透明の「扉」を開けて

美黎

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8の扉 デヴァイ

なりたかった 「いろ」

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 遠く

       遠く


 始まりが 何処かも わからない

 遥か  遠くから来て


一体  なにに   なりたかったのか



 今も  わからない



どんな  「いろ」も 好きで

どんな  「いろ」も よくて

     楽しかった


その  時々で

 くるくると  変わる   「いろ」


それを楽しむのも   いい





 ただ  時折やってくる


 「鮮烈な 光」


 それに似た 「いろ」に   魅せられ


 乗っ取られる  瞬間





 なによりも  「生きている」と


 感じられる  瞬間 が あるんだ






 無意識に やってくる その瞬間

 ふとした時に  「そう」「なる」



やろう と思っても 難しいし

「それ」が 「できる」とも。


初めは 思っていなかった

    考えても みなかった


    「」んだ





    そんな 瞬間こと


       あるなんて。





ただ  そこに  「在る」 で。



味わえる  その 「いろ」



きっと ずっと  求めてきた 「それ」



「それを味わう為に 生まれてきたんじゃないか」


そう  感じられる程の  「なにか」





 それは 初めは  一瞬で。


 しかし 何度か  やってくる その「瞬間」



 その 気持ち良さに  沈み込むことに

 慣れると


 ふと  やってくる 「瞬間」が わかる




そう それに   気付いたら。


飛び込むんだ

何も 考えずに。



躊躇っては いけない

余計な事は 考えるな

ただ 「それ」に  身を任せ

溢れる   自分だけ の 「いろ」を


      ぶち撒けるんだ



   この   世界  に。





そうして  彩り  「それ」が


徐々に    拡がってゆく




 その また   新しい 鮮烈な

 抗えない  美しさの  「いろ」に

              惹きつけられて


   また  何処かで。



  新しい 「いろ」が  発現し


  世界は。




 「いろ」で  埋め尽くされて ゆくんだ



 「これまでにない」 「新しい いろ」


  「全部が 違う  いろ」



その それぞれの

独特な  美しさは


   なんとも言えぬ  色合いで


 世界を  彩るだろう

      取り囲むだろう


      照らすだろう


      輝かせるだろう





  それは   「知っている」な?





 「知っている」  「わかっている」筈だ




そう  心の 奥の  奥


その 一番奥の  まだ 奥に

ある  光に   気が付いたならば。




 必ず。

 なし得よう。




 もし  お前が 「探している」ならば。


   「それ」は きちんと

 「一番奥」に  しまってある



  その 時まで  大切にしまってきた



  世界を

  味見し

  楽しみ

  時には 苦しんで

  味わい尽くすまで

  気の  済むまで。




 
そうして 飽きたら  奥の奥へ 進むんだ


きっと そこに 見つける事ができるだろう

もしね?

そこに  なにも。

見えなかったなら。


まだ 「その時」では ないのだろう

もっと 遊んだら いい

味わい尽くしたら いい

できぬ事など ないんだ  きっと

「本当に やりたいこと」ならば。




そうして 自分の。

「いろ」が  見えたなら

また 会おうよ


その時は きっと。


沢山の 「この世のものではない 美しい いろ」が


観れる ことだろうよ





ああ

楽しみだ


漸く。

見れるのだな


あの   金色の  光 も。


そう

思い出した


 ずっと ずっと

 見たかったんだ

 あの  ただ一つしかない

 美しい 光


 追い求め  

 この 世界には    何処にもない と。

 何故だか 「知っていた」

 あの 光


 きっと ずっと

 全てが在る場所そこで   私を待っているに 

 違いないのだ


    そう きっと。

    ずっと。

 
 気が付いたからには

 もう 逃さない

 顔を上げ 空を 見上げて 真っ直ぐに。

 進もうじゃないか


どうやって 辿り着くのかもわからない

全てが在る場所そこ

でも

行ける筈なんだ

必ず。

だって  最後には

みんなが 辿り着く場所 なのだから。




それに  「知ってる」。


きちんと 魂で叫んでいれば きっと。

辿り着いて しまうんだ

自然と  運ばれてゆく  仕組みなんだ


だから 今日も。

叫び続けるよ



 馬鹿みたいに ね。









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