉廷したことに 気が付いたからだ。


「  みんな。 ありがとう、だね 」

 でも 多分「あの夢昨日の裏側」のなかみ要点を一言で言えば

 「が」
 「数多のものに派生して「現象となる」のだから 自分を整える」

 そういうこと真理
 結局「「世界すべてである質の」を担う覚悟」、それなのかも 知れない。


「   そう、 だよ ねぇ 」

勿論、「私は世界でせかいはわたし」だから
 「世界」が私で出来ているのは知っているだけれど
それが多分 まだ圧倒的に足りてないのだ。

 そしてそれは「足りないからやる」のではなくて。

 「主にその責任があるからそれを果たす」が正しくて
私にはまだ「古い感覚」が残っているから それを一掃する為の風邪浄めだったし
 こうしてひとつひとつ しっかりと韻を踏んで昇って。

 「踏める階段を創ること」が
  「具体的にできること」で「記していくこと」でも あるんだろう。


「   ふむ 」

 だから 癒えてきた体を少しずつ、普段の調子に戻すべく。

何か、優しいものでも食べに行こうと思って トコトコと食堂へ向かって 行った。









「    ♪ ~   」

 「癒えてきた」とは言ってもまだ私のセンサーは
「脂っこいもの」や「濃いもの」を受け付けていないし
なんなら「匂い」で気持ち悪くなる自信が ある。

「   ? そろそろ、いいかな?  あれ。」

 だから きちんとみんなの朝食時を外して
「誰もいなそうな時間」を狙ってみたのだけれど。

意外にも今日は「食事を終えた男達」が みんなでお茶を飲んでいて、どうやら私が入ってきたことにも気付かず
 何事かを話し合っている様だ。


「おはようございます、ヨル。何か食べますか?」

「 ううん、ありがとう。スープがあれば、スープを。 無ければサラダと紅茶を頂戴?」

「はい。じゃあ少しずつ、両方お持ちしますね。」

「 うん、ありがとう。」

 が気配を消していることに気付いたマシロは小声で注文を訊いてくれて
こっそり通ったオーダーは 厨房以外にバレてはいない様子である。


    ふふふ よし

  ここでゆっくり 「全体調整」、しようっと。


 だから「寝込んでいた間の情報収集」も 兼ねて。

ゆっくりと栄養を摂りながら 「情報」を摂取することにしたので ある。




    てか まあ 

    「食べ物」も 「情報」、だもんね 。


 「なんだか見慣れたいろが詰まっている ケール」をサクリと味わいながら。

子供達からのエネルギーが沢山降り注いだサラダを、有り難く ゆっくりと頂く。
     

   うんうん、冬も「何か作りたい」って
    プランター作ってもらってたしね

  そのお陰でケールが冬も。

   てか 造船所、あったかいもんな??

    「天窓」、もっと良い感じに両方出来れば
    ふむ

   なにか    そうね


    良い予感だけど  うん、とりあえず
    「声が上がるのを少し待つ」か
      うん。


 頭の中スペースが「子供達の話」になっているのは
勿論、「食べている野菜から」もあるけれど
 向こうで大人達が話しているのが「子供達の話」だからだ。


 それは 勿論「いろいろな話」で 

 「学ぶことや場所の話」
 「各扉間での違いや 「一緒に」できるか、の話」
 「年齢別の話」や
 「生活の場所」
 「時間の使い方」から
 「生活自体の学び」まで、彼等はいろんなことを話している。

 「その色々」は 所謂「これまでの問題点」であり、だからこそ改善の余地があるのだけど
「これまでと同じことをしても 同じことの繰り返しになるだけ」とわかっている本部長達は
「なにか新しい軸」を探しているらしい。
 
 だけどそれは そう簡単に見つかるものではないから、
 こうして話し合っている様だ。

そして なんとなくだけど
 「もう直ぐ本部長が私に気付いて」
 「なにかアイディアがないか訊かれる」のがわかるし
 極彩色の尻尾の動きは 始めから私に気付いていたことを示している。


     ふむ ?

 だから
 「ついでに派生し始めた 想像」を なるに任せていると。

 色々な繋がりから引っ張られてきた結果に
 「なるほどと唸る自分」も 視えてきたのである。





  さて
 「始めに」、スペースへ浮かんでいるのは
 「子供達のこと」、そして「未来というワードポイント

 それを換算すると「が一番伝えたいことは何か」、
  というテーマが出ている。

 そして それと同時に。

 「それか」、と自分が納得しているのは
  「風邪の間に見た夢の話」で
 "あれがここに結びついていること"に
  せかい中が ピンときている。


 なんて言っていいか 複雑だけど。

  それは「とても象徴的な夢」で
     「少しドキドキする夢」でもあり
  且つ、「時限的な夢」で
 
 今はそこから少し経っているから落ち着いているけれど、なにしろその夢を観たから私は「あー、やっぱりのんびりしている場合じゃないんだな」って 思ったんだ。


「    ふむ 」

  そう
  実際
  「私の時間」は 人より早いし
 まだみんなは自分を探していて
 私は自由に好きなことをしている。

  だけど「せかい」は確実に流れていて
  更に それは「新しく速い流れ」で。

 確実にせかいからのエネルギーは変わっているから、
私もうかうかせずに 流れに乗らねば変わらねば、成らないからだ。


 だから ある意味その夢は
 私に 現実を突きつける為の夢であるし
 「ああ こういうことなんだな」って 視覚的に理解させられた夢でもあった。


「   まあ。 そうなんだよね。 「そのレベルで」。 やらなきゃ、駄目なんだ。」

 「やる」、というのは勿論
  「自分がやる」ということでもあるし
  「子供達にもそう教えること」である。

 「子供だから」と 手加減せずに
 「甘く見ること」は誰の為にもならないこと。

それは 以前からのスタンスでもあるがしかし、やはり 私はまだ甘くて振り切れていないところが ある。

 だからそれを踏まえて。
  
 真剣に考え、
 「何を どうか」、仕切り直す必要は ある。


「   ふぅむ。」


「おい、そろそろ纏まったか?」

「    えっ?  まだです。」

 だから 
 「まだ本部長から声を掛けられていないのに訊いてきた紫の瞳」にイーッとして。

 とりあえず一旦、ポンと狭間へ入り
  夢の内容をもう一度観に行くことにした。



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