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8の扉 デヴァイ
言葉にできない、なにか
しおりを挟む私たちの 繋がりは
絆 縁 糸 運命 宿命
流れ 魂の対
そんな言葉ではなくて
きっと
言葉にできない なにか だと思う
いつだって すれ違って
会いたくても 会えない
見たくても 見えない
触れたくても そこには いない
そんな 遠い存在だった あなた
でも。
やっと。
見つけたの この 世界で。
ずっとずっと 彷徨うのかと
私の あの 一度の 選択で
過ちだったと 思いたくはない
あの時は ああするしか、なかった
ああしなければ 「私」が「私」じゃ なくなってた
そうして強情に
私が私を保った結果
私達は 随分と長い間 離れ離れになった
でも。
この、時に。
やっと。
間に 合ったの
世界が 再び綻ぶ この時
また あの 悲しい時を
繰り返さないために
ここへ 来たのだと。
わかったんだ。
そして あの時の選択が 間違いじゃなかったことも
知った
「私」が「私」を 手放さなかったこと
「それ」が
「今」の 繋がりを創った
いつだって 「私」だった
その ただ 一つの大切なこと
それ が あの子まで 繋がったんだ
「私」は 間違いじゃなかったんだ。
大きなことじゃなくていい
「私」が「私」で あらば
繋がること
それを 体現して 見せて
楽しんで
笑って
振り撒いて
抗えない美しさと
微笑み
全てを包む 優しい光を
振り撒けば それで。
きっと。
それでいいの
「私」のすること
それは 昔から ただの一つも変わってはいない
笑顔で
みんなに挨拶して
時には面白くない冗談を言って 笑われたり
お天気の話をしたり
夕飯の話をしたり
おやすみの挨拶をして
また
おはようの挨拶をする
そう 笑顔で。
それだけなの。
そして
沢山の美しいものを見て
心が震えたならば 謳い
溢れそうならば 踊り
胸がいっぱいならば ただ黙って それを感じる
そうして
内側から漏れ出す なにか を
「振り撒く」と みんなは 言うけれど
目には見えない溢れ出す「なにか」を
自分から感じながら
目に見える「笑顔」という 「形」にして
撒いていく
きっと はらはらと
ポロポロと
私から 溢れ出している なにか
それは
みんなから貰った なにかでもあって
周りの全てから 受け取った なにかでも ある
それをまた 私の「いろ」を加え
私の内側から溢す
ただ それだけ
全てを取り込み
また 溢し
また 受け取ったものを
受け入れ 消化し 溢す
それだけ
それだけで いい
わかった?
それだけで いい のよ?
よろしくね 「私」。
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