透明の「扉」を開けて

美黎

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8の扉 デヴァイ

パラドックス

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この 場所から見ると

 あれは黒いけれど

向こうから見ると

 あれは 白い


あなたは違うと 言うかもしれないけれど

 あの時は 「そう」だったんだ


 あの時は 赤くて

 さっきは 青い


そんな事は 日常には 沢山潜んでいて

言葉尻だけを捉え
隅だけを 突き

ひとの 脚を捕らえ 転ばそうと狙っていると


決して  「本当のこと」には

辿り着かないのだよ



 いやそれも。

 あなたの 「本当のこと」には

 違いないのかも 知れないけどね。




今日は 白くて

明日は 黒い

 それは それそのものが 両方を持つから

 なし得ることであって

なにもかもが  「そう」


凡そ 「片側だけ」で 在ることは

存在 ではなく

「部分」であると いうこと



だから。

「全て」を  見るんだ

 引いて

 遠くから  ただ  見る


さすれば  段々と見えてくる


 その 「全体」「両面」「本当の 姿」



それから。

選べば いい


どっちが  どう とか

      いい とか

      悪い も  無く



ただ それは。


 そう  「在る」だけ である。



道に  どちらが  「いい」「悪い」は 無く


ただ。


どちらの道へ  自分が 進むのか



ただ それだけのこと。




それを胸に置いて。



 さあ 今日も

   昼間の星を頭上に頂き


   出掛けようか   


   あの  金色の光を 目指して ね。


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