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8の扉 デヴァイ
天の岩戸
しおりを挟むみんな
みんな
出て おいでって。
思うのだけれど
呼ぶのだけれど
声を。
かけるのだけれど。
どうやら なかなか
外へ出るのは 難しい ようだ
でも それも。
わかる。
私も そう だったし
なにもない
何も 見えない
掴まる 所もない
支えも ない
足場も
光も
なんにも 見えない 真っ暗闇に。
一人で 一歩を 踏み出すなんて
なかなか できる事じゃあ ないんだ
でもね?
踏み出しては 欲しいんだよ
失敗したっていい
失敗なんて ないんだから
あるのは 経験 だけ
やった できた できなかった
その 「事実」だけなんだ
それには
いいとか 悪いとか なんにも なくて。
ただ 確かに
そこに あるのは それ だけ
それも 解ってるんだ
解ってるって わかるんだ
うん
でも
だけど。
踏み出せないんだよね
それも わかる よ。
自分も おんなじ様に
何度も 何度も
何度だって 飽きるまで
繰り返して きたのだから。
でも
じゃあ
どう しようか?
引っ張るわけにもいなかい
押すわけにも
無理矢理は いけない
それは 「これまで」と 同じ だから。
それなら どう しようか。
ああ やっぱり。
やはり 「あれ」には 意味があった
ちゃんと。
伝わって たんだ
そう 謳って 踊って。
笑って 奏でて。
「おと」 「こえ」 「楽」
「響」
「賑」 「笑声」
なんなら 「におい」
そして 隙間からの 「ひかり」
そうして
誘い出して みよう
楽しいよ
明るいよ
こっちは
とても 暖かいし 柔らかくて
心地良い
いい香り 優しい 笑顔
美しい 景色
柔らかな 音色で とても
心地が 良いんだ
そんな 空間を。
創れば いいか。
うむ。
そう しよう。
それなら きっと。
さあ 初めに 辿り着いた そこの貴方も。
手伝っておくれ
笑顔
光
明るさ
笑い声
いい香り
美しい なにか
美しければ なんでも
気配でも いい
風でも 空気 でも
いろ が あると もっといい
少しずつ
少しずつでも それが。
世界に 満ちればきっと 気が付く
外は 明るく 輝いて いると。
本当は
怖くは ないのだと。
さあ みんなで
誘い出そうじゃ ないか
まずは
はじめの一歩
今日から 始めの 一筋 を。
みんなで 世界を
動かせるから
ひとり ひとり が 笑えば
ひとり ひとり が
愛を 信じた なら ば。
さあ 岩戸の前で 踊ろうか
用意は要らない 身一つで いい
その 笑顔と
笑い声が あれ ば。
きっと その扉は
もうすぐ開く 筈だ から。
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